映画の概要と主人公の苦悩
旅する雑貨屋シャンティタウンの下田群二です。
えー、今夜も【旅族RADIO】の時間です。
えーっと、昨日のゴッドファーザーに
リアクションが良く、えーっと、もっと映画の話を聞かせてください、というメッセージを頂いたので、
今日も映画の話をしようかなと思って、
今日紹介する映画は、
ファイトクラブになります。
すいません、多分季節の変わり目で風邪を引いてしまって、
ひどい声なんですけど、
良ければ最後まで聞いていってください。よろしくお願いします。
ファイトクラブのあらすじは、
まず不眠症に悩む平凡な会社員、
僕、ことエドワード・ノートン。
僕は大手自動車会社でリコール査定の仕事をする一方、
給与に見合った高級コンドミニアムで、北欧家具やブランド品に囲まれた生活を送っています。
しかし物質的には満たされていても、心は空虚で不眠に苦しむ日々です。
眠れない僕は思いつきで、
重病患者の自助グループに身分を偽って参加し、他人の真剣な涙に触れることで、心の平安と安らかな睡眠を得るようになります。
そんな奇妙な慰めに浸る主人公の僕でしたが、
同じように偽患者としてグループに出入りする女性マーラ、
ヘレナ・ボーナムカーターの出現によって再び眠れなくなってしまいます。
出張の機内で僕は肩破りで自由奔放な石油業者人タイラー・ダーデン・ブラッドピットと偶然隣り合わせになります。
タイラーの振る舞いに惹かれた僕ですが、帰宅すると自宅マンションが謎の爆発事故で全焼してしまいました。
行き場を失った僕はタイラーに助けを求め、バーで酒を組み交わします。
酔いが回った帰り際、タイラーは突拍子もなく頼みがある。
力いっぱい俺を殴ってくれと言い出します。
僕は戸惑いながらも渾身の一撃を見舞い、タイラーも殴り返しました。
奇妙なことに痛みから得られる生きることの実感に二人は興奮し、意気投合します。
それ以来僕はタイラーの半ば廃墟同然の一軒屋に走廊し、二人は夜ごと殴り合う奇妙な同居生活を始めます。
やがて酒場の駐車場での彼らの素手の殴り合いに周囲の男たちが見せられ、次第に参加者が増えていきます。
こうして秘密の殴り合い集団、タイトルにもなっているファイトクラブが誕生し、タイラーはカリスマ的リーダーとなります。
一方、クラブの存在を知る良しもないマーラは、タイラーと奇妙な愛人関係を結び、僕の生活は次第に混乱を深めていきます。
ファイトクラブの熱狂はエスカレートし、タイラーはメンバーたち、
スペースモンキーって映画内では呼ばれる男たちの破壊小道を利用して、反社会的なプロジェクトメイヘムを進め始めます。
高級車を破壊しビル爆破を企てるタイラーの狂気に、僕は恐れを抱き歯止めをかけようと奔走します。
しかしその過程で衝撃的な真実に直面することになるのです。
クラブの誕生と混乱の展開
といった感じのお話になります。
で、象徴的な名言として、ファイトクラブから心に残る過激で深い名言を紹介しようと思います。
1個目が、「諸君、ファイトクラブへようこそ。第一のルール、クラブのことを公害するな。第二のルール、クラブのことを公害するな。」というシーンです。
タイラー・ダーデンが地下で初めてファイトクラブのメンバーたちに宣言する起き手のセリフです。
第一規則も第二規則も同じ、ファイトクラブのことを決して公害するなというこのフレーズは本作を象徴する名言として有名になりました。
ファイトクラブの第一ルールという言い回しは現実社会でもパロディとして使われるほど浸透しており、原作小説の作者パラニューク自身もお気に入りの一節として取り上げています。
このセリフは秘密結社の結束と緊張感を端的に示し、違法で過激な遊びに熱狂する男たちの興奮を象徴しています。
次の名言が、「お前が所有したものに最後は所有される。」というタイラーのセリフで、自分自身の所有物にお前は支配されているとも訳されています。
タイラー・ダーデンがバーで語るセリフなんですけど、自宅が爆発して途方に暮れる僕に向かってタイラーは持ち物を買い戻す必要なんてないとサトシコンのセリフを放ちます。
これは、物に執着する現代人はいつしか持ち物に自分が縛られてしまうという真相の真理をついた言葉です。
所有しているつもりのものに支配されるな、というこの警告は現代社会の消費主義に対する通列な風刺になっています。
タイラーの哲学を端的に表す名言であり、劇中では舵やファッションに囚われていた僕がこの言葉にハッとして価値観を揺さぶられる重要な場面です。
3つ目の名言は、「全てを失って初めて真の自由を得る。」
これはタイラーが劇中で繰り返し語る人生哲学であり、どん底に落ちてからこそ解放されるという逆説的なメッセージです。
劇中の激しい化学薬品による火傷の場面で、タイラーは痛めに耐える僕に対して、「全てを失って真の自由を得るんだ。おめでとう。どん底に一歩近づいたな。」と告げます。
このセリフは、人を失う恐怖から解放されて初めて何でもできるという意味であり、現代人が抱える執着や恐怖を断ち切ることの重要性を信じしています。
当時の批評でも、「全てを失って初めて自由になれる。」というタイラーの言葉は、ミレニアル世代への一種の啓示だと評価されました。
リスクや痛みを経て初めて自由になれるという過激な価値観が本作のテーマを端的に表しています。
4つ目は、「仕事が何だ。財産が何の評価になる。人は財布の中身でもファッションでもない。お前らはこの世のクズだ。」というセリフなんですけど、
ファイトクラブの集会でタイラーがメンバーたちに放つ通列な劇の一節です。
彼はスーツ姿のサラリーマンたちに向かい、自分たちは広告に踊らされ、不要なものを買うために嫌いな仕事に精を出している。
我々は歴史の狭間の世代で偽りの夢を見せられてきた。」と急断します。
その上で、さっき言ったセリフ、「仕事が何だ。財産が何の評価になる。人は財布の中身でもファッションでもない。
お前らはこの世のクズだ。」という、社会的地位や財産で人間の価値は決まらないと断言し、「君たちはクズ。人生の吹き溜まりだ。」とまで言い放つんです。
一見暴言ですが、これは現代の若者が抱える虚無感やアイデンティティ危機を代弁したセリフでもあります。
宣伝や社会規範に搾取されることへの怒りを込めてタイラーの叫びは観客にも鋭烈な印象を与えました。
5つ目は、「一つ頼みがある。俺を殴ってくれ。」というバーの駐車場でタイラーが僕に案発・驚きの要求なんですけど、
友情が芽生え始めた矢先にタイラーは、「遠慮はいらない。どこでもいいから思いっきり殴れ。」とニヤニヤしながら迫ります。
この長期を意思したセリフは僕のみならず、観客にも強烈なインパクトを与えました。
殴り合いを通じてでしか本当の自分を実感できないというタイラーの思想が端的に現れた場面です。
実はこのシーンは撮影中にエドワード・ノートンが本当にブラッド・ピットの耳を殴るというハプニングがあり、
痛がったピットのリアクションやなんで耳を殴るんだっていうアドリブのセリフがそのまま採用されています。
このセリフは本作の異様なユーモアと暴力のカタルシスを象徴する名場面として語り継がれています。
他にも、「痛みを感じろ。苦しみと犠牲が尊いんだ。」っていうタイラーが僕の手に薬品を垂らし、
火傷させる場面とか、「心配するな。これからは全てが良くなる。」っていうラストシーンで僕がマーラーに告げるセリフ。
ファイトクラブ第8のルール、「初めて来た者は戦わねばならない。」など印象的なセリフがまだまだたくさん存在します。
ファイトクラブの名言の多くは過激ながら現代社会の真理をついていて、公開から20年以上経った今でも人々の記憶に刻まれています。
ファイトクラブは単なる暴力映画ではなく、現代社会への風刺と深いテーマを秘めたカルト作品です。
主なテーマには自己喪失と分裂した自我、消費社会への通列な批判、現代男性のアイデンティティ危機、男性性の喪失などが挙げられ、公開当初から様々な議論を呼びました。
評論家たちの見解も賛否両論でしたが、作品の本質として次のような点が指摘されています。
社会批判と名言の重要性
1つ目が消費社会への批判と虚無感。
ファイトクラブの根底には資本主義社会というか資本主義消費社会への強烈なカウンターが流れています。
映画の中でタイラーは俺たちは消費者だ、ライフスタイルへの脅迫観念の副産物さと語り、広告に煽られて不必要なものを買わされ続ける現代人の滑稽さを嘲笑います。
これは全てがコピーのコピーのコピーになると嘆くナレーター、僕のセリフにも象徴されています。
大量生産、大量消費の社会では人々の欲望すら広告によって与えられ、常に新しい製品が現れては消費される。
その循環の中で生まれる欲望は結局コピーのコピーであり、本物の満足にはいたらない。
評論家の中でもタイラーは金や物、地位や名誉に縛られている現代人とは対局にあると述べられ、
名言として物に支配されるな、必要ないクソみたいなものを買うために嫌な仕事を続けているといったセリフを引用しています。
公開当時多くの批評家はこの反消費主義的メッセージに注目し、物質主義に特化された社会への通列な風刺として評価しました。
一方で一部の批評ではメジャー資本のハリウッド映画が消費社会批判とはアイロニーだという指摘もありました。
次の論点として現代男性の孤独とアイデンティティ危機について、ファイトクラブは不正喪失の世代、ジェネレーションXの孤独も描いています。
この映画の中で主人公の僕もタイラーも幼少期に父親に捨てられた過去が語られ、タイラーは俺たちは母子家庭で育った世代と言及します。
僕も母子家庭なんでめちゃくちゃここに共感しました。
評論家からはこの映画は現代男性のアイデンティティクライシス、つまり自我の危機を偶和化しているという見解が多く聞かれました。
豊かな消費社会に育ちながら精神的な拠り所を失った若い男性たちが殴り合いや破壊を通じて自己の存在意義を確かめようとする姿は、20世紀末の不安を象徴するものです。
実際、ブラッドピットエンジェルタイラー・ダーデンは騙され続けた世代のアンチヒーローと称され、彼が放つ、我々は歴史の谷間に生まれた世代だ。
大戦も大恐慌もない、俺たちの戦争は精神との戦争という独白は、豊かさの中で目的を見失った男性たちの虚無感と怒りを代弁しています。
当初、この過激な男性性の描写に対して危険な男たちの氾濫を美化しているとして、一部の評論家からも国評を受けました。
しかし、後年には、実はフェミニズム時代における男性の行き場のなさを風刺していると再評価する声も上がっています。
自己喪失と分裂
3つ目が、自己喪失と分裂した事件についての話なんですけど、ここはネタバレを含むので、映画自体を見たことがない方はここで一回止めて、映画を一回見た後に聞いてほしいと思います。
物語後半で明かされる主人公が二重人格という仕掛けはテーマ的にも重要なものです。
フィンチャー監督は本作を信用できない語り手の物語として構築し、観客をミスリードさせました。
僕とタイラーは実は同一人物であり、タイラーは抑圧されたもう一人の自分、無意識が生み出した理想像でした。
このプロットは、自己喪失と表裏一体です。
消費社会に毒され、自分が何者か分からなくなっていた僕が、理想の自分、タイラーを作り出して暴走させ、最終的に自分自身と対峙する物語と解釈できます。
批評家からは、タイラーは主人公の無意識にある欲望の投影だという指摘があり、クライマックスで僕がタイラーを克服することは自己統合のメタファーだと論じられました。
実際、ラストシーンで僕がマーランに心配するな、これからは全てが良くなると告げる瞬間は、破壊衝動を内に抱えつつも、それを受け入れて生きていく決意の現れと解釈できます。
この結末については本当に良くなる保証はどこにもないという不安も残されており、見る者に解釈を委ねる余韻のあるフィナーレとなっています。
評論家の中には、結末は虚無と希望が同居しており、一筋縄ではいかないと評する人もいました。
4つ目に、痛みと自己再生のメッセージ。
暴力と破壊の果てにこのファイトクラブが示すものは、単なるカオスではなく、ヒロイン役のヘレナ・ボナム・カーターは本作について、
これは痛みなしに精神を死に老いある社会に対する必死のメッセージを、自傷行為と同じ心理で精神的痛みを消すために肉体的な痛みを与え合うのと分析しています。
つまり、現代社会の中で生きている実感を喪失した人々が、身体的な苦痛を通じて過労して自分の性を実感する物語だということです。
殴り合いで目覚める性の感覚や全てを捨て去ることで得られる自由というのは、生きる実感を取り戻すための極端な処方箋とも言えます。
この映画終盤でビル群が次々と爆破されるシーンは、文字通り規制への価値、金融社会をリセットしゼロから再生しようとする偶和とも受け取れます。
これはアナーキーで危険な思想とも取れますが、同時に鬱屈した現代人の本音を継いで語るシステムでもあり、多くのお客さんの心に刺されました。
暴力とカオスの先にある真実を描いた作品として、現在では映画史に残る名作との評価が定着しています。
反面、その過激さゆえに公開当初は物議も醸し出し、アメリカでは危険な思想を煽ると国評する非評価もいたため、工業的には失敗しました。
でも時間がたって評価は逆転して資本主義社会の欺瞞を通列に描いた問題作として、映画史に残る強烈な一歩になったということです。
ファイトクラブの制作過程には、作品同様に型破りで興味深いエピソードが数多く存在します。
キャスティングの経緯から撮影上の工夫、原作との違いまで、ラジオで話したくなるトリビアをいくつか紹介します。
主人公の僕役のエドワード・ノートンは当時まだ新人だったんですけど、
真実の行方、アメリカンヒストリーXなどで評価を得ており、制作人は彼の演技力を買って抜擢しました。
タイラー役には当初よりブラッド・ピットが想定されており、当時トップスターだったブラッド・ピットはこの作品で3000万ドルもの破格の出演料を得ています。
ヒロインのマーラ役にはジュリエット・ルイスやコートニー・ラブ、リース・ウィザー・スプーン等の名前も一時上がりましたが、
最終的にはイギリス出身のヘレナ・ボナム・カーターに欠点しました。
彼女はそれまで長めの良いヘアなど上品で貴婦人役のイメージが強かったため、この作品でゴス風味のアウトロー女性マーラを演じたことは大きな転機となりました。
役作りのためにヘレナはジュディ・ガーランド、薬物依存で苦しんだ女優の反省を参考にマーラ像を作り上げ、奇抜で壊れたキャラクターを熱演しています。
ブラッド・ピットとエドワード・ノートンはリアルな格闘シーンに備え、撮影前にボクシングやテコンド、グラップリングのトレーニングを積んだそうです。
さらに手作り石鹸の製造も二人で習い、劇中の石鹸作りに活かしています。
ブラッド・ピットはタイラーの肉体を説得力あるものにするため、筋肉を鍛え上げただけではなく、タイラーの歯は完璧すぎない方がリアルだという理由から、自ら歯医者で前歯を掛けさせて撮影に挑むという徹底ぶりでした。
撮影の後には元に戻したそうです。
この歯を抜いた逸話は有名で、彼の役者魂を示すエピソードとして語り草にはなっています。
エドワード・ノートンは逆に、ひ弱な語り手を表現するために筋肉をつけすぎないように心がけていたそうで、無理ない方法で体重を減らす努力をしています。
タバコ嫌いのノートンですが、この作品の中では鎮静剤代わりにチェーンスモークする設定のため、嫌々ながら実際にタバコを吸ったと語られています。
あとはタイラーとマーラが激しく絡み合う濡れ歯のシーンなんですけど、前編がCG合成によって表現されています。
というのも、実際の撮影で俳優同士が演じることに抵抗があったため、監督が当時最新だった映像技術、バレットタイム撮影とCGを駆使してスタイリッシュに演出したんだそうです。
この手法は映画のマトリックスで有名になったものと同じで、何十台ものカメラを円状に配置して一瞬を捉えて時間を止めたような超スローモーション映像を作り出しています。
同じようにこの作品ではユニークなCG演出が随所に見られています。
冒頭のクレジットでは、めっちゃちっちゃい脳内ニューロンからカメラが引いて、主人公の額の汗まで移動するダイナミックなCG映像が流れて、
家具カタログに埋没する虚しい日常を表現するシーンでは、イケア風カタログのポップアップが部屋中に合成される遊び心がある映像が登場します。
監督のブラックユーモアで、イケアのカタログ風映像に商品の値札まで表示されているという演出があったりして、
ラスト近くに僕が自ら砲に拳銃を撃つ場面でもCGで安全に撮影されました。
デビッド・フィンチャー監督は、本作に観客への仕掛けとして、一瞬だけ映る隠れ映像、サブリミナルカットを忍ばせました。
映画の中で、タイラーが正式に登場する前に、画面の端に一カマだけブラッドピットの姿をフラッシュのように挿入されるシーンが4回あります。
ちなみにこの4回は病院の廊下のシーンとコピー室とお医者さんとの会話のシーンで、一瞬タイラーが立っているのが映ります。
これは主人公の無意識化でタイラー人格が芽生え始めていることを示す巧妙な伏線でもあり、
タイラーがシーンの中で映画フィルムにポルの映像を混ぜるという設定にもちなんでいて、
ラストシーンの最後に男性機の画像が一カマだけ挿入されているそうですが、
観客には気づかれない程度で、エンドロール直前に観客にいたずらとしていられました。
これは監督の遊び心とテーマのメタ表現が融合したユニークな演出といえます。
原作の小説との違いでいうと、
ジャック・パラニューックの原作小説ファイトクラブと映画版には幾つかの相違点があります。
特に結末の違いは有名で、映画版ではラストで建物が次々と爆破され、
僕とマーラが手を取り合って夜景を見つめる中、物語が幕を閉じます。
でも原作の小説だと、タイラーの爆弾計画は不発に終わって、
僕は自殺未遂の後に精神病院に収容される結末になっています。
皮肉にも、2022年に中国で配信されたこの作品は、
当局の検閲により警官が爆破を阻止し、
主人公のタイラーは精神病院に送知されたという文字テロップで幕を閉じる改編版が公開されました。
この改編に対し原作者のパラニューックは、
映画と原作の違い
中国版エンディングの方が自分の小説に忠実だとコメントしています。
他に細かい違いとして、原作ではナレーターがタイラーに殴りかかってファイトクラブが始まるのに対し、
映画ではタイラーが殴れと要求する点や物語の入り口として、
小説は断片的でブラックユーモアが強いんだけど、物語の語り口などが原作と映画の大きな違いとなります。
全体として映画版は原作のエッセンスを保ちつつ映像向けにブラッシュアップされており、
パラニューック自身も映画のラストシーンを小説より気に入っていると述べています。
この映画は1999年公開当時、制作費6300万ドルに対し、
世界工業収入は1億ドルと震わず、北米では大赤字となりました。
センセーショナルな内容に対し、配給元の宣伝戦略が迷走したことも一因となっていて、
FOX社では工業失敗の責任を問われて担当条約が解認される事態になっています。
しかしソフト化後に再評価が進み、今では各種ランキングで常に上位に上げられるカルト的に人気作となりました。
めっちゃ長くなっちゃったんで終わりたいと思います。
映画の評価と影響
以上、映画ファイトクラブの概要、名言、テーマ、制作裏話などを解説しました。
痛烈な風刺と衝撃的な鈍電外視で知られるこの作品は一見過激な暴力の物語に見えるんですけど、
その根底には現代社会の批判と人間の本質への問いかけが流れています。
見たことがない人は是非見てください。
昔見たよっていう人ももう一回見てみましょう。
僕もこの間久しぶりに見てスカッとしました。
今日紹介しきれなかったファイトクラブの名言、名台詞は田舎暮らしインドア派というアメブロで紹介しているので興味がある人は見てみてください。
今日も長くなってしまいましたが、最後まで聞いてくださった方ありがとうございました。
番組に対する感想やリクエストなどはコメントでお願いします。
ツイッター、インスタグラム、スレッド、スタンドFM、YouTubeなど各種SNSでコメント、リアクションをお待ちしております。
リアクションをくれるとめちゃくちゃ嬉しいです。
基本的にはちみさんとまさかちゃんからしかコメントが来ないので、聞いてくださった方はぜひコメントください。よろしくお願いします。
締めと感謝の言葉
それでは長くなってしまいましたが、今日も最後まで付き合ってくれてどうもありがとうございました。
旅する雑貨屋シャンティタウンの下田軍司でした。おやすみなさい。
