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今回はですね、シェアハウスのスマート契約というテーマを、少し掘り下げていきたいと思います。
はい。
これ、内覧をしないで、オンラインだけで契約が全部終わってしまうっていう、すごく手軽なやつですよね。
ええ。時間のない人にとっては、本当に便利さが売りですよね。
ただ、ここにかなりの落とし穴があるようでして、ある19歳の学生さんの実体験を元にした記事があるんですが、これを一緒に見ていきたいなと。
大学の資金を稼ぐために、とにかく時間とかコストを優先して家探しをした、という方の話ですね。
そうなんです。で、この記事を読んでて、うわ、これはって思った点がいくつもあって。まず、サイトに書いてある情報と、その現実のギャップから見ていきましょうか。
ええ。物件情報ですね。
はい。サイトだと、駅から徒歩10分って書いてあったのに、実際はもう20分近くかかったそうなんです。
うわー。
毎日のことですから、往復で考えるとこの差大きいですよね。
いや、かなり大きいですね。これ、不動産広告のルールで、道路距離80メートルを1分で計算するっていうのがあるんですけど。
ああ、なるほど。
ええ。信号待ちとか坂道とかは、一切考慮されない数字なんです。
はあ。
まさにデータだけじゃ見えない現実の典型で、オンライン契約だと、こういう部分が完全に見過ごされちゃうんですよね。
なるほど。で、さらに家賃ですよ。入った時は5万6500円だったのが、半年で2回も値上げされたと。
2回もですか?
ええ。物価高騰が理由だそうなんですけど、なんかちょっと怪しいなって。
いや、そこすごくいいポイントですね。それこそが、情報の非対称性っていう問題でして。
はい。
借りる側って、なかなか地域の家賃相場とか知らないじゃないですか。
まあ、そうですね。
だから事業者が、いやあ、物価高騰ですからって言えば、一見最もらしく聞こえてしまう。でも普通に考えて、半年で2回の値上げはまずありえません。
やっぱりそうですよね。
ええ。事業者が都合のいい情報だけを見せているっていうことですね。
うわあ。でも問題はそれだけじゃなかったんですよね。本当に深刻だったのは、入居してからの環境だったと。
そうなんですよ。全15人の入居者のうち、日本人は彼を含めてたったの2人。
たった2人。
はい。あとは東南アジア系の居住者の方で、生活ルールが全く守られていなかったと。
キッチンはもう常に油まみれで、共用部で大声で電話したりタバコを吸ったりとか、記事の言葉を借りるとまさに無法地帯だったと。
それで運営にクレームを入れても、帰ってくるのは経験文のメールだけ。
そうなんです。誰も現場を確認しに来なかったみたいで。
これはもう運営側が物件を、なんていうか、完全にコントロールできていない状態ですよね。
ええ。
記事では、技能実習生の方が入居していた可能性も示唆されてますが、特定の層に偏る背景には、やっぱり管理コストを極端に抑えたいっていう運営側の意図があるのかもしれません。
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ああ、なるほど。
ルール違反をしても誰も注意しに来ないってなれば、当然、やったもん勝ちの風紀は生まれてしまいますからね。
いや、最悪の状況ですね。でも幸い、彼は最終的にそのシェアハウスを出て、別の物件に移れたんですよね。
そうなんです。そこは本当に良かった点で。
しかも結果的に、新しい環境では収入が増えて、家賃は数万円下がったと。
収入が増えて、固定費が下がるっていう。
これ一番理想的な展開じゃないですか。
ええ。彼もインタビューで、もし事前に現地を見ていたら絶対に契約しなかったってはっきり言ってますし。
ですよね。
彼の体験が教えてくれるのは、やっぱり効率とか手軽さの裏にあるリスクですよね。
特に住居っていう生活の基盤を選ぶときには、画面上のスペックだけじゃなくて、
現地の空気感とか管理状態みたいな生の情報がいかに重要かっていう、そういうことだと思います。
本当にそうですね。この記事は事業者側にも問いかけているなと感じました。
オンラインで契約を完結するなら、その分情報の格差を埋める努力をもっとすべきじゃないかと。
まさに。今回の話はシェアハウスでしたけど、このデジタルの手軽さと物理的な現実のギャップって、
なんか僕たちの生活のいろんな場面にありそうだなって思いました。
ありますね。
あなたが効率化のために、知らず知らずのうちに何か大事な現地革命みたいなものをスキップしてしまっていることはないでしょうか。
少し考えてみるのも面白いかもしれませんね。