00:06
はい、シェアする落語の四家です。 12月15日2軒目の落語会は、久しぶり下北沢、北沢八幡、
立川談四楼独演会です。 開口一番は
立川談九さん。 彼の3回目の『寿限無』を聴きましたが、やっぱり丁寧で
好感が持てる。 いい気持ちにさせてくれる。真面目な
そして どっか大らかな落語です。
楽しみです。 そして2番目は立川公四楼さん。
公四楼の幸は公務員の幸。 中央区役所勤務から
弟子入りという 立川流中年再生工場
立川談四楼一門に来たということでね。 ネタはね、前座にしては珍しいですね。
一目つつ上がっていく話ですね。『一目上がり』。
よかったですね。 なんかやっぱこういう噺を選びそうなキャラクターだなという感じはいたしますね。
そして3人目がですね
声という字をつける。 女性だけど男性。立川談声さん。
ここのとこね、何度か聴いていますけども 今回は『たらちね』
やっぱねー 聴くたんびにうまくなったんですよね。この人はやっぱずっとやりたかったことを
天狗連でやってたそうですけども今も 一生懸命ですね
一生懸命でねうまいのよ。 なんかねあの
前座デビューした頃の寸志さんをちょっと思い出しますね。
たらちねにね、あの おかみさん来るじゃないですか。
あのおかみさんにね芝居仕立てをちょっとね味を入れてるんですよ。 こういうとこはなかなかいいですね。
はいそしてお待ちかね。立川談四楼師匠でございます。 今日はゲストがなんと三遊亭好楽師匠ということで
談四楼師匠が楽屋入りした時の立前座だったのかな。前座修行ご一緒されている先輩ということなんですが
まああの好楽師匠が一席やられるので、そしてご自身のトリネタとして
03:07
『文七元結』をネタ出しをしているのでということで、1席目は漫談ですね
張り出しには『七人の弟子』って書いてありましたけども、 どちらかというと、やっぱりかつてのその修行時代であるとか
好楽師匠の林家久蔵の頃のねエピソードを面白おかしくお語りになりまして 大爆笑と
いうところですね いや談四楼師匠がね漫談で締めたの久しぶりに聴きましたけどまあ面白いです
よね
楽しかったです。仲入り後は三遊亭好楽師匠ですよ。またこの談四楼師匠の漫談を受ける形で
当時の楽屋風景みたいな話をされて、またさらに盛り上げた後で 落語の方は『胡椒のくやみ』
もうこのネタの「ほど良さ」ね。
時間帯というかタイミングで入ってきて トリネタが『文七元結』であるというところからですね
『胡椒のくやみ』という話を多分選ばれているのでしょう これがもうドンピシャですね。もうほんとよく爆笑というかほどよく楽しく
させていただけるっていうあたり名人、
名人って言ったらご本人怒りそうだけど
素晴らしいですね。ベテランで行ってそのベテランならではのうまさを じっくりね感じさせながら、決して噺が年老いてないんですよ。若いんです。
そこはもうびっくりしますね。あとに3年で確かね80歳になられると思うんですけど
素晴らしいですね好楽師匠
で 、トリの談四楼師匠『文七元結』 この『文七元結』がねそのそもそもその文七という人が本当にいたっていう、元結屋だった
っていう、ただ 落語の『文七元結』
あの大圓朝が作った『文七元結』の文七とは全然違う人だったっていうお話をね 。これはもう全部初めて聞くお話で、このエピソードを頭に持ってきて
でまぁ圓朝のねあのこれはまあ有名な話ですけども「江戸っ子とは何か」と聞かれて作ったという話を交えてから『文七元結』入っていくと
06:02
期日に聴きやすいですね 話の見え方が変わってきますそしてもうここは談四楼師匠
お得意ですけどもその落語の古典落語の編集力といいますか ちょっと馴染みのない言葉はさらっとこう置き換えて
ここに一言を入れるだけでシーンがすっと見えてくるなっていうところに一言すっと こう入れていくというそれはそれは細かいお仕事をされて非常にその間口の広い
それでいて古典落語としての味わいもしっかりとある 落語に仕立て上げているという
素敵だなぁというふうに思いました
あのいいですね
ということですね 大変豪華な
立川談四楼独演会北沢八幡でございました 来年もですねグーズウズ期の15日に北沢八幡3周年
北沢八幡の 本堂じゃないや本殿か
向かって右手の方に3周年がありますので まあここででね行われております6時から
活きのいい前座と豪華なゲスト2月15日のゲストはねなんと水道橋博士です ぜひ足を運びいただきたいというふうに思います
シェアする落語の四家でしたではまた