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2022-08-08 04:56

【第30回】立川笑二 ひとり噺 22/07/30

#落語
#立川笑二
#シェアする落語

古典落語にサプライズをぶっこんでくる立川笑二さん。今回もさすがでした。

『シェアする落語 第29回 立川笑二』10/9開催!
詳細は
https://www.kokuchpro.com/event/share29/
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00:01
はい、シェアする落語のshikeです。
もうちょっと1週間前になっちゃいましたけども、たてかわしょうじさんのひとりばなし、新宿道楽亭へ行ってまいりました。
1席目がですね、ゴンベイダナギだったんですが、このゴンベイダナギに入っていくまでの枕がすごく良かったです。
今のしょうじさんのつい最近の夏休みの話。
ネタ割りたくないんですが、ディズニーランドを諦めて、スカイツリーに行って、お絵かきをしていたら、てんてんてんみたいな。
とってものびやかで、ある意味ひとつ落語が描いているのんきな風景みたいなところで、ちゃんと落ちがついているのがとっても素敵。
もう1個の、高校生くらいかな?のよみたん村にいた、当時のしょうじさんの夏休みの話。これも素敵でしたね。内容はしゃべりません。どっかで聞いてください。
本当に良い枕だなぁと思いました。そういうのんきな枕からゴンベイダナギっていうのんきな話に入っていく。
ゴンベイダナギは家本立川男子が好んでやっていた話でもありますが、しょうじさんのやっぱり改作のポイントがあって、
ここは村の若い種のところが、これは本筋とそんなに関係ないくすぐりなんですけど、素敵に面白かったですね。重ねて重ねていく感じのですね。
若い人がいっぱいいるんですよ、村の若い人が。いっぱい出てきて、最後に主人公がちょっとキレるというところが、キレるって言ってもおじいさんですからのんきにキレるわけですけども、ここがしょうじさんらしさになって。
2席目がなんと撤回ですよ。これも家本が好んでやってたネタですよね。これはもう話そのものを結構いじっていました。
特に後半から下げに至るまでは、しょうじ改作の魅力が爆発という感じだったんじゃないですかね。中入りを開けて3席目がお直し。これは僕が今までしょうじさんで聞いた中でベストと言っていいような改作ですね。
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本当に素晴らしいと思います。これはさっきはその途中をいじるっていうのと下げまでをいじるっていう2つのパターンがあったんですが、これは下げはいじっていないんですが、もともとのお直しとはもう意味が180度変わってしまっているという、極上のそのトリッキーな感じですね。
やっぱりしょうじさんは意外性というかどんでん返しというかサプライズというか、こういうものをぶち込むのが本当にうまくて、初期の井上久史、日本人のへそとか、ああいう初期の井上久史の劇局を思わせるようなワクワクするような改作を手がけられている。ここは本当に素敵だなと思いました。
宣伝です。10月9日、門前中町の深川東京モダン館でシェアする落語第29回立川しょうじ、私が主催させていただいておりまして、しかもしょうじさんと対談をさせていただく。その対談の間は写真撮影OKという落語会を開きます。
ぜひぜひ皆さんご予約お願いいたします。というか、結構もう入ってますので、キャンセルは後からでもできますので、とりあえずご興味がある方は一回ご予約をしていただいた方がいいと思いますよ。というわけで、シェアする落語の式でした。ご予約お待ちしております。
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