1. 世界から見る日本
  2. #20 オランダはなぜ大麻を黙認..
2026-02-19 49:53

#20 オランダはなぜ大麻を黙認するのか?~コーヒーショップと5gルールの現実【前編】

オランダは「ドラッグが合法な国」なのでしょうか?

実は、そう単純ではありません。
“合法”でも“完全違法”でもない、
「黙認(gedoogbeleid)」という独特の制度が存在します。

本エピソード前編では、

・コーヒーショップとは何か
・5gルールの仕組み
・なぜグレーゾーンが生まれるのか
・実際の使用実態
・価格や運用のリアル

といった「制度の構造」に焦点を当てて解説します。

この話は、単なるドラッグの話ではありません。
国家がどこまで管理し、どこにリソースを配分するのかという“社会設計”の話でもあります。

後編では、
「薬物は犯罪か、それとも公衆衛生か?」
という価値観の違いに踏み込みます。

ぜひ前後編あわせてお聴きください。


・本篇は28分頃まで、それ以降はお便り紹介及び前回の配信の感想をXで下さった方々のコメント紹介もしております!

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🌍 『世界から見る日本』は、世界から見た日本はどう映るのか?他国と比べると何が違うのか?

そんな視点から、より良い日本へのヒントをリスナーの皆さんと一緒に考える番組です。


🎧 ナビゲーター:ゆき海外在住歴30年以上/現在オランダ在住

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BGM:トーマス大森音楽工房


サマリー

このエピソードでは、オランダの大麻政策、特に「黙認政策(gedoogbeleid)」に焦点を当て、その実態を解説しています。オランダでは大麻は完全に合法ではなく、ハードドラッグは厳しく禁止されていますが、ソフトドラッグである大麻については、コーヒーショップでの販売や個人使用が一定の条件下で黙認されています。コーヒーショップは単なる喫茶店ではなく、大麻を合法的に購入し、その場で吸引できる特別な店舗であり、アルコールの提供は禁止されています。また、店舗の数や場所は厳しく制限され、資金源の透明性や犯罪組織との関与がないかなどの審査も行われています。この黙認政策は、ハードドラッグの売人との接触を減らし、品質の不明な路上ドラッグを避けるという公衆衛生的な目的も担っています。大麻の使用動機はリラックスやストレス解消が主であり、アルコールの代替として週末のルーティンとなっている人もいます。価格帯は品質によって大きく異なり、シェイクと呼ばれる低品質なものは安価ですが、標準品質や高品質なものは高価になります。ハシシはマリファナよりも成分濃度が高いにもかかわらず、輸入品として流通量が多いため安価で取引されることがあります。個人使用の上限は5gと定められており、これを超えると没収や罰金の対象となる可能性がありますが、運用上はグレーゾーンも存在します。この独特な政策の背景には、公衆衛生という考え方があります。

はじめに:オランダの大麻政策への疑問
世界から見る日本へ、ようこそ!
グローバル社会と言われている今、世界各国との距離が近くなったように感じる一方で、皆さんは日本の世界にどう見られていると思いますか?
この番組では、世界から見た日本はどう映るのか、他国はどうなのかといったことを比較しながら、
より良い日本へのヒントを探り、世界から見る日本といった視点をリスナーの方々と共有していきます。
番組のお相手は海外在住歴30人以上、現在オランダに住み、日本とランダを結ぶ事業開発サポートを行っている私、ゆきです。
皆さん、お元気ですか?
世界から見る日本、めでたく本配信で20本目となります。
まだまだひよっこですが、ひよっこなりにちびちびと頑張っていきたいと思います。
前回の配信の科学系ポッドキャストの日、企画会に参加したシャープ19、日本人アイデンティティーが生む障壁という配信がですね、
X状で10名以上の方にコメント付きのリポストを頂きました。
とてもセンシティブな内容だったので、どのように受け止められるか不安で、
ポッドキャストを出すことに精一杯で、自分の最新話のX投稿を忘れていたのにも関わらず、
たくさんの方がコメントしてくださったので、本当に励まされました。
みなさん聞いてくださり、わざわざコメントをポストしてくださり、ありがとうございます。
番組後半では初めてお便りを頂いたので、そちらも紹介しますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
さてみなさん、私はオランダっていう国に住んでいるのですが、オランダというとどんなイメージがありますか?
風車だとかチューリップだとか、歴史を振り返ると乱学なんていう言葉も学んだかと思います。
そんなイメージもある一方、多くの人が持っているイメージは、オランダではドラッグが合法なんでしょう?
でもどうして合法なの?どんな取り締まりがあるの?などの詳細を知らない人が多く、なんとなくイメージだけが先行しているように思います。
そこでみなさんに私が正しいと認識している情報をお知らせするため、このオランダの薬物政策の会を作りました。
これは前後編の2回に分けて配信します。
前編の今回は、まずオランダの薬物政策の中心にあるタイマのイロハを抑え、後半には特に公衆衛生という概念と非犯罪化と罰則の違いという2つの視点をお話ししたいと思います。
前編を聞けば、後半への理解へとスムーズに繋がりますので、そして後半こそ、私がみなさんにお伝えしたいことが詰まっているので、ぜひ前編後編と聞いてください。
オランダの大麻政策の基本:ソフトドラッグとハードドラッグの区別
まず冒頭で話した、オランダってドラッグが合法なんでしょう?という発言。
これはですね、大雑把な言い方をすると半分正解で半分間違っています。
というのも、それはドラッグという定義によるんです。
オランダの薬物法では、ソフトドラッグ、主にタイマですね、マリファナやハシジですね、これは。
と、ハードドラッグ、コカイン、ヘロイン、エクスタシーとかメタンフェタミン、これはいわゆる覚醒剤ですね。
これらを区別して、特にハードドラッグは強く禁止し、取り締まりの重点もそちらに置いています。
したがって、オランダでドラッグが合法というのは、半分間違っているというのはですね、
ハードドラッグは禁止されて、初次、販売上途や製造輸出によるなど、あらゆる行為が全面的に禁止され罰則の対象となります。
しかしその一方で、ソフトドラッグであるタイマなどは、コーヒーショップでの商量販売、5gまでの初次を条件付きで黙認、黙って認識しているのも黙認ですね。
黙認しているだけで、法律上は形式的には違法という微妙な扱いです。
この黙認というところがグレーゾーンで寛容政策と言われる理由の一つです。
これについても後ほど詳しく取り上げます。
まず皆さんの頭に入れていただきたいのは、今回のお話での主役を飾るのはソフトドラッグに分類されるタイマであることを認識してください。
コーヒーショップとは:仕組みとルール
えー、でもちょっと待って、コーヒーショップ?
オランダでは喫茶店でもタイマの商量販売が黙認されているってこと?
いやいや、違います。
コーヒーショップっていうのは、喫茶店というより合法的にタイマを買ってその場で吸える専用スペース付きの店のことを指します。
もう少し補足すると、コーヒーは出していても目的はコーヒーではなくタイマです。
まず店内に入ると、メニューからタイマ製品、はしし、プレーロールなどこういったものが選んで購入できるんですね。
そして購入したタイマを店内の喫煙席でそのまま吸ってもいい。
加えてアルコールは基本的に扱いません。
だってタイマとアルコールの組み合わせはこれは危険ですからね。
これを避けるためです。
さらに営業できるのは自治体が数と場所をきつく制限しているので、誰も彼もがコーヒーショップを開いて経営できるわけではないということです。
ほらね、意外といろいろ決まりがあるのです。
それでは、なぜこのコーヒーショップという形で販売するのかというと、
普通にタイマを売ったら違法だけれど、コーヒーショップに限って、
その1、1日1人5gまで販売OK。
その2、店内での使用を黙認。
その3、未成年はお断りなどの条件付きで見逃される特別ゾーンとなっているわけです。
飲食営業許可書のほかに、タイマについて黙認声明。
この店舗に限る条件を守るならタイム販売を黙認しますという自治体からの声明。
フドフクラウディングと言うんですけれど、これが事実上のコーヒーショップ認証と言われるものです。
すいません、最近オランダで聞いているリスナーの方もいることが判明したので、
今後ともオランダ語限定の名称は少しオランダ語も挟ませてください。
そして近年ではビボグ審査というものがあります。
これは何かというと、コーヒーショップ開店申請者がその資金の出所や犯罪組織の関与がないかをチェックする的確性審査みたいなものがあって、
これに問題がなければ開店ができる、逆に問題があれば開店を拒否、取り消しされます。
また学校からの距離だとか周辺の迷惑防止など、ロケーション条件なども大切です。
そしてこのようにタイマーを見える場所で管理することで、ハードドラッグの売人との接触を減らす、
品質のわからない危険な路上ドラッグを避けるという公衆衛生的な役割も担っているということです。
まずオランダではコーヒーショップと呼ばれるところは皆さんが考えるような喫茶店ではなく、タイマーを販売しているお店だと認識してください。
コーヒーショップの現状:店舗数と立地
じゃあもう少しコーヒーショップについて深掘りしていきましょう。
このコーヒーショップでタイマーを楽しめるという理由から世界各地の観光者がオランダにやってきます。
日本の芸能人の方々もお忍びでオランダにやってくる理由はこのタイマーにあるとも言われています。
確かにこのコーヒーショップの横を通るとタイマーの独自の匂いが店内から外へも漏れてますし、アムステルダムには多くのコーヒーショップがあります。
リスナーの方には、えーやだー自分の家の近くにコーヒーショップがあったら嫌じゃない?と思われる方もいると思います。
じゃあコーヒーショップって一体オランダにどのくらいあるの?と私も思い調べてみました。
オランダの司法研究機関WODCが発行した2025年10月に公開されたCoffeeshops inthe Netherlands
2024によるとオランダにあるコーヒーショップはオランダ全国でコーヒーショップを認めている103の自治体で合計563店舗あります。
これは平均でコーヒーショップを認めている自治体は1自治体につき5.5店舗あるという計算になります。
すべての自治体がコーヒーショップを認めているのではなく、全体の約70%の自治体にあたる256の自治体ではコーヒーショップを一切認めないゼロ政策をとっています。
もちろん首都であるアムステルダムでは私が探した情報では166店舗ほどあります。
このアムステルダム市のほかに港があって、その昔はサッカーのオノシンジ選手が所属していた町ロッテルダム市や国会議事堂や各省庁があり、
あのフェルメールの有名な絵、真珠の耳飾りのある少女を所蔵しているマウリッツ美術館があるDen Haag市などは数十店舗コーヒーショップがあるようです。
オランダ全342の自治体のうち、たった3割の自治体だけがコーヒーショップを認めていて、その平均は5.5店舗。
全国で563店舗ですから、人口比でいうと約3万人に1店舗っていうくらいのイメージです。
例えば私が住んでいる町、アムステルダムから南に35キロ行った町なんですけれども、人口3万1000人ですが、私の町にはコーヒーショップが1店舗もないです。
しかし隣町は8万人の人口で2店舗あるといった感じです。
私の周りの友達なんかは若い頃、それこそ20代でいろいろなタイマーを挑戦したことはあっても、その後大人になってタイマーを楽しむことが生活習慣となっているという友達はあまりいません。
あまりドラッグに馴染みがない日本人にはちょっと想像しにくいテーマですよね。
大麻の使用動機と実態
一体タイマーを楽しむ人は何を求めているの?と思われるかもしれません。
オランダでタイマーを使う動機っていうのは、主にリラックスしたい、ストレス解消したい、社交の場で使うとか退屈しのぎ、また不安やメンタルヘルスの改善を求めて日常的なアルコールの代替のような位置づけです。
全体としてハイになる快楽っていうよりかは穏やかなリラックスが主流でアルコールのような週末ルーティンです。
ではどれくらいの人が実際使用しているのかっていうとですね。
オランダ中央統計局の生活様式モニター、健康調査によるとオランダ人の8人に1人が去年タイマーを使ったと。この数字多いですかね。
20代になると2割強が経験者です。
経験者が求めているのはビール一杯みたいなリラックス、そんなような感覚です。
私は20代にオランダに来ました。
オランダに来た初めの1年は大学生をしてたのですが、まさにあの当時パーティーなどに行くとジョイント、巻き煙草みたいなものですね。
タイマーと煙草を混ぜて吸っている人が結構いました。
特にテスト前の勉強などでちょっとリラックスしたい時にどうとか勧められたり、あるいはセックス前に緊張をほぐしリラックスする目的とかでタイマーを吸うという感じがあったように思います。
ではそのタイマーをどのように吸うのか。
基本的にはですね、先ほども言ったように巻き煙草のようなジョイントと呼ばれるものが多いんですね。
昔はタマコとタイマーを紙でくるくる巻いて吸うのが一般的だったんですけれども、
オランダでは2008年7月1日以降、公共の場所での屋内スペース、これには飲食店やカフェなども含まれているんですけれども、
それらの場所での喫煙は全面禁止されたので、今は紙にタイマーのみを巻いて吸うのがジョイントです。
2つ目は水パイプみたいなものがあります。
これは水を通すガラス缶ですみたいな感じで、喉には優しくてですね、しかも強いヒットが期待できるので、
コーヒーショップでやる人もいますが、どちらかというと家でたしなむっていう人が多いですね。
他にはベイパーといって、電子煙草のようなものをイメージしていただくとわかりやすいかなと思うんですけれども、
あれと原理は同じで、タイマーを加熱した蒸気を吸うっていう感じですね。
ジョイントはタイマーを燃やすんですけれども、ベイパーはタイマーを加熱なので、
咳込みなども少なくて、テトラヒドロカンナビノールというタイマーの草に含まれる主要な精神活性成分で、
肺、多孔管とか糖水管を引き起こす物質を効果的に蒸気化して体内に取り込めるから、健康志向の人が使うって感じですかね。
健康志向の人どういうことって思われるかもしれませんよね。日本の人はそうでしょうね。
ジョイントのように燃やさないと、一酸化炭素やタールといった発汗物質が少なくて、肺や呼吸器への影響が少ない。
煙を避けたい人なんかが使っているっていうことですね。
タイマー自体をやめない人にとって、ジョイントよりはペイパーの方がマシな方法で、ビールよりもワインの方が体に優しいっていった感覚と似ているかもしれません。
もちろん、タイマーをケーキやお菓子に混ぜて食べる人もいます。
効果は長続きするって言われますけれども、過剰摂取などの危険があるのも事実です。
大麻の価格と種類:品質と価格帯
このタイマー、一体いくらするの?って皆さん思われますよね。
これはもちろんピンキリです。
品質によるので、低品質なものだとだいたいユーロ35から50くらいですね。
日本円だと今すごく円安なので、5グラム単価で低品質だと5400円から9000円くらいです。
この低品質って言われるものは、タイマーのカス、かけらみたいなものでシェイクって呼ばれます。
イメージとしては、高級コーヒー豆をひいた後の粉とかかけらとかをまとめて安く売っている感じですね。
標準品質と言われるオランダウィード。
オランダ国内で栽培された通常のタイマーの花のつぼみのそのものを指して、品質も安定して品種ごとに名前もあるし、
先ほども言ったテトラヒドロカンナビノールの濃度や香りとか聞き方を選べる正規品っていった感じです。
これが5グラム単価だと50から65ユーロ、9000円から12000円弱っての価格帯です。
そして高品質になると5グラムが75ユーロから100ユーロで14000円近くから18000円になる感じです。
標準品質と何が違うのかっていうと、香りや花のつぼみ部分だけであったり、いわゆるブランド品ってな感じですね。
例えるなら標準品質がスーパーで買えるそこそこ良いワインに対して高品質はワイン専門店で買うサンチやブドウ品種にもこだわったワイン。
そんなような感じの比較だとわかりやすいかなって思います。
同じタイマでもハシシになると、ハシシとマリファナの違いも説明しないとですね。
タイマにはいわゆるマリファナって呼ばれるタイマの草やつぼみを乾燥させたハーブのような感じに対して
ハシシはその草から出る樹脂だけを集めて固めた濃縮版みたいな感じで、板状とか棒状とかチョコレートの板チョコみたいな、ああいう固形になっています。
同じタイマ由来なんですけど、ハシシの方が一般的に成分濃度と効き目が強いっていう違いがあります。
効き目はハシシの方がマリファナよりも強いんですけれども、マリファナよりも安価な選択肢で、5gが40から75ユーロで、だいたい7000円から14000円くらいですね。
不思議なんですが、オランダではこの濃縮版ともいえるハシシの方が普通のマリファナより安く売られています。
これはどういう理由があるかっていうと、ハシシの方がモロッコなどからの輸入品として大量に流通していること。
観光客っていうのは主にウィードを選ぶために需要がそちらに偏っているということもあるし、ブランド化しやすいウィードにプレミア価格が乗りやすいことといったことがこういった理由が重なっているからです。
このウィードっていうのはまた新しい言葉が出て難しいと思うんですけど、このウィードはマリファナと同じ乾燥したタイマーを指す言葉なんですけれども、ウィードっていうこの言葉はストリートランゲージって感じかな。
マリファナっていうとそれはちょっとフォーマルなイメージですね。
ウィードもマリファナも同じ乾燥したタイマーを指しているので意味は同じです。
皆さんどうですか。結構高いねって思われるのではないでしょうか。
黙認政策の運用:5gルールの現実とグレーゾーン
大人になると多くのオランダ人もそう思うようで、わざわざタイマーを日常の習慣として使う人も私の周りではあまりいません。
でも中にはもちろん若者が興味範囲で使用するのはわかります。
ここまでタイマーのイロハを説明してきましたが、皆さん大丈夫ですか。ついてこれてますか。
馴染みのないテーマだと思いますが、もう少し辛抱してお付き合いくださいませ。
やっとここで本題に入ります。
冒頭にもちょこっとお話ししたんですけれども、オランダはソフトドラッグであるタイマーなどはコーヒーショップでの消耗販売、5gまでの処置を条件付きで黙認しているだけです。
法律上は形式的には違法という微妙な扱いです。
どういうこと?って思われるかもしれません。
オランダではタイマーの個人処置は法律上すべて違法ですが、黙認政策、不動ブレイドにより、5g以下なら警察は基本的に没収のみで起訴しないっていう運用です。
5gを超えると黙認対象外になって起訴、罰金、その他の処罰の可能性が生じます。
もう少し具体的に言うと、5gを超えて30g程度ですと少量の個人使用者と判断されやすいため、重い刑罰ではなく罰金、例えば200ユーロ程度や警告で済むケースが多いです。
ただし、5gを超えてるからもう黙認されない。警察は没収するし、正式手続きに入ります。
30gを超えていくと、販売目的、営利目的と疑われ、重い罰則、懲役などを含む重い罰則の対象になるということなんです。
なので、オランダでは5g以下ならほぼノータッチ、5gを超えると黙認されず摘発対象。
10g持ってても少量使用者として罰金で済むことが多いけど、警察脱になるリスクはゼロじゃない。
ルールは5gが安全ラインと覚えておきましょう。
で、先ほど話したコーヒーショップA店で、例えば昼間5gを買って、夜同じコーヒーショップA店でさらに5g買うといったことをしようと思えば、できてしまうっていうのがオランダです。
そうすると、1日10g買ったことになりますよね。
でもこの10gを持って歩いていて、たまたま警察に声をかけられてしまったら罰金没収というリスクがある。
ルール上は1店舗1日5gまでですが、同じ店で朝と夜分けて買えば10gも可能。
でも異なる店を回ればもっとっていうのが運用実態で、これがグレーゾーンを生んでいます。
ただ、持ち歩きすぎると警察だたになるリスクもあるので観光客は要注意です。
では、なぜオランダはここまでグレーな仕組みを選んだのでしょうか。
その背景にあるのが、実は公衆衛生という考え方です。
次回はその思想と日本との決定的な違いに迫ります。
リスナーからのメッセージ紹介
そして通常、世界から見る日本は各種配信なのですが、
今回は時間をあまり空けてしまうと、皆さんの関心や今回の配信でお伝えしたいことが薄れていく可能性があるので、
後編の配信は翌週の木曜日で、2週連続でオランダ薬物政策を取り上げますので、
皆さん、来週の木曜日もぜひ世界から見る日本にお立ち寄りください。
そしてここからは、世界から見る日本番組初、いただいたお便りと、
前回の配信でいただいたX状でのコメントを紹介したいと思います。
はい、まず私がお便りが届いているのを全く気づいてなかった、
おかめいんこさん、ごめんなさい。
おかめいんこさんは、なんと雑談系ポッドキャスト企画会に参加した、
シャープ10、話したいけど話せてないこと、あの子の恋愛事情へのお便りをいただきました。
読みますね。
こんにちは、子供の恋人とは家族同然に付き合うとは、
驚きで私までユキちゃんの不安が心にのしかかる思いです。
しかもダブルベッドに買い替えるとは、
それを娘の父親が率先してやっている、
日本ではとても考えられない、非常識と、
世間から抜信を受けるほどの真逆の世界だと感じました。
同じ地に生きる人間同士、
もっともっと情報交換をして、
知ることに生きる可能性みたいなものを感じた回でした。
素晴らしいお話をありがとうございました。
ああ、すごい嬉しい。嬉しいですね。
おかめいんこさん、ありがとうございます。
おかめいんこさんは、インスタグラムを通じて、
世界から見る日本を聞いてくださっている、
実は中学時代のお友達なのです。
もう何十年もお互い連絡をしていなかったのですが、
私をインスタで見つけてくれて、
連絡をくれて嬉しかったなあ。
おかめいんこちゃんさんは、優しくて可愛くて、
女子にも男子にもモテるタイプで、
中学時代所属していたソフトボール部のキャプテンをされていた友人です。
ラジオが好きで、世界から見る日本をよく聞いてくれている、
大切なリスナーさんです。
インスタに定期的に番組の感想を送ってくれて、
またその言葉が優しいのです。
人柄が出ているというか、本当に励まされています。
お互い会ってなかった何十年について、
どう生きてきたの?みたいな話をシャットで送りあって、
中学時代お互いをどう見ていたのかを大人になって伝えたりして、
中学時代で素敵だった人は今も素敵だなって思いましたね。
わざわざお便りをありがとうございました。
そしてお便り第2通目は、うしあいこさんです。
うしあいこさんは前回の配信、
シャープ19 日本人アイデンティティが生む障壁にお便りくださいました。
読んでいきたいと思います。
大変ありがたいお話を聞かせていただきました。
これまで日本の歴史観において、
自分のモヤモヤしていたポイントがわかったように思います。
話飛びます。
進撃の巨人には世界の戦争の歴史における歴史観が、
いろんな国目線で描かれているのかなって感じたのを重ねました。
他にもいろんな感情が生まれましたが、
これから徐々に消化して、
ちゃんとした歴史認識や世界から見る日本について、
子供世代につなげていかなきゃって思います。
なんて素晴らしいお便り。
すごい。
進撃の巨人、読んでないんです。
読んでみたいんですけれども、
なんか絵がちょっと怖そうとか思って、
私怖がりなんですよね。
夢に出てきたらどうしようって思っています。
前に娘にも、
進撃の巨人はママには怖いかもって言われたんですね。
でも見たい。
挑戦できるかな。
ルシアアイコさんはですね、
60番組以上フォローされている、
ポッドキャストヘビーリスナーさんなので、
本当にそういう方から、
こんなお便りをもらえるとは嬉しかったですね。
それに、ルシアアイコさんとはDMで、
その後、ルシアアイコさんが聞いた、
年配の方からの戦争体験談なども、
シェアしてくださったんです。
とても丁寧な長文で、
そこまで私とシェアしてくれることに、
時間をかけてくださったことが、
本当に嬉しくて、
そういうやりとりがリスナーさんとできたのも初めてだったので、
衝撃的でした。
それに本配信で、
X上で一番初めにコメントをしてくださったのも、
ルシアアイコさんです。
本当にありがとうございます。
次に、X上でコメント付きリポストをしてくださった方々の、
お名前とコメントを紹介します。
1個目は、私も大好きな、
くすっと笑えるポッドキャスト番組、
ヤケーちゃんともかまたりの、
テヤンデーホリデーのヤケーちゃんさんから。
日本が加害国であったことは、
それなりに理解していたつもりでしたが、
それでもすまらん慰安婦事件など、
正直知らないことばかりで、
なんとも情けない気持ちになりましたが、
大変良いお話で、
日本にいると、なかなか持つことができない視点を、
知ることができました。
と、いただきました。
なんて配信者妙利のコメントでしょう。
ヤケーちゃんさんありがとうございます。
このヤケーちゃんさんは、
読書家だし、
絵も描けるし、
落語もできるし、
歌の歌詞を書かせれば、
心にグッとくるものを作ったりと、
多才で一体どんな人なのかしらと、
私が興味津々のポッドキャスターの方です。
はい、2個目は、
多くのポッドキャスターさんからも愛され、
大きなリスナー層を持っている、
みんな違ってみんないいの、
ポッドキャスト番組のつんさん。
朝鮮中国に対して、
加害側イメージは、
近くで話してくれる人がいましたが、
そうだよなぁと、
鮮白さを恥じるばかりでした。
日本人としての私と、
子としての私の境界線は、
確かにブレそうですね。
素晴らしいお話でした。
感謝といただきました。
つんさんは在日朝鮮人のお友達や、
今は日本人に聞かせた、
元中国人のお友達もいると、
ご自身の番組内でお話しされてたんですね。
だから、私もこのコメントを読んで、
そこが繋がりました。
コメントしてくださる方の番組を聞いていて、
コメントと繋がると嬉しいですよね。
つんさんはですね、
先日、おしかつ2次元ライフラジオの、
水城まつこつさんの番組で、
ゲスト出演された際にも、
私のことを恋がいい、
パッションのある女として、
紹介してくださいました。
あーもうつんさん、
恋がいいと褒められたのも嬉しいのですが、
情熱のある人と感じる、
って言ってくれたのが、
もっと嬉しかったです。
つんさんは、
Xで初めて、
私の番組にコメントをくださった方で、
本当に、
いつも聞いてくれてるんだなって思って、
とてもありがたい気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
次に、
毎度手ぬぐいのちこぶんこさん。
日本軍自体が、
劣悪な環境で戦っていた、
てんてんてん、
という事実を知っていくたび、
それならば、
日本人が各地でもっと、
過酷なことを強いていたのではないか、
てんてんてん、
という想像はつきますが、
こういったことは、
あまり周知されませんね。
成果外の問題も、
戦争につきものですね。
ちこさん、ありがとうございます。
ちこさんは、
ポッドキャスターではないのですが、
オリジナル手ぬぐいや、
冊子などを制作する、
ちこぶんこを運営、
販売されている方で、
絵を描くのもすごく上手です。
私は、
毎日ちこさんが、
Xで投稿する手ぬぐいを見るのが、
本当に好きで、
手ぬぐいの絵柄など、
いろいろ、
日本文化についても、
ちこさん経由で教えてもらっています。
コメント、
嬉しいです。
ありがとうございました。
そして4番目、
お次はお米さん。
過去の過ちを、
後世へどれだけ伝えるか、
難しいなあと思いました。
現代を生きる子どもたちが、
過剰に愛国心を失ったり、
ひげしてしまう可能性もあり、
それで言うと、
地獄の歴史を過度に否定的に見ている、
ドイツ人に会ったことが、
ないような、
ドイツの教育に、
学べるものがあるかも、?
ありがとうございます、
お米さん。お米
さんは、今年1
月に、お米
クリニックという、お米
さん自らの、
好きなものをお勧めする、
ポッドキャスト番組を、
始められています。
美声で、
誠実な印象がある方です。
でもまだ、
お米さんについては、
すごくはよく知らないので、
これからもっと仲良くなりたいな、
と思っている方です。
5番目、
次はドスグロイ、
ルイボスティ、
ドスティさんです。
ホランダの事件は、
知りませんでした。
沈黙の捉え方が違う、
確かに、?
害者でもあり、加
害者でもあるということを、日
々忘れてはいけない。見
方で見え方は、大
きく変わってしまう、…
と最近思う。善
と悪、どちら
がどちらでもないと。ドス
ティさん、
ありがとうございます。
ドスティさんも、
みんなに愛されているポッドキャスターさんで、
現在配信を
お休み中ではありますが、
AIと猫の上で
金を拾うという、
ポッドキャスト番組をされていると同時に、
ご自身が聞いている
番組数も、
半端じゃありません。
この間、ポッドキャスト番組、
バラ色ズレズレライフの
バラ子さんも言ってましたが、
Xでは、
感情爆発の
ダブルびっくりマークとかが多いのですが、
声は本当に優しくて、
そのギャップが
面白い。
私はドスティさんが時々投稿する、
ドスティさんの
人間観察が現れている
X投稿が好きで、
気になってしまいます。
6個目、次は
早坂まき子さん。
オランダ在住ユキさんの
生活上経験談。
ものすごく丁寧に
説明してくださっていて、
深くて濃いポッドキャスト。
国と歴史、
被害と加害。
なんかほんの帯のような
コメントを
ありがとうございます。
早坂さんは、しゃべりの相談室
というポッドキャスト番組をされている
しゃべりのプロで、
そして、
スポーツとか感激も
大好きな方です。
アンテナがいろいろなところに
張ってあり、引き出しが
多い方だなと思います。
それに、他のポッドキャスターさん
との関わり方が、
Xなどを見ているととても丁寧で、
そういうところに
人柄が出るよなーって
思っている方です。
さっぱりされている方で、
男女共に人気がある
ポッドキャスターさんです。
まだまだあるんです。
世界から見る日本、
こんなにコメントを
紹介したことがないので、
すごく嬉しいです。
はい、次は、
科学系ポッドキャストの日を記憶して
くださった、ひよっこ研究者の
サバイバル日記のハチさんです。
こういう話も
聞きたかった!びっくりマーク。
本当に勉強になりました。
偏った
戦争教育をされていると思ってたけど、
知らなかったことばかりでした。
本当に恥ずかしい。
そしてまさかの、
世界から見る日本さんに、
お便りまだ?
こんな良い番組なのに、
一番乗り、急げーって。
はい、ハチさんも
すごい。ありがとうございます。
ハチさんは、
大学で
業務を取られている
小さい動物の研究者さんです。
私はこの
ハチさんとチーサンがやっている
ひよっこ研究者の
サバイバル日記という
ポッドキャスト配信を聞いて、
研究者たる
方々の苦労を知ることができ、
今まで全く
知らなかった
研究者という人種の方の
日常を知ることができました。
研究者の方って、
本当に
勇者だと思います。
自らの道を切り開く
勇者です。
本当に尊敬します。
ハチさん、
企画参加させていただき、
ありがとうございました。
8個目は、
かなでる細胞という
科学系ポッドキャスト番組を配信されている
たつさんから。
日本軍が世界各地で
残した課題、
まだまだ知らないことがたくさんある。
インドネシア、
オランダ、
16歳だった僕も、
オーストラリアで知らないことを
突きつけられて、
悔しくて仕方がなかった。
被害と課題を
知ることも大事。
たつさん、ありがとうございます。
たつさんは、
アメリカインディアナ州に
住んでいらっしゃる、
コレマタ研究者の方です。
たつさんも、
熱い思いを持った研究者であり、
ポッドキャスターさんです。
奥様の
ゆりかさんと一緒にやっている
かなでる細胞という
ポッドキャスト番組を
聞いていると、
自分が研究者として通ってきた
茨の道の経験を
分かち合い、
同じ研究者を助けたい
という思いに
溢れている方です。
この方も、勇者研究者です。
はい。
研究者さんはみんな本当にすごい。
9個目は、
ローテナントラジオ局の
ムムサノピーノさん。
最近、
争いをなくすには、
各地が被害者意識よりも
加害者意識を強く持つこと
と思い至ったので、
まさにそこに
重なるお話に感じました。
ドイツが強く反省しているのは
いいのですが、
そのことから、
イスラエルを批判できなくなってますね。
はい。
ありがとうございます。
ムムサノピーノさんは、
ドイツにも留学されているので、
このドイツ側からの
意識とかも、
すごくよくご存知だと思います。
最近知り合った
ポッドキャスターさんなんですが、
私、このムムサノピーノさんの視点、
感覚に
共感することが
多いんです。
世間一般の意見に
囚われず、
これちょっと違うよね、とか
自分の考えをきちんと持っていて、
それを言語化するのを
恐れない人です。
ポッドキャストも、
2020年から始めている
ベテランさんで、
過去回などを
遡って聞いています。
ムムサノピーノさん、
ありがとうございました。
10個目は、
英語でサイエンスしないと
という、
ポッドキャスト番組をしている
アサミさんです。
海外長いと
意図せず、
日本代表扱いされることがあって、
こと、第二次世界大戦に
関しては、
これを建設的に話せるかどうかで、
一歩踏み込んだ中に
なれるか分かります。
いつも転校生だった私は、
歴史教育を早々に
諦めてしまい、大人になって
今、勉強していますが、
まだまだですね。
学びよいエピソード、
ありがとうございます。
アサミさん、ありがとうございました。
私はアサミさんのお名前は、
前から他のポッドキャスト番組を
通じて知っていたのですが、
初めて英語で
サイエンスしないとという
ポッドキャスト番組を聞いたら、
日本語と英語で
話されていて、
帰国支所とのこと、
私と同じと思って、
一気に親近感が
湧いたのでした。
これから仲良くしたいなと思っている
ポッドキャスターさんです。
11個目は、
ヒエンさん。
コスト、
お金って意味だけではなく、
をかけ続けることで
得られる信頼と、
コストは抑えられるけど、
信頼を得ることが難しい状態。
個人としては、
前者でいたいかな、
というコメントをいただきました。
ヒエンさんの
Xには、たくさんの
ボルダリング動画と、
スイーツの写真と、
アラサー同期の
ミナマデュートという
ポッドキャスト番組の感想があります。
世界から見る日本も
聞き始めてくれたのかな。
もしそうだったら、
すごく嬉しいです。
コメントありがとうございました。
そして、
コメント12個目。
最後は、
サッスーさん。
これは、
学びという言葉が、
軽く思えるほど重み、
あるいは深みのある回、
知れてよかった、
聞けてよかった、
ユキさんの語りそのものに、
思考を促す魅力があるなぁと、
再確認。
サッスーさん、
ありがとうございます。
サッスーさんは、
コーヒーのお供にという
ポッドキャスト番組をされている方です。
アイさん、リカコさん、
イーカさんと、
一緒にされている4人の番組で、
コーヒーとともに、
ゆったりとした気持ちで聞ける番組です。
最近はちょっとだけでしたけど、
スペースで
お話しする機会があって、
それがきっかけで、
今度、
コーヒーのお供にのアイさんと一緒に、
今週の金曜日、
明日ですね、
20日、
日本時間の21時に、
スペースをすることになりました。
ご都合がつく方は、
ぜひ、
私よりください。
世界から見る日本の今回のエピソードは、
いかがだったでしょうか。
今までお便り紹介など、
一度もできたことがなくて、
この20回目の
記念すべき配信会で、
お便り、
感想コメントを紹介できたのは、
本当に嬉しく思いました。
皆さんに
聞いてもらえているという実感が、
感想をいただくと
ありますね。
皆さん、お便りをいただけたら、
必ず番組で紹介しますので、
概要欄にある
お便りフォームから、
お待ちしております。
番組が気に入っていただけた方は、
ぜひ、番組のフォロー、
およびSNSで、
ハッシュタグ、
世界から見る日本、
見て、感想や投稿をしていただけたら、
これまた必ず返信いたします。
お相手は、
海外在住歴30年以上、
現在オランダに住んでいる、
ユキでした。
また次回、
これは来週ですよ。
来週の木曜日にお待ちしております。
ご清聴ありがとうございました。
49:53

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