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2024-12-16 06:26

【#217】第20回 #春風亭かけ橋 独演会 24/12/15 島鵆沖白浪

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#春風亭かけ橋
『島鵆沖白浪(しまちどりおきつしらなみ)』自然描写から殺しのシーンまで、圧巻に次ぐ圧巻。その前にきっちり爆笑の『時そば』。
もう、マシマシですよ。
長講二席やるのにまくら長々と喋っちゃうあたりがまたマシマシ!
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00:06
はい、シェアする落語の四家です。
今は12月の16日かな。
0時34分ですね。はい、12月15日日曜日、2件の落語会に行ってまいりました。
1件目がですね、
南池袋、みないけ座でですね、春風亭かけ橋さんの独演会。
いやー、すごいものを見ました。
なんて言うんでしょうね。まずね、 かけ橋さんうまい。
まずこれが一つね。 で、うまいだって思ったのはね、1席目の
『時そば』の一人目ね。あのうまい方のそばをおだててて食べる方のあの部分。
まあね、 既定演技みたいな感じですよ、古典落語の。
実にうまい。本当にそばを食いたくなった。 もうね、セリフ一つ一つの粒立ち方といい、その語りのリズムといい。
まあもう素敵、見入っちゃいました。 うわ、うまいなこの人と思ったところで、そのうまさそのまんまに
2人目のですね、 まずいそばを食う方ですね。
オウム返しですから。 食う方のところなんですけど、今回ね、もう遊び心満載。
あのうまさの上に、 遊び心満載なんですよ。
いやー、もうすっげー楽しくてね。 ゲラゲラ笑っちゃいました。
で、その後がなんとですよ。なんとなんと、 来年ね、
通し公演をやるということがもう決まって、今ね チケットも売っているというですね。
島鵆沖白浪(しまちどりおきつしらなみ) の中の
一番盛り上がるところ。 三宅島に
人物がね、うわーっと集まってきて、そこから抜けるところですね。 海流を挟んで、
ビッチリですよ。 超高峰2石連続。
あれをやりきるね。 体力ね。
そしてその稽古ね。
ご本人に聴いたら、これはもう三三師匠が、 柳家三三師匠が作り上げたものだというふうに、仰ってましたけども、
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落語ではですね、なかなか出てこない 自然描写。
特にその荒れる海と荒れてない海。 あの夜の感じで、
あのね、ちょっと幽霊の世界も出てくる。 そういうね、自然、超自然の描写がすっごい、その中に
殺しのシーンであるとか。
あのー、まあ悪人たちというかね。 これクライムサスペンスだと思いますけども。
そういう人たちのね、悪い人たちの
再会のシーンであるとか。 色っぽいシーンであるとか。
まあいろんな様子がぎっちり詰まってるんですけど、 これをね、全部やりきっちゃうんですよね。
もちろんね、 二ツ目ですから。
まだね、 ここからもっと、
もっともっと上げていく つもりでしょう。
うん。 もっともっと上がっていくんでしょう。
磨き上げられていくんだと思います。 けどね、
いやちょっとね、 持ってかれましたね。
あのねー、 船酔いしました。
素晴らしいと思います。 二ツ目でね、この連続ものの
公演に挑むという、 この心意気だけでも買うべきだと思いますけど、
もうすでに完成度がすごい。 いやーねー。
四家びっくりでございます。 いや、実に結構なものを
拝見いたしました。 自然描写の凄ましさは、
凄まじさは、
あの時はまだ松之丞だったかな。 今の神田伯山先生が、
徳川天一坊の車読みを、 読売ホールでやったことがあって、
それをちょっと思い出しましたね。 うん。
いや、本当にね、素晴らしいです。 いや、かけ橋さんも是非ですね。
例えば三三師匠とリレーで、 よみうりホールで、
どうですか。島鵆沖白浪、言えてないよね。 しまちどりおきつしらなみ、リレーでやるとか。
いや、なんか将来そんなことがね、起こりそうな 感じがいたしました。
ということでですね、 初めて、
かけ橋さんの独演会行って感激したというところで、 この話はおしまいでございまして、
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その後そのまま2軒目に行きました。 ということで一旦、
このお話ではまた。 シェアする落語の四家でした。ではまた。
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