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おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
この小さなビジネスをうまく生かせるには、というシリーズもですね、明日で終わりにしようかなというふうに思っています。
もちろん喋ると思えばね、いくらでも喋れるんですけど、他の話題にもね、そろそろ増えたいなと思うので、一応次回ってね、このシリーズは終了にしようかなというふうに思っています。
というわけだからというわけではないんですけど、今日はですね、辞め時についてです。
まだね、ビジネス始めたばっかりっていう人もいると思うんですけど、だから辞めることとかね、そんなこと全然考えてないですよというふうに言われそうなんですけど、
辞め時を考えるってね、これね、習慣にしておくといいと思います。
つまりね、ビジネス全体の、例えばコーチングをやっているとしたらね、コーチング自体を辞めるとか辞めないとかいうことだけじゃなくてね、
何かを始める時に、例えば新しいSNSを始めるとか、新しくブログを書くとかね、何でもいいんですけど、そういう時にどうなった時に辞めようかということをね、最初からね、ちょっと決めておくっていう、そういう話です。
プロフェッショナル仕事の流儀っていうNHKの番組があるじゃないですか。そこで最後に、あなたにとってプロフェッショナルとは?っていう質問がありますよね。
これもしね、あなたがプロフェッショナルとは何ですか?というふうに聞かれたら、何というふうに答えます?
仮にね、僕があなたにとってプロフェッショナルとは何ですか?って聞かれたらね、僕はね、次の依頼があることっていうふうに答え、そういうふうに思います。
つまりね、僕はね、プロ講師としてずっとやってきたんですけど、今までね、コーチングのクライアントがゼロになったことはないんですよ。そしてゼロになったら辞めます。依頼がないから。
もしくはね、もう一つ、別に実は期限決めてるんですけど、これはね、今のところは内緒なんですね。
だから僕はクライアントがゼロになったといった時には、今の仕事を辞めるというふうに決めています。
ですが、別にね、辞めなくてもいいんですよ。決めようって言いながら辞めなくていいとかね、言ってるんですけど。
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要は、仮にね、僕がゼロになったとするじゃないですか、その時に、ゼロになったけど、一応辞めるって決めてたんだけどどうしようかね、と。
その時に、一旦立ち止まって考えることができるわけですよ。
この立ち止まって考えることを受けるんじゃなくてね、積極的に自分から考えることができるっていうのはすごく重要なんです。
なんでかっていうと、小さなビジネスが最終的に大怪我をするのは、辞め時を見誤ってずるずる続けてしまうからなんですよ。
ずるずる続けてしまう原因の一つっていうのは、例えば会社とかなら、上司とかね、組織とかから強制的に辞めさせられたりとかね、辞めろって言われたりするわけですけど、
自分でやってたら、特に一人とかでやってたら、客観的に見て辞めた方がいいなっていう時に、逆に突っ込んで余計傷口が増えるっていうことって、
僕ね、本当にたくさん見てきてるんですよ。だからね、せめて辞めることを考えるタイミングっていうのを自分で決めておくっていうのが重要なんです。
僕がここで言うまでもなく、いろんなバイアスっていうのがあるわけですよ。損失回避のバイアスとかね。
損失回避のバイアスっていうのは、今までいろいろやってきた、その事業をやるっていうのは投資をしてきたわけじゃないですか。
だから、今辞めるとね、損してしまうから、辞めるのはもったいないからね。
少し大変でも続けようとかね。辞めてしまうとね、周りに対して格好悪いからね。続けようっていうふうに、なんとなく思ってしまうんですけどね。
でも、一旦ここでどうしようっていうふうに決めていたら、少なくとも自分で決めてたんですよ。自分で納得ができるわけですよ。
そこで続けるっていうのも重要だし、ビジネスって基本的には多産多死というものなので、たくさん生まれてたくさん亡くなっていくっていうものなんで。
だから、例えば仮にコーチングやってて、コーチングがうまくいかないっていうふうになったら、そこで一旦辞めて、働いてもいいし、普通に会社員になってもいいし。
で、別に会社員になって、やっぱり今度は別の面白いことを思いついたんで、それやってみようって。またそこでやってみてもいいんですよ。
要は、再チャレンジできないぐらい大きな傷を負ってしまうぐらいだったら、もう辞めてしまった方がいいというふうに僕は思います。
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他にもね、サンクコスト効果、コンコルド効果とか言われてるんですけど、要は今辞めると損してしまうから辞めるのももったいないっていう、それだけじゃなくてね。
もうここまでね、時間とかお金とか突っ込んだんだから、もう損するかもしれない、損する可能性高いってわかってるんだけど、でもお金も時間も突っ込んでしまうっていうね、一縷の望みに欠けてしまうみたいなね。
こういうのがね、大体一番失敗するケースですよね。ギャンブルでもね、要は一発逆転を狙うみたいなことをやると失敗するじゃないですか。
ギャンブルって大体失敗するんですけど。だからそういうのをね、自主的にね、避けるタイミングっていうのを見つけておくっていうのはすごく重要だと思います。
前半にもお話ししましたけど、ビジネス全般じゃなくてもね、例えばインスタやり始めましたみたいなのでも、いつまでにどれだけのフォロワーができなかったらもうインスタ辞めちゃうとかね。
辞めちゃうっていうのは別にアカウント消してしまわなくてもいいから、毎日更新やめるとか。逆にブログからもね、これだけやってやりこんだんだけど収益がないっていう風になったらもうこれ以上は定期的な更新はやめてしまうとかね。
そういうのをやっていかないと、意外とね、こういうのがね、じわじわ致命傷になったりするんですよ。
なんかね、続けることっていうのって、ただそれだけでいいことみたいな、なんか思ってしまうね。
例えばインスタ毎日投稿してます、ブログ毎日書いてますっていうと、なんかね、やってる感があるんですけど、でもそれうまくいかないことを続けてるかもしれないじゃないですか。
だからね、小さなことかもしれないですけど、すべてに辞め時っていうのを決めておくとすごくいいですよっていうね、そういうお話でした。
はい、今日はですね、小さなビジネスの辞め時を考えるって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。