コンセプトの重要性
おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として、独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
先週から引き続き、今週の途中までなんですけど、コンセプトの話をこのまま続けるかなというふうに思っています。
今日の話は、もしかしたらコンセプトが間違っているのかもっていうエピソードをお話ししようかなと思います。
前回まで、コンセプトって誰が何をすることでどうなるっていう話なんで、ストーリーになるよと。
だからストーリーを作るといいですよ。
そのストーリーの肝は矛盾を解決するストーリーだといいですよっていうふうなお話をしました。
ストーリーってやっぱり人を惹きつけるんですよ。
だから何かコンテンツを伝える時って、ストーリーで伝えることっていうのが重要だと思うんです。
実際僕はセミナーとかで必ずストーリーで伝えるように、ある時期からするようにしました。
ところがストーリーで伝えていても、以前コーチングのセミナーっていうのを僕は定期的にやってたんですけど、
ある時期からすごく反応が下がった時期があったんですよ。
内容は別に同じことをやってるんだけど、教科があんまりかましくないんですよ。
ちょっと考えたら、世の中のコーチングに対する関心が減ったのかなと思ってたんです。
でもよく考えたら、そうしたらセミナーに集まらないはずじゃないですか。
でも募集するとちゃんと集まるんですよ。満席になるんです。
だから、参加者は何かを求めてコーチングのセミナーに来てるんですけど、今までと同じ内容では満足しないっていう状態になったわけですよ。
これね、ちょっとね、あなたも考えてほしいんですけど、難しくないですか?
コーチングにちゃんと関心はあるんだけれども、今まで伝えられていたコーチングでは満足しない、ちょっと違うなっていうふうに思う人が増えたってことです。
これね、僕ね、何を提供したらいいかちょっとわからなくなったんです。
ただね、その時ね、僕はちょっとね、思い当たることが実はあって、僕は企業様と契約して管理職の方だったりとかスタッフの方だったりとかをコーチングするっていうね、そういう仕事を契約もやってるんですけど、これもちろん今もやってるんですけどね。
新しいコンセプトへの転換
あのね、その時にやってて、よくわかってきたのが、会社とか職場とかでは、いわゆる純粋なコーチングっていうのはあんまり求められてないんですよ。
もちろんゼロではないんですけど、あんまりないんです。つまりコーチングっていうものはあんまり会社とか職場ではやる機会っていうのは少ない。
そういうことにね、ちょっと気づいたんです。
求められているのは、むしろ一見複雑な問題を今度解決できるようなシンプルな問題に置き換えていくようなサポートが求められているんですよ。
だけどこれを上司とか先輩とかがね、偉そうになんかやるのは反発を食らうんですよ。
だから、一見複雑な問題を解決できるようなシンプルな問題に置き換えていくって言った時に、コーチングのスキルがとても役に立つってことがわかったんです。
これね、もう少しわかりやすく言うと、ビジネスの場ではコーチングが求められているようではなくて、コーチングスキルの活用が求められているってことがわかったんですよ。
だからね、コーチングのセミナーのコンセプトを変えたんです。
それまではね、全然コーチングとか知らない人が僕のセミナーでね、その日のうちにコーチングができるようになりますよっていうね、そういうコンセプトでやってたんです。
でもね、コンセプトをちょっと変えてみて、その後からは部下の育成をうまく活かせたいと思っている人が、
コーチングスキルをうまく活用することで指導力をアップして成果を出すっていうね、そういうコンセプトに変えたんですよ。
つまり、コーチングができるようになるんじゃなくて、コーチングスキルをうまく活用できるようにするっていう風なコンセプトに変えてみました。
この日ね、具体的にね、35歳女性管理職Aさんみたいにね、ストーリー作ってね、セミナーやったんですよ。
そしたらね、もうめちゃくちゃ評価が上がったんですよ。
ああ、なるほどなと。うまくいってない時っていうのは、コンセプトに問題があるなっていうのをね、その時すごく感じたんです。
こういうのってね、例えば、SNSを頑張って評価が下がった時ですよ。SNSを頑張るとか広告を増やすとかね、そうなると評判よくならないんですよ。
そもそものコンセプトが良くないわけだから。あるいは時代遅れになったのか、あるいは市場と離れることになったのか、いろいろあると思うんですけど。
だからね、もしかしたらあなたの提供しているものが、商品は悪くないんだけど評判が今一つとかですよ。
もともと評判良かったんだけど、なんだか最近下がってきたなっていうふうな時っていうのは、コンセプトを変えてみてください。
それがね、原因の可能性があります。コンセプトを変えるのって結構ね、勇気がいるんですけど、でももう下がってきてるっていう時は、もうどっちでしょうね、このままいっても自利品になってしまうので、
思い切ってコンセプトを変えてリニューアルしてみるといいです。 もしかするとね、それだけでリバイバルヒットするかもしれません。
これね、本当に可能性あるので、ぜひ試してみてください。
今日はですね、もしかしたらコンセプトが間違っているのかもって話でした。 いかがだったでしょうか。
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