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2022-08-30 10:06

【第36回】談吉百席第48回 22/08/27

ネタ出しの牡丹灯籠も良かったけど、新作が素晴らしい昼夜興行でした。

#落語
#立川談吉
#牡丹灯籠
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はい、シェアする落語のshikeです。8月27日土曜日、
ダンキチ百石第48回行ってまいりました。 立川ダンキチさんの読演会でございます。
僕ちょっとだけスタッフでお手伝いをしているわけなんですが、 今回のダンキチ百石は
今までの歴史では初めて 昼夜の興行になりました。これはまあ単純にですね会場の都合ということなんですが
初めて和室、初めて昼夜興行、 初めて
前座さんが上がるというですね。 初めて属志の会で
初めてネタ出しじゃないですかね、確かね。これがボタン道路です。 昼の部がおつゆ、寝座風呂、夜の部がお札剥がしという
そういうネタ出しをしております。 昼の部、夜の部、それぞれですね前座さん、立川シラピーさんが上がりました。
シラピーさんは来年の1月1日をもって2つ目昇進が決まっております。 あの厳しい立川志楽師匠が認めた2つ目として来年デビューです。
デビューじゃないね、昇進ということになりますが、 ここはですね実はあの
ダンキチ百石はもうずーっと4,5年 前座でですね
いろんなお仕事をされていたんですが、後座に上がったのはですねこの会では初めてということで、昼はコホメ、夜はですねこれがちょっと立川流らしい三輪旅の
ビッコウマのところですねを語りました。 もうきちっと前座に接しながら、徹しながらですね
前座に徹しながら、ちゃんと客席を温めるという前座の役割を果たしながら
かつですねこの人は 出吐けの笑顔が素晴らしいです
すごく好感が持てます。今のところ前座で前座の分をわきまえた中での元気な講座という感じでした。 声も大きくてはっきり聞き取れていいですね
この人が2つ目になった時に自分がやりたいことをやった時にどうなるかっていうのはちょっと楽しみな感じですね
立川シラピーさんでした。 続いてダンキチさんが上がるわけなんですが
ボタン道路は3席目中入り後の取りネタに持ってきて まず1席目が何をかけるかというと昼の部では
小さな幸せ、夜の部ではおよそ3 聞いたことない人のが多いと思いますが
これはですねどちらもダンキチさんの新作です。 小さな幸せは結構最近ネタ下ろしをしたネタで
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およそ3はそれに比べるともうちょっと前からネタ出しをしてどちらも ダンキチ白石で1回かけたことがあると思うんですが
ここで新作のですね 自作の落語で名を成した三遊艇延長に対抗する意味で自作の新作をかけるというダンキチさんの心意気がまず変えるところです。
そして延長とは似ても似つかぬ ストーリーよりは話全体のそのなんていうかねムードというか雰囲気を楽しむ
自作新作でございますがどちらも 普通に聞くと全然意味不明マシュールな世界
まあ 言ってしまえばイリュージョンの世界ですね僕は立川男子が
発見しながら完成できなかったイリュージョンという概念を 実際に具現化して一番具現化している
自作の新作落語でもってこれがイリュージョンだというのを打ち出しているのは ダンキチさんだというふうに価格を持っているんですがそのダンキチさんの新作の中でもですね
イリュージョン度がすごく高い 2世紀
あのどちらもこう会話をしていく中で どう考えても気が狂っているのに会話だけはしっかりつながっていくっていう
ところですねでこれをひっくり返すと我々の会話の中には本当に意味があるのか意味が あって会話がつながっているのかっていうふうに思ってしまうぐらい
意味がない言葉がつながっていく つながってしかも全体なんか幸せなんですよ小さな幸せなんか幸せな話だし
およそさんはおよそもまあホームドラマですね フォームドラマとしてちゃんと成立している
そこで喋られている言葉に方意味がないように という意味において本当に画期的な新作2世紀ですね
もうこのねでまたねー ボタン道路のネタ出しで来た人たちにめちゃくちゃ受けてました
どちらの落語も まあ例えばこんな感じですよ
だって奥様はのろし上げてるんですもの どこの奥様が今時のろしを今時どころじゃないですのろしを上げるんだって
お風呂入る 砂風呂よっていう
わけわかんないでしょそういうのが延々と続いていく そして会話が成り立ち落語を成り立っていくってもある種のもう奇跡に近いですよね
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そういったですね形の新作楽と2世紀をまずトップに持ってくる そして2世紀目に昼の部では3年目
夜の部では高校等 ここに古典を挟む
あたりで月の 中入り後のボタン道路につなげていくというこの流れを作るのはとってもうまい
なというふうに思いました ただその昼の部の
3年目は割とこうしっとりした感じの もともとそういう話ですよねそんなにこう笑えるところはないんだけどしっとりとした気分を
雰囲気を味わう そんな感じの話でよりボタン道路との親和性も高いような感じがあります
一方で高校等はあの古典落語でありながらダンキスタンの高校と久しぶりに聞きました けど
どうかパンクですね パンクな感じが
すごく感じられます なんかこの高校と
どーんというあたりが とってもパンキッシュな感じがするというところがですね
昼の部と夜の部で同じ古典をかけてもですね 変えてきたところかなと思いますどちらも尺としてはやや短めというのはやっぱ
3席目が重いですし 今回お客さん和室ということで座布団に座っているということで若干尺が短めのネタを選んだ
という感じがありました で
中入り挟んでボタン道路昼の部はおつゆしん座布団 あの
とってもねしっとりした土城というこのおつゆしん座布団っていうのは別に階段ではない どちらかというラブストーリーなので
そのしっとりした感じというのは とっても情緒は出ていたと思うんですがご本人もおっしゃってましたけど
なぜか武士の言葉で噛む ここがちょっと残念ではありました
で夜の部はですね有名なお札剥がし これはもうダンキチボタンボタン道路としてはもうかなりパーフェクトに近い出来
だったんじゃないかなというふうに思います いろんな方がいろんな形で今延長ものボタン道路にこの夏取り組まれていて
こんなにみんながやるとは思ってなかったということでダンキチさんは逆にちょっと 後悔している部分もあったようなんですが
でもとてもねあの特に夜の部のお札剥がしは あのですね
悪役っていうのかな友情夫婦の 会話のですね心理の描写とかがとってもよくできていて
非常に引き込まれるような講座でした トータルで考えた時に禅座さんが
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滑稽話を短くやってそこに新作を持っていって 短めの笑える古典を持っていってボタン道路っていうこの構成をこうしっかり考えて
いるあたりが ダンキチさんの
落語家として賢いちゃんとやってるなっていうところかなというふうに思います
まあたまたま会場が取れなかったということで今回はちょっと変則的な 会員になりましたけれども
まあ変則的な分ですね普段とちょっと違うダンキさんが見れた感じがあって 大変面白かったです
次回は10月31日従来の会場従来の ダンキさんがまあ多分3席やる
構成に変わると思いますのでこちらも楽しみですということでダンキチ役席の 感想でございました
シェアする落語の式でしたではまた
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