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2022-08-10 06:45

【第31回】三遊亭はらしょう22/8/6

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#落語
#三遊亭はらしょう
#ドキュメンタリー落語

実話がこんなに面白い。三遊亭はらしょうさんのドキュメンタリー落語。
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はい、シェアする落語のshikeです。
8月6日土曜日、三友邸原生さんのねにま落語ライブに行ってきました。
原生さんというとですね、三友邸炎上師匠のお弟子さんで、炎上師匠のところ波紋になったんですが、色者弟子の扱いで、
炎上師匠からすごい好かれてたということで、可愛がられていたので、色者弟子の扱いで三友邸を名乗っていいということになって、
ドキュメンタリー落語というのを主に手がけられています。
新作落語も面白いんですけど、ドキュメンタリー落語というのは、三友邸原生さんご自身が本当にあった、本当に遭遇したことを落語仕立てにした話でございます。
僕は本当に、昔ポッドキャストでいっぱい配信されていて、それが一個一個がめちゃくちゃ面白かったんで大好きだったんですけどね。
裏公開にももちろん何度かお邪魔してたんですけど、最近ずっとご無沙汰していたんですね。
うちから練馬がちょっと遠いんで、なかなか行けなかったんですけど、今回土曜日の開催だということで、久しぶりにお邪魔してきました。
1席目ちょっと円目がよくわからないんで仮につきますが、千ヶ崎のアロハシャツ屋って言えばいいのかな。
これはですね、原生さんが東京に出てきて、海に行きたくなって電車を乗っていたら千ヶ崎で降りたと。
これはサザン・オールスターズのファンでやった原生さんは千ヶ崎という言葉に反応して降りたと。
で、歩いて海まで行こうとしたんだけど、結構距離がある。その結構海まで距離がある、本当はみんなバスで行くなかって、歩いて行ったらそこにアロハのショップがありましたという、そういうお話なんですけど。
これがね、前によく聞いていた原生さんのドキュメンタリー落語というのは、ちょっとナレーションっぽい地語りが全体を構成してたんですね。
それはそれですごい好きだったんですけど、より落語っぽくなってセリフ主体になってきました。
セリフ主体になって、ただ元々の原生さんが持ってくるドキュメンタリーのネタは相変わらずとんでもなく面白くて、ただそのセリフが増えた分、出てくる人のほぼ2人しか、原生さんご自身とアロハシャツ屋さんしか出てこないんですけど、
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アロハシャツ屋さんの心情がとても綺麗に出てくるんですね、そのセリフの中で。
そのセリフの中に出てくるところが、いわゆる古典落語ではなかなか表現されない哀愁、ちょっと悲しい、哀愁の愛の方の悲しみがじわっと出てくる感じがあって、それが炎上書っぽいんですよ。
ご本人に言うまでご本人は気がついてなかったんですけど、要はその、なんていうのかな、この話ハッピーエンドなんですけど、その中盤のアロハシャツ屋さんが結構悲しいことになる、その悲しさ、悔しさをぶつけるあたりのセリフの喋り方がね、実はすごい炎上書っぽい。
でね、それが嬉しくてしょうがないんですね、この僕は。
で、ハッピーエンドで、本当にドキュメンタリーなのかなと思って検索してみたら、ちゃんとそのアロハシャツ屋さんが出てくるっていうね、そこがやっぱ素敵だなぁ、ドキュメンタリー落語だなぁというところです。
中入りちょっと入って、2席目がですね、「タバコの思い出」という。で、これは高校時代の高校生であった原翔さんがどうやってタバコを買っていたかという話なんですけど、これもね、なんていうのか、全然大した話じゃないんだけど原翔さんが話すと面白いんですよね。
これは元々作ったものらしいです。で、今の原翔さんのセリフを重視した、地語りよりもセリフを重視した語り口でもって、昔の名作をリメイクするのはどうだろうみたいな話をちょっと終演後の原翔さんにしたら、もうそれを狙ってるみたいですね。
原翔さんってネタがもう300を超えているので、で、実はどれも面白いんですけど、改めてもっと落語っぽく仕立てるっていうことにチャレンジされるみたいです。もちろん新作落語も作りますし、新作ドキュメンタリー落語も作られるみたいなんですけども、過去の名作もね、聞いている人数はそんなに多くはないと思うんで、ちょっと失礼な言い方ですけど。
でもね、やっぱり僕は、昔僕が聞いていた原翔さんの名作をもっと多くの人に聞いて欲しいってすごく思ってます。ということで、原翔さんは今、練馬の自分の会中心の動き方、あと東洋館とかで出るのかな。あと連着点で出てます。連着点にご出演されていますが、
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たぶんね、この後もっとね、あれだけ面白かったら仕掛けてくると思うんですよ。そこにはね、ぜひね、これを聞いている方は反応していただきたいなというふうに思います。本当に原翔さんのドキュメンタリー落語、楽しい。ぜひぜひ聞いて欲しいというふうに思います。ということで、シェアする落語のしけでした。ではまた!
またねー!
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