00:06
皆さん、おはようございます。野菜大好き野菜農家です。
私は岡山県の県北、標高500メートルの山の中で野菜を作る県業農家をしています。
今日はですね、昨日に引き続き野菜の紹介をしていきたいと思います。
今日は、じゃがいもについてご紹介したいと思います。
じゃがいもをなぜ紹介するかって言いますと、
日本人の食卓に欠かせないカレーの材料であるじゃがいも、玉ねぎ、にんじんなんですが、
昨日はにんじんをお届けいたしましたので、今日はじゃがいもを紹介していきたいと思います。
ではですね、じゃがいもの具体的な知って得する情報って何?って思うと思われるんですが、
これには3つあります。
まず1つ目、じゃがいもの旬を知るということです。
これは昨日のにんじんの時でも言ったんですけども、
その野菜の旬を知るということはですね、
野菜の旬はその野菜が世の中に多く出回る時期ということで、
価格が比較的下がりやすいので、その時に買うと、
買い溜めっていうのはなかなか難しいと思うんですけど、
安いタイミングがありますよということで、
この旬を覚えていただけたらなと思います。
ではじゃがいもの旬っていつかって言いますと、
これにはね、寒い地方と暖かい地方で少し違うんですけども、
日本のじゃがいも生産地ナンバーワン、
北海道ではですね、秋にじゃがいもが採れます。
はい、で、暖かい地方ですね、西日本などの暖かい地方はですね、
収穫期が2回実はありまして、
これ一つ目が夏ですね、
梅雨の終わり頃に一度収穫がされます。
そしてもう一つが冬ですね、
11月、12月頃に収穫できる2回旬があります。
ということでこれをまとめて考えると、
暖かい地方の夏と、
あと北海道の秋、
それから冬に、
暖かい地方の冬に旬があるということで、
1年に3回お得に買える時期があるということになります。
そしてじゃがいもを知って得する情報2つ目は、
保管方法になります。
保管方法はですね、
冷蔵庫の中ではなく、
冷暗所に保管していただくことをお勧めします。
これはなぜかというと、
じゃがいもは光に当たると、
芋が緑色になったり、
じゃがいもの芽が育ったりしてしまいます。
じゃがいもの緑色の部分と、
03:01
じゃがいもの芽っていうものには、
ソラニンと呼ばれる毒があるんですよ。
これからこういう風にならないために、
冷暗所に保管していただくことをお勧めします。
我が家でも収穫したじゃがいもを、
冷暗所に保管するんですけども、
多少光とか、
収穫する時に当たっている、
すでに緑色のものとかね、
我が家の場合は長く保管してしまうので、
芽が割と出てしまうんですよ。
ただね、これはやっぱりきちんと、
調理の時にも取り除かないと、
ソラニンの毒がね、
食べて気分が悪くなったりとかいうことがありますので、
切ってね、豆にとって、
ちょっと大変ですけど、
それで調理をすることをお勧めいたします。
そして3つ目です。
じゃがいも知って得する情報3つ目なんですが、
どの種類のじゃがいもを選ぶか、
買うかっていうことなんですが、
じゃがいもの種類っていうのは、
メイクインとダンシャクがあります。
その他にも、マイナーなんですが、
北アカリとかね、いろいろな種類が、
その地方によって売られています。
ただ、主に売られて、スーパーで売られているのは、
じゃがいも。じゃがいもはダンシャクとメイクインなので、
それについてちょっとお話ししたいと思います。
じゃがいもの、何を調理したいか、
料理したいものとか、自分の好みによって、
買うものを分けていただいたらいいかなと思います。
例えばですね、じゃがいものダンシャクの方は、
肉ずれがしやすい品種となっていて、
食べた感じがホクホクとしています。
メイクインの方はですね、
つるっとしていて、肉ずれしにくいタイプとなっています。
ですので、例えば肉じゃが作る時とかに、
肉ずれしたくないなと思えば、
メイクインを使っていただければいいと思いますし、
あとポテトサラダしたいなって思った時とかって、
どうせ潰すし潰しやすいのがやっぱダンシャク芋なんですよ。
で、食べた時の感じもポテトサラダはダンシャクが合うと思います。
はい、こういう感じですね。
自分の好みもあるので、
この料理はこれじゃないといけないっていうよりもね、
自分とか家族がどういう風に食べたいかっていうので
変えていただけたらなと思うんです。
で、うちの話になるんですが、
我が家はカレーを作るんですよ。
カレー作るんですが、その時に
じゃがいもどちらを使うかっていうと、
ダンシャクの方を使います。
で、なぜダンシャクを使うかっていうと、
肉ずれしやすいのがダンシャクなので、
ダンシャクを入れると、
我が家はカレーがドロッとした方が好きなので、
その溶けたじゃがいもが、
06:01
ルーを入れたのと同じくらいドロッとするんですよ。
なので、ドロドロ感をより増したい時に、
ダンシャク、ダンシャク芋でカレーをします。
で、カレーのルーをその分入れる量を少し減らすことができるんですよ。
だからこれちょっと節約になるなぁと思って、
ダンシャク芋を好んで使っております。
じゃがいもを得する情報を3つお届けしました。
ここからは少し余談の、
じゃがいも豆知識ということになります。
じゃがいもはですね、
トマトとナスビ、それからピーマン、
この夏野菜たちと同じ種類の植物になります。
なので、じゃがいもを栽培実際してみると、
トマト、ピーマン、ナスと同じ花が、
色は違うんですけど似たような花が咲くんですよ。
だから、例えばじゃがいもを栽培して、
地上部に、
じゃがいもを栽培するときに花が咲いたら、
その花を放っておくと、ミニトマトのような実ができます。
だからね、すごくトマトに似てるなっていうような感じに見えるんですよ。
で、そのトマトのような実は絶対食べないでください。
これも毒があるので、
いくらミニトマトとかトマトに似たものが付いてるなと思っても、
これは絶対に食べてはいけません。
毒素があります。
はい、それからですね、
もう一つ余談を話させてください。
じゃがいもを自分の家で栽培したときに、
絶対ね、小さいじゃがいもができちゃうんですよ。
スーパーで売られているような大きなじゃがいも以外の、
そうですね、スーパーで売られているものの4分の1ぐらいの大きさのじゃがいもって、
どうしてもできてしまうんですよ。
ただね、それは収穫したとき、
新じゃがの状態であれば、
収穫したてであれば、
皮が非常に薄いので、
そのまま、
ちょっとたわしとかでこすって、きれいに洗ってあげて、
それをむすなり、
ふかして、
それじゃがバターすると、
皮をむく手間とかね、
小さいじゃがいも皮をむくのは大変だと思うんですけど、
皮をむく手間とかないし、
新じゃがなんで、
じゃがバターとか、じゃがマーガリンでもいいんですけど、
すごくおいしくいただくことができるので、
もし家庭菜園でじゃがいもを作られた際は、
小さいじゃがいもは新じゃがのうちに食べてしまったほうが、
おいしいですし、
時間がたってしまうと、
実がどんどん、
通常のスーパーのじゃがいものようになってくるので、
皮をむくという作業がね、
じゃがいもが小さいとすごいめんどくさいんですよ。
だからそのようにしてあげたらいいと思います。
ということでですね、
今日じゃがいもを知って得する情報、
お届けいたしました。
明日は玉ねぎを放送しますので、
よかったらお聞きください。
今日もお聞きくださりありがとうございました。
09:01
じゃあね。