薬研堀講談会の開催
はい、シェアする落語の四家です。12月28日日曜日、薬研堀不動院におきまして、薬研堀講談会、毎年ですね、12月の薬研堀講談会は、12月のですね、最終日と言いますか、縁日の日にですね、行われまして、無料なんですね。
で、なんと、講談協会会長の宝井琴調先生がご登場されるということになっております。で、今年はですね、1席目がですね、この会、琴調先生の1席目ってのは結構いろんなことがあって面白いんですけど、20年前に作って、ラジオ局からの依頼で作って、それが没になって、作り直し、2日で作り直して、かけたのが『東西鍋合戦』
というお話。俺があきたこまちのプロモーションだったのが、きりたんぽのプロモーションになったというですね、まあそういう、企業案件系の講談ということなんですが、これよくある。
東西鍋合戦というですね、お話でございます。
なんか最近、若手の中で、
修羅場(ひらば)をちゃんとやろうという勉強会を開くと。修羅場ってそんなにね、お客さんの人気があるところではないので、非常に講談らしいところではあるんですけど、
客来なくてもいいから勉強会をやろうということで立ち上げられたらしいんですけど、なぜかお客さんも結構来ているというようなですね、
お話をされた後に、この新作講談をかけられたわけですが、これ全部修羅場です。
テント流ね、台本を読みながらのオールドスタイルの講談でしたけども、要はですね、あきたこまち姫をめぐる
東西の鍋の戦いというですね、ひたすらその料理の名前がいっぱい出てくるっていう、非常に面白い講談でも、とにかく立ち見も出ちゃって大変な
盛況だったんですけど、お客さん大喜びでした。私もですね、ゲラゲラ笑っちゃいましたけども、その後にですね、
ネタ出しは、『紺屋高尾』でございます。
あのやっぱり琴調先生の『紺屋高尾』はやっぱりなんて言うんですかね、いい感じのその軽妙さがあって、でも元の芸がしっかりと太いので、
安心してその軽妙さを楽しむことができるっていうですね、その良さがありますよね。
講談で聴く高尾もいいものでございます。 いやーでも本当にね、あの年の暮れにこういう
素晴らしい芸を聞けるってのは幸せなことだなっていうふうに思います。 これはまあ室内で行われたわけですけども、表に出まして
ちょっと待っている間にですね、駐車場に椅子が置かれるんですね。 去年まではその椅子の上に大きなテントを張っていたんですが、
今年はそのテントがなくなって、その分照明がちょっと暗い感じになっちゃったんですけども、
まあとにかくね椅子がいっぱい置かれまして、お客さんもやっぱり日曜日だったこともあるのかなぁ、すごく多かったですね、今年は。
年末の辻講釈
これも年末恒例の辻講釈でございます。 今年の司会は神田山緑先生と一龍斎貞寿先生でございます。
このお二人ともですね、あの もちろん軽妙な司会をですね、される上手いんですけども、
あのおそらく全体的なその段取りがですね、全然繋がってなくて、大変なことになっていました。
お三方出るわけでございますが、お一人目がですね、 宝井小琴さんですね。前座の頃にちょっと聞かせていただいたことがありましたが、
今年めでたく二ツ目昇進ということで、
まあね短いお時間ですけどもということで『村越茂助 左七文字』でしたっけ。
あの押せるとこでグッと、まあ基本的に女性らしい可愛らしい方なんですけども、 押せるとこでグッとその
侍の男っぽさがこう出ていて、よかったですね。 短い時間ではありましたけども、
いいと思います。で、お二人目がですね、 田辺いちかさんですね。この方も来年真打昇進ということでということで、
もう上手いっすね。もういろんなところにそのお客さんを喜ばせる仕掛けを、 短い時間の間にもフォッフォッフォッと入れてくる。
自然にね、自然にパッとここで笑いとる、ここで笑いとるっていうところが緻密に入ってきてる感じがしました。
演目は『安政三組盃 羽子板娘』。 町娘か佐竹の大名のとこで奉公していて酔っ払うというそういう噺です。
なかなか愉快でございました。 で、もう段取りがぐちゃぐちゃなので、もうここで時間がないんですよ。
で、一龍斎貞花先生が鳥居を務めるわけでございますが、貞花先生がですね、いろんな色紙を書かれている。
で、それのそのじゃんけん大会でその色紙がその景品になってるんですけど、その扱いであるとか、
あとその最後のその高座であるとかですね、そこがもう5分なかったんじゃないかな。
貞花先生の扱い、あれで大丈夫なのかなっていうですね、まあそういう心配がございましたが、
まああの、講談師のベテランの方々ってなんか皆さんその心が広い感じがいたしますね。
ということでですね、まあ今年は長嶋茂雄が亡くなられたということでですね、
『長嶋茂雄物語 天覧ホームラン』ですね。
あのー、だから貞花先生はその長嶋茂雄物語を作ってご本人にその聴いていただいたことがあると。
なんか可愛がられていたみたいなお話をされていましたね。すごいことですね。
いやでも本当にあのもうちょっと聴きたかったですね。見事だっただけにさすがに短すぎた。もうちょっとね聴きたかったなって。
張扇供養の儀式
今年もですね、辻講釈、寒かった。
うん、あの、例年に比べればねちょっと暖かい感じもしたんですけど、やっぱり足元が寒いんで、なんかね、あの対策を今年もかなり対策したんですけど、
なんかもうちょっと対策を考えようかなというふうに思いました。つまり来年も行きたいなというふうに思っております。
で、ここですね、張扇供養というのがございまして、
まあこの日の中にですね、使命を役割を得た張扇をくべるという、まあそういうことでございますね。
で私ども素人も、あの扇方の紙に文字を書いて、まあ願い事を書いてくべるという、まあそういうですね、私も今年も
並ばさせていただきました。非常にいい感じの、あの『ひらばのひと』という漫画のね、何巻だったかな、表紙になってますんで見ていただければなと思いますけども、
というですね、で最後その薬研堀不動尊のその石段がかなり長いんですよね。 その石段のところに皆さんがずらーっと並んで
記念撮影をするというのが恒例となっているんですが、 ここからですね
私はここでは初めて見ました。あの神田伯山先生がお見えになってたんですね。 基本的に講談協会のイベントなんですけど、日本講談協会の方も
何人かはいらしてて、神田紅先生は必ずいらっしゃってた。今年は神田桜子さんもお見えになってましたね。
ということでですね、まあそこの写真撮影で何が起こったかというのを神田伯山先生の『問わず語り』風にお伝えして、
これを終わりにしたいというふうに思います。
そんでさ、聴いてくれよ、重藤って。これ最後さ、この石段のところにさ、講釈師がずらーっと並んでさ、もう壮観だよ。
ここで記念写真を撮るんだけどさ、こうやってさ、その写真を撮るのにさ、 あの有名なプロカメラマンがいるんだよ。プロカメラマンが。有名な人だよ。言わないけど。
その有名なプロカメラマンがさ、その脚立の上に上がって写真を撮ろうとしたその瞬間に、
カメラからストロボが取れて、おっこったんだよ。コロコロコロって。
ねえ。 そんでさ、拾ってまた付け直したけどそんなの付くわけねえじゃん。
だからさ、公式写真多分真っ黒なんだよ。 縁起悪くね?
まあなんてこともあったという話でございました。おそらくですね、まあ今日29日、今喋ってる29日ですけど、これがまあ演芸納めかな。
いやー今年もいろんな形で楽しませていただきました。 本当に芸人の皆様、主催者の皆様、寄席の皆様、ありがとうございました。
聴いていただいた方にももちろんお礼を申し上げます。 皆様良いお年をお迎えください。シェアする落語の四家でした。ではまた。