00:06
どうも、ボブです。僕は、介護のケアマネージャーの仕事をしているんですけれども、
今日はその仕事の中でですね、面白いことが、面白いと言ってはいかないですけど、
あったので、お伝えしたいなと思います。
個人情報になっちゃうので、いろいろ情報は伏せながら、
情報をちょっと変えながらですね、話をしようと思うんですけど、
伝えたいことだけ伝えられるようにしようかなと思います。
ある女性の方でですね、ある時、先週か、
先週、お腹が痛いんですっていうことで連絡が入ったんですよ。
なんとか家族もいたので対応してもらって、急遽病院に行くことになったんですけど、
病院ではね、特に異常ないですねと、お腹のエコーとかいろいろとったりしたんですけど、
特に異常ないねと。
他、何か思い当てることある?って言ったら、何も言わなくて、
とにかく便は何日か出てないと言ってたので、下剤が出されたということなんですね。
病院で勘調をしたんです。勘調したんだけども、特に便は出ず、
で、家に帰って、後からね、ぐるぐるってなって、便失禁とかいうことってよくあることなんで、
じゃあちょっと、ご家族の方にもね、こまめにトイレに行ってもらうように促してもらえますかと、
言っていたんですが、幸いね、便失禁とかいろいろせずに、ちょろっと便は出たそうなんです。
で、その時に取った血液検査をですね、今日見せてもらったら、
まあ血糖値がですね、正常値よりも随分高いんですよ。
で、それとLDL、悪玉コレステロール、中性脂肪も正常値よりも随分高い。
で、その方はですね、もともと食が細くてご飯あんまり食べてないって言ってたんですよ。
あんまりね、いつもご飯も3分の1ぐらい、全体で3分の1ぐらい残す。
でも、米はほとんどなんか口に入れてくれない。
パンは食べたりするんだけど、米はほとんど食べない。
で、おかずもほとんど残す。
作っても残すんだよねって言って、いつもご家族の方言ってるんですけど。
03:00
で、なぜか、なぜかそういう食事にもかかわらず、
血糖値が高い、コレステロール高い、中性脂肪も高い。
なんで?って思ったわけですよね。
で、いろいろ聞いていったんです。
昨日何食べました?その前は?
お腹が痛くなった前後ってなんか、ご飯食べたんですか?
前回も聞いたんですけどね。聞いたんだけど、特に何も言ってなかったんですが。
ご飯食べてないのにこんな数値出るって、逆に心配ですよと。
内臓がね、水蔵の機能がずいぶん低下してて、インシュリンが出ないのかとか。
いろいろちょっと心配なんですって言って、話を聞いていくと、実はねと話してくれたんです。
それが、アイス棒がついたアイスありますよね。
あれを10本食べたんですと。
10本?1日にですか?もしかして。
ええ、1日に。
で、よくよく聞くと、ヘルパーさんがお風呂に入れてくれる日があるんですね。
その時も、お風呂に入る前に1本、上がってから1本、実は食べていたんだと。
ヘルパーさんもね、あげたりしてたそうなんですよ。
それ知らなかったんですね。
まあね、2本ぐらいならまだしもね。
じゃあその後、プラス8本食べていたということなんですね。1日に。
で、毎日食べてたわけじゃもちろんないんですけど、やっぱりその食べた翌日にお腹痛い、お腹痛いってなったそうなんです。
なるほどな。
本人、やっぱり誰が聞いてもこれ怒られる内容だから言わないんですよね。
言わなかったんですよ。
でもご家族は実は知っていた。
でもあえて言わなかったみたいなんです。
で、この方はね、病院に入院したりとか絶対嫌だと。
病院にかかるのも嫌だ、そういう方なんです。
で、施設に入るとかそういったのも絶対嫌、そういう風に言ってる方なんですけど。
口ではそう言っているけれども、じゃあアイスを1日10本も食べるとか、それでご飯を食べない。
06:03
ご飯と言っても、そのタンパク質とかビタミンとか取れるようなそういう食事すらしていない。
じゃあね、せめて病院に行きたくないとかって思うのであれば、なんでそのアイスをね、その10本も完全に忘れて食べたんじゃないんですよ。
たくさん食べてるなと。
セーブが効かなくて、また食べたい、また食べたいって言って食べちゃってるわけです。
もうこれからね、周りから言われてじゃなくて、自分でね、これ、体、自分が口に入れたもので、今ね、
あなたの髪の毛や肌や、全部、体の皮膚、全部作られてるわけですよ。皮膚も体の臓器も全部。
で、食べてる食べ物によって体を壊す。今回みたいにお腹を壊しましたよねと。
でもこんな食べてたら、もう体は、脳みそはね、やっぱりまた食べたい、また食べたいって、アイスってなっちゃうもんなんですよね。
過剰な糖分とっちゃうと、また食べたいっていう風に脳がなってしまう。
それをね、なんとか自分でセーブする。セーブができなければね、もうご家族にね、ちょっと食べないっていう風にね、やってもらうとかしないといけないよ。
どっちがいいか。
もう、じゃあちょっとね、自分でね、食べないようにしますと。
でも、家族にはね、あんまりストレスかかるような、だったら、ちょっとね、一本食べるとか、そんな風にしてもいいけれども、とにかく今よりもグッと食べる量を減らす。
そして、体冷やしてるわけですよ。体を温めたほうがいいんですよ。
そういうね、体を温めるような飲み物とか、お茶とか、そういったのをね、いろいろ勧めました。
カフェインが入ってないようなものとかですね、そういったお茶を飲んだりとか。
そして、せめて、タンパク質が多い食事をやっぱり心がけることで、筋肉ね、体がどんどん痩せ細ってしまうのを防ぐのと、心のメンタル面もね、穏やかになるわけですよ。
09:04
朝の目覚めが良くなったり、朝ちゃんとね、カーテン開けて、太陽の日を浴びて、そしてちゃんとタンパク質、お肉ですね、お肉とか卵とか、そういった大豆製品ですね、そういったのをしっかり取る。
ご飯食べれなくても、こういったタンパク質をしっかり取るということを意識して、こんなの食べませんか?面倒だったらゆで卵をいくつか多めに作っておいて、ちょっとご飯食べれないときでも、卵なら食べれそうだって言ってたんで、
そういったね、ゆで卵をちょっと食べるとか、お魚も食べやすくして食べるとか、骨を柔らかくしたりとかですね、そういった工夫をしていきましょうっていうのを、一個一個ちょっと細かくね、もうちょっと細かく話して提案をしてきました。
いやー、でもね、びっくりしましたね。でも、こういうのって、アイス10本とはいかなくても身近にあると思うんですよね。うちの職場の上司も、心臓の病気になったにもかかわらず、カップラーメンを汁も全部飲み干すっていう生活をずっと今もやってるわけですよ。
僕はいつも怒るんですけどね。大変な思いして手術もしたのに、なんでまだカップラーメンの汁まで全部絶えられるような、そんな食事してんですかと。怒ってますよ、いつも。わかったわかったとか言ってね、結局聞いてくんないわけですよ。
そのやっぱり、なんでそんなに良くないのかっていうのを自分で知る。知識が足りないわけですよね。興味がないわけですよ。
自分の体調に不調が起きたとしても、それでもそこに興味を持たないんですよね。そこをね、難しいところなんです。でも、こういうきつい時、きついことがあった直後に話す。これがまずはね、まずは大事なことかなと思いますね。
一時したらもう元気になって、もう大丈夫大丈夫なるんですよ。ちょっときついことがあった直後に毎回毎回話していく意識をね。
怒られるみたいな意識じゃなくて、これがこうだから良くなかったんだっていうふうにわかるようなね、自分で自分の体のことを知ってもらいたいなって思いましたね。
12:05
今日はちょっと介護の話プラス予防医学のね、いつも話しているような話がミックスになってしまったんですけど、本当にこれから大事なことじゃないかなと思ってます。
ということで今日はね、お腹腹痛の原因はアイス10本だったっていうお話でした。ご視聴ありがとうございます。