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2024-04-10 10:36

【#161】三遊亭ぽん太 アメリカ公演前哨戦24/4/7

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#落語 #シェアする落語 #三遊亭ぽん太
アメリカ公演にまつわるエピソードをたっぷり語りつつの四席。面白かったです。


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00:04
はい、シェアする落語の四家です。
4月7日、日曜日、江戸川区平井のひらい圓蔵亭橘家圓蔵師匠のお宅の後にできた施設ですね。
ひらい圓蔵亭におきまして、三遊亭ぽん太落語会アメリカ公演全賞戦行ってまいりました。
これは今週末からかな、ぽん太さんがですね、なんとアメリカに行って公演、落語の公演をやってくるというようなお話で、
西元州でしたかね、シカゴ大学、他何か所かですね、ツアーをするということなんですね。
それにまつわる、実際にこの向こうでかける落語をやるという公開稽古みたいなニュアンスがあったんですが、
実際はですね、この全米進出と言いつつ、シカゴとか五大湖の周り近辺らしいんですけども、あたりの経緯を漫談風にやったあたりが、実は一番面白かったですね。
そんなことあるんだという、とあるビッグネームの代わりで行くことになるというですね、その代わりの話ももう二転三転四転五転みたいな感じで、向こうの翻訳の方、研究者の方とですね、一緒にやるというようなお話になっているそうです。
それでですね、実際にアメリカでやる話をかけたわけなんですが、1席目が『長短』。
面白いんですけど、面白い以上にぽん太さんの技術の高さみたいなところで、おそらくアメリカの方向けにちょっと間を揃えるというか、受ける間をちょっとこうね、
初心者向けに合わせていくような感じのところがちょこちょこあったみたいです。
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某師匠がアメリカに行った時に、これはアメリカに魂を捨ててきたと。
アメリカで受けるためにとにかく臭くやるっていうですね、のをやってきたみたいな話があったらしくて、なるほどなというふうに思ったわけですが、若干ですけどそういう風に持てているのかなという感じが考えられましたね。
でもそれをさっき言っても長短いいですよね。この日長短が僕が一番好きだったかな。
2席目が『天狗裁き』ですね。天狗っていうのがアメリカ人に伝わるのかよくわかりませんが、夢の話っていうのは結構わかるところもあるのかもしれません。『天狗裁き』『ゴブリン・ジャッジメント』だそうですよ。
これは普通に面白かったです。むしろ僕はもうちょっと臭くやった方が笑い取れるんじゃないかなと思ったんですけど、割とスタイリッシュな感じでスッスッと技で聞かせていくっていうようなタイプの『天狗裁き』でですね。
これはこれでとっても楽しかったです。
仲入りここで入れたんだっけな。3席目はアメリカでやるというわけではなくて、この季節に1回かけておきたい持ちネタということで、
『あたま山』。これは桂枝雀師匠系統と桂九雀師匠から教わったということで、そうなると縁目は『さくらんぼ』というような名前になるわけですけど、
なんでしょうね。桜の木が生えてきた主人公にツッコミを入れる男の喋り方がいいですよね。
同じパターンをしっかり使っていって、話の順番に盛り上げていくみたいな感じですね。
あとやっぱり全体のリズムが素敵だなって言われる。荒唐無稽の噺ですから、荒唐無稽なだけにポンポンポンポンいかないと付き合いにくくなっちゃうなってところがあるかなと思うんですけど、
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その辺やっぱりぽん太さん上手いなというふうに思いました。
最後がですね、これもアメリカで書けるネタ。このネタのセレクトはいいなと思いますね『死神』です。
極めてシンプルで聴き疲れしない感じの死神ですね。
これといった工夫を入れたくなる話ではあるんですが、シンプルにポンポンポンと展開していく。
サゲは誰が作ったサゲだったかな。誰か誰が作った下げですというふうにおっしゃってたんですが、すいませんちょっと忘れちゃいました。
みんないろんなサゲ作ってますからねこの話は。でも非常にですね、さっぱりとおっかないみたいなそんな感じの死神でございました。
ということでですね、噺を持ってアメリカに渡るということでですね。どんな変化があるのか。絶対にこういう体験って落語家に絶対プラスの経験になるはずですので、
それがすぐ反映されるわけでもないのかもしれませんけども、面白いですよね。お土産話を聞きたいなというふうに思いましたので、
5月のぽん太ラボ。5月10何日だったかな。11日だったかな。連休からちょっと離れたところです。ぽん太ラボにも池の端しのぶ亭に行こうかなというふうに思っております。
なんかね、僕は先月と先々月ぽん太ラボに行ってるんですけど、今回のこのひらい圓蔵亭のぽん太さんの会はお客さんいっぱいいましたね。
圓蔵亭ってこんなに人入るんだっていうぐらいいました。この人たちがこの日のぽん太さんのアメリカ公演に至るまでのいろんな話、裏事情みたいなのを聞いて興味を持ってるはずですから、
土産話をやってくれるであろう5月のぽん太ラボにも足を運ぶんじゃないかなと。そうやってずっと足を運ぶ人がどんどん増えていったりすると楽しいですよね。
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7月7日にはなんと我らのシェアする落語、私が主催しております落語会シェアする落語の方にもご出演いただくので、このあたりの話も伺えるかもしれません。
もう着々とその実力をさらに増しているぽん太さんでございますので、今後のぽん太ラボであるとか、7月7日のシェアする落語であるとか、ぜひ皆さんお楽しみにしていただきたいと思います。
この日にですね、うちの落語会のポスターを7月7日のシェアする、ポスターじゃないや、チラシをですね配っていただきました。ありがとうございます。
でね、そのチラシからだと思うんですけどね、ご予約入ってるんですよ、7月の落語会に。
こういうのが一番嬉しい。今日聞いて面白いと思った人の会に予約入れちゃおうっていうね、チラシを作った会がありますよ。
おかげさまでね、ご予約結構好調でございますので、ご興味ある方はぜひともご予約いただきたいというふうに思います。
あと毎月のぽん太ラボの方もですね、お楽しみにしていただきたいなというような話でございまして、シェアする落語の四家でした。ではまた。
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