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おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
今週は、小さなビジネスの始め方についてお話をしています。
今日は意外と見落としがちなサービス提供についてお話をしたいと思います。
見落としがちっていうのは、どうしても新しいお客さんを取ろう。
新規のお客さんを取ろう。もっとお客さんを増やそうっていうふうに考える。
始めたばっかりの頃って、そういうふうに考えるんですけど。
でも、リピートのお客さんが全然いないみたいなことって、実はよく聞く話なんですよ。
その理由っていうのは、今日お話してみようかなというふうに思います。
先に結論から言うと、個人の場合は、とにかくお客さんが望むものをオーダーメイドに近い形で丁寧に提供する。
お客さんが望むものをオーダーメイドに近いような形で丁寧に提供するっていうやり方一択です。
これ大手にできないことなんですよ。
基本的に個人とか小さな組織とかのやり方っていうのは大手の裏返しなんですよ。
だから大手と同じサービス提供をやるんではなく、小さなところしかできないものを提供する必要があるわけです。
そうでないと価格が安くなってしまったりとか、そもそもお客さんが来なかったりとかそういうことが起こるんですよ。
だからね、これね、よく大手企業から独立企業をした人が失敗するのがサービス提供の部分なんですよ。
これ分かりやすく言うとね、例えば大手がやってるとか、チェーン店のレストランっていうので、やっぱりあんまり融通は効かないんですよね。
だけど個人がやってるお店とかだったら、時々いろんな要望を聞いてくるお店だったらね、少なくとも使い分けはすると思うんですよ。
普段の時はチェーン店とかでいいんだけど、でもちょっとゆっくりしたりとか、自分の大切な人と一緒に食事したいみたいな時っていうのは、
いろんな要望を聞いてくれる小さなお店とかに行きたい、そういうふうに思うと思うんです。
だからオーダーメイドに近いサービスを丁寧に提供すればですね、大手から一定数のお客さんを奪うことができるってことなんですよ。
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僕は折に触れて何回もお話ししてますけど、あなたは少なくともビジネスの場では必ず誰かと比較されてるんですよ。
だから自分のビジネスはここが売りですよとか、自分はとにかくここがやりたいっていう熱い思いがあるんだみたいな話は、あまりお客さんにとって関心がないんですよ。
お客さんが知りたいのは、他と何が違ってて、それが自分にとってどんなメリットがあるのかなんですよ。
同じであれば大手を選ぶし、もしくはすでにいつも使ってるものとか過去に試したものを選ぶわけです。
だからよく勘違いされるんですよね。コーチングとかコンサルティングみたいなものでも、基本的にクライアントさんに寄り添ったものでないと、大手とか先行してる人からブランドチェンジは起こらない。乗り換えることはないんですよ。
今、乗り換えるっていうふうに言いましたけど、あなたのお客さんっていうのは大抵は競合のサービスを受けたけど不満を持ってる人なんですよ。
だから競合のサービスよりもより手厚くないとうまくいかないんです。
これね、とっても重要なんでね、もう一回言いますね。
あなたに関心を持つ見込み客は、あなたの競合に不満を持ってる人なんです。
だからその不満が私のサービスで解消できますよっていうふうに伝えればね、すごく強い関心を持ってくれるんですよ。
でね、さっきね、大手企業から独立企業した人っていうのはなかなかうまくいかないよっていうふうに言ったのは、大手企業のサービス基準を個人でもやろうとするんですよ。
だから、なんかね、開店したばっかりのお店とか、やり始めたばっかりのサービスなのにあれはできませんとかね、これは別料金です、これについては何回までしかダメですとかね。
直接連絡をしないでください。こっちのサイトとかこっちの動画を見てからね、それでもどうしてもわからなければ改めて連絡してくださいみたいなね。
こういう感じでやってると確実に潰れます。
これね、うまくいかない典型なんですよ。
だからね、実際レストランとか居酒屋とかでもね、これができません、あれができませんって言われてもそれは追加料金になりますとか言われたら、
もうそういうふうな話を個人がやってるようなところでぐちゃぐちゃ言われたら、
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それだったらもう品質が安定してるね、メールを書いて大手とかチェーン店でいいわって思ってしまいますよね。
とにかくいつも比較されてるってことを忘れないようにしてください。
だから比較されたときに競合より分かりやすく手厚いオーダーメイドなサービスで融通がきくような形にしてみてください。
これができますかって言われたらやりましょう。あるいはこういうことってなんとかならないでしょうか。
これなんとかできるようにしてみましょうというふうな形にお話をするとですね、大手からちゃんとお客さんを奪うことができます。
もしそうでなければ先行してる方がそもそも圧倒的に有利ですから、これが潰れてしまう理由になってしまいます。
この潰れてしまう理由っていうのはつい大手のサービス基準を真似してしまうということです。
同じでは比較されてますから、そっちの大手の方に負けてしまいますよ。そういうお話でした。
今日はですね、小さなビジネスが潰れる理由って話でした。いかがだったでしょうか。
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