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2020-12-13 09:19

【介護30】デイサービスに行った途端、ご近所付き合いがなくなる⁉️

ボブです。
介護保険を申請して、サービス開始した途端、
地域の方との人間関係がなくなってしまうことって、結構あるあるなんです。

「介護を受けて大変な人なんだ。これから先は介護の人に任せよう」
そういう風にやっぱりなってしまいます。

「私達も高齢で満足にお世話できるわけじゃないのよ」

でも、本末転倒ですよね。
“今まで通りの生活にできる限り戻す”
“本人の能力に応じた自立”
こういうことを目指すためにケアマネがいるのであれば、わざわざ今までの人間関係なくす事はないはず!

今回はグランドゴルフに行き続けられるように奮闘するケアマネのお話です。

#介護 #ケアマネ #デイサービス #高齢者
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どうも、ボブです。今回は、介護の話。介護の話も30回目になりました。
いつも、コメントやいいねくださって、本当にありがとうございます。
これからも、気付いたことや、お役に立てること、何かあれば、いろいろ発信していこうと思います。
今回は、デイサービスに行った途端、ご近所付き合いがなくなる⁉️、というお話です。
残念なことに、結構、これ、あるあるなんですね。
介護保険を何にも受けていないような方は、多少、物忘れがあったとしても、
足腰がちょっと弱かったとしても、何とか地域の方、この人連れて行こうよ。今まで頑張ってきてたんだから、と言って、
いろいろ手伝ってくれていることが多かったんですけれども、
いざ、介護保険を申請して、デイサービスとかに行こうと思うなら、
この方は、介護の人に任せよう、というふうになって、
ご近所さんの関係が、どんどん薄くなっていくということって、結構あるんですね。
本末転倒なんです。
本当は、今までの生活を続けられるように、そのために、介護保険を使って、
自立した生活を送れるように、やっていくためのものなんですけど、
デイサービスに行ったり、ヘルパーさんが来るようになったら、この方は、もう大変な人なんだ。
もう私たちの手じゃどうもできない。介護の人に任せよう。
そういうふうになっちゃうんですね。
ただ、そうなると、デイサービスの方との新しい人間関係はできるんですけど、
今までせっかく仲良くしてた人も、お互い高齢だから、
近海にお家に行ったり来たりという関係でも、そもそもなくてですね。
例えばグランドゴルフだったとしたら、グランドゴルフに行っているとき、公民館に来ているときが、
唯一の接点だったんです。
これがなくなると、途端に地域の方と会う機会がピタッとなくなってしまう。
もったいないですよね。
せっかくそういう関係があったのに、誰もこの方のこと、地域知らなくなる。
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民選員さんぐらいしか、この方の情報がないっていう、そういうふうになるんです。
今までだったら、最近この方、ちょっと体調も悪かったみたいよ。
ご家族、こういう状況だよ。周りの人、いろいろ知ってたはずが、
ピタッと介護の申請をして、サービスがスタートした途端、
いや、もう介護の人入ってるから、もう私たち全然、その後どうなったかわからない。
そんなふうになるんです。
これをどうにかしたいと、僕じゃないんです。
うちのケアマネージャーが、今、グランドゴルフに今まで行ってたおじいちゃん。
聞いてみると、ずっと行ってるよって本人言うんですけど、
よくよくグランドゴルフやってるときに、こっそり見に行ったら、いないんです。
あとあと、いろんなメンバーに聞くと、
あの人はね、最近ちょっとボケが入っとる。ちょっと認知症になっとるみたい。
で、グランドゴルフがもう終わるぐらいの時間帯にヒョホッと来て、
おお、やろうぜ。
みんな、ああ、今来やがったと思いながらもですね、優しいから、みんなもう一周やってくれるんです。
優しいですね。今ちょうど終わったところなのに、もう一回やってくれるという。
だけど、やってる最中も、もう点数覚えきれないんですね。
もう何点だったのか、もうわからないから、毎回毎回他のお友達が教えてあげる。
もう仕方ない仕方ないでやってたんですけど。
まあ本音は、いやいや、もうめんどくさいから、もうわかってるこのみんなでやりたいよって思ってるみたいなんですけど、
ただ仕方ないから、かわいそうだし、いつ私もどうなるかわからないから、やっぱりちゃんとしてあげよう、付き合ってあげよう、
そういうふうにみなさん思ってくれてるんですね。
ということで、本人もレイサービスなんかいかんと言ってるおじいさんなので、
これからヘルパーさんでですね、一緒にちょっと準備をして朝、ちゃんと終わりがけじゃなくて、
朝グランドゴルフがスタートする時間に準備をして出かけて、
グランドゴルフの公演まで送り届けるという、そういったヘルパーさんの使い方をしようということで、
グランドゴルフの仲間たちにも、こういうこういう事情があって、
なんとかこれだけが楽しみなんです。これを続けられるようにどうか協力してください。
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そういうふうにグランドゴルフのおじいちゃんおばあちゃんたちのメンバーにですね、頼み込むと、
そうか、そういうことだったら頑張ってみようというふうに、
なんかあったらあんたのとこに電話するねと言ってくれてるようです。
こうやって少しずつ少しずつ、デイサービス、みんながみんな行かなくても、
せっかくこういう関係が最初からあるんだったらですね、現状を知ってもらって協力してもらおう。
そういうふうにスタートしようとしているところです。
施設で僕が働いているときはですね、こういった直接地域の方だったり、
昔の人間関係とその利用者さんが直接絡むという機会を作り出すことがなかなかできなかったんですね。
想像できないです。
ですけど、在宅のケアマネージャーになって、こういうことが一つ大事だよねと思うようになりました。
やれデイサービス、福祉用具、いろんなサービスを使うだけじゃなくて、
今までの人間関係はどうだったんだろう。
その人たちに直接会って、直接その人たちから見ての利用者さんというのを把握して、
これからも改めて認知症になっている状態だとしても、
こういうふうに接していこうというふうに気持ちを、周りの方も改めて気持ちを切り替えてもらうというかですね。
それが認知症の方が地域で暮らす一つのきっかけ作りにもなるんだと思います。
これ、この人一人をきっかけに、地域の人みんなが認知症になったらこんな感じなんだ、
こういうふうに接しようというふうにみんなが勉強になるんですよね。
こういう働きかけをするというのがケアマネージャーの一つの面白みでもあるんだと思います。
ぜひうちのケアマネ、今取り組んでいるところなので頑張ってほしいなと思います。
ケアマネージャーを目指している方とか、施設の介護をされている方とか、
こういった在宅の面白みの一つ、こういうことかなと思ったのでご紹介しました。
今後も何かちょっと進展があったりしたらまたご報告します。
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他にも面白い気づきがあったらその都度配信したいと思います。
ご視聴ありがとうございました。
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