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おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、今週はですね、仮説についていろいろとお話をしています。
仮説を考えるときにですね、やっぱり一番いいのは、人と話すっていうことですね。
人に話すっていうふうにすると、一番仮説っていうのは鍛えられますし、
ジャンプする仮説ができることがあるんですよ。
ジャンプするっていうのはね、ちょっとね、自分の切り口とは違って、
全然違うね、突拍子もない切り口とかが出てきて、
ああ、なるほど、こういうふうに考える方法もありか、みたいなね、そういうことがわかるんで、
そういう新しい視点がね、できることっていうのはね、あるわけなんですよ。
ただね、とにかく人に話すときって気をつけないといけないのは、やっぱりまずい人に話をしないということですね。
仮説を話すっていうかね、相談って本当に人を選びますから、
だからね、人に相談って難しいのかもしれません。
僕が相談をしない相手っていうのは、僕がこれってどう思いますっていうふうに聞いたら、
これってこうしますっていうふうに答える人ですね。
こうした方がいいんじゃないですかねっていうふうに答える人っていうのは、
僕は二度と相談しません。僕の方からは。
どういう人に相談するかというと、
これってどうしたらいいですかねっていうふうに聞くじゃないですか。
その後に、あ、それってこんな状況なんですかとか、え、これこういうふうなことなんですかとか、
あ、俺ってそういうことってありますよね、よくわかりますみたいに、
共感とか、それからもう少し詳しく教えてもらえませんかみたいに聞いてくる人にしか僕は相談はしない。
すぐに答えを出す人っていうのは、ただ単に自分のことを言いたいだけなので、
何のメリットにもなりませんから、二度と僕は聞かない。
とはいえね、どういうふうに聞いたらいいかっていうのも実はちゃんとコツっていうかね、
こっちの質問をうまく工夫すると、随分うまくいくことってあるんですよ。
仮説を、今日は仮説についてなんですけど、仮説を人に話す場合って、この仮説どう思うって聞くっていうのが一番良くないです。
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一つの仮説をもとにいいとか悪いとかね、人に聞いたらね、もうむちゃくちゃになるんですよ。
まともな人もね、ちゃんとまともな答え返してくれないって。
必ずね、仮説を人に話す時はね、複数用意するようにしてください。
例えばね、サイトのデザインを作って、ABCって3種類用意してね、この3つを提示するようにするわけですよ。
この3つだからね、選んでくださいみたいな感じで言うんですけど、
さらにね、これもね、大抵の人っていうか99%の人がこういう風に聞くんですけど、つまり、ABCのどれがいいと思うって聞くんです。
これね、これダメなんですよ。
あのね、どう聞いたらいいかっていうと、ABCの中で一番ダメなのはどれっていうふうに質問してみてください。
で、理由も聞くと。
そうするとね、例えばCが一番ダメだとしますよね。
そうすると次は、じゃあCが除かれたけど、じゃあ今度はAとBのどっちがダメな方はどっちかなというふうに聞いて、またダメな方を質問して理由を聞いて。
で、そうするとどっちかが残るわけですよね。仮にAが残ったら、これAが残った。
Aが残った理由も聞いてみてください。
こういうふうにね、ダメなものを落としていくっていう形で仮説の場合はですね、選択していく、もしくは人にアドバイスをもたらすようにね、こうするとすごくいい結果になります。
でね、これなんでね、ダメなものを落としていくといいのかっていうとね、この仮説ってね、立ててる。つまりABCって作ってる自分はね、もう絶対ABCのこれがいいっていうふうに思って仮説を立ててるんですよ。
だからね、どうしてもね、いいところばっかりが目立ちがちなんです。
だけど、他の人に目にさらしたいときにね、何が問題なのかっていうことがわかる。
だからね、それがね、自分ではね、わからない情報なんですよ。
だから、どれがダメでその理由は何かっていうふうな感じで聞くとね、良くない点が本当によくわかるんですよ。
まあね、自分がいいと思ったものに対してね、ここは良くないなっていうふうに言うとね、なんかこっちの方としてはいや、そうじゃないんだよって言いたくなったりするんですけど、
それだったら何のために人に聞いてるかわからないよね。
ダメな理由、良くないところの理由っていうのはね、何が問題なのかっていう理由をね、ここでわかるといいです。
仮説はね、どこまで行っても仮説なんですよ。
だから、他の人の意見が正しいわけでもないので、もしその仮説をね、実行しようというふうに思った場合は、他の人の意見を聞いた仮説でもいいですし、
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どうしても自分がね、これを試してみたいという意見をね、優先させてもどちらでもいいと思うんです。
ただね、これ本当ね、経験上ね、他の人にね、ダメなものを聞いてって最後に残ったものっていうのってね、なかなかの確率で当たることが多いんですよ。
だからね、この方法ってね、本当手放せないんですよ。
逆にね、一番ダメなのはね、やっぱり他の人のどれがいいって言って選んだかなんですね。
これ全然当てにならない。もうこれね、聞いちゃダメなものですね。逆に。
これはね、マクドナルドのサラダみたいなの。マクドナルドでね、「どんなメニューがあるといいですか?」っていうふうにアンケートを取るとね、毎回必ずね、上位にサラダが来るんです。
で、実際にね、サラダを売り出したこともあるんですけど、全然売れなかったんですよ。
だからね、アンケートを取ると上位に来る。これはいいって言われるんだけど、でも実際に売り出したら売れないっていうね。
人に聞いてその答えをそのまま採用して失敗するっていうね、これをマクドナルドのサラダ現象っていうふうにね、呼ばれています。
呼ばれていますっていうか、僕が勝手に呼んでるだけなんですけど。
でもマクドナルドのサラダ現象ってね、有名な話なんでね、すぐに意味がわかる人もいます。
マクドナルドのサラダ現象を避けるにはどれがダメでその理由は?っていうね、この方式で仮説を絞ってみてください。
これはね、本当にとても効果があるんでね、ぜひ試してみてください。
今日はですね、絶対に避けたいマクドナルドのサラダ現象って話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。