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2023-02-17 10:12

【介護207】高齢者虐待は施設職員が最多に!原因は?

ボブです。
虐待はあくまで結果で、そうなった原因は…?
#介護 #施設 #コロナ #虐待
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どうもボブです。今日はですね、介護の話なんですけれども、
今日は事業所の中で研修を行ったんですね。人権とか高齢者虐待に関する話の内容だったんですけれども、
その話す中でですね、高齢者虐待の話を最初したんですよね。
2021年が、確か過去最多の虐待の件数だったということで、
その中でも、前年の2020年は、家族による虐待が最多だったんですね。
ですけど、その翌年2021年はどうだったかというと、介護職による虐待が最多に逆転してたそうなんですね。
理由としては、介護の認知症ですね。認知症の介護での大変さと、
それは前からそうなわけですよね。やっぱりコロナによって、人出不足でバタバタしている中で、
高齢者も家族に会えなかったりとか、外部との行き来が全くなくなったりとか、いろんな理由で、
高齢者自身も不穏になって、そわそわしちゃったりとか、認知症が悪化している状況。
に加えて人出不足、働く環境が劣悪になった、そういったことでの職員のストレスから、
こういった施設での虐待件数が増えているんじゃないかと分析されているそうです。
その中で虐待をされる側は、女性がやっぱり多いっていうのと、
要介護3以上、やっぱりあんまり意思表示ができなかったり、寝たきりの方だったり、そういった方に対する
虐待が多いようで、虐待をする側は男性職員が多いんですが、
女性職員も結構多かったんですよね、割合としては。
なので、男女ともに多いような状況。
こういう中で今、当時が2021年だったので、この2022年、2023年、今の状況は一体どうだろうか。
もっとこのコロナの期間が長くなることで、こういった件数もまた広がりが出ているんじゃないかなっていう不安がありますね。
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現にこの在宅の支援の中でも、ヘルパーさんが虐待というか、こっそりサービス、バレないだろうと思ってね、
本来入浴解除しないといけないけど、やっていないとかですね、そういった事例があったりとか、
そういうのが発覚したりしたんですね。
これは虐待とは違うんですけれども、もうそういった見えないから、分かんないだろうっていう感じで、
怠慢というかですね、本来あるべき支援をできていない、そういったことも起こっているかもしれないんですよね。
あと身体拘束についての話も出たんですね。これも虐待の一つであると。
安易にですね、結構逆に医療職の先生とかね、そういった方々の方が安易にこの高齢者虐待にあたる身体拘束を同意書書いてOKにしているケース結構あるよねっていう話がいろいろ出たんです。
ただ、中にはですね、これもやっぱりちゃんと確認したり注意しないといけないよねっていう話が出た一方ですね、
家族も本人もそれによるストレスが大きく出ていない。
これはこれで穏やかに過ごされているような、車椅子にベルトをつけてという状態の方がいたんですけれども、
全く自分で立ち上がろうとするリスクはあるんだけれども、頻繁にそれで立ち上がれないことで、
なんかストレスになって変な行動を起こすとかそういった状況ではない方がいたりするんですよね。
これってどうなのかなと。
これをですね、地域包括支援センター、こういった虐待のリスクがある場合は、ちゃんと報告通報義務があるんですね、私たち。
自分たちだけで判断しちゃダメですよ。ちゃんと地域包括支援センター、役所みたいなところに相談しておかないといけませんってなっているので、これで相談するとするじゃないですか。
そうするとですね、こういうベルトをしないように指導されるわけですね。
そうするにはどうしたらいいかなっていうのを話し合っていくんですけど、こういうパターンが多いんです。
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結局のところ在宅での介護は難しいですよね。このベルトをつけずに、このリスクを犯さずに生活をすることは難しいですよね。
じゃあ特別養護老人ホーム申請していけるようにしましょう、みたいなね、虐待事例としてちょっと特例的にね、特用に入るっていうそういったケース、今まで実は何件か僕たちもあったんです。
でもよくよくどう思いますかと。本人はもしかしたら自宅でね、過ごしたいって本人は思っている。
だけどもそのベルトに、ベルトをつけられて生活することにそんなに大きなストレスは感じていない。
だけれども、リスクがあるということと判断されて、ベルトをせずに生活するよりも安全な環境で施設で生活した方がいいですよということで言った。
どっちが本人にとって幸せか、家族にとって幸せだったかっていうことは何とも測れないところだと思うんですよね。
で、一概にこの身体拘束だから、虐待だからということで良かれと思って措置したことがこれが正解なのかなって疑問も多少あるんです。
で、最近高齢者の施設で介護職員が殺されたっていうニュースがありましたよね。
これどう思いますか?
この職員、うちの事業者の出た話ではこういう事例がある。
介護職員が高齢者に殺されてしまった。
どうしても高齢者の方が弱いという前提の上で、この高齢者虐待の法律ができているような気がするよねということでね。
私たち職員自体は守られていないんじゃないか。
そしてこの身体拘束とか虐待とかこういったのは確かに考え方としては素晴らしいものなんだけれども、これをできる環境が整っていない状況で、人員不足の状況でこれを強いられると、余計職員側の負担、ストレスすごく大きくなって
結局のところ、この高齢者虐待の法律、対応を守ろうと頑張れば頑張るほど、最終的に介護職のストレス、介護職の虐待、そして介護職の離職、
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あと、介護職が入ってくる求人も減ってしまう。離職が増えて入ってくる人ももう減ってしまうんじゃないだろうか。そんな話が出ましたね。確かにそれはそうかもしれないなと思いました。
皆さんどうでしょうかね。高齢者虐待の対策も副作用があるなというような話でしたね。
どうしても肩にはめたり、この枠組みの中に収めてしまうと、どうしてもシワ寄せというのが出てくるなと。そのシワ寄せの最たるものが介護の現場になってくるんじゃないかな。そんな気がしましたね。いかが思うでしょうか。
うちの事業所の中では今日はこういった話が出てきました。ということでご視聴ありがとうございます。
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