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2026-01-05 04:57

シェアハウスの「◯歳まで」「◯歳になったら契約解除」は可能か?

シェアハウス業界において一般化している年齢制限の是非について、実務的な視点からその法的・倫理的問題点を考察しています。入居募集時に年齢で一律にフィルターをかける行為は、合理的な根拠に欠ける差別に繋がるリスクがあり、法的に「グレー」な領域であると指摘されています。特に、入居中に一定の年齢に達したことを理由に退去を迫る運用は、正当な事由がない限り居住権を侵害する違法性の高い行為であると警鐘を鳴らしています。運営側には、単なるイメージによる排除ではなく、客観的なデータに基づいた説明責任と、コンプライアンスを重視した誠実な対応が求められます。最終的に、利用者の人格権を尊重し、トラブルや訴訟リスクを回避するための適切な管理体制を整える重要性を説いています。
・こちらのnote記事
https://note.com/sharehouse_note/n/ndaf0704b2624
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シェアハウスを探しているとたまに見ますよね。35歳まで、みたいな年齢制限。
あれ見て、これってアリなの?って思ったことありませんか? 今回はですね、シェアハウスの運営会社
LLC-HOUSEさんが書いた、まさに現場の視点からの記事をもとに、この年齢の壁をちょっと掘り下げていこうと思います。
あーなるほど。これは興味深いテーマですね。 一体どこまでが許されて、どこからがアウトなのか、あなたと一緒に見ていきたいです。
この問題の確信って、結局年齢は自分では選べない属性だっていう点じゃないですか。
まあそうですよね。生まれた年なんて選べませんから。 それを理由に住む場所へのアクセスを制限するっていうのが、法とか、あるいは倫理の観点からどう考えられるのか。
そこがポイントになりますね。 では早速なんですけど、まず募集の段階での年齢制限。
これが一番気になるところで、これってまあ違法なんじゃないの?と思いきや、記事によると、実は白黒はっきりしない黒寄りのグレーなんだそうですね。
そうなんです。ここが面白いところで、賃貸借契約において、年齢を理由に差別しちゃダメですよと、明確に定めた法律がまだないんですよ。
そうなんですか。
ええ、だからグレーゾーンになる。 ただその運営側が言う理由を見ていくと、問題の本質がだんだん見えてくるんです。
その理由がまたすごいですよね。記事にもありましたけど、年上の人は面倒だとか、若い人が集まらなくなるとか、これって何のデータもないただの偏見とかイメージじゃないですか。
おっしゃる通りです。例えば学生限定とかシニア向け住宅みたいに、特定のニーズをに答えるための区別なら合理性があると言えます。
でも多くのシェアハウスの年齢制限は、記事が指摘するように単に管理が楽そうだからっていう運営側の都合に基づいていることが多い。
この合理的な理由がないっていうところが問題を倫理的に黒に近づけているわけです。
なるほど。募集の時点で既にかなり危うい感じなんですね。でももっと深刻な話というか、もう既に入居している人が契約で決まった年齢になったからって、更新を断られて出て行ってくださいなんて本当にあり得るんでしょうか。
ええ、それこそがこの記事がほぼアウトともう断言しているケースです。
ほぼアウト?
はい。日本の借地釈迦法っていう法律では、貸主側から契約を解除するには必ず正当自由が必要なんです。
正当自由ですか?
ええ。家賃を滞納してるとか、何か重大な契約違反をしたとかなら話は別ですけど、誕生日が来たからなんていう理由は、正当自由として認められる可能性は極めて低いでしょうね。
ああ、よかった。
これはもう単なる契約の話じゃなくて、そこに既にある人の生活基盤を本民のせいじゃない理由で奪う行為ですから、差別性が非常に強いと評価されます。
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なるほど。法的には入居者がかなり強く守られていると。でも、もし自分がその立場になったらどうすればいいんでしょうか?不当な年齢制限で入居を断られたとか、退居を求められたとか。
いい質問ですね。記事では、まず消費者生活センターに相談することを勧めています。局版なしの188ですね。
188。
ええ。専門家が無料で相談に乗ってくれます。それに、もし裁判になった場合に参考になる判例があって、それが外国籍を理由に入居を拒否したケースなんです。
外国籍ですか。年齢とは違いますけど、確かに本人にはどうしようもない属性っていう点では同じですね。
その通りです。そういった裁判では、人格権の侵害だとして、事業者に数十万円から、まあ百万円ぐらいの賠償が命じられています。
結構な金額ですね。
ええ。なので、年齢による差別も同じように判断されれば、同程度の賠償が認められる可能性は十分にあると思います。
事業者からすれば、賠償金そのものよりも、あそこは差別的な事業者だっていう評判が立つダメージの方がずっと大きいかもしれません。
法的にはグレーだけれども、根拠がなんとなくなら倫理的に問題が大きい。
そして入居した後に年齢を理由に退居を求めるのは、法的にほぼアウト。こういうことですね。
ええ、その通りです。
そこで最後に、新たに一つ考えてみてほしい問いがあります。
はい。
この記事は、多くの年齢制限がなんとなくのイメージに基づいていると指摘していましたよね。
では、もし事業者が、この年齢制限を設けないと、こういうデータに基づいてコミュニティが崩壊してしまうんです、という明確な証拠を示したとします。
その時、あなたはその年齢制限を合理的なものとして受け入れられますか?
差別と合理的な区別の境界線って一体どこにあるんだと思いますか?
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