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おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらに、プロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、今週はですね、人にコミットすることについてお話をしています。
えっとね、この人にコミットするってね、僕はもうかなり前から、
人にコミットせよ、というふうなことをね、言ってる人だったんですけど、
えっとね、そもそもね、僕がこの人にコミットするっていうことをね、
重要だなというふうに感じ始めたのは、コーチングのクライアントさんの中でね、
成果が出る人と、一時的に成果が出てもね、その後絞んでしまう人とかね、
いるんですけど、その成果が出る人と、出ても絞んでしまう人、もしくは出ない人というのは、
どこが違うのかっていうのを考えてた時だったんですよ。
で、これね、法人のクライアントさんがね、すごく分かりやすいんですけど、
法人のクライアントさんってね、同じ会社とか、同じ職場、事業部とか、支社とかしてるとかでね、
だから同じようなポジションの人をね、コーチングすることが多いわけですよ。
で、例えばその同じ職場で10人ぐらい、そこでコーチングをすると、それぞれね、
そうなった時に、その10人ってね、例えば役職は全員ついていないとしても、
序列はね、うっすらとついてるわけですよ。
なんとなくこの人がリーダーっぽいなっていう時とか、で、2番目はこの人かなとか、
あるいはこの人とこの人とこの人ぐらいがリーダーっぽい人たちで、
同期の中でもね、なんとなくこの人が一番できる人みたいな認識がみんなの中にあるねみたいな、
そういう序列っぽいものがあるわけですよ。
で、その人たちをね、コーチングしていくと序列が変わっていくんですよ。
つまりね、コーチングをやってると能力が伸びたりとか成果が出る人と、やっぱりあんまり出ない人いるんですよ。
じゃあどういう人が一番伸びるかっていうと、
これはですね、ちょっとね、今日最後にお話ししたいんですけど、
2番目に伸びる人っていうのはね、これがちゃんとあって、
それはね、その人にお手本とか目指すべき人とかがいる人なんですよ。
つまりね、誰かを真似してみてとかね、
あの人をお手本にするといいよっていうふうに僕の方が言うわけですよ。
そうするとね、それがね、サッとできる人ってもうね、むちゃくちゃ伸びるんですよ。
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もうこれはね、どんな会社もどんなポジションの人でも間違いないです。
で、特にね、そのお手本にする人が同じ職場の誰か、
先輩だったりとかあるいは上司だったりするとね、
もう本当にね、すごく伸びるんですよ。
だからね、よく言われるようにね、一人でもね、職場にね、
すごく仕事ができる人がバーンとね、
なんか転職家なんかに入ってきたりすると、
会社ってね、もう全然変わるみたいなね。
そういうことね、よくわかりますよね。
で、じゃあ、お手本にしたらいいよっていうふうな人に、
僕がどういうふうな言い方をするかっていうと、
もしあなたがね、迷ったら、お手本にする丸々さんだったらね、
どうするのか考えてみてっていう、
そういう質問をしてみてっていうふうにお話するわけですよ。
そしたらね、この間ちょっとどうしたらいいかなっていうふうに思ったときに、
あ、そうだ、思い出して、丸々さんだったらどうするかなって考えてみたんですよ。
そしたらこういうふうなことを考えて、
それはね、すごい上手くいったんですよなんていうふうな話を後で聞くわけですよ。
ああ、すごいなあ、すごい判断だなあ。
よくそんなんできたねっていうふうな話をすると、
いや、丸々さんだったらこうするかなと思ったんですよね。
自分でもびっくりしましたみたいな話が出るわけです。
これね、丸々さんだったらこうするんじゃないかと思うっていうのは、
これ本当に丸々さんがそうするかどうかっていうのはわからないんですよ。
そうしないかもしれないんです。
でもね、これでいいんですよ。
つまり、その人が捉えてる丸々さんの考え方って、
自分だったらこう考えるんだけど、たぶん丸々さんは違う。
丸々さんだったらきっとこう考えるに違いないっていうふうなね、
より良い考えを思いつくわけです。
これってね、メタ認知って言われてるものなんですけど、
丸々さんの普段の行動とか、自分が知ってる限りの言動とかからね、
丸々さんの考え方みたいなものを抽象化してるわけですよ。
おそらくこんな考えを持ってる人だと。
それ自分で作り上げてるわけですよ。
それを実際に自分で行動するときに具体化してみるということをやってるわけです。
つまり、丸々さんの具体的な行動を一旦抽象化して、
それをまた自分のケースに具体化するっていうね、
具体・抽象・具体っていうこのプロセスって、鉄板のモデリング方法なんですよ。
なんで鉄板のモデリング方法なのかというと、
具体的な行動を一旦抽象化することでね、
何か言語化できてない広い意味でのね、
モデルにする丸々さんの良いところっていうのを含んで、含むわけですよ。
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だからね、丸々さんならこうすると思う。
そういうふうに、丸々さんならこうすると思ったんですよね、としか説明ができないような理由がちゃんとできて、
しかもそれがちゃんと良い判断だったりするわけですよ。
よく間違えるのがね、丸々さんがこうしてたと。
だから自分もこうしましたっていうのね、これじゃダメなんですよ。
具体的な行動をただ単に自分が丸々具体的にやるっていうのじゃダメなんです。
つまり具体から具体は、これはモデリングにならないんですよ。
それ何でかって言うとね、丸々さんと自分とは立場が違うから。
丸々さんはこうしていたということは、丸々さんはこんな考えの人なんだ。
だったらこんな時、丸々さんならこうしただろうっていうふうな、具体、抽象、具体っていうプロセスが必要なんです。
だからね、丸々さんはこんな考えの人だっていうのはね、なんかはっきり言語化できなくていいんですよ。
例えば僕にも師匠がいますけど、僕の師匠ってこういう考えの人ですって一言で言えないんです。
でも僕は、こんな時師匠だったらどうするかなって考えたら、ちゃんとその答え出てくるわけですよ。
これでいいと思うんです。
そう、だからね、こととかね、人じゃなくてね、ことっていうものに直接コミットするとね、
さっきみたいに、こんな時どうすればいいかなっていうのをね、いちいち論理的に言葉で説明できないと。
なんかね、証拠をつかまないとね、自分で納得できないんですよ。
だからね、すごくね、こう、難しいことを考えたりとか、無理やりなんかこういろんなものを援養してきたりして、
わけにもわからん論理を組み上げないといけないんですけど、
でも人にコミットしてたら、さっきのようにね、丸々さんだったら多分こうするっていうので、
もうただそれだけの答えが出るんですよ。
だからね、これができる人ってね、早く決算ができるんでね、すごく伸びるんです。
でね、あのー、話したよ、今ね、人にコミットしている人っていうのはね、実は2番目に伸びる人なんですけど、
1番伸びる人っていうのはね、どういう人かっていうとね、
このね、人にコミットして伸びた人に逆転されてね、序列をね、ひっくり返されて、
めちゃくちゃ悔しくて、どうしたらあんなふうにできるんですかっていうふうに、
僕のところに来て、人にコミットするんだよっていうふうに僕が伝えたら、
わかりました。じゃあ私はね、しろうずさんの真似をしますっていう人がね、この人が1番伸びるんです。
これね、たぶんね、真似する相手は僕じゃなくてもいいと思うんですよ。
本当のところ。
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要はね、やっぱりこれじゃダメだと。今までみたいに、何かね、ことにコミットして何度かうまくやってきたんだけど、
このままじゃ明らかに人にコミットしてきたあいつに負けてしまう。間違いなくかなわない。
なんとしてでも再逆転してやるっていうふうにね、思う人ですね。こういう人はやっぱり1番伸びます。
はい。っていう話でした。
はい。今日はですね、人にコミットした人だけが驚異的に伸びるって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい。本日は以上です。では、いってらっしゃい。