うん。
俺はキリマンジャロしか飲まない、とかいうこう、自傷コーヒー痛の人がいたとします。
あ、なんかいるね、たまにそういう人ね。
うん。
でもコーヒー屋の親父によれば、それはね、とてもナンセンスらしくて、
うん。
なぜならコーヒーは農作物なので、
うん。
その年によって味の良し悪しが違うと。
あ、確かに確かに。
だから出来が良かった年は美味しいし、出来が良くなかった年はあんまり美味しくないので、
うん。
それぞれ焙煎方法もちょっと変えてたりするし、
うん。
ブレンドって言ってもその配合をちょっとずつ変えたりしてるらしいのね。
うんうんうん。
まあだからね、リスナーの皆さんの中にも、私はこの豆しか飲まないっていう人が多いし、
私はこの豆しか飲まないっていう人がいらっしゃると思うんですけど、
うん。
まあそう言わずにね、一度コーヒー屋のマスターにね、
今年美味しい豆はどれですかって聞いてみてもらうと、
まあ思いがけず美味しいコーヒーに出会えることがあるかもしれませんよという情報でした。
ああ、やっぱりプロで聞くのが一番良いよね、その辺はね。
うん。
これってどう思う?このなんか味の変化があるかもしれやみたいな話。
いや、そりゃあるでしょ。だってほらワインだってさ、ボジョレヌーボーか。
うん。
あれも毎年味がちょっとずつ違うっていうし。
らしいね。
俺には分からんけど、そこは。
俺もどっちも、コーヒーもワインもどっちも分からん俺。
うん。
なんで飲める時に教えてくれるんだよと思う。
でもほら、コーヒーってほら豆がさ、豆の出来栄えもそうだけど、その後のさ、
乾かして豆だけ取って、そこから焙煎するって一つ一つの工程で全部味が違ってくるはずだから。
そうやね。
そのマスターの言うことはすごい分かるよ。
ね、なんかどうやらそうらしいですよ。コーヒーってさ、世界中で飲まれてるやん。
そうだね。
で、世界中の人がねコーヒーが大好きなおかげで輸出される量が半端ないんよね。
なんとね、コーヒーは石油に次いで世界で第二番目に輸出されてる商品らしい。
マジですげえな。石油次か。
すごいよね。
すごい。石油ってもう人間にとってはなくてはならないもんじゃん。
だからコーヒーもあれやな。人間にとってなくてはならないものになってんだろうな、それな。
そうだね。やっぱそれぐらい人類の友ぐらいのレベルにはなってきてると思うな。
うん、そうだよね。
そこでね、嬉野さんにクイズです。
はい。
1年間の1人当たりのコーヒーの消費量が多い国別ランキングトップ3を予想してみてください。
トップ3?1人当たり?
1人当たりね。総消費量じゃなくて。
総消費量だと人口によって分かれてしまうから、1人当たり年間1番飲んでる国はどこでしょうか?
1位から3位まで。
それではどうぞ。
じゃあ、アメリカ、日本、フランスどう?
かもしれやんな。すげえ飲んだことだけは確か。
あとはあれやな、中瀬子がちょっと大人風呂として無理して飲んでた可能性がちょっと残ってるな。
いやー、そんな無理してなかったんやけどな。本当に美味しいなと思って飲んでたんやけどな。
ただ飲みすぎなければ本当に良いこといっぱいあるなっていうのが調べた印象でしたと。
なるほどね。
でもね、これだけで終わってしまうとね、うるしのさんもリスナーの皆さんも納得していただけないと思うので、
最後は世界の高級コーヒーをご紹介していつも通り楽しく終わりたいと思います。
いつものコーナーがやってきたな。やっぱりこういうのがないと閉まらんよね、リケ団研コーナーはね。
ですよね。
さて、これだけ世界中の人がコーヒーを飲んでるので、高級なコーヒーが続々と生まれてます。
はい。
ところでさ、コーヒーの実とかさ、コーヒーの花とかコーヒーの実って見たことある?
あのね、一時コーヒーの木はね、家で育ててた。
うん、おぉ、実になった?
なんなかったね。やっぱり寒かったから。
そうか。コーヒーの花は見たことある?
えっと、実はあるけど花はないな。
あ、そう。花はね、白くて小っちゃくて可愛い花でね。
でも2日ぐらいしか咲かへんから、割と貴重なんやけどね。
コーヒーの実は見たことあるんや。
ある。
最初は緑色なんやけど、落ちくすと真っ赤っかになるよね。
だからあれコーヒーチェリーって呼ばれてるんやけど、この実の中にいわゆるコーヒー豆っていうのが向かい合わせで2つ入ってる。
それを焙煎してこんなにしてお湯入れて飲むんやけど、だからコーヒーは実は豆じゃなくて種子なん。
で、しかもこのコーヒーチェリーはほんのり甘くて人間も食える。
で、鉄分とかカリウムとかビタミンAとかね、その後ポリフェノールが入ったスーパーフードと言われてて。
へー。
だからコーヒーはね、外側はスーパーフード。中身は割と健康に良いコーヒー。コーヒーってすごいよね。
すごいね。そりゃ世界になるわな、輸出量が。
だから動物もほっておかないでしょ。今から高級コーヒー紹介する前に一言だけ。
はい。
できるだけ値段調べましたが、情報の正確性はちょっと怪しいところもあります。
なぜならどれも一回も飲んだことないし、見たことないやつもあるんで、円溜め程度に聞いてもらえるとありがたいんですが。
今から紹介する値段は豆を買った時の値段なので、もしお店で飲んだらもっとずっと高いと思います。
120ccのコーヒーを10gの豆で入れるという計算にしてますんで。
はい。
はい、では張り切っていきましょう。
はーい。
台湾にですね、アカケザルというコーヒーが大好きな猿がいます。
はい。
はい、猿ですね。モンキーコーヒーなんですけどね。
このコーヒーは台湾バージョンとインドバージョンに分かれます。
台湾バージョンでは猿が吐き出した豆を使います。
吐き出したほうか。
吐き出すといっても一回飲み込んでからいいから吐くオートじゃなくて、モグモグしてペッと吐き出す。
美味しいのはコーヒーチェリーの周りの部分だけなんで、中の種はいらない。
この過程で猿の唾液がコーヒー豆を滑らかで甘いものに変えるらしいです。
ちなみにインドバージョンは猿は一旦飲み込んで排泄します。
はい。
それを人間がね、ありがてぇ、ありがてぇって言って集めて加工します。
興味のある人はね、この台湾バージョンとインドバージョン飲み比べしてみてはどうでしょうかと。
値段調べたけどわかりませんでした。
なんかね、あんまり高くなさそうなんやけど。
インドのルピーで単位で見たなぁ。
なんか安そうやったけど輸入したらもっと高くなりそうやからちょっとわからんので。
これだけ値段がわからんだかな。
情報知ってる方がいましたらね、ぜひ教えてください。
よろしくお願いします。
続きまして、コスタリカにフルーツバットという果物が大好きなコウモリがいます。
なんか似たようなパターンやな、それも。
このフルーツコウモリがですね、コーヒーチェリーに食らいつきます。
周りの美味しい部分を食べます。
種は食べません。ペロペロします。
コーヒー豆とコウモリの唾液が混ざることで酸味が少なくなって、収穫時のコーヒーはより甘くフローラルな味わいとなります。
世間ではコーヒーとコウモリと何かが合わさると病原菌を撒き散らすって言われてるんだけど、そこは大丈夫なんかな?
唾液なんで。
余計大丈夫じゃない気がする。
ちゃんと洗ってからね。焙煎するときにヒモ通りますんでね。
なるほどね。
しかもこれ排泄物じゃないですから。コウモリがペロペロしてるんです、コウモリが。
バットコーヒーの値段ですけども、1キロあたり67,000円。
なかなかするね。
1杯にすると670円ですね。
原価でね。お店で飲むと3倍くらいいくんでしょうかね。
これが比較的まだお値打ちな方の高級コーヒーですね。
次行きましょう。インドネシアにルアックという猫のような動物がいます。
蛇行猫ってやつやな。
これ有名すぎるけどね、あえて登場させますけどね。コピルアックってやつですね。
インドネシア語でコピはコーヒー、ルアックはグレシノさんの言った蛇行猫。
つまりコーヒー、蛇行猫ということですね。
このコーヒーが有名になったのは2007年に公開された最高の人生の見つけ方。