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2024-07-13 09:55

【#183】#シェアする落語 第36回 #三遊亭ぽん太 24/7/11

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シェアする落語初の怪談噺、というかサスペンスの『牡丹灯籠 お峰殺し』これがもう大好評で。
電話が鳴ろうが子どもが泣こうがぽん太さんの圓朝空間は崩れない。
珍品『笑い茸』に爆笑『お菊の皿』、さらに対談のあとですからね。かっこよかったです。終演後に11/3独演会のチケット売れてましたから。
#落語
#三遊亭ぽん太

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はい、シェアする落語の四家です。
先日7月7日、七夕、深川東京モダン館で私が主催するシェアする落語を数えてなんと36回、今回は三遊亭ぽん太さんにご出演いただきました。
やっぱりなんかね、五代目円楽一門会にこれだけ多士済々の二つ目さんたちがいるのに、なかなか誰にするか迷ってたんですけども、
なんかね、やっぱ三遊亭っぽい人がいいなって思ったらぽん太さんかなっていう感じでオファー出してご開催いただいてご出演になったわけなんですけどね、ここに来て本当にぽん太さんがすごい面白くなってるんですよね。
いやいい時に頼んだなというふうに思いました。私が毎節をちょろっと喋った後、ぽん太さん一席目が『笑い茸』。
これね初めて聞く話で、今他に誰がやってるんですかね。昔家元がやってた、家元立川談志がやってたって話はちょっと聞いたことあるんですけど、圓朝が作ったという話で、これだけの賃品でありながらちゃんと笑いどころがあるいいネタですね。
これは結構お客さん受けてましたね。良かったと思います。
2席目がですね、本当は圓朝ネタにして圓朝で3席をやるっていうような方向に持ってきたかったらしいんですが、いろんなことを考えたところで、とにかくこの日が暑かったということを考えてあえてお菊の皿。
この辺りがね、やっぱりこの人ちゃんとしてるなっていう気がしますね。圓朝ネタで3席揃えようっていう風なコンセプトを当日のその状況によって変えていく。
これやっぱ落語家としては正しい道だと僕は思うんですよ。しっかりですね、お菊の皿で爆笑を取っていく。いいんじゃないかなと思うように思いますね。
ここまでですね、裏方の話をしますと、いろいろあったにも関わらず時間がぴったりなんですよね。時間が本当にぴったり。
このまま進行でうまくいけるぞと思ったらですね、なぜか客席に戻ってこない人がいる。それも複数。
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なのでちょっと休憩時間を長めにとってしまってそのままトークに入ってしまいまして、トークもできるだけ短く切り上げようと思ったんですけど、僕が悪いのかぽん太さんが喋りすぎなのか、毎回このトークコーナー伸びてしまうんですが、結構いい話が言ってしまいまして。
さあ、5時までに撤収できるかなというところをですね、睨みつつですよ。3席目に大きなネタをやるっていうのも聞いてましたんで。
ちょっと前説的なね、業務連絡で繋いだ後に出てきたぽん太さん3席目がですね、牡丹灯籠。それもね、カランコロンじゃないですよ。
栗橋宿、お峰殺しです。ただこのお峰殺しに入っていくところをですね、ちゃんとそのカランコロンのね、あのあたりからですね、お札はがしですか、お札はがしのあたりから、あの夫婦がね、説明しなきゃいけませんから。
あたりからそこをずーっとね、地語りで流していくんですよ。その地語りがね、ちゃんとしてるからね、みんななんかね、この話何なんだろうっていう風に初めて聞いた人が思うところですけども、こう引き付けられていくんですね。
これは地語りのリズムがいいんですね。だんだんだんだん入っていって、実際に栗橋宿の方に入ってくるとですね、このセリフのね、やり取りになっていくわけですよ。で、最後に殺しが入るというところでね、シェアする落語初めてです。怖い話。
人情噺はありましたけどね、怖い話初めて。で、照明の効果もね、ちょっとだけ入れてみました。まあね、真っ暗じゃないんで、どうしてもね、カーテン閉めてもね、あの真っ暗にはならない会場でございますので、まあちょっとした余興、余興というかね、ちょっとした工夫でございましたが、
殺しのシーンに入るちょい前ぐらいにパパパッと電気が消えて、客電が消えて、ちょっと暗くなる中でですね、淫算なシーンが行われると。
まあ僕はその場にいなくて、後でビデオで見たわけですけどね。いい出来ですね。ただやっぱりね、ぽん太さんまだ若いから、ここからがあるっていうのが見どころなんですよ。今回ね、このおみね殺し栗橋宿でぐっと来た人が、
5年後、10年後、20年後、さらに深まった芸が楽しめる。これが二ツ目を応援する醍醐味ですね。ここは力説しておきたいのが、ぽん太さん11月3日にですね、ティアラこうとうかな、ホールで一人会をやるんですね。
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そのチケットをですね、販売したんですよ。このシェアする落語で。で、中入りの時にもう結構売れたんですけど、最後終演してドロドロドロドロドロドローっとこうね、追い出しの太鼓が流れる中で、あえてもう1回ちょっと売りに出してみたらですね、ここで買う方がいたんですね。
つまりね、あの牡丹灯籠を聴いて、この人の落語をもっと聴いてみたいと思った方がいたということです。それに他ならないんですよ。
実際その方って僕の知り合いがその中にいましたので、シェアする落語ですからちゃんとシェアしていただいてたんですね。これFacebookで「すっかり魅せられてチケット買っちゃいました」っていうふうに書いてあるわけですよ。
素晴らしい。これが僕のやりたいことです。
あの優れた、優れた二ツ目、技術を持っている二ツ目、面白い二ツ目、もっとみんなに聞いてほしい二ツ目を紹介して、そこのその人の会に足を運んでいただくと。
あとでぽん太さんに聞いたらですね、他の落語会のチケットもチケットと予約もね、ちょっと入ったらしいです。
ということでですね、三遊亭ぽん太さんが世間にバレるのもですね、時間の問題かなというふうに思いますね。
と同時にあの結構怖い話も長講もいけるぞというですね、実感を得ました。
だからその時に今回みたいに1席目に1席目に中入り、トーク3席目よりも、この前の楽屋さんの時、立川らく兵さんの時みたいに3席目まで終わった後トークの方がいいかなという。
やっぱりちょっとね、トーク終わった後に3席目だと客も演者もちょっと疲れてる感じがあるかもしれない。
それは感じさせませんでしたけども、やっぱりぽん太さんにしてみればちょっとしんどい感じもするかもしれないですよね。
そのあたりね、ちょっともう少し考えてみたいなと思うんですが、もうね、爆笑ネタも泣けるネタも怖いネタも何でもこいの、シェアする落語でございますよ。
いやー楽しかったな。今回もいろんな失敗してるんですよ。いろんな失敗してます。ご迷惑をおかけした方もいらっしゃると思います。申し訳ございません。
ですが、例えばね、アンケートを見てもみんなぽん太さんのこと褒めてる。嬉しい。
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いつやめようかと思っている落語会シェアする落語でございますが、次回は10月20日。
橘家文吾さんお呼びいたします。これで「ちょちょら組」がコンプリートだ。そして来年の1月にもやることが決定しておりますので、
皆様是非、万障をお繰り合わせの上、万難を排していただいて、ご来場賜りたいというふうに願っております。主催者でございます。
ということで、三遊亭ぽん太さんに改めて注目していただきたい。なぜなら面白いから。ということでシェアする落語の四家でした。ではまた。
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