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一週間前にテレビで見たんですけど、分身ロボットカフェってご存知ですか?
東京にできたんですけど、ロボットが注文を受けて、料理とか持ってきてくれてですね、ちゃんとコーヒーとかを注いでくれるんですよ、テーブルで。
すごいなーと思って、こんなのもできたんだねーって思って見てたら、それを操ってるのが遠隔でですね、東京じゃない、全然別の県とかに住んでるような人とかでですね。
ALSとか、体が動かなくなっていく病気ですよね。ALSの患者さんだったりが、パソコンの画面を見てですね、そこに話しかけるんです。
それがロボット、ロボットからお店ではですね、ロボットから声がしてお客さんと話すような形になるんですけど。
お客さんからしたらロボットと話してるんですが、その向こうはそのALSの患者さんと対話してる、そんな感じなんです。
こうやって障害を持っている方が遠隔で、体は別のところにあるんだけれども、ちゃんとお店で接客業ができる。
これはすごいなーと思ってですね、こんなのもう今のこの時代にできたんだと思って。
これ、障害の方だけじゃなくてもですね、他県から何らかの理由でお店での仕事ができないとか、そういった方でも使うことができてですね。
接客には興味あるけど出れない、そういった方もそこで働くことができますよ。
ちゃんとお給料がもらえるんですよっていう、そういった仕組みです。
分身ロボットカフェ、すごいですよね。
このロボット、織姫っていう名前のロボットなんですけどね、ちょっと可愛らしいフォルムで。
今年の6月にオープンしたそうですけど、まだまだですね、運営していろいろ改善中だそうです。
接客もですね、やっぱり障害者の方とか、接客今までしたことないんですっていう人もいるんですよね。
だからなかなか接客も慣れてない言葉遣いとかですね。
聞かれたときに何て答えたらいいんだろうみたいな、そういったのもやっぱりあたふたしながら運営やっていってるそうなんです。
少しずつ改善しながら、教育しながらやっていってるそうなんですけどね。
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これをでもやったっていうのがすごいなと思います。
このニュースを見たときに、介護の未来ってどうなるんだろうって思ったんです。
これを見たときに、デイサービス、介護保険でケアマネージャーとして進めたりしてますが、
デイサービスのあり方も大きく変わってくるんじゃないかなって思ったりするんですね。
これが広まっていった場合ですよ。
僕の知り合いでですね、家族の方が養介護の認定を受けた方がいるんです。
僕の親と同じぐらいの年なので、70代前半です。
そういう方が急に体調を崩して養介護になっちゃったんですけど、
そういう方が養介護の状態になって、家族はデイサービスに行かせたいのよって言ってるんです。
でもその方ですね、
デイサービスに行かせたいのよって言ってるんです。
ついこの間まで、今もスマホとか使ってるわけです。
LINE使ったり、インスタグラムしたり、
かといって何か特別趣味があるっていうわけでもないそうなんですけどね。
でも家族はデイサービスに行かせたいのよって言ってるんです。
でもその方ですね、ついこの間まで、今もスマホとか使ってるわけです。
でも家族はデイサービスに行かせようかなって、
どうしても仕事もあるし、自分がいない間一人におらせておくわけにもいかない。
だからやっぱり家族誰もいない時間はデイサービスに行ってもらいたいなって。
なんでデイサービスかって言ったら、それしか預かってくれるとこないじゃんってことですよね。
でもデイサービスって一般的にはですけど、
やっぱりみんなで歌謡曲、ミソラヒバリ歌ったりとかですね、
昔の童謡、赤トンボとか歌ったりするわけですよね。
レクレーション、輪投げしたりとか、いろんな最近は考えてレクレーションやってると思うんですけど、
でもやっぱり80代90代の人も多いわけだから、そこに会わせようってしますよね。
70代の方がそこに会うかっていう気がするんですよね。
もしですね、70で介護の状態になったとして体が動かないとしても、本当は仕事がしたいんだよと。
みんなとべちゃくちゃ喋ったりとか歌うたったりとか、そんなの全然したくないんだよっていう方も、
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今までだったらもうその選択肢がなかった。
でもそれが仕事ができますよってなったらすごいですよね。
例えばもうね、趣味がある方だったら、趣味を生かした教室が開けますよとかですね。
もはや介護保険に頼らなくてもいいっていう。
介護保険は車椅子借りたり、手すりつけたり、最低限の部分で使いましょう。
それ以外は、自分で趣味したりお仕事したり、そういったことができますよだったら、
すごいな、これもしかしたら認知症とか減るんじゃないかと思ったりするんです。
早い段階で、やっぱりじわじわ何か目的がなくなって、いつの間にか認知症になってるっていうことってあると思うんです。
みんながみんなじゃないですが、遺伝的なのもあると思いますけど、
でもやっぱり自分でやりたいことや選択肢や自分で選ぶっていうことをずっとやっていきながら、
頭も使ってですね、楽しくワクワク生活している。
これは認知症予防になるんじゃないかと思うんです。
もう一つ、介護の未来としては、個人でいろいろやりとりができる。
選ぶっていうことができるようになったらいいなって、そういう希望があるんです。
このインターネットとかで、すごくつながるようになった後ですよ。
具体的な、細かい部分は置いておいての話です。
例えば、地域の集まりもですね、実際物理的に集まって何やらかんやらするっていうことって大事なことなんですけど、
やっぱり来る方って固定されてるんですよ。
いつも積極的にこういうの出るの好きっていう方だったり、使命を持っている方は来るんですけど、
来ない人の方がよっぽど心配な方って多いわけですよね。
でもそういった方って、どんなに行こうよって言っても来ないんですよ。
それに、ちょっと行きたい気持ちはあるけど、行けないわけですよ。
もはや自治会とかですね、そういった組織的な部分をもう無くしてしまって、
個人が個人の人たち、もしくは複数と直で組織を変えさずにつながるっていう風にできたらいいんじゃないかなって思ったりするんですよね。
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みんな仲良い人だったらいいんだけど、嫌な人だってその中にいたりするわけでしょ。
その人には別に会いたくないんだけど、みたいな。
じゃなくて、会いたい人といつでもやりとりができる。
複数で集まりたい人は集まるみたいなですね。
またそれも選択肢が増えればいいなと。
集まるか集まらないかだけっていう二択しかないのもちょっとなって思うんですよね。
そこで、民生委員さんとか、本当にボランティアで無償でいろいろやってくれてるんですけど、
何か助けてあげたことに対して、ちゃんと見返りが、見返りというか当然のバックが来る。
そういう風になれたらいいなと。
何か困ってるからこれやってあげたよってした時に、お金じゃもうきついじゃないですか。
そんなお金ないのにってなるんですけど、
それがでも、ちゃんと感謝の気持ちが何かの形で返っていくみたいな仕組みができたらいいよね。
それがね、今最近言われてるビュラーデーションっていうのは、
そういったことになるのかなと思うんですけど、
まだまだこういうのって、僕もわかんないですし、
でももうこういう風になったらいいなーっていう妄想ばっかり膨らんでいってます。
そして、こういった仕組みができたら、仲介が本当になくなる。
さっきはね、自治会とかそういう仲介がなくなるって言ってたんですけど、
そうなるとケアマネージャーも、もう必要なくなる仕事としてはですね、
デイサービス個人が選べばいいじゃんってなるわけですよね。
いろんな情報がある中で検索して絞り込んで、
自分がこういうのがいいって希望が出てくるような仕組みができたら、
仲介が本当になくなる。
いろんな情報がある中で検索して絞り込んで、
自分がこういうのがいいって希望したらポンと出てくるとかですね。
そんな風になって、行きたいところに自分で選べる。
やれあるケアマネージャーが組織に入っている会社、
そこの利益のために、うちのデイサービスどうですか?
うちのヘルパーさんどうですか?
こんなのばっかり今までも応募しているのが、
今後は本当に自分のこういうデイサービスがあったのねっていうのを
自分で探せる。そういう風になればいいじゃんって思うんですよ。
じゃあケアマネいらんのかいと。
やっぱり探してほしいとか、
ただただ介護保険とかサービスにつなげるだけが仕事じゃないわけですよ。
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本来本人の希望とか、最後どういう風に迎えたいかとか、
そういったのを踏まえて目標を作って、
こういう風にやっていきましょうよって決めるのがケアマネの仕事なわけで。
本来の役割に特化できるっていう、
ケアマネの立ち位置もそれでいいんじゃないのかな。
何でもかんでも提案して、デイサービス行こうよって言っても行かない。
モヤモヤみたいな、そんなのもうやめようと。
そういう風な世の中、介護業界になってきたらいい。
それが本来の姿に少し技術が入ることでなってくるんじゃないかなって、
ちょっと妄想したりしてみました。
いやいや、これは甘いよっていうね、現実的には無理じゃんみたいな、だと思いますよ。
ただ今回のロボットのニュースを見て、選択肢が増えるってすごいことだなって思ったんです。
今まで選択肢一択でどうにかしようとしてたようなところがあると感じたんですよね。
ただせめて二択三択あってほしいですよね。そうじゃないと決めたとは言えないですよね。
僕の希望する介護の未来としては、まず一つはやっぱり自分で自立することなんですよね。
選択肢があるってことも自立の一つなんですよね。
自分で選ぶ、それが大事。自発的な行動を取れる環境を作ることが大事だと思います。
介護はずっとこうしなさい、ああしなさい、これがいいですよ、あれがいいですよばっかりですよね。
自分で決めりゃいい話なのにですよ。それができるようになったらいいなっていうことです。
そして、ああしなさい、こうしなさいっていう中間のケアマネージャーみたいな役割の人たちがなくなって
ダイレクトで自分のやりたいこととダイレクトでつながるっていうことができたらいいなと思っていますが、どうでしょうか。
ここの視点が抜けてるよ、この部分はどうなんですかっていうのがたくさんあると思うんですけど、
まずはちょっとふとそのニュースを見て思ったことということでお届けしたいと思いました。
ご視聴ありがとうございます。また思いついたらまたちょっと追加でお話しようと思います。
ではでは。