神田連雀亭での落語会
はい、シェアする落語の四家です。10月25日土曜日、翌26日日曜日が私が主催するシェアする落語を開催するので、まあ本当あんまり余裕ないはずなんですけど、まあだいたい準備も終わってるなっていうところでですね、
なんとあの神田連雀亭のワンコイン寄席でですね、多分これあの代宴の都合だと思うんですけども、林家山彦きよ彦の兄弟会が実現してしまうということで、急遽駆けつけました。もう一人は立川忍さんでした。
結論から言うとめちゃくちゃ面白かったですね。 オープニングの初中位は篠丸さんですけど、なんかねやっぱりね、攻撃的ではないんですけどね、シャープな感じなんですよ。そういう意味での立川流っぽさっていうのはこの人ありますね。
で、トップバッターがきよ彦さんです。 共演NGだったはずなのにというふうに言いながら、山彦エピソードをもうふんだんに、もう次から次へと面白い与太郎話が最高でしたね。
で、ここからですね、これは小道話っぽい。でもきよ彦さんの改作ですかね。親子酒、親子酒、お母さんと娘バージョンです。 これがね、酔っ払うお母さんと娘ってのは面白いですね。
あのやっぱりこのあんまりその滑稽噺の中で女の人って笑わせる対象にはなってこなかったと思うんですよね。古典ラグの中では。ボケ側をあまりこうやってやらされてこなかった。それは男ばっかりラグをやってたっていうことだと思うんですけども。
ここに来てね、そのコメディアンが活躍するっていうか、コメディアンって言い方がちょっと違うのかな。まあいいや。女性が主役で女性を笑われる、笑わせてもらう対象になるっていうのがね、非常に心地いいですね。
やっぱり酔っ払ってる人って可愛いので、ラグの中に出てくる酔っ払いって可愛い人がよく出てくるので、可愛らしさがね、人間のダメさですからね。それがね、女性の立ち振る舞いに入るとまたこれが面白いんですよね。なかなかこの娘さんの方がね、ワイルドな設定になっててこれも良かったなというふうに思いました。
続いて挟まれるような感じで、立川しのまろさんです。なんか同じ落語家だけど違う世界線に生きてるみたいなね。そのさっきの京彦さんによる山彦さんのエピソードを聴いて感想を言って笑わせた後に、まあね、大阪万博の話。大阪万博エピソードなんですけど、それ以上言わない方がいいな。
たぶん。あのめちゃくちゃ面白かったんですけど、非常に危険なネタです。ただ、政治性は何もないです。とにかく面白かった。落語家の生態として面白かったとだけ言っておきます。非常にね、切れ味の良い人ですね。この人はね。そこから看板のピンに入ってきました。看板のピンもね、非常に切れ味の良さが目立つ人だと思います。
目立つ話でした。よかったです。で、実はお初なんですよね。前から聴いてみたい、聴いてみたいと思っていた林家山彦さんです。やっぱり一番面白かったのは、あのまくらが一番面白かったのは、自分のダメなところを話すのは苦手ですっていうね。
自分のドジ話をするの苦手ですっていう。だからさっきの教育子さんが喋った以上の話は出てきませんっていうようなフリをしてですね。で、そこからマグラムも特にウケるような話もないんですけども、いろいろ面白いんですよ。間がすごく良くて、ちょっと話がぼやけたところで、ほらふわっとしてきたでしょっていうところね。それをパッと挟むとかすごくいい感じですよね。
そして入った話がですね、戦鬼の虫ですよ。これがね、めちゃめちゃ面白かった。もうね、その声の大きさもね、いいし、あのとにかくね、テンポ、リズム、あのセリフのこの間の取り方がね、すっごい綺麗なんですよね。非常にね、この音楽的に楽しめるし、キャラクターもすごく楽しめる形にできてるし、めちゃめちゃ楽しいですよね。
なんかにゃまぴこさんってね、やっぱりちょっとエピソードがね、先行してる嫌いがありますけども、落語めっちゃ面白いです。もっと聴いてみたいなっていう。まあもう3人とも今日面白かった。ごやけ安いな。ということで、シェアする落語の四家でした。ではまた。