北国のお米の真実
みなさん、こんにちは。里山の暮らしとビジネスのチャンネルにようこそ。
パーソナリティのにしえみどりです。
私は岡山県の県北、標高500メートルの山の中で、お米と野菜を作る農家をしております。
お米はすべてJAに出荷していて、野菜はメルカリやインスタグラムなどで販売しております。
今朝は2日酔いで、
昨日、友人のぺんみさんというスタンドFMのパーソナリティをやっているんですけど、
その方のチャンネルでコラボライブをしたんですけど、
スナックぺんみということで、かねてからやりたかった友人のスナック開業の仮想スナックを立ち上げて、
そこでお酒を飲みながら、2人でああだこうだ言って、笑い合ったりしていたんですけど、
2日酔い気味で、今ちょっとぼやっとした状態で話しております。
そんな私なんですけれども、今日のテーマを言いたいと思います。
今日のテーマは、北国のお米がおいしいというのは本当?というテーマでお送りさせていただきます。
結論から言うと、これは本当です。
本当なんですけれども、北国のお米だけがおいしいというわけではないということを、
ちょっと今日言いたくてお話しさせていただきたいと思います。
今日この話をなぜしようかなと思ったかというと、
お米の話が聞きたいという方とかも以前話で会ったので、
放送の中でお米の話もしてみようかなと思ったのと、
北国のお米がなぜおいしいかって言われている理屈を、
最近私の配信で言っている理科的な目線で見てみる理屈をお話ししてみたいなと思いましたので、
今日放送させていただいています。
北国のお米がおいしいというのは本当ですという、その理屈からご紹介していきたいなと思います。
光合成と気温の関係
これはですね、実は理科で小学校の時に習った、
この光合成という植物が自分自身を成長させていくために栄養を作り上げる、
この植物の光合成という働きがメインに、この北国のお米がおいしいということが語れてしまうんですよね。
まずですね、光合成って覚えていらっしゃいますでしょうか、皆さん。
これ、植物が成長するのに必要な三大要素が水と空気と、それから太陽の光っていうのを小学校の理科の時間に習ったことあると思うんですけど、
これでですね、実は植物って太陽の光が出ている日中はこの光合成という働きをするんですけど、
逆にこれが夜になると太陽の光が、太陽が日が落ちて沈むとどうなるかっていうとですね、今度植物は呼吸をし始めます。
それも覚えていらっしゃるかどうかわからないですけど、これも小学校の時に理科で習っておりまして、
その時は光合成はせずに、光合成って二酸化炭素、空気中の二酸化炭素を吸って酸素を出すっていう植物の働きなんですけど、
今度これが日が落ちて植物が光合成をやめて呼吸だけになると、逆に二酸化炭素を吸って酸素を出すっていう、
人間と似たような普通の呼吸をするわけなんですよ。
そうなるとその時にですね、涼しい季節、冬とか春とかいいんですけど、真夏の時っていうのは夜に植物が呼吸するときに、
人間も同じだと思うんですけど、熱帯屋で呼吸だけしているとすごく体がエネルギーを消費するじゃないですか。
暑いな、しんどいなっていう感じで呼吸していると、せっかく日中に作られた植物のエネルギーっていうのが夜の呼吸するときに使われてしまうんですよ。
そのエネルギーっていうのが実はお米を美味しくする栄養のもとなので、これを夜の熱帯屋とか気温が高い夜に消費してしまうと、お米の美味しさが落ちていってしまうんですよ。
だから結論というか、北国だと夜の気温が南の暖かい地方に比べてそこまで高くないので、夜の間にエネルギーを使う量が少ないんですよね。
だから体の中にエネルギーを温存しとくことができるので、北国のお米の方が美味しいっていう風な理屈が説明できるんですよ。
この説明でわかっていただけるでしょうか。
結局、夏の気温、夜の気温が高いと植物自体も疲れてしまって、美味しくするためのエネルギーまで夜過ごす体力を使ってしまうということなんでしょう。
だから涼しい地方の方が、寒い地方の方がお米が美味しいっていう風に理屈で言われています。
南国でも美味しいお米
ここからなんですけど、今度、この今日のタイトル、北国のお米が美味しいっていうのは本当?っていうタイトルをつけた理由をここで説明させていただきますけれども、
実は美味しいのは北国のお米だけではないんですよ。
今だって北国のお米の方が美味しいっていう理屈話してたじゃんって思われるかもしれないんですけど、
実はこの理屈にのっとって、夜に使われるエネルギーを植物自体が暖かい地方でもたくさんエネルギーを持っている状態にすれば、南の暖かい地方でも美味しいお米はできるんですよ。
これを実際にやってのけているのが徳島県でお米を作られている農家の方たちなんですけれども、
JAとタイアップして美味しいお米、食味の高い数値としても証明されている美味しいお米を作っている農家さんたちがいらっしゃいます。
どうやって美味しいお米にしているのかっていうと、
田んぼに入れる色々なものを、植物がエネルギーをたくさん蓄えられるような資材を入れて、肥料なんかを入れて、
お米が夜の間、気温が高くても、そこでエネルギーを使ってしまっても、それ以上にたくさん美味しい栄養素、エネルギーになるものを田んぼに入れているんですよね。
だから美味しいお米が南の暖かい地方でもできるっていう理屈なんですよね。
実際何を入れているかっていうことなんですけど、これはね、実は国費事項で、お金を払わないとちょっと何を入れているかっていうのを教えていただけないという状態になっていまして、
虎の巻きっていうのがその地方ではあるんですけど、私はちょっと虎の巻きの内容を見たことがないので、
ここで具体的に何を入れれば暖かい地方でも美味しいお米ができるのかっていうことは、言うことが残念ながらできないわけなんですけど、
一般的にですね、北国のお米が美味しい美味しいってよく言われるんですけど、最近では変わってきていて、
南の地方でも技術革新が進んでいるので、美味しいお米もありますよっていうことが、実は今日伝えたかった一番のことなんですよ。
そういうことで、いろいろな常識っていうのがだんだん覆されてきている事故っていうのがいろいろありますので、
もし今後もそういうことがあったらご紹介していけたらなというふうに思っております。
はい、ということでですね、今日もここまで放送をお聞きくださり、本当にありがとうございます。
今日はですね、北国のお米が美味しい理科的な、科学的な理由というか理屈でお話しさせていただきました。
コメント欄に感想などありましたら是非よろしくお願いします。
西江みどりでした。それではまた次の放送でお会いしましょう。
じゃあまたね。
すいません。最後に少し訂正というか補足をさせていただきますが、
植物の光合成のお話で、日中は植物は光合成をしている、夜は呼吸をしているという話をしたんですけど、
これ実は日中も光合成と、日中は両方行われていて、
夜は太陽が沈んだら、今度は光合成はせずに呼吸だけになるというのが正しい表現です。
なので日中は光合成だけしていて呼吸はしていないというわけではないので、そこを少し訂正させていただきます。すいません。