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おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として独立起業をする人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、今週はコンセプトについてお話をしています。
コンセプトって何かっていうと、その商品、サービスとかね、プロジェクトとか、
誰に向けての何をすることによってどうなるのかっていうね、
この3つを説明したものっていうふうに考えるとわかりやすいです。
例えばね、スタバと普通の喫茶店と、この2つのコンセプトがどう違うのかっていうと、
スタバはね、くつろぎたいと思う人が、家と職場という2つの場所以外、
サートプレイスっていうね、スペースを提供することによってリフレッシュできるっていうね、
こういうコンセプトだと思うんですね。
前回ですね、コンセプトって誰っていうのが重要ですよってお話したんですけど、
スタバではね、例えばそのくつろぎたい人っていうね、わりとざっくりとした人がね、
もう今は対象だと思うんですよ。
だから、くつろぎたいって言っても、例えば作業着したおっちゃんとかね、
部活外でね、高校生がワイワイ来るとかいうのはどっちかっていうとあんまり対象じゃないと思うんですよね。
ただ、まあまあ、くつろぎたいっていう人っていうのはかなり範囲が広いじゃないですか。
これね、スタバみたいな大手だからこれでOKなんですよ。
いっぱいお店もあるし。だから当然客層も広いわけですよ。
だからね、コンセプトの誰がっていうのもね、ざっくりとくつろぎたい人っていうのでも、
あれぐらい大手だったらそれで問題ないわけです。
で、そういうね、超大手企業とか夢企業を真似しちゃうとちょっとまずいことになるわけですよ。
誰がっていうのをね、スタバみたいにぼんやりさせるとね、結局スタバと競合することになるわけですよ。
街の喫茶店とかがね。だからね、勝ち目がないんですよ。
さっき、コンセプトって3つの要素からなるってお話ししました。
これとても重要なんですけど、1つ目が誰が、2つ目が何をすることによって、3つ目がどうなるかなんですけど、
例えばその辺の喫茶店ではね、どういう風なコンセプトになってるかっていうと、
そういうことを考えて、多分、喫茶店やり始めたわけじゃないと思うんですけど、
結果的にそうなってるっていうのは、例えば、近所の人がコーヒーを飲む空間を提供することでリフレッシュできると。
そういうものだと思うんですね。
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でね、重要なのがね、3番目のリフレッシュできるっていうのは、スタバと同じなんです。
大手企業もそうじゃないところも同じなんですよ。
つまりね、近所の喫茶店もスタバもね、同じ。
3番目のね、それによってお客様は何を得るのかっていうのはね、同じものなんです。
これね、本当に重要なことなんでもう一回言いますね。
違うのは、1番目の客層と2番目の何をどんな風に提供しているかっていうところなんですよ。
で、同じように3番目のそれによってお客様は何を得ているかっていうのはこれは同じなんです。
だけどね、間違えるのはね、会社員から独立企業しようとか考える人は、
3番目のお客様はそれによって何を得ているかに新しいものを考えようとしてしまうんです。
これね、もうめちゃくちゃ大きい、めちゃくちゃ大きい、めちゃくちゃ多い間違いなんですよ。
例えばね、こういうのを提供するとお客様はね、
ああ、これが欲しかったんだって思うはずっていうよりは、これは画期的なアイディアだ。
これ成功するぞ、みたいに思う人も時々いるんですけど、
新しいメリットを提供しようと考えると、お客さんに戸惑うんですよ。
これは、さっき間違いって言いましたけど、正確に言うと間違いじゃなくて、
当たれば天才的な正解なんです。
だから、世紀の大発明っていうことになるんですよ。
例えばね、iPhoneとかね。
iPhoneの最初のコンセプトって、先端的な人がね、
スマートフォンっていうデバイスでいつでもインターネットに接続できるようになると。
つまり、いつでもインターネットに接続できて、
パソコンの環境が手のひらに伸びるっていうのが最初のコンセプトだったと思うんです。
それまでそういうのなかったんですよ。
小さいポケットコンピューターみたいなのがあったよっていうふうに言う人はいると思うんですけど、
そうなんですよ。
つまりね、ポケットコンピューターみたいなものは、
iPhoneとかが出てくる前はあったんですけど、
それはね、あまりにもコンセプトっていうのが新しすぎて受け入れられなかったんですよ。
なぜか、それはその会社が小さな会社だったからです。
だけどAppleっていうね、大きなところがドカーンと出してきたら、
そうなるもんかなって思って、最初は先端的な人が飛びついて、
で、それが少しずつ新しいものが好きな人が飛びついて、
で、みんなに広がっていくんだよね。
だからね、大手企業じゃないとそれができないんですよ。
だからね、それによってお客様はどうなのかっていうのはね、
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そのままにしておいて、1番目と2番目ですね。
誰向けなのか、それから提供方法とか、2番目の提供方法とか、
何をするのかっていうのをですね、この2つを変えるっていうのがポイントなんです。
だからスタバに対抗する、もし喫茶店作るとすればね、
半径5kmぐらいの近所の人限定で、
ゆっくりそれなりにね、美味しい定食とかを長い時間ね、提供してる。
で、コーヒーもね、そこそこ美味しいコーヒーもね、飲める、リフレッシュできる、
みたいな喫茶店ですよね。
そうするとね、スタバと全然使い方が変わってくるんで、
普段スタバに行ってる人も、ある時、
ちょっとあの喫茶店行ってみようかな、なんて思う人も出てくると思うんです。
だからちゃんと反応してると思うんですよ。
だから、そんな小さな街のね、居心地の良い喫茶店って結構あるじゃないですか。
だから、誰向けにどんな風に提供するのかをね、考えましょう。
まあ、そういう風なね、お話でした。
はい、今日はですね、コンセプトで変えてはいけないものって話でした。
いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
では、いってらっしゃい。