よろしくお願いします。すごい素敵なキャリアを歩まれてきたなっていうのが今の自己紹介でわかったんですけど、スパイスファクトリー以外では今は活動されてるんですか?
スパイスファクトリー以外っていうところで言いますと、この間のスパイスファクトリーとLOIしましたっていうところでニュースリリースが出ている株式会社フライングペンギンズっていうところで、こっちの肩書はストラテジー&インサイツリードってちょっと意味わからない肩書をいただいているんですけれども、小規模の、それこそ僕がアメリカでやってる物事を構造化して設計をするっていうところを得意としているようなデザインの会社にも所属させていただいて、
はい、様々なプロジェクトだったりとか、代表の方のアイディアを整理するっていうところを手伝っているような感じになります。
いや、多忙ですね。
多忙、多忙です。
張り切りますね。
いやー、そんな本村さんですが、あのー、本村さん最近ハマってることとかあるんですか?
最近ハマってることは、多分僕YouTube中毒者なんですけど、しかもなんかためになるYouTubeしか見ないみたいな、もうなんかワーカホリックYouTube中毒者みたいな感じなんですけど、
あのですね、ビジネス映像メディア、ピボットさんの動画とか1日4本ぐらいは絶対。
めっちゃ見ますね。
最近一番ハマってるのは、ツンドクチャンネルっていう、バリューブックスさんって本を扱ってる会社の人がその本のあらすじをこういろんな観点で喋りながら紹介するっていうチャンネルがあるんですけど、めちゃ深いって話がいっぱいある。
いいですね。なんか結構ツンドクになっちゃうと、中身なんかざっと知りたいみたいな。
小説とか、仕事本とかも紹介されてるんですけど、それで僕今まで日記っていうものをつけたことなかったんですけど、結論日記はつけてないんですけど、日記を書く意義みたいなところがめちゃくちゃふに落ちるのがあって、
今年から思い立った時にすぐノートに書いていくっていうのをやってるんで、週1、2ぐらいでやってます。
すごい。なんかジャーナリングとか言われる手法とかで、結構いろんなメンタルの部分だったりとかね、普通にワークの部分で使われたりする手法だったり、いろいろ日記はね、なんか多様な活用がされてる手段だったりするので、実践してるんですね。
この忙しい世の中に、自分を客観視して1日の起こったことを羅列するんじゃなくて、その1日の中の超細かい単位に起こったことをスローモーションに広げて書くみたいなのが日記で大事みたいな。めっちゃ大事、それって。めっちゃいいと思って。
いやー、このデジタル時代はもうひっきりなしにリモートでミーティングができちゃったりとかして、自分のことを考える時間っていうのをね、わざと年出しないと向き合えないぐらいのね、忙しい現代社会になってると思うのでね、皆さん求められるところがあるのかなとは思いますが、そんなちょっとテーマにも紐づいてくるなと思ったんですけど、今日はですね、実はCDOって何する人ですかって話はあえてあんまりしないでおこうかなと思ってまして、
それよりもですね、本村さんご自身が、キャリアの話ね、自己紹介で聞かせていただいたんですけど、もう少し深い部分で、今ご自身がどんなデザインをやりたいと思っているのか。で、そのやりたいと思うまでのそのプロセスだったりとか、本村さんが何が変化して何を手放してきて何を手放さなかったのかっていう、そんなお話をね、していきたいなと思います。
じゃあちょっと最初に聞いてみたいなというふうに思ったのが、昔、本村さんがやりたいと思っていたデザインと今の変化みたいなのをちょっと聞いていきたいなと思ったんですけど、なんか今考えたときにやりたいデザインが変わってきた瞬間とか、なんか自分のこのデザインの考え方の歴史とかってあったりしますか。
それでいくと、多分最初からやりたかったことっていうのは最初から変わってなかったんですけど、そのやりたかったことをどう実現すればいいんだっけっていうふうなところを、なんかちゃんと理解できたのは最初からじゃなかったっていう感じで、ちょっと何言ってるかわかんなくなってきたんですけど。
僕にとってのデザインって前もなんですけど、デザインが面白いと思ったのは、最初に大学でそのウェブサイトを作る授業を取ったときに面白いと思ってて、そのときにデザインをするための素材ってHTMLとかCSSコーディングのコードだったんですけど、コードを書くことは別に面白くなかったんですけど、コードを書くことで自分が意図したものが視覚的にわかるものとして現れるっていう、
その自分が考えていることが見えるようになる、形になるっていうことそのものがめちゃくちゃ面白かったんですよね。
で、それを機にデザインの勉強を始めたんですけど、で、グラフィックデザインの専攻をしてたので、そこから自分の考えていることを見えるようにしていくっていうところでは、そのグラフィックコミュニケーションのデザインっていうのはフィットするところではあったんですけど、一方でやっぱりその一般論的にはアーティスティック的な要素というか表現をいかに美しくするか、
奇抜に見せるか、これまででなかったものにするかっていうところに焦点が当たりがちだったところに、でも僕がやりたいのはここじゃないと思ったし、ここで戦ってるときに勝てないと思ってたっていうのがさっきの冒頭の話に繋がってくるところなんですけど、
そうじゃなくて、もう少しこの分からないなって思ってるものを分かるような形にしていく、落とし込んでいくって、もう少しその何て言うんですかね、単純な技能、デザイン的なスキルっていうよりはデザイン的な世界との向き合い方というか、物の見方とか、思考法とか、ウェイオブライフみたいな、何かそういうものだなっていうふうに捉えられたのが何か2つぐらいあって、
1つがデザイン勉強してる人だったら分かるやつですけど、モダニズムとかパーハウスっていうやつで、あの活動はそのデザインっていうものの要素を分解してカリキュラムに落とし込んで、このカリキュラムを勉強すれば一定デザインができるようになるんですよっていうものを標榜してるやつですごく論理的で科学的なデザインのあり方、それを僕歴史の授業で知ったときにめちゃくちゃこれなら僕でもできる、
自分でもデザインができるっていう感覚になったんですよね。そこがあって戦えるというか、自分がやりたかったデザインはこういう考え方を使っていろんな問題解決をしていくんだっていうところに気づいたっていうのが1つのきっかけ。
もう1つがいわゆるデザイン思考っていうやつ。パーハウスのほうはどっちかというとグラフィックとか、もともとのパーハウスの目的って建物を作る、アーキテクチャを作るっていうところの最終ゴールとしてグラフィックだったりプロダクトだったりっていうのを分解して、どっちかというとこのものを生み出すために方法論を分解するっていうアプローチだったんですけど、
デザイン思考っていうのはよりデザイナー的な世の中の向き合い方、デザイナーの認知プロセスをどう体系化するかっていうものになっていて、これって別にデザイナーだけ特有のものじゃなくて、いろんな人がいろんなバックグラウンドを持つ人が真似できるっていうふうに捉えるようなきっかけになって、その2段階があって、僕が頭の中で可視化したものを見えるようにすることで前に進めるっていう感覚はこういうところにつながってくるんだなっていうふうに思ったのが、
揺らいだ瞬間というか、僕の最初に考えてたものと、これをやっていきたいんだなって思ったところが一致した瞬間、そんな感じ。
例えばUXデザイナーとかサービスデザインっていう専門領域だけの主語で語ってた時代だと思うんですよ、それが。その時には何も多分生み出せてなかった。
作った、よし、できた。でもお客さん、そうですね、いっぱいなんか細かい文字書いてあるんですけど、これってどうやって使えばいいんですかねみたいな。そういう会話しかできてなかった。
じゃあまあ価値提供1でしかないみたいなところ。最低限の価値は一応提供できてるかもしれないけど、それ以上でも以下でもないっていうところ。
2位留まっちゃってたってことですね、そういう思考の時は。その思考ってやっぱり経験とかスキルで育っていくものなのか。
私も突破したみたいな記憶があんまりないんですけど、この辺どうなんですかね。変わっていく瞬間?なんか徐々にできるようになっていくイメージなんですけど。
そうですね、スピードは人によって変わると思うんですけど。結論、どれだけ多くのものに触れたか、打席に立ったかっていうところだなっていうふうには思っていて。
こないだそのフライングペンギンズっていう別のもう1個所属している会社の代表の土屋さんっていう方がいらっしゃるんですけど、代表と喋ってる時に、
本村さん、キャリアの8割7割ぐらい役員なの?チートですよね?みたいな話をされて。
確かに。
って思ったら、自分では今意図してやってるんだけど、あんまり気にしてなかったんですけど、そういうふうに見えるんだっていうふうに思った瞬間があって。
それって何でだったっけみたいな思った時に、本当にやっぱりそういうお客さんの期待値を超えていくバリューを出していくためには打席に立つことが必要で。
かつ、より視野が広い、膝が広い打席に立つことが重要だなっていうふうに思っていて。
かつ若かったので、今も若手のブルーに入ると思います。
そうですね。
よりレイヤーが高い経験もしているお客様と対等に渡り合っていくためには、自分のインプット速度、打席の速度を高めないことにどうしようもないっていう。
僕はそこの努力を今もやってるし、劣らないことっていうのがある。
それを積み上げていけば一気に太く超える臨界点みたいなのがあるのかなっていうふうに思います。
そこのモチベーションになってるものは何なんですか?
学び続けなきゃなとか、座席に立たないとそうなれないなとか。
僕はさっき言ってた、仕事は遊んでるんですよねみたいな。そこの価値観に紐づくような気もしながら聞いていたんですけど。
そこはすごい平たいことですが、世界を理解したいみたいな。
何それ、全然わかんない。全然わかんないので説明お願いします。
指摘好奇心があるっていうのはあると思うんですけど、僕としては世界周りの物事ってどういうふうな仕組みで動いてるんだろうっていうのをそもそも理解して、
これのどこをいじればどんな効果が出るんだろうっていうのを理解したいっていうのがある。シンプルに。
資本主義経済ってなんだっけっていうところとかも。
それをできるようになると、もっと遊べるようになるっていう。
2つあるんですよね。しっかりあらゆる場面で僕はデザインっていうものを軸にして、新しいことを知りたいし、新しいことを見たいしたいし、遊びたいんですよね。
と、同時にそういうのをやる、自由を得るためには自分が果たさなければいけない責任、パフォーマンスのレベル、基準みたいなのがあって、そこも同時に達成しないといけないっていうので。
だから常に新しいオーダーが来た時はめちゃくちゃドキドキしてるんです。今回もCDOっていう役目をいただいてめちゃくちゃドキドキしてるんですけど、
そこのドキドキしてる自分が期待されてるものを超えていきたいというか、行かなければならないと思ってる脅迫観念と同時に超え惚れられたら、もう俺の人生遊び放題だ。
それと同時に両輪でやってるみたいな感じ。
確かに聞いていると、できるようにならないと楽しくならないことって世の中にたくさんある。
それこそバスケットボールとかサッカー、スポーツもそうだし音楽もそうだと思うんですけど、吹けるようにならないと楽器を鳴らせるようにならないと楽しくなれないとか、そういうことと少し似てるのかなと思うんです。
本村さんのお話の中で何個か出てきた、仕事を遊ぶように楽しんでいるみたいなワードが少しこの中で出てきましたけど、その価値観ってどういったものになるんですか?
仕事って人生の中で1日を3つに分けるとしたら、8時間家族と過ごす時間があって、仕事をする時間が8時間、あと8時間寝てるみたいなそんな訳になると思うんですけど、そういう意味では人生の3分の1仕事をしてるはずで、その時間が苦痛って嫌じゃないっていう。
自分が楽しめること、かつそれが他の人にとって価値であるというふうに思ってもらえることっていうところを重ねていくことで、自分も楽しいし相手も嬉しいし、そのウィンウィンの関係性を作れるっていうところを大事にしたいっていうのが僕自身の仕事感としてあるのが1つありますし。
あとは、今回スパイスさんにジョインさせていただく中で、高木さんともいろいろ話をしてたんですけど、やっぱり自分、娘がいるんですけど、自分が親として仕事をしてる姿を見せたときに、お父さんって楽しそうに仕事してるよねって言ってもらいたい。そういう会社作りたくないですか?って高木さんから言われて、いや、それは作りたいと思って。
それは素敵ですね。いい会話ですね、それは。
あらゆる不合理を乗り越えるためにも自分も強くならないといけないと思ってますし、自分がそれで楽しめるような場所ができたときには、それを自分の子供にも伝えたいし、他の人にももっと経験してもらえるような事業作り、組織作り、環境、カルチャー作りみたいなところはやりたいなと思ってる感じですかね。
たくさん本村さんのやっていきたいことというか、自分の価値観みたいなのがすごいたくさん聞けたかなと思いました。やりたいデザインの話っていうテーマになってるので、一旦ちょっとここでまとめ的に総括すると、本村さんの今思っている自分のやりたいデザインって一言で表すとどんな形になってきそうなんですか?全然一言じゃなくても。
僕のこれまでのデザイナーとしてのキャリアも含めると、何でこんなに楽しみながらというか、物事を面白がりながら向き合えるようになったかなっていうのを振り返ると、やっぱ考えてることを目に形にできるようになった。それって何だったっけって、デザインと出会ったことっていうのが一つ大きいと思っていて。
なので、僕の頭の中ではすごいシンプルなところでいくと、みんなデザインできるようになればいいんじゃねっていうのがあって、一個スパイスに所属する中でいろんなステークホルダーの方、お客様と取引をさせていただく中で実現したいなと思ってるのは、僕と関わってくださる人、僕とタッチポイントがある方々をみんなデザイナーに変容させていくっていうところが一個やりたいデザインかなというか。
私もじゃあ本村さんに感化されてというか影響されて、デザインができるようになるとはしれない。
そうですね。
ということですね。
ありがとうございます。
すごい素敵な話を聞けたかなと思います。