圓橘の会の紹介
はい、シェアする落語の指定です。10月25日土曜日2件目、明日シェアする落語をやります。深川東京モダン館におきまして、毎度いつもおなじみの圓橘の会、三遊亭圓橘師匠の会に行ってまいりました。
会講一番はですね三遊亭萬丸さん、後からの話がですね、圓橘師匠の話がまたこう、しんびりと怖い話ですので、ここはご用気にというところでですね、ぼうだらですね。
最近言われてるのはね、スタンダードのネタが続いているところなんですけども、やっぱりね、今まで聴いたことがない形が出てくるんで、この辺は面白いですよね。研究に熱心で、かつ何度も言ってますけど、萬丸さんはね、しっかり自分にね、あったね、やり方やね、あったネタを持ってくるっていうのがね、僕はすごくいいなっていうふうに思います。
今日も面白かった。続いて大師匠出てまいりました。三遊亭圓橘師匠です。仲入りを挟んでね、今日は岡本輝道の猫騒動という話だったんですけど、怖い。
前半がとにかくミニマリズムというか、抑えに抑えた芸で仕込みをかけるんですね。香盤に来て、反七が出てくる。反七がですね、動き始めるんですが、そこでね、出てくるのはですね、推理小説的な、サスペンス的なものかなと思うとね、これがね、大師匠がやるんですよね。
サスペンス的なものかなと思うとね、これがちょっとホラーなんですよね。猫が好きな人はどうなんだろう。猫がね、色々とエグいです。ただやっぱりこの辺の怪奇の匂いっていうのが明治なんでしょうね。
舞台は江戸なんでしょうけど、この感じはやっぱり明治に作ったなっていう感じがね、それこそ牡丹灯籠とかに代表されるようなですね、この怪奇ものが、ちょっと怖い話が流行っている感じがすごく伝わってきますね。
でもね、これどうなんだろうな。やっぱりいつも以上に、この圓橘師匠じゃないと無理っていう感じがものすごいですね。圓橘師匠からね、色んな話をどんどんどんどんみんな習って伝えていってほしいなっていうのはあります。
で、あの文芸モノの中にもね、あって、あの話誰かやってくれないかなっていうのはすごくあるんですけど、やっぱ岡本綺堂物はやっぱり特に今日みたいなやつは、三遊亭圓橘師匠じゃないとできないなって感じしますね。
ということで長生きしていただかないといけません。はい、よろしくお願いいたします。ということでシェアする落語の四家でした。ではまた。