1. ここから、また移動
  2. なぜ、組織は理不尽なのか?っ..
2025-02-12 10:09

なぜ、組織は理不尽なのか?って話

#毎日配信 #ビジネス #コーチ #コーチング #独立 #起業 #独立起業 #組織開発
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/644ed8519afdfc28caf0d590
00:06
おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起用する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、昨日、祝日でお休みだったんですけど、今日はですね、前回の月曜の通知ですね、ビジネスってね、戦争予告ばっかりなんで、
例えばね、演劇の舞台のように考えると、戦略っていうのはシナリオ、戦術は演出、戦闘力は表現力っていうふうに言い換えられるよ、そういうふうな話をしました。
そういう話をしてね、戦略じゃなくてね、これはシナリオっていうふうに考えましょうよ、と。
そうして、じゃあ具体的にね、どういうふうにやってたらいいかっていう話をしようとしてる。やっていくとですね、会社とか企業様の中でね、その話をすると、
まあね、そういう理想的なこと言われてもね、現実にはなかなか難しいんですよね。どうしたらいいですか、みたいなことがよく言われるんです。
つまりね、どういうことかっていうと、いくらね、会社の中でその戦略をね、シナリオっていうふうに置き換えましょうとかいうふうな、言ってみたら正しいかもしれないけれども、
そういう理想的なこと言ってもね、うちの社長じゃ無理ですよとかね、うちの会社はちょっとそんな雰囲気とてもないんですねとか言われたりするんです。
まあ、悩んだらね、あなたがね、社長を説得してくださいよとかね、半分冗談半分本気で言われたりするわけですけどね。
結論から言うとですね、そういう場合どうしたらいいかっていうと、何ともならないんです。
それね、実は社長が悪いわけではないんですよ。
というのもね、別にその社長なり経営者なりが別の人に変わったとするじゃないですか。
そしたらね、またね、その社長なり経営者なりもね、同じように融通が効かないはずなんですって。これは間違いないんですよ。
これね、よく言われるのが、組織とか会社とかに問題があるんじゃないかみたいなこと言われたりするんですけど、
もちろんね、そういう場合ももちろんあるんですよ。
でも、基本的にですね、株式会社とかね、あるいはもうちょっと大きな話をすると、資本主義みたいなね、
大元の成り立つっていうのはね、そもそもね、軍事的な視点で作られてるわけですよ。
つまりね、何で軍事的な言葉になってるのか、戦争用語を使ってるのかっていうと、戦争用語がフィットする世の中だからです。
03:03
会社とか、それから企業っていうのって、そもそもそれって、ある種戦争的な考えで成り立ってるんですよ。
特にね、例えば分かりやすいっていうかね、本当にこれは知ってる人はもちろん知ってるんですけど、
例えば大多数の中小企業とかでは、あまりにも経営者個人の責任が重すぎるんですよ。
例えばね、建前は株式会社って出資した金額だけの責任しかない、有限責任があるみたいなね、そういうふうなこと言われたりするんですけど、
現実にはね、銀行から融資してもらうには、経営者が個人で会社の補償、債務の補償をしないと貸しこめないんですよ。
だから現実には会社の事業が失敗したらですね、経営者の家とか土地とかで返済しないといけないとかね、
これはもう当たり前になってるわけ。つまり無限責任を負うことになるんですよ。
会社が潰れたら経営者が事故破産するとかね、普通にあるんですよ。
そういうことがまかり通ってる世の中なので、それだけの責任を取らされるわけですから、当然そうすると経営者の権限も強くなるわけです。
だから社員の人たちの考えよりも経営者の考えの方がその会社に反映されやすいっていうのはそういうことです。
経営者、つまりリーダーの権限が集中しやすい構造になってるんですよ。これね、重要なんですよ。
だからね、どういう組織にしたらいいかっていう話をいくらやっても、この本質的なところを抑えておかないと、
いくら正しいことを言っても、それはうちの会社じゃ無理だよねって話になるんですよ。
つまり、そもそも少なくともですよ、日本の会社とか企業とか、そういうふうなシステムっていうのは、
軍事的なリーダーシップが取りやすい組織の成り立ちになってるってことです。
だから組織の中だけ変えていこうと思ってね、なかなか難しいっていうことなんです。
だから、多かれ少なかれそういうふうなものになるし、今は大丈夫でも、だんだんだんだん年数を減ってくると、
当然周りの環境に、今はね、そういう軍事的なリーダーシップがない会社でも、
だんだんだんだんそういうふうなものに取り込まれていくので、そういう意味合いが強くなってくるんです。
だからね、じゃあどうしたらいいかっていうことなんですけど、
結論から言うとね、やっぱり経営者の人が何を考えてるのかっていうのは、やっぱり知ることだと思うんです。
06:01
つまり、経営者の人、つまりすごく権限のある人ですよね、いわゆる一番強いステークホルダー、
その人たちが一体何に関心があるのか、強い関心があるのかっていうのは、実はこれね、大体決まってて、
一つはね、お金ですね。お金っていうかね、簡単に言うと財務とか融資っていうふうな言い方してもいいです。
お金儲けしたいってことじゃなくて、お金を回すためにどうしたらいいかっていうことにいつも関心があるんですよ。
もう一つは権限ですね。
で、三つ目がね、顧客なんです。これ純不動ですけど、この三つです。
融資、それから権限、それから顧客、この三つが経営者が強い関心を持つものなんです。
だからね、組織改革とか、戦略っていうのはシナリオって考えましょうっていうふうな話をするときに、
この融資とか権限とか顧客っていうところに対する影響に対して、すごくいい影響がありますよっていうロジックを組み立てないと納得しないわけですよ、経営者の方って。
だから、そういうふうにするとお客さんのためになるよというふうなことであれば、それは比較的いいよと。
ただ、それが融資的なことだったりとか、あるいは権限的なところに及んでくるんだったら、ちょっと待てっていうふうに言いたくなるんですよ。
だから、経営者としては大きく言われるのは、権限っていうところを、言ったら従業員にもっと渡してくれっていうふうな話するんですけど、でも権限っていうのは、さっき言った責任ですよね。
つまり、自分が言ってみたら、どれだけ負担をしているかっていうところに対して権限っていうのは、やっぱり比例して欲しいっていうふうに経営者の方は思うわけです。
ものすごくわかりやすいこと言うと、要するに自分の権限をあんまり渡したくないっていうふうに思う。それは仕方ないところがあって、それは自分の資材を投げ打ってやってるっていうところがあるんで、そこの差事加減っていうのをわかって話をしないとなかなか難しいよって話なんです。
責任が増えるのは嫌なんですよ、経営者の方って。あと、経営者が持っている権限が侵されるっていうのもやっぱり嫌なんで、ロジックの立て方としては、これは現場レベルでのオペレーションなんで、権限については全く今まで通りです。
ただ現場が上手く回ることだけを考えて、軍事的な考えじゃなくて、現場を回すためには別の視点を取り入れましょうと。そういうふうにやっていくと組織開発ってやりやすくなります。
09:09
組織開発をするときにネックになるのは経営者の考えであって、しかもこれは会社とかの成り立ちに関係してるんで、経営者個人の問題っていうふうなものとはちょっと違う場合もあるんで、なかなか解決が難しいんです。
だから経営者の人の気持ちをある程度組み取って、実はあなたも得するものなんですよっていうふうなロジックを組み立てるっていうのが、経営改革、あるいは組織改革っていうのをやっていく大きな鍵になりますよっていう話でした。
はい、今日はですね、なぜ組織は理不尽なのかって話でした。いかがだったでしょうか。さて、僕は週3日月曽機配信のメモが書いています。こちらではもっと深くて濃いけどわかりやすい話をしています。登録はもちろん無料ですので、ぜひプロフィール欄からご登録ください。はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。
10:09

コメント

スクロール