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はい、シェアする落語のシケです。稲荷町の一番太鼓、落語業界ではすごく有名なね、 あとあの麻婆豆腐でも大変有名な中華料理屋さんですが、ここであの
弁財亭和泉師匠が多分各月かな、勉強会を開いていて、 いつもはお一人なんですけど、正月だけスペシャルで
三遊亭天どん師匠とですね、 寒空はだか先生を呼んで、3人でですね
稲荷町で秘密集会スペシャルという感じでやってらっしゃるんですね。 前はあの、河童橋の鳴ってるハウスっていうライブハウスでやってたんですけども
今はこの稲荷町一番太鼓に移ってきて、 一番太鼓のおいしい料理をですね、後で楽しめるという大変お得な会になっています。
毎年やっていて、順番を、出順をですね、毎年変えてるらしいんですけど、 今年の順番はまず弁財制定泉師匠。
いやー、あのね、
枕、短めな感じでですね、ネタ入っていったんですけど、 まあもちろんね枕ではどうしても今回は
林家正楽師匠のね お亡くなりになってしまいました。林家正楽師匠のお話を出さざるを得ない
ところで なんか用意してきたネタが
なんか違うのをやることになったみたいなですね、経緯があって。 ちょっとすいません、この辺ちゃんと覚えてないんですけど
なんていうかこう、昨年作った中で一番 どうかしてるというか危ない感じのネタっていうところで
始められたんですけど、これあの演目、『私が私が』って言うんですけど すごかったですね
弁財亭和泉は また新境地に達しました
毎回毎回その人物に対する洞察力と その洞察力を基にした人物造形のオリジナリティの高さ
というのはすごいんですけど、なんて言うんだろうなぁ うんとですね
ギャグをポンポン連発していく 面白いことがどんどん起きていく中で、お笑いがどんどん増幅されてくるっていうのは
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いろんな話がそうなっているし、泉匠の話もそうだったと思うんですよ ただですね、この楽譜公演8割ぐらいが2人の女性の会話だけで成り立ってるんですね
この2人の女性の会話の なんていうんですかね、気持ち悪さ
がもう凄ましくて 笑いながら真綿でこう首をこう
締められていく、それも少しずつ少しずつじわじわ締められていく これがねー
ちょっとすごいっすね、もうなんかスリリングでしたね 舞台は神保町の喫茶店で
女性、まあそこそこに歳いった女性 2人と
そこの店員と新米のね、アルバイトの店員と
マスターという その4人しか出てこないんですけど
なんていうかねー
この2人の会話がお互いをこう 立てる褒め合うように見せかけてみたいなね
これ以上言わないぞ
このね気持ち悪さ すごいですね
あの須野泉賞、毎回そうですけど 須野泉賞のあの
一時期あのね、スイカ時代にラグボー協会の 学級委員長っていう風に言ってたくらいですね
普通にあの素敵な方ですよ あの
普通に控えめで素敵な方がね、一瞬こうギラッとこう 狂気を
持ってくる、そうだわかった言いたいことがわかった 日常の中の狂気
みたいなものを うわっと拡大していくっていうのがね
凄まじかった、今までの泉賞の新作も面白いの いっぱいあるわけですが
その中なんだろうな、新しい笑いだと思いました僕は 落語はまだこんなこともできるんだなっていうようなね
他の演芸ではできないなというふうに思いました そういう意味では本当に
聴けてよかったし単純に死ぬほど笑いました で出てきました、次に出ていらっしゃったのが久しぶりですね
三遊亭天どん師匠 相変わらずもう
ひがみパワーというか もう獣神まで獣神って言ったらあれかもしれないけど
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もう天どん師匠の面白さみんな認めているのに なーんかこのねプツプツひがみっぽいのがね
もうそこが面白くなっちゃうところですよね あのね枕でねずーっとうんこうんこつってましたよ
ついでに打ち明けでも言ってました でもそういうところをやって人の悪口バンバン言ったりとか
うんこうんこ言ったりとかしてもね なんか全然不愉快な感じしないんですよねこの人本当にすごいなって思いますね
というですねネタはね 味噌蔵でした
でもねあの酒屋だって言ってたんで味噌蔵あんのかなっていう 味噌でめぬりはしてましたけど
酒ふらじゃないのっていうふうには思ったんですけど まあもうでも一個一個がもう全部パワフルで
例えばあの 従業員の皆さんが食べたいものを言うシーンってのがあるわけですよね
オーナーのなぜかカタカナにしてますがオーナーがいないケチなオーナーがいない好きに 食べたいものを言うシーンってあるんですけどその食べ物を
料理の名前を並べるだけで面白いんですよ それはその並べ方にそういう工夫があるんですけど
これがね何点だろうなぁもう 全体の流れあのとに転頓師匠らしいそのペース
転頓師匠らしいそのリズムって一切狂わない狂わないまんま 女リズムのまんまそして古典ラグの世界も全然壊れてないまんま
オリジナリティがバンバンバンとぶち込まれる やっぱねいやかっこいいなっていうふうに思いましたね
転頓師匠 あのー
山友亭わんじょうさんを弟子で預かってらっしゃるので わんじょうさんが新打広工業に並ばれる
ここでね何を言うかって今から楽しみですね ネタもいっぱい持ってるし俺やるのかなぁみたいなことも含めてね
あのーとっても楽しみです まあ一言で言うと僕は転頓師匠が大好きということになってしまいますかね
軽く中入りが入って今 落語協会の準会員になっているという
寒空はだか先生 僕はね
あのー 落語家になりたいと思ったことは一回もありませんが
寒空はだか先生には今でもなれるもんならなりたいですもうそれぐらい憧れの人ですね あの寒空はだか先生に
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みたいに喋りたい 寒空はだか先生みたいに喋れたらちょっとあの魂は悪魔に売りますね
ということを直接ご本人に申し上げられたのがまあ昨日嬉しかったことなんですけども あのねかっこいいですよね相変わらずでも
リズムがね
テンポがねもう寒空はだかではしかできないテンポで でね何がねこの回何が嬉しいって寒空はだか先生の時間が長いんですよ
長い長いけど長さは一切耐久さは一切感じないので この次から次へと繰り出される様々なネタ一個一個かも全部面白い
し裸先生じゃないと絶対ネタにしないみたいなですね ところがねすごいですよね歌ネタは相変わらずもちろん多いんですが
東京タワーの歌は最後に撮っておいて東京タワーの歌もねまたちょっと あの別バージョンが出てたりなんかして面白かったんですけど
今回は僕個人的にハイライトだったのは大阪万博に関するですね
替え歌があって 本当これもあの死ぬんじゃないかと思うぐらい
笑いましたね あの帰りがてらあの歌ってましたからね
ちなみにあの 僕も大好きなの朝ドラのブギウギ
ですね の中で出てくる笠木静子の曲
の 替え歌なんですけど
いや素晴らしいですね
やっぱり裸先生ってね多分ね3分でもさらっと面白いこと言って降りられるし 40分でも50分でもできるんですよ
延々となんか自分の世界を フワフワっとこうひらひらっとこう作って
さっと変えられるもうねかっこいいなぁ
で打ち上げあったんですけど打ち上げであの に交渉されさせたの一体をご一緒していただいた方々が
やっぱみんな同じことだけですよ裸先生かっこいいねっていうね なんかそんな裸先生かっこいいねっていうのを
他の人とを言えるっていうのが 幸せですね
まああの今純会員でなんか1年間純会員やの扱いらしいんですけど 会員になって
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会にまあ会が1年間で会員になるみたいですね そうするともう寄生の出番ももっと増えてくると思うんで
まあ裸先生のいろんなところでねご活躍されてますけど
聞きに行ける 聞きに行きたい人が気に行ける機会がね
あの増えるんじゃないかなっていうふうに 思うんですよ
これはねあの 幸せなことですよ
ぜひぜひあの裸先生の漫談を お楽しみいただきたいただあの長いやつを聞けるっていうのは
なかなかないと思うんでそういう意味ではまあ来年この回 もし開催されるならですね
ぜひということですね あのお席満員でした
満員売り切れの感じでしたけども 予約票ちらっと見たら私が一番でした
これちょっと恥ずかしいんですけどまぁしょうがないですね どうしても聞きたかったんで
で a 一番太鼓は料理めっちゃくちゃうまいです
とってもお得な会ですぜひぜひということであとまあ3月にまた 弁財亭和泉師匠のね
勉強会が 開かれますのでこちらの方もですね
秘密の集会 足を運びになってはいかがでしょうか
いやほんと面白いよあでもそう考えと本当にもうあの贅沢ですねなんか正月あんまり いいことなかった感じがしたんですけど
でまぁこの日の前日もあんまりいいことじゃないことが起きちゃったんですけど それでもねあの
お三方の芸に触れて うまいもん食って酒飲んで
なんか正月っぽかったですねよかったよかった うん
そんな感じでございます a シェアする落語の死刑でしたではまた