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おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつしです。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらに、プロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
僕はですね、会社員から、講師業とか先生業で、独立起業する人のサポートを多くやっています。
何々コーチとか、何々コンサルタントとか、そんなクライアントさんって結構多いんですよ。
最初に何かやりましょうみたいな時に、今よく言うのが、上手くいってそういう人を見て、その人をマネしましょうって言ってるわけなんです。
これはどんな場合でもね、最初は上手な人のマネから入るっていうのは常識というかね、誰でもやる方法だと思うんですよね。
問題はその後なんですよ。それでね、上手くいけばいいんですよ。
でもね、上手くいかなかった時とか、最初だけ上手くいったんだけど、後で行き詰まってしまった時にどうしたらいいのか。
これね、結構コーチングのポイントだと思うんですよ。
マネをするとかね、パクるとかね。パクるって言葉が悪いけど、でもこれってね、実は簡単そうでいろいろとコツがあるんでね。
大抵の人はね、そもそもマネをするとかね。マネって言葉が悪いな。これモデリングって言うんですけど。
モデリングは上手くできないんですよ、そもそも。普通の人はね。だから一生懸命モデリングをやるわけですよ。
今日のキーワードはモデリングなんです。
で、モデリングが上手くいかない時どうするのか。モデリングで成果が出ない時。
これね、どうしつかの罠って言うんですけど、実はね、これモデリングが上手くいってないんじゃないんですよ。
そうじゃなくて、逆に最初から上手くいきすぎてるんです。
だから自分らしさが全然わからなくなってるんですよ。
だからね、マネした先とそっくりになってしまってる。
あるいはね、マネした人たちとそっくりになってたりするんです。
だから気がつくとね、同じようにマネした人たちばっかりの中の一人になってたりするわけです。
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だからね、すぐ誰かと比較されてしまうし、比較されればね、そもそもマネした大元の人の方がいいですよね。
というかね、ちゃんとマネしたおかげでね、単純にね、他の人たちの方が先行してるんでね。
だからね、かえって見劣りしたりとかするんですよ。
要はね、きちんとマネする大元をね、研究して、自分と違うところは何なんだっていうのを分析してね、研究して、
それを一個一個きれいに改善していったおかげで、逆に劣化コピーになってしまった。
要はね、大元のね、本家本元の偽物になってしまったというわけなんですよ。
これね、よくあることなんです。
特にね、残念ながらね、一生懸命やってる人ほど陥りやすいんですよ。
あるいはね、優秀な人ほど陥りやすいっていうとかね。
ちゃんと研究して、ちゃんと改善してるわけですからね。
だからこういう場合にはどうしたらいいか。
こういう人ってね、実はモデリング、マネがね、上手なんですよ。
だからね、こういう場合は全くね、違う業界の成功事例をマネする。
全然違う業態のね、モデリングをね、するようにするとうまくいくことがよくあります。
例えばね、コーチングとかだったら、似たようなね、コンサルタントとかね、カウンセラーとかのね、成功事例をマネするんじゃなくて、
全然違うもの、例えばね、売れてる本とかね、マネするんですよ。
本をマネする。
もう人でもないんです。ものですね。
で、そういう時にね、気をつけないといけないのが、自分のお客さんがそのサービスを使う時のジャンルを選ぶのがコツなんですよ。
だからね、自分のお客さんが読むような本の、売れてるやつをマネするってことですね。
例えばコーチングをやるとしたら、ビジネスマンとかキャリアを考えるコーチをやりたいとかいうふうに思ったら、
ビジネスマンとかキャリアを考える時にですね、
クライアントさんが読むような本のベストセラーをマネするわけです。
今さっきね、アマゾンでビジネスのランキング1位を見たらね、
図解コンサル1年目が学ぶことっていう本が売れてるんですよ。
コンサルっていう言い方は僕あんまり好きじゃないんですけど、まあそれはいいとして。
例えば図解コンサル1年目が学ぶことっていうのをマネするとしたら、
図解っていうことは自分のウェブサイトに図を載せて、
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自分のサービスを提供するものを分かりやすく説明するといいかもとか、
この本のね、章立て、第何章に何が書いてあるかみたいなのをマネして、
話すスキル、思考するスキル、仕事技術、マインドセット、
この4つをコーチングで強化します、みたいなね。
そういう打ち出しにするとかね。本の章立てをそのままマネしたわけですよね。
あとはウェブサイトのデザインとかもね、本のビジュアルをそのままモデリングするとかですね。
そういうふうにすると、モデリングがうまくいきやすくなります。
なぜかというとね、こうすると自分のお客さんがいいなと思っている本と似てるんで、
思わずね、無意識なんだけど、何か思わず見てしまう。
思わずウェブサイトをクリックしてしまう。
なんとなくね、好意を持ってしまうということがよくあるんですよ。
だから重要なのは、なんとなく好意を持ってもらうとか、
なんとなく良さそうだと思ってもらうというのが重要なので、
自分のお客さんは使っているようなサービスとか、
買っているようなものとかのデザインとか、章立てとかね、
そこの特徴とかを真似するとすごく上手くいくケースがあります。
モデリングをやったんだけど上手くいってないというケースは、
実はね、モデリングが上手くいきすぎてしまっている場合があるんですよ。
だからね、そういう場合は全く違う業界とかね、業態で、
かつ自分のお客さん、自分のお客さんがよく利用するものの成功事例を真似するといいです。
これね、かなり協力な方法なんでね、ぜひね、やってみていただきたいなというふうに思います。
はい、今日はですね、真似するときの落とし穴というお話でした。
いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
では、いってらっしゃい。