伝えたいことの重要性
おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、厚瀬です。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、今週はですね、伝えることについてお話をしています。
で、僕は研修講師とかもやってるんで、研修とかね、セミナーとかって、かなり日常的にやってるわけなんですけども、
そこですごく気をつけているのが、今日一体何を知って帰ってほしいのかっていうことをね、ちゃんと伝えることなんですよ。
つまり少なくとも、僕はあなたに何を伝えようとしているのかっていうことを、
セミナーとかだとね、できるだけ最初の方に宣言するようにしてるわけです。
で、びっくりすることにね、これ本当にやる人って実はすごい少ないんですよ。
例えばね、コーチングセミナーとかあったとするじゃないですか。
で、そうするとね、「コーチングとは何か?」っていうのを説明します。
で、「コーチングのやり方とは?」とかですね。それでね、やり始める人って多いんですよ。
そうじゃなくてね、例えば今日はこのセミナーが終わったときに、誰かにコーチングって何?って聞かれたときに、
コーチングって○○だよって説明できるようになってくださいとかね。
今日はあなたのワンオンミーティングがコーチング的な会話が取り入れられるようにお伝えしますので、とかね。
そういうふうに、「今日伝えたいメッセージは何か?」って言語化して伝えておくことが重要なんですよ。
これね、もうめちゃめちゃ重要なんで、もう一回強調しておきますよ。
あなたが伝えたいことを、「私は今日これを伝えたいんです。だからこれをわかってくださいね。」って、ちゃんと言語化して言うことがとても重要なんですよ。
これね、言ってないケースって本当に多くて、何言ってるかわからない話とかがあったりしたじゃないですか。
あとね、わからない文章とかがあったりして、それを読んでると、結局、「私はこれを伝えたいんです。」っていう真がないまま。
正確に言うと、真はあるんだろうけど、それをちゃんと自分の中で言語化してないまま文章を書き始めたりとか、喋り始めたりとかしてるんですよ。
さっきのコーチングセミナーとかだと、例えば、「初めてセミナーやります。」みたいなように、「じゃあこのセミナーで何を伝えたいんですか?」って聞いたりするじゃないですか。
そしたら、「コーチングっていいなっていうことを感じてもらいたい。」とか、「コーチングの良さを伝えたいんです。」とか言うわけですよ。大体みんなそう言うんですよ。
だから、「参加者が何がわかればコーチングっていいなってわかるんですか?」って聞いてみたら、「参加してみればわかります。」とか、「全体を通して伝わればいいんです。」とかね。
そういう答えが返ってくるんですよ。本当にびっくりするぐらいそういう答えが返ってくるんですよ。断言しますけど、絶対そんなんで伝わらないです。
っていうかね、今日はコーチングセミナーなんですけど、コーチングって〇〇っていうことだけはですね、ここだけは絶対わかって帰ってくださいね。
今日それを聞き逃さないでくださいねとか言っててもね、途中でね、参加してる人は、「ところでこのセミナーって何がわかればよかったんでしたっけ?覚えてます?」って言うとね、ほとんどの人はね、忘れてるんですよ。覚えてないです。
言ってることがいっぱい多いから。だからね、伝えるときってね、本当はね、本当はっていうか、
相手の頭の中に図を描いて整理するように伝えないといけないんですよ。最近はスライドとかあるんで、スライドをこれを覚えておいてくださいね、みたいな形で伝えるんですけど。
で、それはね、なかなかね、ちょっと口頭テクニックになるんですよ。少し難しい。だけど、まずはね、相手の中に、この人はこれを伝えたいんだなっていうことをね、わかるメッセージをね、ちゃんと言語化しておくことが重要なんですよ。
もう一回言いますよ。これを伝えたいんだなっていう簡単な言語化をしておく。で、それをちゃんと伝えておく。もうね、これだけでね、全然伝わり方っていうのは変わってくるんですね。ぜひ覚えておいてください。
別々のものを出さないといけないというふうに思ってるんですけど、僕ね、重要なスライドって何回も同じやつを見せるようにしてるんですよ。また出ましたね、これさっきありましたよね。これ説明しました。この1と2と今まで説明しましたね。
次は3を説明します。といった時に、またそのスライドを出して、今、これの1、2、3まで説明しました。だんだんわかってきましたよね。さあ、続いて4です。4を説明します。さあ、これで1、2、3、4と今日伝えたいこと全部終わりました。皆さんご理解いただけました?なんていうふうに言うと、
みんな上から1、2、3、4っていう、このスライドのね、具というか、映像自体も記憶するんで、今日はこういうことがわかってきて、鮮明にわかるんですよ。
だからね、そういうふうに伝えたいことっていうのは何回も伝えていいんです。そしてそれが伝われば、あとはそれの周りのことなので、そんなに伝えることって難しくないんじゃないかなっていうふうに思います。
はい。これ本当にね、本当に何回も言いますけどね、自分が伝えたいことっていうのを必ず言語化して、短く言語化してね、これを私は伝えたいんですっていうことをね、セミナーとか研修とかでは伝えています。
効果的な伝え方
はい。今日はですね、「伝えたいことは何?」って話でした。いかがだったでしょうか。さて、僕は週3回ゲス的に配信のメロマガを書いています。こちらではもっと深くて濃いけどわかりやすい話をしています。登録はもちろん無料ですので、ぜひプロフィール欄からご登録ください。はい。本日は以上です。では、いってらっしゃい。