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2024-02-09 11:45

【介護265】何でもかんでも助けることが本当の支援なのか?

#ケアマネ #介護 #アドラー心理学
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どうもボブです。今日はですね、また介護の話をしたいんですけれども、何でもかんでも助けなきゃっていうのが果たして支援なのかなっていう疑問をですね、ちょっとお伝え
一緒にね、考えてもらえたらなと思うんですけど、というのもですね、今日事例検討会っていうのをしたんです。
この事例検討会っていうのが、ケアマネージャー同士でですね、事例を出し合って、一緒に解決策を考えたりとか、
あと解決策だけじゃなくてですね、その事例提供者の気付きを与える、そういう目的でやるんですけれども。
事例の細かい内容はお伝えは、今回は控えるんですけどね、控えるというかお話はできないんですけれども、
いつも事例検討とかして思うのが、ケアマネージャーってついつい何かサービスにつなげることがいいこと、支援をした感じになる。
そういうふうに思ってしまうところがあるなぁっていつも思うんですよね。何かデイサービスにつなげた、ヘルパーさんに使えるようになったとか、
なんかね、デイに行けた、良かったね、みたいな。決してそういうわけでもないんですよね。良かった部分もちろんあるんだけれども、
それに行ったから、なんか支援ができたとはちょっと違うわけですよね。
今回そのね、家族、一緒に認知症の対応している家族が同居していて、家族が大変だと、そういう話ざっくりね、そんな話なんですけど、
その時にですね、ケアマネさんの一言で、ちょっと事例と変えてますが、ペットを飼ってるんですね。
そのペット、見るペットがいるから、ちょっと旅行にも行けないんだと言ってたので、娘さんがね、ちょっと気晴らしに旅行に行きたいけれども、ペットがいるから旅行ができない。
で、あと本人もね、認知症だから旅行、気晴らしにも行けない。そんな時に何て言ったか。ペット預かりましょうかって言ったらしいんですね。
あの、そういうことでもないでしょうと。無償でペット預かるんですかと。
家族が大変だから、本人がかわいそうだから、そういうことでどんどんどんどん支援が積み重なっていったり、ケアマネージャーが毎月毎月プランをゴロゴロ変えて走り回ったりする、そんなことがよく起こりがちなんですけど、ちょっとですね、待てよと。
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あの、そのね、ゴロゴロ変更が起こるっていうのは、家族に家族がまずね、依存している、自分の、この今の問題が自分の問題だ、自分と家族の問題だっていう認識がないっていう、そういう可能性があるんですよ。
そういうふうにもう認識してしまっている。でも、そしてその今の課題をケアマネージャーが背負ってしまう。そういう状況に陥ってることって多かれ少なかれあるなーって感じてるんです。事例検討会をするたんびに。
で、これアドラー心理学でもよく言われる課題の分離なんですよね。これって誰の課題ですかっていうときに、あの、本人ですよね。もう絶対に本人の課題なんです。そして家族の課題だったりするんです。娘さんの課題だったり。これ人生ずっとね、課題として背負っているようなものもあるかもしれない。
それをですね、ケアマネージャーが肩代わりしようとする、そういう支援だったり、そういう支援をね、ついついやろうとしたりする。これはね、危険なんですよ。
一時的に家族は、母助かったありがとう、例えばペットをね、見てくれたのね、ありがとう、言うかもしれないんですけど、結局のところ、その家族にとっての課題は解決していないんです。じゃあその後どうなるか。またペットお願いしますね。
よかった、私旅行に行けた。じゃあまたペットを預かってくれますか。そんな話になるわけです。結局その人の自立につながってないんです。自分のストレスとか自分の大変な状況を解決するのは自分なんですよね。どうしても自分なんです。結局のところ。
そのアドバイスとか方法とか手段、これをこんなのありますよっていうのを提示するのはケアマネージャーの仕事だったりすると思うんですけど、その結局行動して動くのはやっぱり家族だったり本人の問題だったら本人なんですよね。
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ただその認知症の介護をしている家族で、いやーもうね大変ですと、もうね私は耐えられません。もうね本当にもう頭がおかしくなりそうです。そういう方います。僕も今担当でそういう方がいます。
そういう時もですね、かわいそう。どうにかしてあげないと。ちょっとでも何か楽になる方法を考えないと。考えることはいいんですよ。いろんなショートステイだったり、デイサービス回数増やしたり、いろいろできることはやった上でなんですけど。
考え方として大事かもしれないなと思うのは、この大変なんです。もう限界かもしれません。もうねいっぱいいっぱいですっていう状況を体験すること、それを経験すること、味わうことがその娘さんだったりその家族にとってもしかしたら大事なことかもしれないっていうのを
ギアマネージャーとか支援者ってこれ考えておかないといけないかもしれないなっていうのが今日の話なんですね。何でもね大変だからきついから助けてください。で楽にするとか誰かが
誰かがやってあげる っていうのは
これ支援なのかって言ったらどうなんでしょうね 根本解決してるんでしょうか対象両方になってないでしょうかということですね
今のこう例えば認知症になっている状況だったり、認知症じゃなくても他のなんか病気を抱えているとしたらそれって何かしらですね今までの生きてきた中での生活
生活習慣いろんな面で なんかねこう考えないといけないものってあったはずなんです
どういうことかあの 今まで自分の体の声とか心の声を無視したり来たりとか
その家族関係 歪な家族関係をそのまんま
自分で解決しようとせずに放置していた そういう時に
病気になったりとか あの
認知症とかね病気になったりとかあといろんなトラブルが起こったりね なんかこう不運に見舞われたりとかそういうふうにして
軌道修正するサインを起こしてくれている そういうふうに感じるんですよねどんな病気であれどんな病気であれ
どんな困難であれそれは軌道修正しなさいよ今のまんまじゃいけないよというサイン だったりすると思うんですよね
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もしかしたら見方によっては 自分のねこう魂
魂とかねなんかその本当の本質の自分は今の 苦しい状況
を見た時にいや今これでいいんだよ これで絶好調です言ってるかもしれないんですよ
今のこの苦しい状況だったりそれって今必要だから起きてんだよ 魂は言ってるかもしれないです
でもそこを何とかしないとって第三者が変に動かすと 本当の解決すべき
壁にぶち当たらないと本人は動かないそこまでしないと本人は動かないんだから こういう状況に陥っていたのに
また先延ばしされてしまうそんな風に なるその可能性ないでしょうか
なんか伝わっていますか でもこれって
本当に本当にあると思いませんか僕はねもういろんな方 お話し聞いてきてとっても感じるんです
なので邪魔しちゃいけないっていう時があると思うんです その人が本当に必要があって起きている
出来事病気そして困難な状況 こういったのをちゃんと
本当にね危ない状況にならないように見守りながら そのために支援があるんですけど
でもちゃんと 困難な状況を
ちゃんと体験してもらう その見守り
寄り添い そういう風にね
なんかあったら 助けて
助けを求められるような立ち位置でちゃんと寄り添いながら支援していく これがとっても大事なんじゃないかななんかね
何かしてあげないとしてあげないとってなると おかしな支援になってしまうそういう可能性があるなぁって思いました
共感していただける方がいれば嬉しいなぁと思いますし でももういろんな考え方があっていいと思いますのであくまで今日
感じたことですっていうことでした ではではご視聴ありがとうございます
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