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2021-02-22 07:43

【介護54】ウロウロする認知症の方への対応(介護52の経過)

ボブです。

【介護52】
https://stand.fm/episodes/6024fed483a48284b654cba8

で紹介した方の経過を報告します。
※個人情報の観点から、実際の状況や性別などいろいろ変えてお話しています。架空の話としてお聴きください。


事業所さんに協力してもらう為には
「あなたの仕事でしょ?」ていう正論はあまり効果ないと考えています。これが正解ではないですが、今回はこういうやり方をしてみました。

#介護#ケアマネ#デイサービス#認知症
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https://stand.fm/channels/5f8595f7f04555115da02af2
00:05
どうも、ボブです。介護52回目の配信でですね、「ウロウロ立ち上がって目が離せません。ケアマネさん、どうにかして!」っていう内容の配信を以前させてもらったんですけど、結果どうだったかっていうことをご紹介したいと思います。
前回のですね、52回目でお話ししたのは、デイサービスですぐ立ち上がってですね、ウロウロする認知症の方、人出が少ない時間帯にそれされると、「ちょっと待って!」とかやっぱり言わないといけなくてですね、どうしたらいいやろうかと。
一つ、対策というかですね、検討としては、まずはケアマネージャーが状況を確認しようと。30分デイサービスを利用している間ですね、つき添ってみて、ずっと話を傾聴してみてですね、何が必要かっていうのをまずちょっと考えてみましょうかと。
あと同時並行で、慈悲で介護保険でデイサービスの人出がなくてですね、ずっとつき添っていることができないのであれば、慈悲で別料金でですね、つき添って傾聴するということができないかっていうのを、これ役所にちょっと確認してみたんですね。
そして2週間ぐらい経ってからかな、やっと結果、報告がきまして、慈悲でデイサービスで見守りをするっていうことはダメですと返答がきました。
慈悲だからといって、介護保険と別料金だからといって何でもしていいっていうわけではやっぱりないっていうことが今回わかりましたね。
厚生労働省の通知文もあの紹介してもらって確認したらですね、やっぱり公平性に欠けるっていうことでよろしくないだろうという判断なんですね。
もしどうしても必要やらないといけないということであれば、その時間帯はデイサービスは利用できない。
その傾聴している間の例えば30分の慈悲の時間帯はデイサービスの利用時間として算定しちゃいけませんよっていう考え方なんですよね。
なので、わざわざもう慈悲という選択肢はもう取らないっていうふうにしました。
実はですね、その検討している段階でもう慈悲利用する必要がなくなった。なくなったねっていう状況になったんです。
というのも、けやまね、僕がですね、本人と30分間いろいろお話をしている中で、昔絵を描くのが好きだったの、油絵を描いてたりとかしてたのとかですね。
03:13
そういった話とか英語、海外によく行ってたから英語が好きとか、ずっといろいろ話を聞いていく中で気づいたのはやっぱり暇だったんですよ。
本人さんずっとテーブル他の方と離れた場所で、ちょっとうろうろするからすぐ職員が動ける場所におったわけです。
で、でも暇だったんですよね。
こちらもデイサービスにいろいろ提案して、塗り絵したらどうやろうか。綺麗な油絵描いてたから綺麗な絵が描いてあるような本を見せたらどうやろうか。
英会話の教材みたいなのないやろうか。いろいろデイサービスの方にも考えてもらってですね。
そうする中でデイサービスの人も、じゃあちょっとこの人と話をさせてみたらどうやろうかとかいろいろ考えてくれたんですよね。
いろいろ試す中で結果、今のところ落ち着いてちょっと立ち上がったりはしますけど、その時は職員がすぐ対応してですね。
でもみんなといる時間とか、あと暇な時間をなくすことで落ち着きました。
で、前までもいろいろ職員さんなりに頑張ってくれてたんですよね。いろんな方法試したけどダメだった。
そこでケアマネさんちょっと考えてくれよって言われたんですけど、もしその時にいやいやそれってデイサービスの仕事でしょ。
デイサービスの人が考えてくださいよって言ったとしたらどうだったでしょうか。
あのケアマネは言うだけ言ってこっちが困ってることに何も対処してくれん。
そんなふうに思って一生懸命本人の支援を考えてくれなかったかもしれない。
一緒に考えようっていう姿勢を見せることがモチベーションを上げることになるんじゃないかなと思って
役所にも聞いてみたり他に方法ないかっていうのをいろいろこちらも検討を一生懸命やる。
それによって最終的にデイサービスが考えるべきことだっていうことがデイの人たちもわかるはずなんですよね。
さらに工夫する点はないのか。そういったところも今回少し一歩進んだのかなと思います。
やってることは同じでも声のかけ方一つ変わるだけでも職員の気持ちが変わるだけでもやっぱり本人の状況って変わってくるものなんですよね。
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慈悲でできる方法も本当にないかっていうのは確認したかったところだったので一つ勉強になりました。
今回はうろうろする利用者さんに対しては暇な時間を作らない。結局それでした。
そして職員の声がけをまた工夫することですね。
ちょっと待ってちょっと待ってというよりも今手が離せなくてごめんなさい。
このプリント解き終わる頃には必ず行くからこの方お手伝いした後に行きますからね。
そしてお隣の人に協力してもらってお話をたくさんしてもらうとか。
今までだって似たようなことはやってきてたんですけどそれをもう一度ちょっともう一歩踏み込んでやってみようっていうのを頑張ってもらってるとこです。
少し変わってきたようです。
今のところ前みたいに目が離せなくて大変という状況は少し収まってきたということなのでちょっと様子を見ていこうかなと思ってます。
ではうろうろして立ち上がる利用者さんの経過報告でした。ありがとうございます。
07:43

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