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どうも、ボブです。今日はですね、介護の話なんですけど、久しぶりにですね、ケアマネージャー、近隣のですね、ケアマネージャーが集まって、一つの事例について、検討会をしたんですね。
その中で、お題はですね、「何もかもしてあげるだけが支援じゃないよね?」っていう、そんなタイトルなんですね。
で、高齢者の女性がですね、浪費がとにかく激しくて、年金が入ったらお金を一気にもういろんなものに使ってしまって、で、月末になると高熱費払えませんっていう形で体能が続いてしまっている。
そんな状況の方。買い物依存症、そんな状況の方ですね。で、家賃や公共料金が払えません。どうしたもんかっていうことなんですけど、ここでケアマネージャーだけじゃなくてですね、近くの地域包括支援センターとか、そういった方も関わって話し合いをしたそうなんです。
その時に意見がですね、2つに分かれてしまう。それで困っているんだっていう、そんな事例だったんです。ケアマネージャー側はですね、本人がもうその、どうにかね、自分で困った時は役所にこう、助けに、助けを求めたりできる能力はある人なんですよね。
なので、下手に支援してしまうと、本人がどうにかこうにか生活できてしまうから、もう本当に困るまで待った方がいいんじゃないかってケアマネージャーが言ってたんですね。
だけど、地域包括支援センター、役所側の人たちはですね、いやいや、ライフラインが止まらないようにとにかく支援してくれっていう風に言うんですね。
で、じゃあ青年貢献人をつけようとかですね、で、金銭管理の支援を入れようとか、でもそれは本人は拒否するんですよ。堅くなに拒否するんです。
で、だけど、いやどうにかしないとどうにかしないとっていう風にね、ケアマネージャーがせっつかれて困っていると。そんな事例だったんですね。
なので、こう連携して考えていこうと思っても、そもそもの考え方が違うので支援が進まないと。で、これに対する連携の課題は何でしょうかっていう一つお題が出たんですね。
この課題は何なのかというと、僕の意見ではですね、本人、本人視点でのですね、考え方と、あと支援者側の視点の考え方、この2つに分かれてるんじゃないかなって思うんですよね。
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本人がもう困っていない、だから支援しないっていう極端に言うとですね、っていうそういう考えと、いやいやもし何かがあって、あなた責任取れるんですかと、リスクがあるんですと、
こちらも責任を負わないといけないというリスクのために、やっぱりライフラインが止まらないようにしないと命を守らないといけないじゃないかっていう支援者側の考え方ですね。これも極端にちょっと悪く言うのでそんな感じ。
で、じゃあそれに対してどうしたらいいのかと。もう一度言いますと、本人が困るまで待つ。本人が困ってSOSを出してから支援をするというケアマネージャー。
で、それに対してとにかく命とあと何かあった時の責任とリスクを回避するためにライフラインとかが止まらないように支援をする。
つまり貢献人をつけること断られたけれども何度も何度もそれをね本人にも提案し続けると。そういう回避の方法。ただこれはどちらも大事なんだろうなぁと思うんですよね。
今回の事例検討の中でもこの2つの考えを合わせることが大事だよね。どっちも大事なんだからということなんですよね。
つまり確かに本人が望んでないのにこっちが良かれ良かれと支援してしまうと、これは支援どころか本人への介入になってしまって、自立よりも依存を生んでしまう。そんな可能性があるんですよね。
なのでSOSが出るまでのタイミングを見るということが大事なんですよね。でもそれをただ見てるだけだったらいつの間にか本人さんライフラインも止まって食事もできなくて倒れてるかもしれない。
そういう不安に対してはですね、できることとすればそのSOSをいかに早く察知することができるかっていうその支援体制を作ることが大事なのかなと。
民生員さんだったり、この方細かく言ってないのでわからないでしょうけどヘルパーさんが入ってたりするんですね。ヘルパーさんだったり、地域のですね、宗教関係の友人とかいて、何かしらやっぱり友人の方とか新聞配達員とか弁当の宅配員さんとか
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いろんな方が一応その方に関わってうちの出入りをしてるんです。で、その方たちの協力をもうたくさん目を増やすということですね。で、その方たちにもその今の状況を共有する。
これは本人にもちゃんとですね、皆さんと連携していいですかって確認とった上でですけど、みんなが、この人はもう何とか自分で頑張ろうとしてるんだ、だけど何かあった時にいつでもSOSを出せるようにみんなで見守ろうっていう、そういう全体の共有が必要なのかなと。
ただただ入ってるだけじゃ気づかないことも多いんですよね。だからそういう意図があって、見守りをしましょうねっていうみんなの連携が必要だと。そっと見守っていくということですね。そっと見守りつつ、こういう買い物依存症の方だっていうのは、やっぱりアルコール依存症も何でもそうなんでしょうけど、依存している状況って
何かしら欠乏感がある。その欠乏感に対してはですね、もうどういう答えかわかりません。ただ、本人の理解者を増やすっていうこと、これが大事なのかなと。理解、自分のことをわかってくれてるっていう方が増えるとSOS出しやすくなるんですよね。
何かちょっと困ってることを、今ちょっとやっぱりねお金のことで困ってるの、電気が止められちゃったの、どうにかしてほしいとかですね。そういったポロッとSOSを発信して、それを受信する人たちが増えてくれば、一気に支援につながるはずなんですよね。
青年後見人とかそういった提案しても、なかなか本人は拒否してましたけど、友人の方とかヘルパーさんとかがちょこちょこですね、後見人さんとかいた方が、なんだかんだ安心だよ、こういう人がいたよって言ってですね、普段の日常会話の中でそういう話をしてもらう方が本人にすっと入るかもしれないですよね。
なので、タイミングを見る、ただ命の危険がないように見守りを増やす、そして本人がSOSを発しやすいような人間関係を作る、そういったことが重要じゃないかなと思いましたね。
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今日も色々勉強になりました。皆さんどうでしょうか。音声だけなのでわかりにくいかもしれないですけれども。
買い物依存症の方に対してケアマネージャーはもうね、SOSが出るまで待っとこう、だけど周りの他の支援者、包括支援センターの方とかは、いやいやそんなただただ見てるだけじゃダメでしょう、そういうことでの意見の食い違いがあったということで。
ただこの意見を合わせてタイミングを見つつしっかりみんなで見守る支援をすることが解決策かなというお話でした。ではご視聴ありがとうございます。