00:06
おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
今日はですね、今とても話題になっている本についてお話ししたいと思うんですよね。
本のタイトルは、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか?」というものなんですけど、なぜ働いていると本が読めなくなるのか。
もうね、聞くところによって10万部とか売れてるらしいんですよ。すごいですね。
たぶんこれもともと本好きの人がね、確かに昔は好きだった読書がね、なんでできなくなるんだろうっていうね。
誰でもそういう時期がある、そういうふうに思うことがあると思うんで。
結構本好きの人が買ってるから売れてるんじゃないかな、勝手に思ってるんですけど。
確かにね、学生時代はあんなに楽しくどんどんね、一日に何冊も読めたのに、社会人になって忙しくなったからね。
他のことやれるのに、携帯ゲームができたりとかね。
YouTube見たりとかできるんだけど、なんで本が読めなくなるのか。
本好きだったのか。そういうことがね、書かれてるんですけど。
本はね、昔、要は本と世の中の関わりみたいな。読書の歴史みたいな。
そういう感じだったんですけど。
ちょっとネタバレというか、なんで働いてると本が読めなくなるのかっていうのを、
この著者が主張してるのは、読書っていうのはね、ノイズが大きいからじゃないかっていうのが結論なんですよ。
ノイズっていうのはね、今知りたいこと以外の情報っていうふうな意味です。
読書って、本ってね、今知りたいこと以外のことがいっぱいあるわけですよ。
だけど、例えばネットで検索とかすると、今知りたいことがバーンとわかったりするんですよね。
AIとかでね。
だけど、読書ってね、順番に読まないといけないとかね。回り道しないといけないみたいなね。
そういうちょっと寄り道をするのがちょっと面倒になってしまうので、
なんとなく読めなくなるんじゃないかというふうに、著者の方は主張してる。
それこそがAmazonで本を買うのとね、書店で本を買うのとの違いみたいな感じなんでしょうね。
Amazonだったらまず、バーンと欲しいものを検索してそれを買うみたいな感じですけど、
03:02
書店ってやっぱり探したりとか、調べたりとかする手間がかかるんで。
逆にね、書店の良さっていうのは、思わぬ本との出会いとかにあるから、
そういうことがね、読書では起こるということなんでしょうね。
僕はね、この本の結論の後にね、
じゃあそれをどうしたらいいかっていう話はね、なかなか興味深いなと思ったんです。
どうしたら本が読めるようになるのか。
それはね、今日のキーワードなんですけど、
今日のキーワードね、反味です。
反味っていうのはね、全身っていう意味じゃなくて、半身ですね。半分の身ですね。
この方の主張は、全身全霊で仕事に打ち込むので、ノイズがあるものをね、摂取する余裕がなくなってしまう。
これはね、決して良い良い状態ではないのではないかと。
だから、全身全霊じゃなくて、半身ぐらいに関わるといいよっていうのがね、この方の提案。
というかね、主張なんですね。
僕ね、その通りだというふうに僕は思います。
正直ね、すごく若い時期にある期間だけ全身全霊っていうのはあるかもしれないですけどね。
もちろんね、昔みたいに24時間戦いますから、そういうのはマジで効率悪いですから。
20代とかでもそういうのはやめた方がいいと思います。休息は必要ですよ、絶対に。
半身についてなんですけどね。
半分だけかかるってね、実はね、僕のクライアントさんとかにもオススメしてるんですよ。
要は複業ですね。複数の業。複数の仕事を持ちましょうっていうふうなことを言ってるんです。
これはどっちかっていうと、リスクを分散させましょうみたいな、そういう意味が大きいんですけど。
複数のことをやる、半身になるってことはね、実は技術が必要だってことなんです。
これね、この本でも言われてるんですけど、ここ大きなポイントだと僕は思ってるんですよね。
全身全霊の方が楽ちんなんですよ。
これ、体力的にはきついですよ。だけど、全身全霊の方が頭使わなくていいんですよ。
半身でやるとか、複業をやるって方が大変なんですよ。
体力的にはね、全身全霊の方が大変ですよ。だけど、頭を使わないといけないんですよね。
だからね、逆に言うとね、全身全霊でやって本が読めないっていうのは手抜きなんだっていうふうにも言えるんじゃないかなと、僕はちょっと思ったんですね。
ちゃんとね、複数やるにはそれなりのね、ちょっとスキルが必要なんですね。
06:01
で、そのスキルっていうからには、それ誰でもね、誰でもっていうか大抵の人に身につけることができると僕は思ってます。
つまり、やり方とかツールとかを整備していくと、ちゃんと半身、複業っていうのはできるようになるように僕は思ってるんですよ。
これで、やる感じとすればね、まるで俳優のようにね、それぞれの役割を演じるっていう感覚がね、重要じゃないかなと思うんですね。
何度も言うように、これ純粋にスキルの問題なんで、やり方とかツールとかを工夫するその手間を惜しむとね、本読めなくなるんですよ。
実際ね、いろんな役割を演じるみたいなことって、やってる人も結構多くて、例えば外ではね、怖い上司だったりするんですけど、家に帰ったらね、すごい古文童ないいパパみたいなね、そういう人っているわけですよ。
だからね、結構誰でもできるというか、大抵の人はね、ある程度できるんじゃないかなと思うんです。
で、いろんな役割を演じる、やり方とかツールとかを使ってね、そういう感じでハンミーができるようになるとね、本も読めるようになるんじゃないかなというふうに思います。
古くはね、もう太宰治はね、人間失格で道化についてお話したように、村上春樹はね、ダンス、ダンス、ダンス、とにかく踊るんだよって言ったように。
最近ではね、村田沙耶くんがね、コンビニ人間になりきったようにですね、役割を演じるというかですね、ハンミーになるポイントか、そういうふうに思いますね。
はい、今日はですね、全身全霊という手抜きっていうお話でした。いかがだったでしょうか。
さて、僕は週3日月水系配信のメルマガを書いています。
こちらではもっと深くて濃い、けどわかりやすい話をしています。
登録はもちろん無料ですので、ぜひプロフィール欄からお登録ください。
はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。