好の助の休憩所
はい、シェアする落語の四家です。9月19日金曜日。珍しく仕事が早めに上がったので、東京は住吉、錦糸町から一駅のとこですね。
リサ、リサカフェですね。におきまして、好の助の休憩所、のんびり落語会好の助の休憩所に行ってまいりました。
これ好の助師匠が、普段お客さんに気を使ったり、新しいネタをやったりと疲れるので、自分を癒すためにやる会みたいな、そんな触れ込みだったんですけども、まあ行ってみましたところですよ。
ハイテンション、ハイテンションが楽しい。もう冒頭のまくらからですね、もう信じられないくらい面白かったですね。
あとお客さんが女性が多くてよく笑う方なんですね。いやーそれも楽しかったです。で一席目がですね、もうこれは大好きですよ。『蛙茶番』。
やっぱり好の助師匠らしいね。短く刈り込んであるんですよ。そしてどこを刈り込んでいるのかよくわからないぐらいに見事につながっていて、もう全部面白い。
なんかやっぱりこの噺もね、なんかちょっと面白いけどもっちゃりしてやる人って結構いると思う。次の噺もそうなんですけど、好の助師匠はさっぱりと江戸前でやりながら面白いっていうところがいいですね。もう爆笑しちゃいました。
二席目がですね、いいネタですよ。これ『宿屋の仇討』。どうもね、難しいなんていうことを聴いたこともありますけどね、これも楽しかったですね。あのまくらの伊香保温泉の話も面白かったし。
そこから入っていってね、やっぱりこれもね、結構短くしてるのかな?わからない。とにかくね、体に無理がかかんないっていうかね、聴いて疲れない。ただゲラゲラ笑ってられるっていうところがもう最高ですね。さっぱりとして面白いというところは、もうこれは好の助師匠はいつもそうです。
三席目『いただき猫』。これは講談だと『猫餅の由来』かな。なんか名前を継ぐ継がないみたいな話から、名人伝の話に入っていって、これも人狼ものですよね。これもね見事でしたね。
でね、『宿屋の仇討』も『いただき猫』のまくらのところでもちょっとね、とっちったんですよ。とっちったんですけどね、全然何の問題もないですね。その好の助師匠の落語の魅力が損なわれることは全くないのに逆に僕はすごいなっていうふうに思いました。
『いただき猫』はね、僕はでも落語で聞くのは初めてなんで知らない人も多いと思いますが、猫餅という餅を、だからネズミみたいな話ですよね。
その、真っ当な商売をしている人が問い目にいる悪い店の、なんていうんですかね、契約にかかってひどい目に遭ったんだけど、最後はハッピーエンドっていうかね。
サゲも可愛くていいですね。かわいいところをね、しっかりかわいくやるんですよ。好の助師匠は。本当にあのなんか江戸落語のこのさっぱりして面白いと、さっぱりしてしかも面白いっていう感じがですね、改めて僕は好の助落語が好きなんだなっていうふうに思いました。
3席でね、さらっと聞かせてさらっと帰る。この辺りもね、いいですよね。ぜひあの好の助落語を聴いてみていただきたいなというふうに本当に心から思います。シェアする落語の四家でした。ではまた。