シルク・ザ・リッチの紹介
サンフランシスコ・デザイントーク。この番組は、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社、BTRAXのCEO Brandonと、デザイナーの彩香が、日本で働くデザイナーや、デザインのビジネスに取り入れたい方向けに、様々なトピックについて深く話します。
サンフランシスコ・デザイントーク。今日はゲスト会でして、僕、BTRAXのCEOのBrandonと出演していただいているのは、自己紹介をどうぞ。
はい、SILK THE RICH USA代表の髙橋航大と申します。
はい、髙橋航大君は、ちょっと前にサンフランシスコで、うちのオフィスに来ていただいて、今日は実は僕が、彼が住んでいるロサンゼルスに来ているところを、わざわざの時間を作っていただいて、
いえいえ。
まあ、これなんか、カフェのテラス席で。
すごい。
説明したいですよね、このケースは。
そうですね。ちょっと暖炉みたいのがあったりとか、パラソルがあって、芝生があってみたいな、ザ・カルフォルニアのチルな感じのとこで。
もう、チルい感じで喋りたいですね、今日も。
なんですけど、実は、航大君はあれなんですよね、ガチでビジネスやりにアメリカに来てるんで、別にカルフォルニアでビーチで遊びに来てるわけではないっていう。
違います。
だって、あれだもんね、この前もニューヨークに、昨日だっけ行って、帰ってきたばっかりだもんね。
そうなんです、ショットして殺し方あったりとか、いろいろ商談があって。
そうですよね。
じゃあ、会社はシルク・ザ・リッチっていう会社だと思うんですけど、どんなことやってるか、どんな商品売ってるか、知らない人のために。
わかりました。
シルク・ザ・リッチはですね、最初長野県のシルク産業を盛り上げるっていう文脈で、3年前に立ち上げた、シルクを中心としたヘアケアのブランドになってまして、
昔明治時代とかって、すごく日本のシルクの輸出が、日本の輸出額の全体の8割ぐらいを占めていた時代があって、そこをすごく今衰退しちゃってるので、
富岡製糸場さんっていうですね、世界遺産の人たちと一緒にコラボレーションして、シルクの魅力を世界に発信しようっていうのをですね、今はシャンプー、トリートメントとか、
ヘアオイルっていうのを扱っているんですが、これからいろんな商品、プロダクトは出していく予定です。
ヘアケア商品ってことだね。
基本現状はヘアケア商品です。
シルクって言うと、真っ先に思いつくのってあれだよね、繊維っていうか、
そうですね。
なんて言ったらいいのかな、ああいうのって。
絹の…
絹の…そうか、絹ですね。いわゆる日本語で言うとこの絹の糞とかです。
はい、絹です。
なんですけど、シルクザリッジに関してはヘアケア商品を今のところはやっていて、
日本だとかなりの売り上げっていうか、人気商品になっている。
立ち上げてスタートしたのっていつでしたっけ?
立ち上げたのが、2022年の8月に僕含め3人で共同で立ち上げて、
そこから販売開始したのが2023年の4月。
日本国内での成功
ちょうど2年くらいですね。
2年で、この前聞いたら何だっけ?
ドンキホーテで1番、1位なんだっけ?
そうですね、ドンキホーテさん全店舗で今販売してて、
日本で1番ドンキで売れているシャンプーが今ちょうど7ヶ月くらい連続でなってますね。
素晴らしい。それで、それの米国および世界展開のためにアメリカに住んで、
ロサンゼルスに住んでアメリカ展開をしていると。
シルクザリッジって日本でヒットするきっかけって、
僕がこの前会ったときに聞いたのは、
朝倉めくるさんが取締役で入っているし、
ブレイキングダウンのイベントのスポンサーシップを通じた知名度アップおよび、
サブスクで買った人がずっと買い続けるというか、
全然解約せずに満足度が高いからどんどん買い続けてくれて、
新規の顧客も来て、売上が広がっている。
全部説明で。
それが合ってるかどうかわかんないんだけど。
基本的に朝倉めくるさんっていう格闘画兼YouTuberの方が入っていただいたのが、
2023年の10月ぐらいですね。
販売開始して半年ちょっとぐらいのタイミングで入っていただいて、
最初はまだまだ売れなくて、
ブレイキングダウンっていうYouTubeのコンテンツのスポンサーを始めて、
1年間ずっとやってたんですけど、
そこをきっかけにオンラインのトラクションが増え始めて、
そこの実績をもとに、
さっき言ったドンキさんとか、
他のオフライン店舗さんに営業して、
店舗数を増やして、
そこでもまた認知が広がって、
OMOってよく言うと思うんですけど、
オムニチャンネルでオンラインオフラインどっちも一気に伸びていったっていうのが、
アメリカ市場への挑戦
この1年ぐらいですね。
そもそも朝倉めくるさんって超有名じゃないですか。
そうですね。
インフルエンサーっていうのも申し訳ないぐらいに、
それ以上に格闘家としても一流だと思うんですけど、
知り合ったきっかけというか、
一緒にビジネスやるきっかけは何だったんですか。
最初はインスタグラムですよね。
インスタDMとかで結構、
うちってインスタとかでガンガン仲間集めたりとか、
それこそ今僕もアメリカでインフルエンサー、
アメリカのインフルエンサーにガンガンDM送ったりとかしていて、
まさに本当にSNSを駆使して最初のトラクションを作っている、
典型的なD2C、
典型的って言ったらいいですけど、
かなりそこが上手くワークしているD2C企業なのかなと思います。
これ本当にすごいなと僕は思ってて、
うちの会社も仕事で、
日本のスタートアップから大企業まで、
アメリカ向けのプロモーションとか、
D2Cブランド作ったりとか今までしているけど、
全然簡単じゃないし、
行動しなきゃいけないっていうか、
結構ベタ、ドブイター営業とか、
人の繋がりとか、
何が当たるか分からないから、
もう100発、1000発打っていかなきゃいけない世界じゃないですか。
本当に泥臭く、
パーティーとかね、
誘われたらとりあえず誰かしらのインフルエンサーがいるかもしれないと思って行ってみて、
シャンプー両手に抱えて持って行って渡してみて、
それで投稿してもらったりとかね、
UGCがちょっとずつ生まれたりとかして、
僕はそのために生きたようなものです。
それが一番重要なんだよね。
結構なんかテクノロジー系スタートアップだと、
デジタルマーケットか、
オフラインを使った活動が中心になる中で、
逆にオフラインとか、リアルな営業とか、
足使った行動とか、
ヒューマンコネクションってめちゃくちゃ重要だし、
アメリカ、日本以上に下手したら、
その辺のネットワーク作りって重要じゃない?
かなり重要だなと思って、
やっぱり意外とみんなオフラインで
直接来たりとかする人いないので、
珍しがられるんですよね。
お前ほんと来たの?
しかも日本から来たの?
マジか?みたいになって、
結構興味持ってもらえたり、
日本でしかもめっちゃ売れてんの?みたいな感じで、
結構最初の引きは良かったりとか、
ミートアップとかも毎週参加しますけど。
実は以前会った時に、
サンプルくれたじゃないですか。
僕あれ使ってみて、
2つびっくりしたことがあって、
1つは香り。
今までにない、
初めての香りがした。
もう1個は洗った後の肌触りっていうか、
感じがツルツル感みたいなものは、
いろんなシャンプーコンディショナーって
世の中あるけど、
違うとかない感じがした、ほんとに。
嬉しいです。
今までの存在、
だからあれに1回ハマると、
シルクザリッジしか使い続けない人が出るのは、
分かる気がする。
嬉しいです、そんな位置にいるわけで。
冗談だけで。
これは案件じゃないですか。
案件です。
普段は個人の感想を今ここで言ってますからね。
僕のこのポッドキャスト、
案件1個もやらないっていうポリシーでやってるんで。
お願いします。
案件申し込みたい方は連絡いたすければ。
ぜひぜひ。
ちょっと脱線するけど、
後代君ってあれなんだよね、
バチョロレッテに出てたことはあるんですか。
そうです。
もうだいぶ前ですけど、
それこそ2年のタイミングで、
バチョロレッテにも出てて、
そうですね、
見事に振られましたけれども。
見事に振られた。
あれってあれだよね、
男性がたくさんいて、
女性が1人いて、
候補者になって、
誰が選ばれるかチャレンジみたいなのやるわけでしょ。
そうです。
もう僕当時22歳だったんですよ。
最年少?
最年少。
史上最年少。
未だに22以下は出てないんで。
そうなんだ。
で、僕出てもう上が40とかなんですね。
だからもう18個上の
メンズと同じ女性を奪い合うっていう、
世にも奇妙な構図になってまして。
え、でもそれは
若さアドバンテージっていうのはないわけ?
いや、逆じゃないですか。
やっぱり結婚目的としてるから、
結構逆にディスアドバンテージで。
あ、そっかそっか。
なかなかね、シビアな。
でもまあそこでかなりいろんなことを学んで、
やっぱり人とのコミュニケーションだったりとか、
全然当時喋れなかったんで。
あ、本当に?
はい。
僕理系のコテコテのコンピューターサイエンスの先行の人間だから。
全然イメージないね。
本当ですよ。
全くそんなイメージないし。
本当にもうそんな感じでした。
マジか。
そっかそっか。
いやなんか、ほら、外から見るとさ、
キラキラ系に見られるじゃん。
めちゃくちゃもう言われます。
でしょ?
だからその、理系のコミュニケーションっていうのが、
全然イメージなかったんで。
もうバチバチに理系でしたよ。
あ、本当に?
はい。もうコードとか書いてましたもんね。
マジか。
そっかそっか。
なのに、逆に今テクノロジースタートアップじゃなくて。
そうですね。
僕実はその学生の頃に一回起業してて。
あ、そうですか。
マッチング系のアプリ。
実際自分ともう一人の子で、
KOの仲間で作って、
それを卒業前に一回、
そんな大した金額じゃなくて、一回授業を打って、
エグジェットして。
で、社会人になるぞって時にシルクザリンチって感じなんで、
プロだとやっぱり物あった方が、
今ここにスマホとかパソコンとかありますけど、
これやっぱフィジカルであった方が愛着持てるなって思う。
なので物を作りたいなとか。
あと僕おばあちゃんが美容室を経営してるんで、
それでヘアケア何かしたいなって時に、
そのシルク、ゆかりのあるところにいる2人と出会いで、
それで一緒にっていうのがあって、
ほんと卒業したぐらいですね。
なるほどね。
それでシルクザリンチ2年ぐらい前に始めてから、
日本でそれなりに軌道に乗って、
でも早い段階から海外っていうか、
アメリカに進駐するって決めてたんですか?
もう起業する時から決めてましたね。
あ、そうなんだ。
グローバルに行くって決めて、
まず事業を何にするか決めました。
それで考えたのがヘアケアプロダクトで、
世界にチャレンジっていう。
いくつか選択肢ありました。
それこそアプリ作るとか、
サース作るとか、
当時AIがブーミングしていたので色々あったんですけど、
なんだかんだ日本人であることと、
どこの国に行っても勝負できるってなったら、
渡せるもの。
かつ日本が強み上がるものを作るっていう、
製造を何かするっていうところでいくと、
やっぱりヘアケアだなっていうのが、
結構一つに最初の軸なんで。
そうだよね。
さっき冒頭で言ってた、
長野のシルク産業みたいなものが、
それ自体がユニークだもんね。
そうなんです。
アメリカでの苦労と発見
そこにしかないから、
他の国とか場所では作りづらい、
まさに。
その素材っていうのがあるから。
そういうことだよね。
そうです。
実際、アメリカ来てどのくらい、
LA住んでからどのくらいですか?
まだ半年くらいですね。
去年の夏なんで。
ビジネス的にやってみて、
しんどいこと、大変なこと、
それと逆に意外と、
意外とこういうのやってみたら、
受けがいいじゃんとかいけるじゃんみたいな、
ヨシヨシみたいな。
どうですか?
そうですね。
基本つらいことはめちゃくちゃ多いっていうか、
なんて言うんですかね。
やっぱり、人のお金って考えると、
やっぱり人で言うと、
やっぱりターゲットが、
そもそもわからない、
理解できないじゃないですか。
僕らこっちのローカルの人間のことで。
はい。
僕も25年間東京住んでたんで、
わからないですと。
だから、どういう訴求をしたらいいかわからない、
っていうのがまず1個目。
物に関しても、
じゃあこのシャンプーで売れるんだっけ?
っていうそもそも問題も、
まず紙に合うのかっていう問題もありますし。
はい。
お金もやっぱりね、
かかるお金が桁が違うので。
コストっていうか、
コスト。
インフレっていうか、
そうですね。
そうですね。
っていうのはやっぱり、
かなり人のお金で苦労してるのは、
もちろんありつつも、
ただアメリカに来てみてびっくりしたのは、
やっぱりアメリカ人、
特にカルフォルニア、
サンフランシスコもそうだと思うんですけど、
やっぱりかなりオープンな人が多いんで、
そうね。
一回喋ってみて、
興味持ってもらえたら
何々聞いてくれたりとか、
わかるわかるわかる。
すごい投資の話につながりやすかったりとか、
するなーっていうのは結構。
そうね。
ドアは開きやすいよね。
そうですそうです。
若造だからとか、
新しい会社だからっていうだけで、
相手にしないってことはまずないじゃないですか。
とりあえず一回話は聞いてやるよと。
それで考えるっていう。
そこから先は難しかったとしても、
第一歩は踏み出しやすいから、
そこで心が折れにくいってのはすごいいいよね。
そうっすね。
迅速な意思決定の重要性
なんかそこは僕の性格に合ってたなっていうか。
そうね。
ガンガン行きたいタイプなんだけど。
はいはいはい。
とりあえず、
会ってくれるんだったら会うぜみたいな。
そうですそうです。
意外とLinkedInで連絡したら会ってくれたりとかして、
すごい人も気軽に連絡返してくれたりとか。
いやそれさっき前半で言ってた、
意外とそういうことをやるやつが最近少ないからだと思うんだよね。
そうなんですか。
デジタルオンラインになりすぎちゃってて、
全部楽にオンラインミーティングとか、
SNSだけで完了しようとする人が増えちゃって、
効率性を考えると。
そういう時代にあえて、
飛行機乗って今から行きますみたいな。
なんだっけこの前、
ニューヨークの話だっけ?
それはぜひ話したいですね。
ぜひぜひ。
ニューヨーク、直近のニューヨークじゃなくて、
初めて僕がニューヨークに行ったのが、
2023年の12月なんですけど、
これ面白いのが、
ニューヨークに行く前日にですね、
ある超有名なニューヨークの美容系の会社さんと、
オンラインで投資の面談があって、
僕ともう一人で参加して、
向こうは一人でって感じでズームしたら、
かなりいいと。
プロダクトのイメージでも、
うちのブランドにも合うし、
詳しく知りたい。
使ってみたいと。
はいはいはい。
ズーム上で言われたんですよ。
使ってみたい。
早く使いたいって言うんですよ。
で、考えたわけですよ。
これは、
Amazonとかね、
いろいろ、
ヤマトとかで送ったら何日かかるんだよと。
プライムだったとしても。
プライムだったとしても、
ちょっと時間かかりそうだなと思って、
それ朝だったんですよ。
夕方の便でニューヨークに飛びましたよ。
もう手で持っていくっていう。
手で持って行って、
そのオフィスの下に行って、
電話番号メールに載ってるじゃないですか。
電話して、
ローレンですけど、
ローレン、着いたよ。
電話して、
何来たの?
下手なストーカーよりヤバいですね。
ヤバいな。
結構、
ビルに入るのはさすがにできなかったんで、
ちょっと真下でね、
電話して、
渡して、
そこでかなりコミュニケーションも取れて、
それでまた行けたりとかね。
本気度は伝わるよね。
そうですね。
そんなことした奴いねえっていう記憶にも残るし。
いやー、
でもそれがもうデフォルトというか、
チャンスじゃないですか。
使いたいって言うんで。
そうね。
行かない理由はないっていうか、
躊躇する理由はないっていう。
でもその姿勢って、
僕も企業家っていう立場でいるけど、
絶対そこなんだよね。
そのアクションを起こせるか、
それもどんだけ早いスピードで起こせるかが重要で、
考える時間とか検討する時間とか、
超いらないなと思ってる派なんで、
考えたり検討したりプランしてる時間って、
意外とあんまり価値ないよね。
本当に僕もそれ思いますね。
今日考えて出した結論は、
1週間後も多分変わってないんですよね。
その直感的な部分っていうのは。
なので、思ったら即行動っていうのはいいし、
特にアメリカだと良しとされますよね。
以前に調べた人がいて、
日本企業とアメリカのスタートアップの
意思決定のスピードの差みたいな。
面白そう。
学者の方が。
100倍違うんだって。
えー、全然違う。
100倍ってすごいと思うけど、
でもよく考えたら、
確かにそうだなと思うのが、
例えば日本企業が1年ぐらい検討して、
投資とかね、検討してやることを、
こっちのスタートアップ3日でやるって言ったら、
やりそうだなって思うよね。
投資家とか。
3日ぐらいあればそんなもん決めるよみたいな。
分かります分かります。
じゃないと、次から次へと考えなきゃいけないこと、
決めなきゃいけないこと山積みだから、
はい次、はい次ってやっていくじゃんアメリカ。
リスク取って、ダメならダメでもいいし、みたいな。
そこがね、やっぱりスピード女子の国だなと思います。
で、逆に難しいことってあります?
ローカル市場へのアプローチ
アメリカでビジネスやる、
コストの話はあったけど。
そうですね、コストもそうですし、
特に僕とか、
大体の日本の方々がアメリカ来るときそうだと思うんですけど、
日本に長く住んでいて、
アメリカに来るっていうパターンが圧倒的に多いじゃないですか。
僕もそうですけど。
ってなると、分からないんですよ。
そのカルチャーもインフラも、
何が流行ってるかっていうのも、
オンラインでは分かりますけど、
実際ローカルの人が何を普段使ってるか、
っていうのも全然違う。
だからうちで言うと小売商売なんで、
物売りってなったら、
物をどこで知ってもらえるか、
どういうマーケティングのパネルで
お客さんが買うかっていう、
そもそもの入り口が違ったりするじゃないですか。
例えばアメリカだったらTikTokショップって、
流行りますけど見せれないとか、
あといろいろね、
そういうチャンネルが全然違うので、
そこをまずは、
何が実際、
お客さんが買ってるんだっけ、
っていうところから、
最初はすごいリサーチしたし、
いろんな人に聞いたりします。
確かにな。
そしてアメリカは、
いろいろ属性があるから、
そうなんですよ。
いわゆるマスっていう概念が逆にないぐらいに、
その認知の方、
それが集まって一つの市場になってる感じがするから、
そこはね、
全然日本とは違うよね。
なんか僕アメリカ来る前は、
アメリカ人っていう人くくりだったんですよ。
来てみたらもう、
アメリカ人でもいろんなアメリカ人がいるじゃないですか。
アジア系もいれば、
アジア系の中でも全然別れてるし、
ラスティーノもいればっていう、
来てみないとそれは分からなかったから、
あとは、
同じ世代でも収入とか生活レベルとか、
生活スタイルが全然違うから、
来てみないと分からないですよね。
あと本当にすごい思うのが、
カリフォルニア、
アメリカ進出っていうのをやめたほうがいいと思ってて、
カリフォルニア進出?
テキサス進出?
州が国じゃないですか。
だからもう、
アメリカ進出って言わないほうがいいなと思って。
概念的にね。
だって、
カリフォルニア州の面積が日本より大きいし、
テキサスはカリフォルニアより大きいので、
それ考えると、
ガチ国だよね。
ガチの国ですよ、もうこれ。
人も全然違うじゃないですか。
国も違うよね。
物質も人種も。
例えば大きく分けると、
ニューヨーク、
カリフォルニア、
全然違うからね。
左右で。
着てるものから何か違います。
トレンドの考え方も違ったりとか、
人の考え方も違うんで、
そこは結構重要かもね。
どこに軸を立てるかっていうのは。
現在は、
シルクザリッジで、
アメリカで展開している感じで、
現状的な部分では。
現状だと、
今アメリカだと、
カリフォルニアだといろんなエリアで、
実際オンラインだったらアメリカ中で買えるんですけど、
オフラインだと、
ここLAもそうですし、
サンフランシスコ、
サン・ノゼ含め、
カリフォルニアだけで今10エリアぐらいで、
オフライン店舗で買えるように。
これはグロッサリーとかスーパーとかも含めて買えますし、
あとは、
オレゴン州、シアトル、ハワイとかも買えます。
だから結構西の方と、
アメリカでいうと西の方とハワイは買えるんですよ。
オフラインでも。
ストアって、
セレクトショップみたいなところ?
それともコスメの店とか、
どういう店で扱ってるんですか?
いろいろあるんですけど、
バラエティショップみたいな、いわゆるチェーンのお店。
で、一気にバンバンバン、
店舗が一気に10店舗ぐらい増えたりとか、
あとは、小さい美容室さんとかもそうですけど、
あ、美容室か。
基本はそういう、
大体グロッサリーとか、
日本の商品扱ってるよっていうところに、
まずは今入れてて、
そこから、
ローカルっていうのはやっぱり、
なかなか実績がないと難しいので、
ローカルは今オンラインと、
そこの店舗のコスっていうのがあるんで、
そこの情報を今作ってて、
そこを使って、
営業しにいこうと。
今の話でいうと、
美容室で、
美容師さんに売ってもらうっていうのは、
結構いいチャンネルだなと思って、
うちの会社、
立ち上げの頃に、
美容室のウェブサイトを作ったりしてたんですよ。
そこが、
経営者とやり取りしてたんですけど、
美容室の独自ブランドのヘアケアプロダクトを、
美容室を活用した戦略
そのうち立ち上げて、
なぜなら美容師さんが一番の、
セールスチャンネルだっていう。
お客さんに勧めて、
美容室で使って、
それをそのままお客さんに勧めて、
お客さんが買って、
使い続けるみたいな。
そういう文化あるんで。
美容室開拓みたいなのも、
結構いいチャンネルかもね。
そうなんですよ。
美容室開拓って、
お客さんが買って、
そうなんですよ。
美容室はかなり、
クローズドで、
本当に?
ブランド名は言わないですけどね。
2、3社くらいがかなりギュージってるんですよ。
なんとなくわかる。
なんとなくわかる。
アメリカ系とイギリス系とか、
ヨーロッパ系とか。
アメリカ系、ヨーロッパ系、日本系。
3つが結構強いですけど。
なんとなく言ってることがわかる。
とはいえね、
本当に使ってみていいっていうオーナーさんとかは、
取り入れてくれてくださってるんで、
これは本当に草の根じゃないですけど、
ゆっくりゆっくりやっていこうかなと。
なるほどね。
思いつつ。
なんかさっきちょっと聞いたら、
個人的に面白いなと思うのが、
営業とか販売だけじゃなくて、
資金調達も、
アメリカで今、
してる、
行動してる最中って、
まさにスタートアップっぽい。
それも、
日本のテックスタートアップの人たちが、
かなり苦戦する、
アメリカの投資家から
投資を受けるっていうことを、
ファンドレイジングっていうか、
資金盗賊活動をしてて、
結構手応えがあるっていうのが
すごいなと思ったんですよ。
そうですね。
現状でも、
もうすでにアメリカのエンジェルですけど、
入ってます、何人か。
素晴らしいですね。
純なVCさんは、
うちは入れない方針なんですけど、
TVCさんとかは。
同じ業界の会社さんとかですよね。
同じ業界の、
本当にトップのトップの
ナンバーワン、ツーぐらいの。
ところは、今かなり
話進んでいて、
っていう状況です。
いや、それすごい。
すごいなと思って。
さらっと言ってるけど、
そんな簡単なことじゃないのは、
そうですね。
だいぶ苦労はしてますよね、もちろん。
動き回ったり。
テクニカルな話で言うと、
日本で始めた
日本の会社じゃないですか、
一応。
日本の会社だって言った
時点で、
ちょっとハンデになるじゃないですか。
本当そうなんですよ。
投資される側っていうか。
そうなんですよ。
じゃあ日本で投資受ければ、
日本でやれよみたいなことになっちゃうから。
毎回一言目それです。
なんでアメリカまで来てんだって。
日本でやれよみたいな感じ。
大体。
そこは何だろうな、
株式会社の投資っていう仕組みを
考えると、
どこの株式会社の
シェアに対しての
投資ですかとか、
エグジットはどこの国で
どうするプランがあるんですか
みたいなのを聞かれた時に、
全部ジャパンにしちゃうと、
じゃあ日本でずっとやり続ければいい
みたいになっちゃうから。
結構そこも、
本当には
かなり苦労している部分で、
もちろん実際
浸透させていただいたりはしてますけど、
そこに至るまでに本当に
たくさんの人に断られていますし、
一番思ったのは、
アメリカでの資金調達の苦労
やっぱりアメリカで
始まっていないっていうのが、
それだけでもうビハインド。
そうなんだよね。
カリフォルニアが本社じゃない。
私社じゃんって
見られ方をするんで、
そこはやっぱり
日本の会社さんで
結構苦労する会社が多いのは、
すごく僕も共感できるような
というか。
そうね。
別にアメリカスタートで、
アメリカから
会社スタートする
日本人の企業家の方とかも
いらっしゃるんだけど、
それでも苦労するからね。
結局日本じゃんっていう。
まあね。
あとは普通に
プロダクトとかトラクションとか、
その辺がシビアだったりする
っていうのもあるから。
それを踏まえても、
大田彦が投資を
受ける活動をしていて、
実際にエンジェルから
投資を受けたりとか、
CVCで話をしていると、
僕はすごいなと思ったし、
なかなかできることじゃないんで。
まあちょっと
飛び込んでみて。
いや、ガチすごいと思いますね。
じゃあ最後に
今後の展望とか、
聞いてる人への
メッセージとか。
そうですね。
今完全にブランドンさんと雑談みたいな感じで
意識こっちこっちになっちゃうんですけど。
全然こんな感じですよ。
展望で言うと、
基本やっぱり
アメリカ、企業
1日目から
グローバルで勝負する。
じゃあグローバルになったらアメリカだっていうので、
アメリカを見据えて
日本でトラクションを作っていったので、
まずは本当に
全米に名前を驚かせたいなと
思っているので、グローバルブランドに
できるように。
まずは着実に一歩一歩
進んでいきたいなと思いますし、
いやーすげー
いいと思う。
意外と何だろうな、
日本のスタートアップで
カリフォルニアとか
アメリカに進出している会社って
そこまで意外と多くないんだなと
思ったんですか?来てみて。
意外とないのよ。
あとなんか、拠点を作ってる
スタートアップはマジでないなっていう。
遠隔でやってる会社あるんですか?
はい。
行かないだろうって言ったらちょっとあれですけど、
やっぱり来ないと無理だなって
正直来てみても苦労するんで。
だって、
グローバル展望と成功の秘訣
じゃあ大谷翔平が
日本でホームラン打てるかって
ドジャースのために日本から
ホームラン打てないじゃないですか。
そうなんですね。
そうなんです。
僕もこれはよく
メンタリングする時とかに言うのは、
アメリカでどうやったら
成功できますか?みたいに言われたら、
まず来ることからじゃない
っていうのは必ず言うようにしていて。
そうですか。
日本人の企業家って
こっちでスタートアップやってる
友人とかにも聞くと、
やっぱり来ないと
投資家でも
お客さんでも
本気度が伝わらない。
日本からやってるんですよ。
日本で今インターネットの時代なんで
全部できるんですよ。
投資してくださいって言っても、
まず来いよみたいなのを言われるから。
そうですね。
そこで覚悟を見せる
っていうのがすごい重要だなと
思いました。
僕は本当に
セリフダレッジグローバルブランドになるの
めちゃくちゃ楽しみで。
いやーもう
察しないとですね。
これだって
この僕のポッドキャストに出てくれて
数年後にグローバルブランドになったら
プレミアム買っちゃいけない。
プレミアム買っちゃいけない。
コンテンツの価値が。
確かに
デジタルタトゥーが
ポジティブにいくか。
そうですね。
全然
上手くいくと
いかせるんで。
ポジティブに思うしかないし。
そうですね。
チャレンジなんで。
素晴らしいと思います。本当に。
僕も
今回
ロサンゼルス来て
直前で
十何時間前に
連絡して
同じなんだよ
気質が。
今から行きます。
開けますよ。
嬉しかったんで。
こちらこそですよ。
ありがとうございます。
これからも頑張ってください。
僕も頑張りますんで。
このエピソードを
楽しんでいただけた方は
ぜひ高評価、チャンネルフォローよろしくお願いします。
また
サンフランシスコデザイントークは
番組に対する質問や
取り扱ってほしいテーマを募集しています。
番組概要欄にある
Googleフォーム、ポティファイでお聞きの方は
各エピソードのQ&A欄から
お送りいただけますので
お便りお待ちしております。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。
バイバイ。