それでは、まず最初にですね、このガイドラインの概要といいますか、前提を確認しておこうと思うんですけれども、
前提ですね。
このガイドラインは、実はですね、学習指導要領とは違って、法的なですね、遵守義務はないんですね。
え、そうなんだ。
はい、そうなんです。これ、法律でも規則でもないんです。あくまで参考資料でしかないんですね。
どういうことかというとですね、あくまでこういうふうにですね、扱うといいですよってことを、国がお墨付きを与えているだけであって、
ちょっとここはこういうふうに変えたい、うちの学校はこういうふうに変えたいとか、そういった形が全然OKなものになります。
一律禁止するようなものでも、絶対使えっていうような類のものでもなく、あくまで参考資料、学校や教育委員会がどういうふうに扱えばいいのかっていうところをですね、参考にするための資料として扱うことができるというのがポイントになってきています。
なるほど、まさにガイドラインだね。
そうです、ガイドラインになってきています。これはですね、もともとですね、2023年7月4日にバージョン1.0暫定版というものが公開され、その後、2024年12月26日に改定されたバージョン2.0が公開されましたね。
一年半でですね、改定されたという形になりまして、現在の最新版がこのバージョン2.0という形になります。
このバージョン2.0をですね、今日は中心に見ていきたいと思っています。
まずですね、学校現場でAIを扱う際の基本的な考え方というものがこのバージョン2.0ですね、新しくきちっと定義されましたので、それを見ていきたいと思うんですけども、
2つあります。
1つ目が人間中心の原則と呼ばれているものになります。
なんかピンとこないな。
これはですね、生成AIに向き合う態度の話をしています。
人間中心というとなんか難しく感じるんですけれども、基本的にはですね、AIとの向き合い方、付き合い方を言っているものになりまして。
これってバージョン1にはなかったでしたっけ。
ないですね。まとまっていないですね。人間中心でやっていきましょうとかそういったものは書かれていますが、
バージョン2.0のようにですね、はっきりと人間中心の原則でいきましょうということは書かれていません。
この人間中心の原則というのは、そもそもですね、日本の政府が設定したもので、
2019年ですね、内閣府統合イノベーション戦略推進会議で、人間中心のAI社会原則というものが政府が発表して、こういうふうにAIと付き合っていきましょうと呼ばれているものなんですけれども、
基本的に教育の文脈においても、この人間中心でいきましょうよという部分になってきています。
わかりやすく言うとですね、AIというのは人間の能力を補助、拡張し、可能性を広げる道具であると。
ただし、出力結果は参考の一つ、最終的には人間が判断、成果物には自ら責任を持つということをまとめたものが、人間中心の原則、正々相と向き合う際の態度ということになります。
このラジオでもずっと言い続けていることですよね。
こちらが基本的な考え方の一つ目です。
二つ目の基本的な考え方は非常にわかりやすいんですけれども、情報活用能力育成という部分になってきています。
これもわかりやすいかなと思います。
もうAIは社会にかなり浸透して、社会の現場で働く中でも正々和を使うことが当たり前になってきた中で、
AIリテラシーを学ぶということは非常に子どもたちの未来のためにも大事ですよという部分になりますね。
特徴的なものとしては、AIの仕組みの理解や学びに生かす視点、使いこなすための力を意識的に育てると言及されている点が特徴的かなと思います。
以上が学校現場でAIを扱う際の基本的な考え方、2本柱になってきております。
ガイドラインは続きまして、学校現場で抑えておくべきポイントとして5つ紹介しておりまして、
これがいわゆるセキュリティだとか著作権だとかそういったところが書かれているパートになってきています。
この5つもやっぱり重要ですので確認していきたいと思いますけれども、
まず1つ目が安全性を考慮した適正利用と呼ばれているもので、こう書くと難しいんですけれども、
要は年齢制限や保護者の同意利用規約を守りましょうという当たり前のポイントになってきています。
続きまして情報セキュリティの項目ですね。情報セキュリティの項目としてはオプトアウト設定をしっかりしましょう。
AIが学習しないようにきちっと設定をしましょうと。
項目活用の部分としては重要な情報をAIで扱う場合は2段階認証などを含む強固なセキュリティアクセスを担保しましょうと。
あとはですねガイドラインに書かれているものとしてはプロンプトに重要性の高い情報を入力してはならない。
具体的には成績情報と書かれていますのでガイドラインの全体としては成績情報を入力することは推奨していきませんが、
ここでちょっと思い出してほしいのはガイドラインは法律ではないので学校長や教育委員会の判断でいろいろ変えることができるという形になってきています。
なのでこのポッドキャストの方でも成績情報を使ったですね初見の作成の方も紹介してきたと思う。
エピソード5で紹介してきましたけれども学校長の判断や教育委員会の判断があればそういった活用の方もできますし今後そういった部分がどんどん増えていくんじゃないのかなという風に感じています。
国のガイドラインなので厳しめの部分から言ってきているかと思うんですけれども実際ですねあの文部科学省のこの推進事業というかやっているものとしても成績データを使ったものっていうのがありまして
ただそれは一般的なチャットGPTではなくて学校が個別契約している学校AIの方で教育特化教育専門のAIでやっているという部分になってきています。
なるほどね。以上がセキュリティのポイントの方になってきています。3つ目はですね個人情報やプライバシー著作権の保護という部分になってきています。
著作権のことはエピソード3か4ぐらいだったかな。異挙性と類似性のことも細かく書かれているというのが。覚えてますね。
あとは著作権法第35条で事業の過程だと守られていますよということが書かれているというのがポイントの3つ目になります。
続いてですね4つ目は公平性の確保という部分に。公平性。これはですね生成AIはインターネットの情報を学んでいるのでバイアスがかかっていくことが多いと。
そのバイアスによって公平性をかけないように注意しましょうという観点になってきています。
いろんな差別的なものとかそういったものがAIの回答に出てくるのでその回答を使うときはそういったバイアスがあることを前提でいろんなものごとの判断に公平性がかけないようにしていきましょうという注意点になりますね。
続いて最後5つ目ですね。5つ目はですね透明性の確保。透明性。いわゆる関係者への説明責任になりますね。
生徒や保護者教職員ですね。に対して生成AIをちゃんと説明をするとこういうふうに説明してやっていきますよという部分になります。
保護者に対して。そうです。あーなるほどねそれが透明性。はい透明性という形で書かれているというのがこれが学校現場において抑えておくべきポイントとして5つ紹介されているという部分になります。
ガイドラインはですね実はこういった堅苦しいというか守るべきことだけではなくてですね先生たちが現場で使うためのですね事例とかも書かれているというのが面白いとなってきています。
そこはちょっと俺見たことない。はい見ていきましょう。利用主体別のですね具体ポイントという形で書かれていまして利用主体っていうのは例えば公務で利用する場合だとか児童生徒の学習活動で利用する場合だとか教育委員会が利用する場合だとかそういったことに関してですね具体的にですねいろいろなことが書かれているという風になってきています。
まずですね教職員ですね公務利用のする場合の具体ポイントを見ていきたいと思うんですけれどもこれはすごく抑えておいていただきたいんですけれども働き方改革につながることがですね非常に期待されているという点になってきています。
やっぱ時間がね短縮できますからね。部分になってきてますので基本的に公務活用では積極的にですね活用してほしいというのが文部科学省のスタンスになってきています。同感ですね。ですねあと加えてですね先生がAIリテラシーについて就職していくことを期待されています。
生成AIを先生が知ることは児童生徒の学びの高度化にもとても重要になってきますよという部分でそこがまあ期待されているというのが大きなポイントかなというふうに思います。
まさにねこのラジオがそうですねはいで具体的なですね活用例としてはですね事業準備ですねガイドラインに書かれている活用例としてはですね事業準備の中として叩き台を作成したりとかですね事業の感想集約を行ったりだとか事業での発問に対する回答のシミュレーション相手としての活用したりだとか書かれています。
またですね部活動の部分としては過去の部活動の練習メニュー一覧を読み込ませ毎日の練習メニュー案を作成するというような形ですねはい学校経営に関わる業務の支援などとしては時間割り事業作成案を作成するだとかあとはお便りを作成するだとかそういったものがですねこういった活用ができますよっていうのを課長書に書かれているという形ですね。
見たことなかったかも。ただプロンプトという形にはなっていないのでこれを見てまっすぐ現場の先生が使うことはちょっと難しいかなと思うんですけれどもケースバイケースだからねはいなるんですけれどもAIってこういう使い方ができるんだなーってことをガイドライン読んだ時に知ることができるというのがポイントかなと思います。
お勧めの使い方として気になるものがあったらこれをコピペしてAIにこういう使い方をするためのプロンプトを作ってみたいな風にやるとAIでクッションを置くと実際現場で使えるようなプロンプトがそれで生成できるかなと思います。
ちょっとやってみよう今度。
という部分ですね。この利用主体別の具体ポイントが増えたことがですねバージョン2.0では特に大きいポイントかなという風に思っています。
かなり具体的になったんですね。
そうですね。だいぶ解像度が上がったのかなと思います。
解像度が上がったというのが出てきたという形ですね。
えっとですね生徒の活用に関してはですね生成AIパイロット校というですね先行取り組みをしている学校さんがあるんですけれどもそこのですね事業実践事例というのが書かれているのが
そんなのあるんだ。
付録という形でですね書かれてきているのが面白いかなという風に思っています。
例えば小学校6年生の国語科でAIの正しい知識を身につけるという実践が書かれていたりだとかあとはですね中学3年生の英語科で英会話の相手として活用したり
より自然な英語表現への改善に取り組んだ事例が載っていたりだとか
あとはですね中学校段階の国語科ですねグループで話し合いして問題を検討する際にAIを活用したりする事例などが載ってきているという風になります。
なのでやっぱり具体的なですね事業事例も今回ガイドラインの中に含まれたというのは大きな前進かなという風に思います。
事業の中でAIを活用していくことを推進しているお勧めするこういう使い方があるよということを国として紹介しているというのが大きなポイントかなという風に思います。
竹内先生、今やっても不適切な例のうちで現場で実際に起こりそうなのってどれですか?
現場で起こりそうなの?
年齢制限は親の承諾ですよね。そこはひょっとしたら知らないで取らずに使っちゃってることはあるのかもしれないですよね。
あとやっぱり、今僕も実際使って生徒を教えてるんですけど、生徒はハルシネーションを起こすってあんまり知らないんですよね。
なので、ハルシネーションを起こすってことを実際体験してみたっていうのがあるかなと思いますね。
という形でガイドラインをざっくり見てきたんですけれども、ガイドラインは教師の役割がより重要になると言っていますけれども、
とはいえ今の先生方は忙しいと。ガイドライン31ページもあって、読む余裕もないじゃないですか。
正直なとこね。
ありますよね。じゃあ忙しい先生が最短でガイドラインを自分のものにする方法は何か。
それをですね、紹介していきたいと思います。
すぐ思いついちゃったけど。
はい、じゃあやっていきましょう。
あきお先生も予想がついていると思うので。
あれですよね。
あれです。
あれですね。
何でしょうか。
ノートブックLM。
そうなんです。皆さん覚えてますでしょうか。
ノートブックLMというものがありまして、これの特徴は何だか覚えてますか。
ラグですよね。入力したデータを元に生成していくんで、ハルシネーションを起こしづらいということでしたよね。
そうなんです。なので、おすすめの方法としてましては、文部科学省の生成AIガイドラインをもう一個だけノートブックLMに読み込ませてできたノートを使ってガイドラインについて学んでいくという風に。
ホームページのURLをね。
ホームページじゃなくてPDFですね。
PDFがダウンロードしたやつね。
PDFダウンロードになってくるので、それをソースとして入れ込むと、何でもガイドラインについて答えてくれるチャットボットがそれだけでも出来上がっちゃうという風になります。
めちゃくちゃ簡単にできちゃうね。
めちゃくちゃ簡単になります。なので、なんか著作権のこととか事例のこととかなんか気になることがあったら、それでチャットをするとガイドラインの元に答えてくれるのでですね、しっかり確認することができますし、ガイドラインに書かれていないこともわかることができるというのがおすすめになってきています。
で、もう一つおすすめなのが音声解説になってきていますね。
右上のスタジオのところから何も考えずにポチッとですね、音声解説の方を押すとですね、このCCIガイドラインの概要をまとめた音声ができますので、7、8分くらいですね、できると思いますので。
それをですね、通勤中とかですね、移動時間中とか、家事をしている時とかに聞いてもらうだけでもだいぶこのニュアンスというのがわかってくるので、非常におすすめなやり方になってきています。
こんなラジオ形式にもなりますしね。
これがおすすめのやり方かなというふうに思います。
で、ガイドラインはですね、エイラリティアシー先生に求める、さらに使っていくということを求めてきていくんですけれども、今言った使い方がまさにですね、その一助になっていると思いますので、ぜひこのですね、ポテキャストを聞き終えましたらガイドラインダウンロードしてですね、ノートブックLM作ってやってみていただけると嬉しいかなというふうに思います。
あとこうレポートにもまとめてくれるからね。
そうですね。スライド資料を作ったりとか。
スライドにもしてくれるし、レポートでようやくね、概要とかをまとめてくれるんで、それを見て勉強するっていうのもありですよね。
そうですね。さらに自信がある人は先生なんかぜひですね、FAQというかクイズですね。
クイズを作って。
クイズを作れますね。
やってみるといいのかなというふうに思います。
こうしたですね、今ガイドラインをですね、ノートブックLMに読み込ませる方法は、実は当たり前なんですけれども、ガイドライン以外のものでもそのまま応用が効きますので、例えば何かの補助金、助成金を申請する際だとか、読み込むのが難しい資料があったら、同じような扱い方をしていただけると、概要がかっちり把握できるかなと思います。
すっごい読み込むの大変な資料ありますよね。
ありますあります。
ありますよね。
なのでおすすめとしてはノートブックLMでざっくり最初に概要をつかんだ後、必要な箇所を参照しながら読み込んでいくというのがおすすめのですね、資料の読み方でAI時代の時短の仕方となります。
使えそうだな。
ぜひぜひ使ってみていただければと思います。
うちの学校なんかもね、一応ちゃんとありますからね。
そうですね、ちゃんとやって、ホームページにも掲載されています。
掲載されてますから。
形になりますので、楽しみにしていてください。
はい。
という形で、あっという間にお時間となってしまいましたが、
今日の話をまとめますと、ガイドラインは先生がAI活用に踏み出すことを後押しする文章。
まずはぜひですね、ノートブックエレーブにガイドラインを放り込んで音声解説を作って聞いてみてください。
ああ、そうですね。
最初の一歩になるかなというふうに思っています。
現場で困ったことがあったらですね、そういったノートブックエレーブのチャット欄で確認をすることもできますので、ぜひぜひやってみてください。
はい。
さてあきお先生。
はい。
今日の放送を振り返って、全国の先生方へ最後に一言メッセージをお願いできますか?
そうですね、今日は結構難しかったね。
ちょっと難しかったんで、もう一回これを聞いて整理したほうがいいかな。
ノートブックエレーブはやりたいかな。ちょっと音声コンテンツ逆にちょっと作ってみて、勉強し直したいかも。
はい、ぜひぜひ作ってみてください。
今日のこのラジオを聞き直したり、ノートブックエレーブで作ったラジオを聞いてみたりという形でですね、ぜひガイドラインについて学んでいただければと思います。
はい。
先生のためのAIラジオ
さて、番組からのお知らせです。この番組では先生からのAIに関する質問も募集しています。
今回のテーマは、学校で生成AIのルールやガイドラインを作った経験ありませんか?
例えば職員室で話し合って独自ルールを決めた、保護者にこう説明した、など現場のリアルなエピソードをお待ちしています。
学校でのちょっとした出来事、ぜひ教えてくださいね。
お便りは番組概要欄にあるGoogleフォームのリンクからお送りいただけます。
皆さんからのメッセージ、お待ちしています。
番組が少しでも役に立った、また聞きたいと思っていただけましたら、ぜひ番組のフォロー、そして高評価で応援していただけると嬉しいです。
これからの番組作りの励みになりますので、応援よろしくお願いします。
先生のためのAIラジオ、この番組は毎週火曜朝6時に配信しています。
通勤時間や朝の準備のお供に、ぜひまた聞いてくださいね。
お相手は、AI教育コンサルタントの福原正幸とあきお先生でした。
それでは先生方、今日も良い一日を。また来週。いってらっしゃい。