達成感の重要性
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
前回ですね、上手くいく仕組みとかには、もちろん原始的な気持ち良さみたいなのがあるといいですよ。そういうもので、意外と人は動くもんだ。
もともと何を話そうとしたかというと、タスク管理をやるときも、それを考えて設計した方がいいんじゃないかというふうな、話しているうちに時間がなくなったみたいなことなんですよ。
僕だけじゃなくて、ほとんどの人が、良かったとか、やって気持ち良かったなと思うときっていうのは、なかなか出来なかったことは、出来たっていう、そういう瞬間じゃないかなというふうに僕は思うんですね。
先延ばししてたりとか、やった方がいいって分かってたのに、なかなか手が出せなかったこと、あるいは、なんとなく手が出なかったこと、それが今日出来た、ついに出来たみたいなね。そういうときの達成感とかね、もっと言えば全能感みたいなね。そういうのって気持ち良いんじゃないかなって思うんですよね。
だから、そういうときが、例えば毎日一つでもあればね、多分ずいぶん今日もこれが出来たなって、良かったなっていうふうに思うんじゃないかなって思うんです。
だからね、僕自身もそういうふうにやってるんですけど、毎日のタスクを設計するときっていうのは、ちょっと難しいことが出来た感をね、一つか二つ、三つはなかなか難しいんですけど、一つか二つ、一日のどこかに配置するっていうのをやると、すごくその日一日が上手く回ってくるんですよ。
で、それが出来ればね、その日は良かった日として成立すると。成立するかじゃないか別にして、僕は成立するっていうふうに決めてるんですけど、そうするとね、後が多少上手くいかなかったりとか、多少ね、いろんな割り込みがあってね、ルーチンが出来なかったみたいなことがあっても、
あんまりね、今日はあれが出来たからいいやっていうふうに思うようになるんですよ。
ただね、ちょっとここを注意しないといけないところなんですけど、なかなか出来なかった難しいことが出来るようになったから、何か必ず成果が出る。必ずやるべきことっていうわけではないっていうところなんですね。
出来てないことっていうのはね、場合によってはやらなくていいことだったりするんですよ。やらなくていいことなんだけど、手をつけて一回やってみないと、これは実はやらなくていいことだったんだって気づかないってことはあると思うんですよ。
ややこしいな。要は、やってみて、出来てみて、初めてそこでこれはやらないって良かったんだってずっと気になってたけど、やらないっていうのは実は正解だったんだってこと、後で分かることってあるじゃないですか。
あれが必要だと思ってね、わざわざあそこで買いに行かないといけない、でも遠いからなーみたいな思って、やっと買ってきたって言ったら、思ったのと違ったなーみたいなことってあったりするじゃないですか。そういうことってよくあるんですけど、しかし気になってたことが一つ終わったと。
だからそれはね、やったからといって必ず成果が出るとか意味があるっていうわけではないんですよね。だからそれをやり続ける、それをたくさんやればすごく幸せになるかっていうとそういうわけではなくて、やっぱりその出来た感っていうのを持つことができるということにね。
まあ割と限定した方が僕はいいんじゃないかなというふうに思います。あとこの出来たっていう気持ち良さってね、もう一つね、中毒性もあると思うんですよ。
なんかね、場合によってはね、より難しいことに挑戦しないといけないんじゃないかとか、より大きなことにやらないと意味がないんじゃないかとかいうふうに、意味なくね、ボス戦に臨むみたいなことあると思うんですけど、それを防ぐためにもね。
要するにこれは何か手応えをね、一日のね、手応えを持つために一応やってるんで、必ずしもこれが成果につながるわけではない。でも成果につながることもあるよというふうな、そういうものとして位置づけるとすごくいいんじゃないかなと思うんです。
あくまでね、なかなか難しいことができるっていうことは、割と自己満足でもあるし、自分に対する報酬みたいなものでもあるんで、それと何か例えば仕事で成果が出るとか、売上が上がるとかね、お客さんが増えるとか、そういうことと必ずしもリンクしてるわけではないよというようなことです。
リンクしていれば一番いいんでしょうけど、そうじゃない場合も結構あるんですよね。
満足感を得るにはそういう原始的な欲求というのを満たす必要があるよって、やっぱりそういうものがないと人ってね、やっぱり生きていけないんじゃないかなと思うんですよ。
日々の充実感
本当にね、だから何なんだって言われると思うんですけど、それはお酒飲んで気持ちいいとか、iPhone触ってなんかスベスベして気持ちいいとかね、それと同じようなものでそういうものっていうのがないとやっぱり味気ない、生きていけないものになる。
だからそれは1日のタスクを決めるときにそういうものを仕込んでおくっていうのはね、僕は重要なんじゃないかなっていうふうに思います。
この感覚、要は気持ちいいものをちゃんと仕込んでおく1日の中でね。
ちょっと難しいけど、やったらなんか達成感があるようなものっていうのをうまくね、1日の中に入れておくっていうと、それだけでね、すごく1日が充実した感じがするんでね。
そういうふうなものがあるよっていうのを覚えておくとすごくいいんじゃないかなと思います。
必ずしもね、いいことがある必要がないわけですよ。
誰かから褒められたとかね、おいしいものが食べられたとか、それって自分でコントロールできないじゃないですか。
褒められればそれ一番いいし、おいしいもの食べれればいいけど、でも人からは褒められるかどうかっていうのはコントロールできないし、
おいしいものを食べようと思ったらそれなりにお金も使ったり時間も使ったりしないといけないから、じゃあね、今までできなかったことを1つできるようにしようと。
それを1日の中に仕込んでおけば、それがちゃんと報酬になり快感になるよ。
それは覚えておいたほうがいいんじゃないかなというふうに思います。
はい、そんな話です。
今日はですね、気持ちよい1日の作り方って話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手はシローズ厚次でした。では、いってらっしゃい。