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2023-10-15 19:45

【#112】立川志ら乃一門会 2023/10/15

#落語 #立川志ら乃 #立川談吉 #立川のの一

深川東京モダン館で新たに始まる立川流の2つの企画。今回は立川志ら乃一門会に行ってきました。
志ら乃師匠のお人柄が滲み出るような、爆笑しながらも暖かい雰囲気の会でした。

10/18〜10/27寄席演芸家似顔絵展
10/28圓橘の会
10/29シェアする落語

深川東京モダン館の10月は落語でいっぱいですよ。
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サマリー

10月15日に、立川流一門会・立川志ら乃が深川東京モダン館で開催されています。立川志ら乃一門会では、立川志ら乃師匠と立川談吉さんが話し、志ら乃師匠は弟子・のの一さんの二つ目昇進について語っています。のの一さん、談吉さん、立川志ら乃師匠は、それぞれのネタで楽しませていただきました。志ら乃師匠はふざけトークが得意だと認識されがちですが、努力と工夫の人だと思われます。深川東京モダン館はいまや落語スペースになっており、是非とも落語イベントにお越しください。

落語会の開催
シェアする落語のシケです。本日10月15日、いつも三遊亭圓橘の会、圓橘の会や、私が主催している落語会、シェアする落語、
あと、神田陽子先生が主催、主催というのかな、モダン館を主催して神田陽子先生が主演されているモダン講談会、その他いろいろと落語講談などの会が催されている深川東京モダン館ですが、
こちらでですね、新しく今度はなんと立川流が会をやるということで、その本格稼働するのは来年からなのかな、ということでそのプレ企画と言いますか、そういう会が今日行われました。
で、2部というか、昼と夕方に分かれてまして、昼の部ではいわゆる普通の立川流一門会ですね、寄席形式の会です。こちらが多分ですね、日本橋亭がなくなっちゃう、日本橋亭が当分、ビル建て替えなんてかなりの長い間使えなくなるということで、新しい場所としてモダン館が選ばれたんだと思いますが、
このモダン館で立川流の寄せをやるということのプレ企画で、主任土橋亭里う馬師匠で立川ぜん馬師匠も出られて、みたいなですね、そういう会をやられて、僕もそっちも行こうかと思ってたんですが、
こちらが早々にソールドアウトしてしまいまして、で、これが終わった後ですね、3時ぐらいに終わりまして、終わった後に今度はですね、立川志ら乃一門会ということで、これどちらも立川志ら乃師匠が仕切られているんですが、
ずっと立川流の寄席は立川志ら乃師匠が仕切ってこられて、今後の運営についてはもうちょっと若手に任せるみたいな話も聞いたことはあるんですが、こちらのモダン館の企画、立川志ら乃師匠が進められているということで、
要するに立川流の寄席の興行があった後に、その後に十数分で入れ替わって、昼の夜の部みたいな感じですかね、新宿末広亭の夜の部が終わった後、深夜寄席が始まるみたいな、そんな入れ替えな感じでですね、
そんな入れ替えな感じで、こちらの立川志ら乃一門会というのが開催されました。私はこちらの方を予約して行ってまいりました。最初に出てきたのがですね、志ら乃師匠と立川談吉さんです。
お二人がですね、お話ししてたのが、主にどうやって二つ目になったかと。立川志ら乃師匠の師匠は立川志らく師匠ですから、立川志らく師匠が認めれば二つ目のはずなんですけども、当時は立川談志師匠がもう一回見るっていう話になっちゃったんですよね。
これがNHKでいろんな形で談吉相のツイート番組とかで流れている、有名な新宿じゃねえや上野の伊豆へという、うなぎ屋さんでの試験風景なんですけども、今日話題にもなってましたけども、どう見てもここで白之首相は落ちてるように見えるように映されてるんですよ。
けど実際は合格されて、ここでちゃんと談師が認めた二つ目になられてるわけですね。
談吉さんは立川談師最後の弟子ですので、談師師匠の満通満教育を受けて、そのまま二つ目になったというようなんですね。
二つ目の昇進の回には残念ながら談師師匠は間に合わなかった、亡くなられてしまったんですが、ちょうどその亡くなられた報道が流れた時、その直後がこの二つ目昇進披露の回だったんですね。
それで注目されて、ものすごいたくさんお客さんが来たというですね、そんな話もあったりします。
そうやって二つ目になった話をなぜしたかというと、白之首相のところに野野一さんというお弟子さんが来て、そろそろ二つ目昇進の準備に入っていく中で、もちろん野野一さんもネタを増やさなきゃいけない立川龍ですから。
談師師さんは2年で50席を覚えたそうです。
そういう形で野野一さんもネタを増やしていかなきゃいけないんですが、一方で白之首相もですね、二つ目を作る師匠としての自覚というか自信ですね、白之首相の場合はですね。
持たなければいけないということで、その心構えを作るためにこういう一問会をやるっていうですね、なかなか不思議な感じの会の仕立てになってまして。
そんな二つ目にどうやってなったかみたいな話をですね、冒頭で談師さんと白之さんがトークで予定10分、実際20分かけてお話をされたというところですね。
内容はもうめちゃくちゃ面白かったです。
その後に上がったのが白之首相のお弟子さんで、前座の立川野野一さん。
僕はこの野野一さんがすごく気に入ってまして、立川流はこうじゃなきゃいけないっていうのは落語が歌なんですね。
綺麗なメロディーでスーッと流していく小町でしたけどね。
小町って前座ネタで立川流だと結構やってる人もどの教会にもいるのかな。
僕実は聞いたのは初めてで、同館の別バージョンみたいな感じの話でしたけども。
まあ達者で綺麗に喋るんですよね。
前座のうちは歌をね、まず大きな声を出せるってこととあと口調をね、それぞれの口調を作ってほしいなと思いますし。
作ってる感じがこしらえてきてるっていう感じがすごくしまして。
すごくなんていうんですかね、有望な若手選手の基礎練習を見て楽しむみたいな、そういう感じの落語でした。
でもね、初めて落語を聞くっていう人でも野野一さんの落語は楽しいと思います。
今僕が知ってる中では、立川野野一さんと立川翔太丸さん、この2人の前座は本当にいいなと思います。
談吉さんと志ら乃師匠のネタ
続いて断吉さんが上がりまして、先ほどのトークの流れだと思うんですが、
久々に家元立川男子との思い出話をされまして。
スマスマですね、スマップスマップのビストルスマップに断吉翔が出た時の話。
いやー面白かったですね。一言も喋れませんけど、非常に楽しい話でした。
もう、やっぱり立川男子はそうじゃなきゃっていうね、そんな感じでしたね。
そこからですね、新作に入ろうか古典に入ろうかをちょっと迷ってた感じがあったんですけど、
思いっきりここはというところで新作を持ってくると。
新作何くるかなと思ったらいいの持ってきましたね、当たりの桃太郎。
この当たりの桃太郎は、僕断吉新作は基本的に全部好きですけど、
いわゆるイリュージョン落語の中でも傑作と言っていいんじゃないですかね。
僕の隣に座った美しい女性がハラッカッカ言ってギャラッギャラ笑ってましたね。
もう最高だと思います。
まあもう、断吉さんのこういう新作はその世界に乗れるか乗れないかみたいなところがあって、
そこは例えば滝川小柳師匠なんかとポジション的には同じかなと思うんですが、
当たりの桃太郎はやっぱり桃太郎なのでわかりやすいんですよね。
わかりやすいのにいびつな世界になっていて、一個一個笑ってしまうというところでですね、
僕は大好きです。今日も楽しく聞かせていただきました。
ここで中入りもなく白根師匠が挙がられて、第一声が今の何?って言うんですね。
落語家はああじゃなきゃいけないみたいなことをおっしゃられて、
そこから入った落語が目薬。
僕はやっぱり白根師匠なんでもできちゃう人ではあるんですが、
これ本当に徹底的にバカバカしい話が僕は好きですね。
たぶん一番好きなのはズッコケっていうネタなんですけど、
ああいう本当にバカバカしいネタを照れずにとにかく楽しそうにやるっていう、
で出てくる人たちが本当にバカバカしい奴らばっかりでっていうのが好きです。
そういう意味で目薬っていうのは多少色気のある話ではありますけども、
やっぱり徹底的にバカバカしいっていうところが良くて、
やっぱり白根師匠の目薬聞いたのは初めてだったんですけど、
こういう話に似合うねっていう楽しさに浸った後にですね、
まだ結構時間あったんですよね。
どうするのかなと思ったらこれで終わっちゃダメみたいなことを
軽く冗談を振った後でちょいとお前さんって始まっちゃったんですね。
柴浜ですよ。
柴浜は大好きな方がいっぱいいるんで言いづらいんですけど、
僕は実はそんなに、嫌いとは言わないけどそんなに得意ではない話ですね。
みんなこんなにやらなくてもいいんじゃねっていうふうに思っています。
ただこの会議自体が第一回だということもあり、
立川男子の流れを汲む落語家の一つの話なのかなっていうところで書けたんですけど、
これは白根師匠の柴浜がまた結構いいですね。
実はですね、あんまり得意じゃない。
芝浜と深川東京モダン館の落語会
僕が聞き手としてあんまり好きではないよって言ってるような話の方が優劣がわかるっていうかね。
やっぱりね、魚絵が乱暴すぎないんですよ。
だからやっぱりどっかしらその優和的っていうのかな。
そんなにツンツンしてない。
やっぱりどうしても僕は家元の柴浜のみんなが褒めるやつがそこまで得意じゃなくて、
何なんですかね、人間の生々しさを前に出しすぎちゃってる感じ。
それから延長話、いわゆる延長の連続物みたいなね。
ボタン道路みたいな、ああいうんだったらいいんですけど、
柴浜ってそれやっちゃうとなんかちょっと違うなっていうのがずっとあって、
それ比べるとやっぱりいい感じに角が取れてるところがあって、
こういうのはやっぱり多分自分の女性感とか夫婦感とかが出ちゃうのかもしれないです。
知らない人の奥様に対しては全く何も知りませんけど、
僕はすごく人間たて顔知らぬのの良さみたいなものが話に出てる感じがして、
詐欺に至るあたりの工夫がすごくいいと思うんですが、
やっぱりこれはここでネタを割らないほうがいいんだろうなっていう。
詐欺そのものは一緒なんですけど、詐欺のちょっと手前の部分がちょっと工夫がされてるんですよね。
あのあたりに白野師匠がこの話に込めたものがちょっと凝縮されてたかなというところですよね。
一言で言うと素敵な柴浜でした。
多分また年取ってくるとあれ変わってくるんだろうなっていう気はしますね。
そういう意味では柴浜っていう演目自体がそんなに得意じゃない僕もまた聞いてみたい。
またねちょっとね時間をこう置いて数年ぐらい置いて聞いてみたいようなそんな感じですね。
で、白野師匠はやっぱりこういうふざけ的なトークが得意なのでそう見られがちなんですけど、
非常に僕は努力と工夫の人だと思っていて、
後でちょっとご挨拶させていただいて、これは詳しくはしゃべれませんけど、
僕も同じ会場で落語会開いてるんですよ。
同じ会場で落語会開いてるんですが、そこにいろんな会場の使い方の工夫みたいなものがあるんですね。
そこはちょっと僕の方がもう20回ぐらいあそこでやってるのでここはこうなんですよみたいな話をですね、
偉そうにアドバイスしに行こうと思ったら明らかに白野師匠の方が本当にいろんなことをちゃんと考えていて、
工夫をされていて逆にこちらが勉強になったというようなところもあったりしました。
深川東京モダン館の落語イベント
ところでですね、深川東京モダン館が本当10月はもう落語月間になってまして、
これで縦がゆえの落語会が2つあったわけですよね。
通常の演吉の会があると、私がやるシェアする落語があると、
この後ですね、来週から、今週だ、今週木曜か金曜から、
ちょっと日付はどっか書いておきますけど、
予選限の似顔絵展があるんですね。千葉さん佐々木さんのですね。
この展覧会と言いますか、イラスト展示がある会の間に今回は落語会を3回開くという、
これもどっかに分かるようにしておきますけども、
メンバーがなかなか豪華で、林安子さん、竜邸一郎さん、
うちの会にも出てもらったことがある雷本助さんというね、
それぞれ1日ずつ、そんな長くはないですけど落語をやってもらえるということで、
本当に深川東京モダン館がどんどん落語スペースになっていくというね、
大変喜ばしいことだというふうに思っております。
非常に駅から近いですし、門前中町って行ったことない人からは遠く感じられるんですけど、
茅場町の隣ですから、日本橋の隣の隣ですから、ほぼ都市なんですよ。
だからまあ結構、都内お住まいの方だったらすっと行けるというふうに思いますので、
ぜひですね、深川東京モダン館の様々な落語イベントにですね、
お越しいただきたいななんてことを思っております。
また、たてかわりの会も今度12月にやって、来年から毎月になっていくのかな。
僕もね、とっても通いやすいところにたてかわりの会が開かれることになったので、
大変ですね、これから楽しみです。
ということでございました。ちょっと長くなっちゃった。
シェアする落語の式でした。ではまた。
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