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スピーカー 2
アルコールの足薬を持って、道端で酔っ払ったコウモリに会った時に、
コウモリに薬飲ませてあげれば、ありがとうってさ、ちゃんと飛んでいけるわけじゃん。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
それでいい?
それでいいんじゃない?
レンです。
スピーカー 1
エマです。
サイエントークは、研究者とイギリス駐在員が、科学をエンタメっぽく語るポッドキャストです。
スピーカー 2
イグノーベル賞が終わらなかったので、2回目です。
スピーカー 1
はい、やりましょう、2回目。
スピーカー 2
前回5つイグノーベル賞を紹介して、今回も5つやります。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
一応テーマは、これができたらノーベル賞っていうことなんで、
イグノーベル賞をなんとかノーベル賞にする方法を一緒に考えます。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
いいですか?
スピーカー 1
はい、やりましょう。
スピーカー 2
大丈夫ですか?
スピーカー 1
大丈夫です。
イグノーベル賞をなんとかノーベル賞にする方法っていうのは、
もともと受賞したイグノーベル賞の内容をちょっと、
私たちの方で勝手に変えて、ノーベル賞級にしようっていう勝手な取り組みですよね。
スピーカー 2
そう、どうにかこうにか変えるっていう。
変えるじゃないな、応用するっていう感じ。
スピーカー 1
応用する?
どうしたらノーベル賞に持っていけるかみたいなのを勝手に大喜利的に考える。
スピーカー 2
夢を語る。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
じゃあ早速イグノーベル科学賞。
スピーカー 1
化学?
スピーカー 2
化学。
食用テフロンと呼ばれるプラスチックがカロリーを増やさずに食べ物のボリュームを増やし満腹感を得るための良い方法かどうかの検証。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
ということです。
スピーカー 1
食用テフロンっていうものがあるんだっていうね。
スピーカー 2
いや、これ勝手に言ってる感じかな。
スピーカー 1
前回の冒頭でも言ったけど、テフロンってフライパンとかのテフロン加工で使われてるイメージで、
なんか食べられるっていうイメージなかったんですけど、そもそも食べれるんですか?食用。
テフロンっていうもの自体はでも、え?化学物質の名前?
スピーカー 2
テフロン、まずテフロンを説明するか。
テフロンはもともとはポリテトラフルオロエチレンっていうPTFEっていう化学物質があるんだけど、
それをデュポンが、デュポンっていう会社がテフロンっていう名前で商業化したものなんですよね。
スピーカー 1
じゃあ、化学物質としてはもう一定というか、
一つの化学物質を指してて、こういう種類を指してるとかそういうわけではないってことですね。
スピーカー 2
そう、でもポリテトラフルオロエチレンを指してる。
スピーカー 1
ポリだから、一種類には限らないのか。
スピーカー 2
ポリマーっていう、だからものすごいでっかい繰り返しの分子みたいな感じで、
テトラフルオロエチレンってやつは、テトラが4つ、フルオロがフッ素、エチレンは炭素2個ですよね。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
だから日本語を訳すると、4つのフッ素が付いたエチレンっていう、
エチレンはわかるよな、エチレンガスとかの炭素2個のやつですけど、
スピーカー 1
がずらーっと繋がってるっていうのがテフロン。
スピーカー 2
フッ素樹脂って呼ばれるやつですね。
さっき言ったフライパンの表面に使われてたりとか、
スピーカー 1
テフロン加工って汚れつきにくいみたいなイメージありますよね。
焦げつきにくいみたいなイメージがあるかな。
スピーカー 2
そうそう、焦げつきにくい。
っていうのは、このフッ素があることによって、
他のものとくっつきにくいっていう性質があったりするんですよね。
焦げとかもそうだし。
なんで綺麗にフライパン使えますよみたいなことなんだけど、
これ実は特許があって、
このテフロンを使ってカロリー摂取量を減らすための特許っていうのが、
2018年にアメリカで出てると。
実際にテフロン入りチョコレートバーとかもあるらしい。
スピーカー 1
じゃあそのテフロン加工に使われてるテフロンと同じ、
テトラ、フルオーロ、エチレン、ポポリ、エチレンみたいなのがチョコレートに入ってる?
スピーカー 2
チョコレートに入ってかさ増しに使われてる。
スピーカー 1
食べれるんだ。
スピーカー 2
かさ増しって結構やられてるの、食べ物って。
例えば聞いたことあるかわかんないけど、
キサンタンガムっていう増粘剤って呼ばれてたんですよね。
めっちょりさせる糖質が入ってる。
あれもよくかさ増しに使われてて、
そのかさ増しに使われるってことは、
満腹感は得られるけどカロリーが少ないとかが実現できる。
それ自体にカロリーがあったら意味ないんだけど。
っていうもの。
スピーカー 1
満腹感は得られるんだ、いいね。
満腹感は得られる。
消化されないってこと?
スピーカー 2
そうそう。
一応課題があって、増粘剤ってやつは吸湿性がめっちゃあって、
いっぱい入ってると今度はお腹くだしちゃったりすると。
スピーカー 1
へー、そうなの?吸湿。
スピーカー 2
なんか下痢の原因になったりするらしいですけど、
スピーカー 1
それでいろんないいゼロカロリー物質ないかなっていうので、
スピーカー 2
上がったのがテフロン。
テフロン自体はめちゃくちゃ化学的にはまず安定ですよっていう。
しかも酸とかアルカリにも強い。
熱帯性もある。
めっちゃ安定な物質なんで、
そもそも体の中に口から入っても代謝されないんですよね、全然。
スピーカー 1
体の中で反応しないからね。
スピーカー 2
消化できないってことっすね。
だからそのまんま出てくるぞ。
っていうので、一応安全なんじゃないかっていうのが出て、
ラットの毒性試験とかもやられてて、
90日間テフロンが25%含まれてる餌を食べさせても、
ラットに対して毒性も特になしと。
で、一応なんか体重もちょっと下がるらしいんだよね。
スピーカー 1
へー、そりゃそうだね。
スピーカー 2
そりゃそう、そのまんま出てくるんで。
で、同じ量の。
スピーカー 1
75%になるもんね。
そうそうそうそう。
スピーカー 2
で、同じ量の餌でね、生きていければっていう感じ。
で、その後の研究でも、
細胞レベルでも別に影響ないよねとかもいろいろ確認されてるんですよね、一応。
だからテフロンってその医療系の機器とかにもたくさん使われてる。
あー、なるほど。
カテエテルとか、注射針とか、人工血管とか、
カミソリ、化粧クリーム、などなど。
スピーカー 1
カテエテルってなんか切るやつ?
スピーカー 2
いや、あの、管、通す。体の中、管、通す。
体の中。
カテエテル手術とかって。
スピーカー 1
管になるってこと?
スピーカー 2
そうだね、管の素材って感じですかね。
で、一応テフロンって粉末にできるらしくて、
で、この粉末を食べ物に混ぜて、
実際に食品のかさ増しに使ったら、
ダイエットとかそういうのになるんじゃないかっていう、これアイディアですね。
スピーカー 1
まだ実際にさ、実験とかされてないってこと?
人間の臨床試験みたいな。
スピーカー 2
うん、はされてないかな。
今のところそういうアイディアが出て、
で、一応テフロンに関しては、こういう今言ったような、
安全性とかいろんな情報がありますよ。
で、あとは消化管の粘膜とかも、
一応サイズがそこそこ大きいんで、テフロン。
変に人体に残ったりするリスクも低いんじゃないかっていう論文とか。
そういういろんな論文を集めて報告してるっていう。
スピーカー 1
なるほどね。
ものですね。
スピーカー 2
だからそういう材料を使ったら、理論的に言うと、
なんかかさ増し、食品かさ増しに使えるんじゃないっていう話らしいですね。
で、一応あと心配なのは環境問題なんですけど。
スピーカー 1
そうだよね。
スピーカー 2
環境的にも最終的に下水に流れて、
その下水の中で大きい粒子のものって沈みやすいっていうのがあるんで、
一応そこで分離してから海に水を返すっていう方法が今すでに取られてて、
一応その海にめちゃくちゃテフロンが出ちゃうとかもないんじゃないかと言われてる。
スピーカー 1
じゃあでもゴミの中にそのテフロンは増えちゃうよね。
それは別にいいの?
スピーカー 2
うん。ゴミの中のテフロンは増える。
スピーカー 1
それはなんか燃やしたりしたら結局残るんか。
なんか高熱でも対応反応しないみたいな感じだったから。
スピーカー 2
一応ね、うまくこれちょっとまだあるか分かんないけど、
テフロン自体は結構リサイクル可能らしいんだけど、
うまくリサイクルする方法があれば環境への影響最小限なんじゃないっていう。
スピーカー 1
なるほどね。
それも提案って感じですね。
スピーカー 2
それ以外はね、基本的にそういう粒子でかいやつは集められて埋め立て地とかに使われます。
ただね、これね、みんなやり始めたら結構ね、大問題になるんじゃないかなと俺は思う。
スピーカー 1
なんかプラスチックみたいな感じでね。
プラスチックみんなさ、なんか便利だからいっぱい使っちゃってて、
で、今問題になってるみたいな感じで、もし普及しすぎたらちょっと大変なのかなっていう感じ?
スピーカー 2
そうね。だから結局それは、理論的には大丈夫だけど、多分問題は発生すると思いますよ、もし実現したらね。
スピーカー 1
でも体の中に入れても、特に今のところ害はないっていうのはね、いいね、なんか魅力的で。
スピーカー 2
だけどパッと見さ、変なことしてるわけじゃん。テフロンをさ、食べ物に混ぜて食べるっていう発想自体が、何それっていう。
スピーカー 1
そうね。
感じなんで、今回イグノベル賞になったらしいです。
スピーカー 2
こういう視点もあるんだよっていう感じですね。
スピーカー 1
これから臨床試験みたいなのやらないのかな?
いやあんまり具体的な話は出てないかな。
でもさ、これでイグノベル賞になってさ、世界中の人により知られたわけじゃん、この研究が。
じゃあ今後実用化していこうって流れになんないのかな?
スピーカー 2
いやでもこれね、多分ね、本気でやろうっていうよりかは、
スピーカー 1
あなたによってはテフロンっていうものとか、いろんな化学物質を危険視しすぎる問題ってあると思うよね。
スピーカー 2
そういうのに逆張りしてるんじゃないっていう気もする。
わかる?だから要は、
スピーカー 1
使おうとするためじゃなくて、安全でしょっていうことを言うためってこと?
スピーカー 2
そう、使おうとするっていう、ちょっとどれくらい本気で考えてるかわかんないけど、
まあそんなに有害っていうわけじゃないっていうのを示してるわけじゃん。
だけどさ、テフロンをさ、食べ物に混ぜるなんてさ、恐ろしいとか思っちゃうわけじゃん。
そういう皮肉なんじゃないかなっていう気もするんだよ。
スピーカー 1
まあでも結局さ、まださ、人間で試してないからデータはないよね。
スピーカー 2
わかんないと思う。
スピーカー 1
その中では何か慎重になるのは当たり前な気がするけど。
スピーカー 2
ちょっとね、その食べたかどうかはわかんないけど。
スピーカー 1
でもなんかそうやって始め、無害そうかもっていうデータ集めて、
で、何かしら実際に食べた人がいて、それで健康に害ないってことが多分わかっていくものだと思うから、
だってなんか人工的なさ、保存量とか管理量とかもそうじゃん。
だからそうしなきゃ始まんないっていうところはあるよね、確かに。
スピーカー 2
まあそうだね。
スピーカー 1
で、害のないものは多分害はないから、過剰に不安視するのも良くないと思うし、
まあ入り口に立ったっていう感じなんじゃないですか。
スピーカー 2
まあね、しかもあとテフロンっていう名前がもう結構知られてるから。
スピーカー 1
そう、フライパンのイメージがあるもんね。
スピーカー 2
余計ね、ちょっとどうなんて思っちゃうとこもあるかもしれない。
そんなの言ったらさ、甘味料とかもさ、全然、実は甘味料って言われたらさ、
砂糖に似てるもん入ってんのかなとか思うじゃん。
スピーカー 1
似てないの?
スピーカー 2
似てたら全然違うもんだったりするからね。
スピーカー 1
あ、そうなんだ、へえ。
スピーカー 2
これで同じ甘さ感じるの?みたいな全然別なものが、
甘味料って言われたら、なんか似てんだ、食べてもまあ人工甘味料でも大丈夫かなみたいな感じするじゃん。
でも全く別な物質だから、正直そっちの方が健康に悪いよねっていうケースとかもあったりするし。
スピーカー 1
甘味料ってさ、体の中で分解とかされずにもう出ていくの?
スピーカー 2
いや、えっと、代謝されますよ。
スピーカー 1
え、害はないの?
スピーカー 2
まあまあ、害があるやつは使われてない。けど、
どういう影響があるんだろう。
害がないけど、甘味だけ感じるっていう。
スピーカー 1
甘味だけ感じて代謝はされるから、え、じゃあ多少エネルギーあるってこと?
スピーカー 2
いや、エネルギーはほとんどなんないんじゃないかな。
スピーカー 1
でも、分解はされるけど出ていくみたいな?
スピーカー 2
うん、分解はされてる。
スピーカー 1
難しいよね。
スピーカー 2
一応甘いって感じるのは良くて、砂糖の代替として一時的に利用するのはいい。
けど長期的な常用が推奨されないっていうのが、一応WHOの2023年の見解。
スピーカー 1
それはなんで?
スピーカー 2
えっとね、長期的に、これ細かい原因ちょっとまだ分かんないけど、
腸内細菌のバランスを乱すリスクと、
あとは人工甘味料を長期で摂取すると、心血管疾患、新型糖尿病、
あとは全体の死亡率のリスク増加と関連する可能性が出てきている。
だから分かんないんじゃないかな、まだそこ原因が。
スピーカー 1
だからちょっと怖いんだ。
そっかそっか。砂糖じゃないけど糖尿病になるリスクがあるんだね。
スピーカー 2
あとは結構甘味が強いから、それでどんどんどんどん求めちゃうっていう。
スピーカー 1
確かに依存性は高いかもしれないね。
スピーカー 2
依存性が高くて、そもそも大量摂取するのは推奨されてない。
だから怖いよね。砂糖とか甘味感じるって結構依存に近いところがあるから、脳が欲しいちゃうみたいな。
スピーカー 1
それこそちょっと麻薬っぽいよね。
スピーカー 2
麻薬っぽい感じなんじゃないかな。麻薬とは言ってないけどね。
全然関係ないけどさ、人工甘味料が見つかった話結構面白くて。
スピーカー 1
たまたまペロッて舐めたら甘いってなったんだっけ?
スピーカー 2
それ言ったっけ俺?
スピーカー 1
え、なんか言ったかな?君に言われたかな?結構有名じゃない?なんか。
スピーカー 2
たまたまというか、大学生が実験してて、実験終わった後にそのまま家帰ってからどっかでパン食べたら、
パンが尋常じゃなく甘くなっているのに気付いて、急いで実験室に戻って、
その日使った実験の物質全部舐めて、これ甘いって気付いて、そこができたらしい。
スピーカー 1
やば。
スピーカー 2
サッカリンだったから。相当やばいよね。意図して作られたわけじゃないっていうのから始まってますけど、
まあまあ長期の健康的な問題はありますよね。だからテフロンこれいいよねって言ってるけど、それは分かんない。
スピーカー 1
そうそうそう、分かんないよね。
スピーカー 2
っていう感じかな。
スピーカー 1
いやでも是非なんか、分かんないっちゃ分かんないけどさ、なんか前回の話でも言ったけど、
肥満とか解消する可能性とかもあるわけじゃん。これによってね。ダイエット。
スピーカー 2
まあ理想的にはね、これで肥満解決したら結構ノーベル賞クラスなんじゃないの?
スピーカー 1
だからそういう可能性も秘めてるからさ、なんか是非実用化に向けて少しずつ実験とかしてもらえるといいよね。
個人的には思えるけど。
スピーカー 2
でもさ、前回何で肥満って言ったんだっけ?
スピーカー 1
なんだっけ?なんかもともと肥満の話じゃなかったけど、ノーベル賞に買いようって言った時に肥満の解決策だとか言ってたけどなんだっけ?
前回って何の…
スピーカー 2
ピザとトカゲの話か?
スピーカー 1
ピザとトカゲで…
スピーカー 2
味覚ハックできるみたいな話だっけ?
スピーカー 1
だっけ?
スピーカー 2
やべ、忘れてる。ちょっと収録日空いちゃったから忘れちゃった。
スピーカー 1
収録日複数日経ってるから、まあそんなんじゃない。
味覚ハック。
スピーカー 2
うん、味覚ハックで。だからそうだよね、これ味覚ハックじゃなくてゼロカロリー物質だけど。
ゼロカロリー物質で肥満治療。しかもなんか無理なくできそうではあるよな、これ。
スピーカー 1
うん。てか逆に今までさ、そういうやつなかったの?さっきいきみの言ってた増年剤はあるかもしれないけど。
スピーカー 2
あー、あんのかな。
スピーカー 1
しかも増年剤ってさ、結局カロリーあるんじゃない?ない?
スピーカー 2
えっと、あるやつはあると思う。なんか糖系のやつもあるから増年剤って。
スピーカー 1
そうそうそう、なんか糖系なイメージだったからさ。
スピーカー 2
え、でも普通のグルコースよりはマシなんじゃない?
スピーカー 1
まあ、体積あたりのエネルギーとかは低そうではあるよね。
スピーカー 2
あとさ、そもそも糖が入っててもポリマーみたいになってて分解しにくいですとかだったら、だから食物繊維みたいなもんじゃん。
今ちょっと調べたら、カロリーあるものとないものもある。
で、食物繊維みたいな、そういうポリマーみたいなやつが出生物の場合は体内で消化されにくいので、カロリーは低い、ほぼゼロの増年剤はありますって感じ。
スピーカー 1
まあ、だから今すでにあるそういうほぼカロリーゼロ系のものに、テフロンっていう選択肢が追加されますよっていう話だったら、
スピーカー 2
まあそれほどでもないかな。
スピーカー 1
いやいや、そんなことないわ。増年剤ってそんな25%とか入ってないと思うよ。ほんとちょびっとだけ。
スピーカー 2
しかも下痢のリスクがあるもんね。
そうそう、だから増やせないっていうのもあるけど、テフロンだったらある意味、食品の食体験を損ねなければ、結構割合高めてもいけるんじゃないっていうのがこのイグノベーションの主張。
スピーカー 1
いいじゃん、いいじゃん。確かにね。
スピーカー 2
おいしければいいけど、おいしいんかな。
スピーカー 1
味が薄まらない程度の量、パーセントを入れて、それを常に入れたらさ、常にその2,3%だとしたら、2,3%分カロリーカットできたら長期的に見たらちょっと痩せそうだよね。
スピーカー 2
なんかさ、人間って欲深い生き物だよね。
スピーカー 1
え?確かに。
昔はエネルギー、むしろさ、足りない時代だったら欲しかったのに。
スピーカー 2
そうそうそう、欲しくってさ、とか、ちょっと食べておいしかったら喜ぶとかだったじゃん、たぶん。
でも現代はさ、量をいっぱい食べるっていう方を求めてさ、わざわざプラスチックみたいなものを作って、それを食べて出すってことでしょ?
何してんの?って感じじゃない?
スピーカー 1
何してんのだけど、仕方ないよね。人間ここまで発展しちゃって、肥満が実際に問題になっている国とか結構あるわけだから。
スピーカー 2
治療必要なレベルだったらね、とか、体質上仕方なくっていう人には多いのが役に立つかもしれないけど、ただたださ、欲でさ、食べまくって、肥満になっちゃって。
ってなったら、いや、なんか最先端の。
スピーカー 1
アホだよね。
スピーカー 2
アホまで言っていいか分かんない。
スピーカー 1
アホって言っちゃいけないかもしれないけど、でもなんか愚かではあるけど仕方ないんだよね、実際そういう問題があるんだから。
スピーカー 2
そうね。難しいよね。肥満の問題って俺ほんと難しいなって思うんだよな。一概にアホとは言えないと思うんだよ。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
いや、別にアホっていう見方も分かるよ。ただただダラダラしてて、バクバク食って、めっちゃ太っちゃって、どうしようもなくなって健康害しちゃいましたっていうのは、それはね、自制心がないのかなと思っちゃうけど。
スピーカー 1
でも本当にそういう病気の人もいるもんね。
そもそも体質的に少ししか食べてなくても結構肥満っぽくなっちゃう人とかもいるっていうしね。
スピーカー 2
あとは食べるのを抑制するのがちょっともうできないっていう人とかもいると思うから。
なんだけど、その割合どんぐらいなんだろうなっていう気になるんだよね。
俺ちょっと調べたことないけど、普通にただただ自分のせいで太ったっていう人と。
スピーカー 1
でもそれが多いんじゃない?現代の肥満の割合だよね。肥満のうちどれだけが自己責任でどれだけが本当にその体質的なところで仕方ないのかって言ったら。
だってさ、昔さ、もうちょっと物質的に貧しかった時代ってそこまで肥満なかったんじゃない?
スピーカー 2
いやそうだよね。
スピーカー 1
今これだけ肥満が増えてるっていうことは。
安くていっぱい食べれるからっていう。
安くていっぱい食べれて、それで別に自分の体質とかじゃなくて、食べちゃうから肥満になっちゃうんじゃん。
スピーカー 2
うん、そうね。すごい皮肉だなと思うんだよな。
良かれと思ってというか、まあその快楽を追い求めすぎたがゆえの結果でもある気はする。人間社会が。
あとこの間さ、チェコ行った時もさ、肥満率すごかったよね。
スピーカー 1
まあね、アメリカとかの方がそういうわけなんだし。
スピーカー 2
まあアメリカはすごいよ。アメリカは本当に肥満の人多いけど。
スピーカー 1
ヨーロッパはまだマシな気がするな。
スピーカー 2
ヨーロッパさ、何カ国かもう行って、俺チェコが一番びっくりしたな。
スピーカー 1
いやあれチェコ人なのか観光客なのかよくわかんないけどね。
でも確かにあのなんか。
スピーカー 2
男性の肥満率すごかったぞチェコ。
スピーカー 1
横から見てすごいなみたいな人はいたよねなんか。
スピーカー 2
Qみたいな人結構いたよね。
スピーカー 1
Q退化してる人は結構いたね。
スピーカー 2
であれは多分食べ過ぎもあるかもしれないけど、
ビールの影響結構あるんだろうなと思うんだよね。
世界一ビール消費量が多いのがチェコなんで。
人口の割にさ、チェコはそんな人口多くないじゃん。
なのにさ世界一の消費量ってさ。
スピーカー 1
ヤバいよね。
スピーカー 2
一人当たりなのかな。
いやまあでもどっちにしろヤバいじゃん。
スピーカー 1
まあね。
スピーカー 2
あれを見るとね、まずいんじゃねって思ったけど。
スピーカー 1
でこれをさ、ノーブル賞にするにはどうしたらいいんだ。
スピーカー 2
まあだから飛満問題が解決したらそもそもノーブル賞って取れるのかなっていうのも今話してて疑問ではあるけど、
まあそこが落とし残りじゃないですか。
スピーカー 1
そうだよね。
スピーカー 2
ゼロカロリー物質で飛満解決が。
スピーカー 1
そうそうこれが本当に実用化してめちゃくちゃ普及したらさ、いいよねやっぱり。
それこそさっき言ったみたいにさプラスチック並みにさ普及してもこれが使うの当たり前でしたかなったら、
まあそれはそれで別の問題が発生するのかもしれないけど、
でもそれでなんかすごく今の課題とか解決できたらさ結構いいんじゃない。
スピーカー 2
まあそうだね、まあまあいいってことにしとくか。
なんか普通の食べ物の値段爆上がりそうだなとかちょっと思ったけど。
スピーカー 1
なんで?
スピーカー 2
え、だってさそのテフロンのこの粉がさゼロカロリー物質がめっちゃ普及するとそうじゃん安く作れて。
うん。
そしたらさ全部のものがかさ増しできるようになるわけじゃん。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ってなったらさ物の値段安くなるじゃん。
スピーカー 1
そう。でもテフロンの値段が高かったらあんま変わらないんじゃない。
スピーカー 2
テフロンの値段はもうバカ安くなって全世界に普及したらっていうケース考えると、
物の体積あたりの価格って絶対安くなるじゃん。
うん。
簡単にかさ増しできるから。
うん。
ってなったら普通の食べ物の価格は上がりそうだなって思った。100%の。
スピーカー 1
うん。
わかんない。でもなんか実際どれくらい普及するかにもよるんじゃない。
スピーカー 2
だからしたらっていう話ね。
スピーカー 1
うん。なんかみんながみんなそれをテフロン入りのものを食べる世界線になるとも思わないし。
スピーカー 2
ああ。
スピーカー 1
だから100%のものは結構人気なんじゃないかなって思った。多分100%の方が美味しいし。
スピーカー 2
あ、そうそうそう。だからめっちゃ値上がりそうだなって思った。
スピーカー 1
ああ、そっか。
スピーカー 2
100%の。いやもしこれがノーベル賞クラスの結果になった場合に。
スピーカー 1
わかんない。
でもさ。
スピーカー 2
いいのかなっていう。
スピーカー 1
でもさ今はさ結構さ健康的な方がさ安かったりするよね。
例えばなんかバターとかでもさ原塩バター、無塩バターとかの方がさ普通の有塩バターよりも高かったり。
とかちょっとなんかカロリーが低いアイスとかの方が普通のアイスよりも高かったりね。そういうのすんじゃん。
だから100%のものが必ずしも高くなるかどうかちょっとよくわかんない気もする。
スピーカー 2
なんかね俺が言いたいことはそうじゃなくて。
全く一緒の体積のケーキがあったとして、かさ増しできるケーキの価格があるわけじゃん。
がめっちゃ安くなるわけじゃん多分。かさ増し簡単にできるんだったら。
ってことは今まで同じサイズで買ってたケーキは希少価値が高くなるというか、もっと高くなったりしないかな。
スピーカー 1
いやそれはその100%の方が希少になったらってことだよね。
スピーカー 2
希少になったら。
スピーカー 1
100%のものの方が手に入りにくいってなったら確かに100%のものの方がテフロン入りよりも高くなる可能性あると思うけど、
なんか今のいろんなそういう健康的なものとか見てたらむしろ100%よりも90%とかそういうやつの方が希少だから90%とかのものの方が高いよね。
無塩バターとかカロリー低いアイスとか同じ体積でも多分そういうちょっと健康志向の方が高いなって思ったっていう。
スピーカー 2
それはそういう健康にするためのコストがかかってるからじゃない。
スピーカー 1
分かんない。それは分かんない。
スピーカー 2
健康にするための工夫のコストが乗ってるのかなって思ったけど。
スピーカー 2
イグノーベル平和賞。
スピーカー 1
お酒を飲むと外国語を話す能力が時々向上することを示した。
スピーカー 2
時々なんだ。
常にじゃないだろうな、そもそも。
スピーカー 1
まあね、環境によるよね。仲いい友達とかと飲んでたら確かにそうなるかも。
スピーカー 2
まあでもこれはありますよね。なんか感じることはありますね、確かに。
これ感じたことある人結構多いんじゃない?勉強してる人だったらだけど。
スピーカー 1
なんだろう、やっぱりお酒飲むと気が大きくなって、ちょっとできるみたいな自信がついてくるからなんじゃないかな。
スピーカー 2
なんかその抑制機能がバグるんじゃないかなって思ってるけど。
スピーカー 1
つまりそれが自分のもともとのポテンシャルってことだよね。
スピーカー 2
もともとのポテンシャル。まあそうか。
スピーカー 1
わかんない。もともとそれを自分でちょっと抑え込んじゃってるところを、
お酒でタカが外れて、ちゃんと喋れるようになるみたいな。
ちょっと苦手意識がある人だよね。
スピーカー 2
まあでもあとさ、なんか気をつけようとかさ、思って考えちゃうみたいなところに比べると、
酔っ払って間違ってる内容だろうがなんだろうが、とりあえず喋るっていう方向に行って、
それがうまく喋れてるっていう感覚につながってるみたいな。
そんな感じなのかなって俺思ってたの最初。
スピーカー 1
それもあるかも。
スピーカー 2
結果喋ってる内容めちゃくちゃかもしれないけど、正常なシラフの時に詰まるよりはそっちの方がよく見えるから。
スピーカー 1
これってさ、自分の中でよく喋れてるって思うことなのか、
それとも客観的に見て本当にお酒入ってる時の方がよく喋れてるっていうことなのかどちらなんだろうね。
スピーカー 2
でもさ、体感は自分じゃない?
スピーカー 1
体感は自分だけど。
スピーカー 2
他の人見て酔っ払ってる方があの人うまく喋ってるなって思ったことは俺ないんだけど。
スピーカー 1
でも酔っ払ってる時の方が喋るなみたいなのあるんじゃない?他の言語でも。
スピーカー 2
うまく喋れてるなっていうこと自体が主観のことだから、これは全部主観のことかなと思ってたけど。
スピーカー 1
だからそういう風に主観を持ってる人は多分、そういう経験をしたことある人は多分いると思うんだけど、
これを研究にしたってことはさ、客観的に測ってるんじゃないの?
どういう実験したの?
スピーカー 2
今、研究内容の前に実際一般的な話をちょっとしてた。
スピーカー 1
そうそう、一般的な話はもちろんその主観。
で、今回の研究ではどうなんだろうって思って。
スピーカー 2
で、今回の研究なんですけど、
これはドイツ語のネイティブスピーカーで、最近オランダ語を勉強してる学生を50人集めた。
で、これやってるのは、だからオランダとイギリスとドイツの研究者がやってるんだけど、
一応そういう似たような境遇の人を50人集めて、少量のアルコールを飲むグループと飲まないグループに分けたと。
まあ少量じゃないとね。多量飲んだらちょっとベロベロになるだけだから。
スピーカー 1
ほろ酔いぐらいがいいよね。
スピーカー 2
ほろ酔いぐらい。
で、オランダ語による短い会話を行って、いわゆる第二外国語ですね。
で、その様子を録音して、で、会話相手になる参加者はアルコールを摂取して酔っているかどうかを知らない状態で会話する。
だから聞き手は喋ってる間からどっちかわかんない。
スピーカー 1
ちなみに聞き手はオランダ語ネイティブの人なのかな?それは特に関係ない?
スピーカー 2
ちょっとそれはわかんないけど。
スピーカー 1
それは特にないんだ。書いてないんだ。
スピーカー 2
でもさすがにオランダ語喋れる人。
スピーカー 1
で、比較適切に評価できる人じゃなきゃね。
スピーカー 2
会話相手がネイティブかわかんないんだけど、評価するのはネイティブ。
スピーカー 1
その2人の会話の内容を最終的に聞いて、
スピーカー 2
で、オランダ語のネイティブスピーカー2人に聞いてもらって、
スピーカー 1
オランダ語のこの人のスキルはどれぐらいかっていうのを評価してもらう。
スピーカー 2
で、もちろんこの評価をする人たちも誰が酔っているかは知らない。
だから本当にランダムでバーっとオランダ語のスキルを評価してもらって、
スピーカー 1
結果どれぐらい酔っぱらってる人の方が高く評価されるのかっていう。
スピーカー 2
で、結果、アルコールを摂取した人の方がそうではない人と比べて、
発音が優れていたと評価されている。
スピーカー 1
へー、発音なんだ。
スピーカー 2
で、一方で、これ意外なんだけど、参加者自身が自己評価した場合は、
アルコール摂取をしたかどうかと発音が優れているかどうかの関連性はなかった。
客観的な評価だけだったっていうことですね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
で、まあ少量アルコールで外国語を話す際の抑制が緩和されて、
流暢な発音につながった可能性が推定されている。
スピーカー 1
へー、発音だけなんだ。
なんか私、発音っていうよりはスラスラ言葉が出てくるとか、
黙る時間が少ないとか、そういうことなのかなとか思うんだけど。
スピーカー 2
まあそうね、ちょっとその辺の細かいのはあんまり差が出たとは言えないみたいだけど、今回の研究だと。
スピーカー 1
そっか、じゃあ主観では、まあ人によるかもしれないけど、私は今言ったようなことが、
お酒を飲んでいると向上するのかなって思ってたんだけど、
実際、逆観的にはそんなことはなくて、ただ発音がちょっと良くなる傾向があるだけなんだっていうことだね。
スピーカー 2
うーん、そうね。まあ一応ね、これもかなり限定的な研究なんで、
そもそもね、ドイツ語スピーカーにオランダ語を喋らせている場合だけの話だし、
確かに。
一般化そんなにできないんだけど、こういう研究自体が今まであんまりされてなかったと、そもそもね。
スピーカー 1
へー、そうなんだ、意外。
スピーカー 2
だから面白いなっていうね、これ2018年の研究ですけど、
へー。
っていうのが評価されて、イグノベル賞。
スピーカー 1
これ平和賞なんだ。
スピーカー 2
しかも平和賞。まあまあ平和ですよね。
スピーカー 1
まあ平和ではあるね。
スピーカー 2
言語学賞とかじゃないんだとか思ったけど。
スピーカー 1
それ言ったらさ、これまでの研究大体平和だけどね。
何だっけ、ネズミにクワゾロフルマッチ食べさせたんだっけ?
スピーカー 2
トカゲ。
スピーカー 1
トカゲか。それも大体平和だけどね。
スピーカー 2
あー、そうね。
スピーカー 1
いやでもなんか、確かにやられてそうで今までやられてなさそうな研究だなって思ったし、
今回、ドイツ語話者がオランダ語を喋るっていう場合だけだったけど、
なんかいろんなさ、パターン、いろんなネイティブがいろんな外国語をやって、
それで実際に同じような傾向が出るのかみたいなところを、
もっと大規模に調べてほしい感じはあるよね。
スピーカー 2
あとね、これやられた動機としてね、一応ダジャレみたいなことなんだけど、
英語には酒に酔った勢いっていうのを意味する言葉があって、
これ知ってる?
スピーカー 1
知らない。
スピーカー 2
知らないか。
Dutch Courageってある。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
オランダ人の勇気。
で、これは17世紀にイギリスとオランダの戦争中にオランダ人の兵士が酔っ払った後に勇敢に戦ったのを
イギリス人兵士が目撃してこういう言葉が生まれてらしいんだけど、
そういうのとも欠けてんじゃないかっていう。
スピーカー 1
あー、なるほどね。
スピーカー 2
っていう感じらしい。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
へーって感じなんだけど。
スピーカー 1
いいんじゃないですか?
スピーカー 2
いやでもなんかこれ体感わかるっていう人他にもいそうだよな。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
だからこそもっと規模を大きくしてちょっと研究してほしい感はあるね。
スピーカー 2
うーん、まあていうかまあそもそも外国語を産むんじゃなくても酒酔っぱらったら人喋るようになるから。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
そりゃそうやって感じ。
スピーカー 2
発覚しそうだけどなっていう。
スピーカー 1
うんうんうん。
ただこれがこう何に実用化するのかとか何に役立つのかとかいうのはちょっとよくわかんないけど。
スピーカー 2
まあこれ自体は別に面白いねっていう。
スピーカー 1
そうそう面白いねってだけだよね。
スピーカー 2
まあだからノーベル賞取るんだったら本当にこれがマジだってなって、
もう偉い人たちもみんなお酒飲んで喋って世界平和になったらもうノーベル平和賞じゃないですか。
スピーカー 1
そんなにうまくはいかないですね。
スピーカー 2
希望的にはね。
ああいうなんかさ首脳会談とかってお酒飲んだりすんのかな?
スピーカー 1
どうなんだろう。
スピーカー 2
飲まない人もいるかもしれないけど。
スピーカー 1
まあそのお酒だけで言ったらさ、お酒飲める人飲めない人がいたりとかさ、
逆に飲める人でもこう一旦飲んだら飲みすぎちゃう人とかいろんな人がいるわけじゃん。
だけど何かしらなんか特効薬的なお酒じゃなくてもなんかがあって、
その治療法というかなんかなんだろうちょっとなんか饒舌になるものがあったらいいよね。
スピーカー 2
ああまあそれもだから不安の解消みたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
のの特効薬的な?
うん。
スピーカー 1
言語能力が少し上がる特効薬。
スピーカー 2
ああなるほどね。
スピーカー 1
これが言語能力上がる特効薬ですよとか言われてさ、飲んだらなんかもうプラセボ効果すでにありそうだよね。
スピーカー 2
ありそうだね。そうだよね。
それだけでもいいんじゃないって気がする。
スピーカー 1
確かに。
でもこれを平和賞、ノーベル平和賞に昇華させるの難しいな。
スピーカー 2
そうだね。ちょっと科学的な賞が取れる気はあんまりしないけど。
あるとしたらだからアルコールが言語能力向上にどう役に立ってますかとかを徹底的に調べてっていうところが切り口になるのか。
普通価値ノーベル、自然科学系のノーベル賞に。
スピーカー 1
それ今と大体同じじゃない?
そうではなく。
スピーカー 2
原理とかまで。
スピーカー 1
メカニズム。
スピーカー 2
メカニズム。
でそういうコミュニケーション能力薬、向上薬みたいな。
スピーカー 1
それ欲しい人いるかも。コミュニケーションの人とかコミュニケーション能力高めたい時に。
スピーカー 2
コミュニケーションの人とか。大丈夫かそれって感じだけどまあまあ確かに。
スピーカー 1
私とかそういう薬があったら重要な場面とかに飲んで喋れるようにするみたいな。
スピーカー 2
ノーベル賞かな。
スピーカー 1
ノーベル賞ではない気がするな。
スピーカー 2
ノーベル賞ではない気がするけど。
まあでもやっぱり俺平和賞しか狙えない気がするなこれ。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
てかそもそもさ偉い人たち同士がお酒飲んで楽しくワイワイできるようなさ関係性の国ってやっぱ仲いいんかな。
そういうことあんのかな。
一緒に飲み会みたいなのがあったとしてさ。
例えばわかりやすく大統領同士とかね。
そこで仲良くなるじゃん。
そしたら関係良くなるわけじゃん。
多分。
っていう国同士の方がさやっぱ仲良く平和にやってくれるのかな。
スピーカー 1
でもそれはあるだろうね。
国のトップ同士が個人的に仲良いとかだったらさ
それだけで結構外交が良くなったりとかすんじゃん。
スピーカー 2
まあねそうね。
そういうのあるんだったらさ
スピーカー 1
だから結局英語とか勉強した方がいいんじゃないか派だけどね。
スピーカー 2
技術が追いつかないと思うからした方がいい派?
スピーカー 1
今はたぶん仕事とかにおいて技術が追いつかないで話してるから。
スピーカー 2
そうなんだ。俺じゃちょっと違うかもしれない。
俺はもう技術は行っちゃう派だと思う。
俺らが思い描いてるMAXまで行っちゃう派だと思う。
スピーカー 1
行きそうだよね。だってもう既にTeamsとかで同時通訳の勝手にできてる。
スピーカー 2
30年前あれは想像できなかったよね。
スピーカー 1
いつかなるんだろうなって感じだったけど
今はなかなか実現しなかったけど、今は実現しつつあるよね。
スピーカー 2
そうね。だからいよいよっていう感じな気がするけど
そこまで行って何が残るかっていう
なんか変な話さ、そこまで技術がもう行き切ってみんなその技術使えるとするじゃん。
ただ学校で英語を教えるのやめますかっていう。
スピーカー 1
それでもやっぱ必要だよね。
スピーカー 2
でなったらさ、なんで英語勉強しなきゃいけないんだろうっていうのに
大人たちはなんて答えるべきなんだろうとかそういうのも考えちゃって。
今まではさ、できなかったからさ、そういう通訳が。
勉強する必要があるって言ってたわけじゃん。
だけど、別にこれスマホで話したら海外の人もそのまま母国語同士でしゃべれるじゃんってなった場合に
英語勉強するのを納得させるためにはどうしたらいいんだろうとか今いろいろ考えちゃった。
スピーカー 1
でもさ、どれだけ英語が必要かによるよね。
仕事でちょっと必要だけだったらさ、あんまり英語の勉強って本当にしなくていいと思うけど
どっぷり海外の人と友達になりたいとか海外で過ごしますとかなったらさ
通訳とかのアプリが完璧だったとしても、でも対応しない言葉とかあるわけじゃん。
とか表現とかあるから、文化的なバックグラウンドがなきゃ理解できないこととかあるから
そういうのを理解するために言語を知っといた方がスムーズだよねっていうことは絶対発生するから
スピーカー 2
だからそういう意味では専門職とか普通に
スピーカー 1
個々人でしっかり仲良くなりたいみたいなね。そういう場合は必ずその言語を学ばなきゃいけない気がする。
スピーカー 2
もちろんそうだけど、でなったら小学校中学校英語いらなくなんじゃねっていう。そこがね結構気になっている。
スピーカー 1
小学校で英語を学べきかって言ったらまあ確かにねどうなんだろうね。
スピーカー 2
専門で英語を使いますっていう人たちがいるのはわかるし、そしたらその時になったら勉強すりゃいいじゃんっていう意見が今後絶対出てくると思うよ。
もうすでに出てきてる気がしてて。でなったら個人的にはそのネットの情報を検索するとか
そういうのも英語がないとそもそもアクセスできる情報が少ないっていうのはマジで事実だし。
スピーカー 1
でもそれも技術で解決できちゃう可能性がある。
技術で解決した時の話だよね多分。そうなった時に本当に英語の勉強いりますか、全員に教養しますかって話だよね。
スピーカー 2
そう。ってなった時に小中学校、義務教育の英語は果たしてこのまま残るのかなってこういう翻訳とかあとはこの会話、コミュニケーションとかを見ると思うんだよね。
多分俺ら生きてる間は必要だと思うんだけど、もう100年以降ぐらいだったら英語の勉強本当にいらないんじゃねってなるかもしれないとか。
スピーカー 1
でも古典とか残ってるよね。古典、漢文とかさ、絶対使わないけどさ、今の教科として残ってるじゃん。
スピーカー 2
それは自国の文化だからじゃないの。
でも今のさ、使うか使わないか問題で言ったらさ、みんな使わないじゃん。で、みんながさ、使う必要ないじゃん。
だから本当に教養科目みたいな感じになるっていうことか。
確かに今の大学でドイツ語とかやってすぐ忘れてるけど、それと一緒か。使えてるわけじゃないけど、勉強することに意味があるっていう教科なのか。
スピーカー 1
それで言ったらさ、どの科目もそうなんじゃない。科学不要論の人とかもいるけど、実際みんな使うわけじゃないけど、論理的思考を鍛えるためとかに必要とか言うじゃん。
スピーカー 1
だから英語も英語で、そもそもさ、第二言語、第二外国語を学ぶことで活性化する脳の領域とかありそうだし。
そういう情報あったらいいよな、確かに。
で、やっぱり大人になってから学ぶよりも、子供のときに学んだほうが、たぶんちゃんと定着するじゃん。
で、それで実際にみんながみんな英語使うわけじゃないかもしれないけど、将来的に英語を使う人も出てくるわけだから、そういう人たちの可能性を幼少期に少しでも高めておくっていう意味では、なんか残りそうな気がするね。
スピーカー 2
そうだね。あと選択肢増やすっていう意味もあるか。留学とかの機会も増えてるから、そういうのに行くときにはさすがにわざわざ技術が、たとえば使えない地域でも英語あったらなんとか生きてくれるとか。
そういう実体験的なところのために義務教育で英語をやるべきっていう話になってくるか。
今あえてね、義務教育いらないんじゃない派から、俺はいる派なんだけど。出てきそうだなと思って今聞いてみたけど。
スピーカー 1
いらない派の人もすでにいるだろうしね。
スピーカー 2
そうそうそう。なんなら中学校とかでも英語の勉強のモチベーションだから、いらないじゃんでわからないとかね。以下ですらあるからさ。
スピーカー 1
で、微分析文とかも使わないもんね。普段の生活で。
スピーカー 2
使う使わないじゃないっていうのは一つか、確かに。
スピーカー 1
そう考えたら教育ってなんだってなるね。何のために教育してるんだって。
スピーカー 2
でも英語できた方が選択肢広がるは本当にあるよな。
スピーカー 1
それはそう。
スピーカー 2
それはそうだな。
スピーカー 1
じゃあさ、今後さ、宇宙人とかが現れたとしてさ、宇宙での共通言語とかができた場合はさ、じゃあ宇宙語をさ、教養科目に入れますかみたいな、そういう感じ。
スピーカー 2
まあそうだね。え、でもそうなったらさ、入るんじゃない?
え、入りそう。
宇宙語は教養に入るんじゃないか。
スピーカー 1
そうしたらさ、その子供たちのさ、将来宇宙に行くときの選択肢の可能性を広げるために、宇宙語を学ばせといた方がお得だよね。
スピーカー 2
全然あるんじゃない?っていうか、それはありそうだな。
ってなったらその時って、各国の言語どれぐらい残ってんだろうなっていう。
確かに。
今どんどん減ってるからね、言葉って。
スピーカー 1
確かに確かに。
スピーカー 2
確かに宇宙語そうだね。
あの、こないだスペインの博物館行った時にさ、宇宙に向けて世界各国の挨拶飛ばしたゴールドのさ、レコーダーみたいなのあったじゃん。
スピーカー 1
なんか宇宙に向けてすごいメッセージをひたすら発信して、何か宇宙から返信返ってくるかどうかを見てるっていう組織があるっていうのを学んだ。
スピーカー 2
発信して?そうだっけ?
アンテナがある受信しようとしてるのはなんか見たけど、あとボイジャーに乗せてるってやつね、俺が言ってるのは。
ボイジャーっていう宇宙船に各国の挨拶の音をレコードに録音して、
スピーカー 1
なんかあったかもしんない。
スピーカー 2
そのレコードの再生の仕方と一緒に宇宙船に乗せて太陽系の外に向かって飛ばして、今も飛んでますからね、それ。
誰かに届くかもしれないですって。
でもさ、挨拶届いてどうなんのって感じはあるけど。
スピーカー 1
いやでも、宇宙外に生命がいる、知的生命がいるっていうのを宇宙人がするだけで嬉しいんじゃない?
スピーカー 2
そうだよね。でかい逆の立場だったらさ、ある日地球にそれ届いたらどうすんだろうね。
スピーカー 1
ね。
スピーカー 2
わっけわかんない挨拶ばっかり入ったさ、レコードみたいなの届いてたらどうやって扱うんだろうね。
スピーカー 1
大発見だよ。みんな大パニックになる。
スピーカー 2
大発見だけど。そしたらさ、みんな学ぶんかなやっぱ。
学ぶんじゃない?
例えば宇宙語の文法書みたいなのを送られてきてたらさ、学ぶんかなとりあえずみんな。
スピーカー 1
なんか一番初めは専門家たちが分析して、で一部の人が喋れるとかコミュニケーション取れるような状態になるかもしれないけど、
なんかそれがさ、普通に私たちの使っている喉とかで、喉とか耳とかでコミュニケーションできるような。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
そういうコミュニケーションの方法であるんだったら、結構学ぼうっていうのになっておかしくない?
スピーカー 2
確かに。光とかいう可能性もあるからな、全然。光とか、俺らが認識できないような周波数の。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
とかね、これあれネタバレになっちゃうかな。
あーよくないか。
スピーカー 2
某SF作品では、人間がね、感知しえないとかしにくい形で。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
コミュニケーション取る宇宙人とかいたりするけど、ネタバレだからカットしますけど。
って考えたら面白いよね。
そうそうそう。
喉っていう形はなんかすごく人間のなんか主観というかさ。
スピーカー 2
資格がない宇宙人だったら読み取れないんじゃないかな、そもそもその説明とか。いけんのかな。
スピーカー 1
あ、わかった。じゃあノーベル賞に昇華させる方法。
宇宙人を発見しましたっていう、そういう論文だったらノーベル賞取れるんじゃない?
スピーカー 2
何がどう昇華してるの?このノーベル賞。
スピーカー 1
外国語習得からの宇宙語習得につながって、それで宇宙語を習得するためには宇宙人がいなければいけない。
宇宙人いるためには宇宙人を私たちがまず認知しなければいけない。
だからその宇宙人を認知するための何かしらの技術を作りました。
それで実際に宇宙人を認知しましたってなったら絶対ノーベル賞取るんじゃない?
スピーカー 2
取れるし、だって今さ、生命の証拠を見つけただけで多分ノーベル賞だろ。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
はっきりした生命の証拠はあった。
スピーカー 1
そうだね、まず知的生命体じゃなくてまず生物だね。
スピーカー 2
そんなコミュニケーションとかってもうえぐい問題だよね。
スピーカー 1
でもやっぱいたら嬉しいよね。
スピーカー 2
そうなったら面白いな。
スピーカー 1
それが私たちが生きてる間に起きたら嬉しいけど、多分どうなんだろうね、わかんないけど。
スピーカー 2
起きてほしい?俺あんま起きてほしくないんだけど。
スピーカー 1
え、起きてほしい?だって面白くない?だってさ。
スピーカー 2
揉めそう、すごい。じゃあどの国の人がコンタクト取るんだとかさ。
スピーカー 1
君言ってるのは知的生命体の話?
スピーカー 2
知的生命体の話。え、何の話?
スピーカー 1
まずは生物がいるっていうことがわかるぐらいまで。
それはね。
それは嬉しいし。
でも確かにそれは嬉しいのは合意として。
挨拶と合意とどうするって感じだけど。
ちょっと怖いよね。
スピーカー 2
生命の証拠は、なんか俺それはありそうだなって思うんだけど。
スピーカー 1
出てきそう。
スピーカー 2
結構ガチで言語みたいなやつ見つかりました?例えば。
どうなっちゃうんだろうね。
スピーカー 1
わかんない。今が一番幸せなのかもしれない。
知的宇宙生命体がいないって思い込んでる時が、地球だけの問題で悩んでるのに収まってたから、
今が一番幸せだったって、将来視点で言ったらなるかもしれない。
スピーカー 2
まあそうだね。
スピーカー 1
もし知的宇宙生命体がやってきて、それでいろいろ問題とか起きたらね。
スピーカー 2
世界一つになるかな。
え?
宇宙人ガチでいるぞってなった場合。
スピーカー 1
え、ならざるを得ないんじゃない?
スピーカー 2
やっぱならざるを得ないかな。
スピーカー 1
もう戦争とか言ってる場合じゃないんじゃない?
わかんない。知的宇宙生命体が何をするかにもよるよね。
ただの有効的なやつだったら、特に私たちも地球内の戦争とかまだ続けるかもしれないけど、
侵略してきたとかなったらさ、どうしようどうしようってなるよね。
スピーカー 2
国連とかそういうシミュレーションとかしてないのかな?
スピーカー 1
してるんじゃない?そういうプロトコルとかありそう。
スピーカー 2
ある日さ、よくわかんないけどさ、100日後に行くね?みたいなさ。
怖すぎる。
メッセージが宇宙から届いたとしてさ、どうやって世界対応するのかなとかめっちゃ気になる。
ってなったらさ、さすがに今は平和にやろうみたいな。
みんなで対処法を考えようみたいな感じになるのかな。
宇宙開発結構世界的にみんな協力してますけどね。
スピーカー 1
でもさ、国連っていうさ、全国が、全国かわからんけどさ、地球単位の組織があるわけだからさ、
そういうところで決定するしかないんじゃない?
スピーカー 2
誰が最終決定者なの?その場合って。
スピーカー 1
G7じゃない?常連理事国じゃない?
スピーカー 2
トランプなんの?今だったら。
スピーカー 1
常連理事国の5カ国だっけ?なんか忘れたけどさ、その各国の人たちが。
スピーカー 2
でもさ、そっから代表1人決めるわけじゃない?たぶん。
スピーカー 1
代表っていうか、それを投票するんじゃない?それで全員一致だったら、そうしますってなるんじゃない?
てか、今そうじゃなかったっけ?違うっけ?
スピーカー 2
あ、そうなの?いや、わかんない。知らない。
そうなったら、誰が地球人代表としてさ、出迎えるんだろうって気にならない?
スピーカー 1
もう代表1人じゃなくていいんじゃない?だからさ、5カ国あるんだから、もう5人で行ったらいいじゃん?
スピーカー 2
まあまあ、リーダーいるかなと思って。
5人全員リーダーですとはいかないんじゃないかなっていう。
スピーカー 1
まあまあ、じゃあそうやったら誰か選べばいいんじゃん?
スピーカー 2
選ぶんだよね、きっと。え、それなんかワクワクしない?そんな。気になるわ。
スピーカー 1
でも5人全員で行くのもリスクだよね。だって急にさ、5人全員殺されたらもう終わりじゃん?
スピーカー 2
てか、そもそも危険だったらそんな偉い人たちいかなそう、直接は。
スピーカー 1
確かに。まずは宇宙…まずは?
スピーカー 2
イーロンマスクとか喜んでやりそうだけどな、そういうの。
スピーカー 1
どうなんだろう?
スピーカー 2
危ないかな?危なすぎるから。めっちゃ敵かもしんないしね。
うん。
何の話だっけ?
スピーカー 1
何の話だっけ?もういいんじゃない?もうこれで。
スピーカー 2
とりあえず、じゃあ宇宙人とのコミュニケーションにつながるかもねっていう。
スピーカー 1
そうそうそう、それだとノーベル賞取れますって話。
スピーカー 2
めちゃくちゃな結論だけど。まあいいや、面白かったこれ。
スピーカー 2
次、あと何個?あと2個?あと3個か。まだ2個しかやってない。
イグノーベル工学設計賞。靴の悪臭がシューズラック使用時の快適性にどのような影響を与えるかを分析したという研究です。
はい。
そのまんまなんだけどね、これ。
スピーカー 1
そうだね。前回は初め読んだときどういう意味って思ったけど、今は何回か読んだからもう理解できますけど、
靴が臭かったら、靴置きの靴立て?靴の棚みたいなのが臭くなって、使うときにどれだけ不快かっていうことを研究したってことだよね。
スピーカー 2
これそもそもあんまりそこね、調べられてなかったというか、
まあメーカーとかは当然やってると思うんだけど、臭いが臭くないかとかね。
スピーカー 1
やってそう。
スピーカー 2
研究としてはあんまりやってなくて、人間工学ってよくあるじゃん。
人が使いやすくするとか、それにとって安全に配慮されてるとか、そういったものをどうやって設計できるかっていうのが人間工学。
スピーカー 1
使用者の体験っていうところがすごい大事だと。
スピーカー 2
シューズラックって使用者の体験にとってめっちゃ大事なのって、臭いか臭くないかじゃないのっていうこと。
これインドの研究なんですけど、インドは高温多湿なんで、臭くなりやすいと靴箱が。
それ想像できますよね。
スピーカー 1
臭そう。
スピーカー 2
で、そういう指摘をして、インドの学生149人に対してまずアンケート調査を行いますと。
靴のシューズラックの悩みを聞いたと。
したら悪臭に悩まされると、やっぱり。
で、洗ったり消臭グッズを使うとかの対策を行っている人が結構多いですね。
靴を洗ったりするのは靴を痛めちゃうというのが結構悩みらしい。
スピーカー 1
これでも日本もそうなんじゃないかって思う。
スピーカー 2
で、ここから何したかっていうと、消臭機能を持つシューズラックの設計を提案している。
スピーカー 1
すごい。消臭スプレーみたいなのが出てくるってこと?シューズラックから。
スピーカー 2
えっとね、これ紫外線照射ですね。
スピーカー 1
なるほどね。滅菌?
スピーカー 2
そう、殺菌しようと。で、コストもかけたくないんで、
ダンボールで紫外線ライトを覆うみたいな、すごい簡易的なシューズラックっていうのを作ってみたと。
スピーカー 1
で、消臭効果を検証してみた。
スピーカー 2
っていうのがこれ面白いポイントで。
画期的だね。
そうそう。短波紫外線っていうのを数分間照射して、消臭効果を測定したと。
匂いをどう測ったかというと、嗅いだと。
自分で。
で、自分の鼻を犠牲にしながら実験を行って、結果的に2分間照射すると、完全に匂いが消えることが分かりました。
スピーカー 1
素晴らしい。
細菌が死んで。で、4分以上照射すると、ゴムが焼けたような匂いになったと。
スピーカー 2
これ靴がやられてってるわけです。
スピーカー 1
なるほどね。
4分やると、靴そのものが熱くなるから、やりすぎは良くないっていうことが分かった。
スピーカー 2
っていうことですね。
なんで、こういうちょっと工夫したシューズラックを作ったら、使用者が本当に快適なものが作れるんじゃないかと提案している。
スピーカー 1
いいんじゃないですか。
スピーカー 2
というノベル賞になりました。
スピーカー 2
これ普通にマーカーいいなというか。
スピーカー 1
確かに確かに。
正直私は、シューズラックの臭さとかが、そんなに日々の気分に影響を与えるほどすごい悩んでるわけではないけど、
多分そういう人もいるとか、地域によってさ、本当にこれきついわみたいな人がいて、需要があるんだったら作ったらいいんじゃないですか。
スピーカー 2
確かに。どれくらいの人が悩んでるんだろうねこれ。分かんないけど。
スピーカー 1
分かんない。でもちょっとお金かかりそうだけどね、そのシューズラックね。紫外線照射機能はね。
スピーカー 2
電灯は必要、ライトは必要なんだけど、見た目マジ段ボールのただの箱っすよ。
マジで?
うん。だから別にそんなにね、高くないと思う。
スピーカー 1
でもそれをさ、商品化しようってなったらさ、商品化するわけじゃん。
で、そんな段ボールにするわけにもいかないからさ、ちゃんと棚、木とかで作った、木とかプラスチックで作った棚にすんじゃん。
で、照射機能つけて、でなんか電源とかも必要だし、なんかフタとか必要なんかな。紫外線が漏れないように。
スピーカー 2
フタはもちろんいるいるいる。絶対いるよ。
だよね。
光漏れちゃうとまずいから。
スピーカー 1
なんか大変そう。
スピーカー 2
てかない?なんかさ、病院のさ、スリッパとかたまにない?紫外線照射してる。
スピーカー 1
紫外線照射してるのかわかんないけどさ、なんか。
スピーカー 2
UV照射。
スピーカー 1
あ、あれUV照射なのかな。でも確かになんかその、使い捨てがないやつ、何度も使うやつでさ、なんか機械に戻すやつあるよね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
あれUV照射なの?
スピーカー 2
あれUV殺菌してんじゃないの?
スピーカー 1
あ、そうなんだ。
スピーカー 2
使わないかな。俺、行ってる歯医者は本当にシューズラックの上にUVライトみたいなのついてて、そこに戻すっていう。
スピーカー 1
あ、私も歯医者だわ。歯医者やりがちなのかな。
スピーカー 2
歯医者?
うん。
あれってやっぱそうなんじゃないの?あれ匂い消しにもなってるのかな?俺ちょっとわかんないけど、そこは。
スピーカー 1
あ、じゃあもうされてたってことか。
スピーカー 2
多分されてるよね、あれ。
スピーカー 1
それをまあ家庭にも使えるようにするってことじゃない?
スピーカー 2
まあ確かに。意外とないんかな、そういうの。ありそうだけどな、探したら。
わかんない、あるかもしれない。これちゃんとそれを研究したっていうのが評価されてるだけで、もしかしてもあるかもしれない。
スピーカー 1
だけどさ、こうやってさ、服とかにも使えそうだよね。あんまり洗ったらちょっと傷んじゃうような服をUV照射する棚?みたいなの作って。
スピーカー 2
うーん。難しいのはやりすぎるとさ、良くないっていうのを棚につけていいのかっていう。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
長時間当てたらさすがに服ボロボロになると思うよ。
スピーカー 1
うん、確かに確かに。しかも人間にも当たっちゃうと良くないもんね、あんまり。
スピーカー 2
良くない良くない。
スピーカー 1
まあでも、あのジェルネイルとかあるじゃん。あれってUVで硬化させるんよ。
ああ。
で、普通にもう結構なんかジェルネイルを自宅で硬化させるのって一般的?だから。
スピーカー 2
はいはいはい。なんかやってるよね。
スピーカー 1
UV自体は、機械が家にあるってのはもうすでにあるよね。
スピーカー 2
そっか。じゃあ、やっぱ需要の問題?
スピーカー 1
需要とあとは、どうやって上手くセーフティ対策というかを講じるかなんじゃん。
スピーカー 2
なるほどね、そういうことか。
スピーカー 1
あと値段とかね。
スピーカー 2
ああ、値段だろうな。これノーベル賞できる?
スピーカー 1
ノーベル賞ね。なんか商品開発レベルではなんかいいなって思ったけど、ノーベル賞にしてるにはどうしたらいいんだろう。
スピーカー 2
難しいねこれ。何が臭いかとかも科学的に調べるとか全然できちゃうけど、それやったからとてノーベル賞にはなんないよな。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
めちゃくちゃ無理矢理繋げるなら、やっぱ超すごい高性物質とか見つかったらさ、ノーベル賞クラスなわけじゃん。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
あんまないけど。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
だからこの世界中でこの紫外線靴草消し重力が流行ったとして、それでも消えない匂いみたいなやつが見つかって、最近からめちゃくちゃ有用な物質取れるとか。
スピーカー 1
おお、いいじゃんいいじゃんいいじゃん。
スピーカー 2
繋がってるって言うのかこれ。
スピーカー 1
わかんない。
スピーカー 2
とかね、最近からなんか発見とかはありそうだけど。
スピーカー 1
ありそう。で、その細菌を何かしらに使うとかね。
それこそさ、それをさ宇宙に持っていけばいいじゃん。それで月とかで繁殖させて、これが一番初めて人間が地球外での繁殖に成功したこの菌ですとか言ったらさ、ノーベル賞なんじゃない?
スピーカー 2
え、一個言っていい?
スピーカー 1
何?
スピーカー 2
月臭くなりそうじゃない?
スピーカー 1
いやいやいや。
スピーカー 2
月めちゃくちゃ臭くなっちゃいそうだけど、それいいんかな?
スピーカー 1
月の環境問題とか起きるかもしれないけど。
スピーカー 2
あー、だからテラフォーマーズみたいな感じじゃない?
スピーカー 1
テラフォーマーズ見てないからわかんないけど。
スピーカー 2
月に環境を整えるために黒い物質を置いて、そしたら熱を集めて月が暖かくなって住めるようになるっていうのがあるから、人間何考えたかっていうとゴキブリを放って、
ゴキブリって勝手に増えるから、月がめちゃくちゃゴキブリだらけになったりして、熱で温まるし、いろんな有機物も溜まって月住めるようになるんじゃない?っていう。
スピーカー 1
それテラフォーマーズ?
スピーカー 2
テラフォーマーズっていう。
漫画?
テラフォーマーズだっけ?ちょっと待って。
スピーカー 1
日本の漫画?漫画だったら日本か。
テラフォーマーズっていう漫画。
スピーカー 2
で、実際に月に様子を見に行ったら月でゴキブリが人間みたいに進化してて、筋肉もりもりのゴキブリと人間が戦うっていう話ですね。
テラフォーマーズ。一時期めっちゃ流行りましたけど。みたいなことだよね。怖いよね、ちょっと月に生物を送るということは。
スピーカー 1
どうなっちゃうんだろうね。
ゴキブリのままとか、細菌の姿のままだったらちょっと怖いけど、地球では細菌とか虫とかがいろいろ進化して哺乳類とかになったりしたわけじゃん。
だから時間を置いたらもしかしたらまともな生物が生まれてるかもしれない。
スピーカー 2
生体系みたいになってるね。
その可能性もあるか。
スピーカー 1
そのもとを、その種を植えていくっていう。
スピーカー 2
なるほどね。
で、月は一回人間が行っててさ、その時って大丈夫なのかなって俺ちょっと思うとこあるんだよな。
スピーカー 1
地球の細菌とかを持ち込んじゃうんじゃないかって?
その辺って気をつけて行われたのかな。だって例えば宇宙服にクマムシがついてたらさ、たぶん宇宙にクマムシいるで。月に。
そこまででもさ、当時さ、考慮する余裕ないんじゃん。知らんけど。月に行けたっていうだけでワーってなるんだからさ。
スピーカー 2
うん。って考えたらアポロが行った時って、微生物とか持ち込んでないのかな?地球から月に。
スピーカー 1
持ち込んでる可能性はあるよね。
スピーカー 2
あるよね。ちょっと。それっていいの?って思っちゃった。
スピーカー 1
でも生き残れてんのかな?そういう微生物。
スピーカー 2
相当過酷やから死んでそうだけど。でもね、わかんないじゃん。
スピーカー 1
だからさ、これからさ、月で何かしらの生物を繁殖させるために、強い細菌とか強い虫とかを選ぶセレクションプロジェクトみたいなのが発生したら、
その候補者の一人としてさ、さっき言ったシューズラックで何をしても生き残った細菌みたいなのが候補者の一人になるじゃん。
スピーカー 2
面白えなそれ。確かにありそう。
スピーカー 1
そういうプロジェクトないんかな?月で…
スピーカー 2
虫をセレクションするプロジェクトってこと?
スピーカー 1
月に何かしらの生物を持って行って、そこで繁殖させようプロジェクトみたいなのありそうじゃない?
スピーカー 2
月に生態系作るプロジェクトは実際にもあるんだけど。
スピーカー 1
成功してんのかな?
え?
スピーカー 2
成功してんの?
いやいや、まだ成功してないよ。月行ってないからしてないけど。
月の無重力環境でちゃんと生きられる魚とか。
スピーカー 1
魚?水ないけど。
スピーカー 2
魚と水を持ってくんよ。魚と水とあと植物を持って行って、閉じた環境で生態系を作るっていう研究があって、
それを月に持って行ってうまく増えてどんどん規模拡大できたら、月でそういうプラントみたいなのができるわけじゃないですか。
スピーカー 1
確かに確かに。そしたら人間がそこで住めるってことか。
スピーカー 2
そうそう。で、何が大事かっていうと、そこで物質が循環するんで、魚食べることもできるし、要は自給自足が月でできるようになるっていうのがあるね。
スピーカー 1
確かに確かに。それはそれでいいプロジェクトだよね。
スピーカー 2
でもね、最近セレクションはやってない。でも魚はね、それ選ばれたはずよ。
食べれるし、なんだっけな、なんで選ばれたんだっけな。なんか影響少なそうな魚が選ばれたんじゃないかな、重力。
泳ぎに影響してすんじゃん。
そういうのがなさそうっていうところまでは今やってるはずっていうのをサイエンスポットで話しました。
週間前ぐらいに。
スピーカー 1
じゃあぜひまだ聞いてない人は聞いてみてください。
スピーカー 2
わかんない。でもなんか虫、面白いね虫とか。
スピーカー 1
君のプロジェクトはさ、結構、ある意味人工的な環境において植物とか魚とかを生かせるようにするっていうところだと思うけどさ、
そういう人工の助けがなくてもその場で生きれるような生物を持っていったらどうなるのかっていうのはちょっと気になるよね。
スピーカー 2
生物単体じゃ難しいと思うよ。栄養がないもんね。
スピーカー 1
確かにな。
細菌が本当に何かの最低限の月にもある、なんだろう土の中のミネラルかわかんないけど、何かで増えますってなるんだったら全然あり得るね。
それこそさ、スペインで行った科学館ですごく過酷な環境下で生きてる生物たちの紹介した展示みたいな。
スピーカー 2
なんか放射線を食べるかな、あれ違うかな。
スピーカー 1
それクマ虫じゃないの?
スピーカー 2
クマ虫か、クマ虫とか。
放射線当てても全然死にませんでしょ。
スピーカー 1
なんかよくわかんないものを食べる。人間とかほとんどの動物が毒としてるようなものを食べて生き延びてるやつとか、
具体的にどんなものか忘れたけど、すごい生き物が結構いろいろ紹介されてて、そういうやつらを持っていってたら、
スピーカー 1
ほとんどの生物が食べ物とするようなものは月になくても、月にあるもので自給自足できるような生物があったら、そこで生き延びられそうだよね。
スピーカー 2
確かにな。地球の砂漠にいる何かそういうのとかいないんかな?とか過酷な環境のさ。
スピーカー 1
ほとんど太陽の光とか当たらないようなところでも生きれるとかね。
スピーカー 2
火山の近くにもさ結構強い細菌いっぱいいるとかも。
スピーカー 1
そうだよねそうだよね。
スピーカー 2
そういうやつらにも確かにいそう。VSシューズラックの菌。
スピーカー 1
そう考えるとシューズラックの菌とか弱そうだけどね。
スピーカー 2
でも紫外線でどうやっても死なないって相当強いと思うけどな。
スピーカー 1
月で生き延びるためにはどんな条件が必要なんだろう?月の最高気温と最低気温とか。
スピーカー 2
全然違った気がする。
スピーカー 1
でもその最高気温最低気温ぐらいだったら全然生き延びれますよみたいな最近もいそうじゃん。
スピーカー 2
最高気温が120度ぐらい。最低気温が-230度ぐらいの可能性。
スピーカー 1
いないかなじゃあ。
スピーカー 2
だいぶ厳しいなこれ。
スピーカー 1
だいぶ厳しいけど。
スピーカー 2
シューズラックぐらいじゃ無理だと思う。
スピーカー 1
シューズラックは無理だね。
スピーカー 2
しかもこの極端な温度が2週間ずつだって。
スピーカー 1
光は届くの?太陽の光とか。届くよねさすがに。
太陽の光がさ、届くんだったらさ、エネルギー源はあるよね正直。
スピーカー 2
だから太陽の光で、これも某SFみたいだけど、太陽の光で増える菌があればいいんじゃない?
それこそ紫外線でむしろ増殖しますみたいな。
そんな菌いるんか。
スピーカー 1
え、でも植物とかさ、太陽の光をエネルギーにしてさ、してるわけじゃん。
水とか必要じゃん。
植物ではないけど、じゃあなんかもう本当その細菌レベルで、太陽の光さえあれば伸びれて、
かつその高温と低温にも対応できるような菌、いないかな。
スピーカー 2
今はいないと思うよ。さすがに何かしら他のものが必要だと思う。
スピーカー 1
そっか。
スピーカー 2
だけど、そういうのを探すっていうのは面白いかもしれない。
スピーカー 1
だからそういうふうに、なんか遺伝子操作とか頑張ってして、
で、過酷な環境でも生き延びられる菌を作って持っていく。
スピーカー 2
それできて面白いな。
スピーカー 1
それできて、それをさ、なんかさ、少量持っていってたら、
今、生物が何もいなかったらさ、もう敵いないわけだからさ、めっちゃ繁殖するんじゃん。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
それで、なんかどうなっていくのかを調べるって面白いけど、ちょっと怖いけど。
スピーカー 2
人間に害がなければいいよね。
確かに。
あったらさ、一瞬で誰も駆逐できないさ、動機が広まってさ、終わりそう。それはそれで。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
最強のだって菌でしょ。
スピーカー 1
最強の菌だね。
スピーカー 2
そんなの作っちゃって、地球終わる可能性あるよね。
スピーカー 1
確かにな。難しい。
スピーカー 2
まあまあ、そのとこですか。
スピーカー 1
そのとこですね。
スピーカー 2
こんな感じでノブ衣装取れるかもしれないっていう。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
ちょっと脱線しすぎてるわ、これ。
じゃあ次、航空学省。
アルコール摂取がコウモリの飛行能力やエコロケーション能力を低下させるかどうかを研究した。
アルコール。
スピーカー 1
アルコール関係多いですね。
で、結果は?
スピーカー 2
結果は、これコウモリが、なんか酔っ払うことあるらしいんだよね。
果物とかが熟して、度数が高まって、それを食べたら酔っ払ったみたいなのは天然でもあると。
で、コウモリの場合は、そもそも1%以上のエタノールを含む餌は避けるようになる。
偉いよね、これ。飲酒運転しませんみたいな。
スピーカー 1
偉いね。
スピーカー 2
で、アルコール入りの餌を食べたコウモリは1.6倍ぐらい飛行速度が低下したと。酔っ払ってる。
で、あとはコウモリが空間を把握するエコロケーション、だから超音波出して、それを聞いて場所を把握するってやつね。
普通なら2回泣くところ、1回しか泣かない頻度が増加する。
スピーカー 1
頭おかしくないってことか。
スピーカー 2
だから酒に酔うとコウモリは機能が低下するということが分かった。
っていう感じです。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
これ、いろんな動物が酔っ払う研究、最近は増えているらしいんだけど、その先駆的な研究らしいよ。
スピーカー 1
あ、そうなの?
2010年に始まったの?動物を酔っ払わせる研究。もっと前からあるイメージだった。
スピーカー 2
あんまりなかったらしいです。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
面白いね。
スピーカー 1
面白い。
スピーカー 2
どうですか?
スピーカー 1
まずそうだろうなっていう。
スピーカー 2
まあこれも結局お酒の効果で、さっきの言語のやつと一緒かもしれないけど、
でもコウモリにとっては何もいいことないのか。コミュニケーションも取りにくくなる。
分かんない。コミュニケーションは分かんないか。
機能低下するしか書いてないから。
これノーベル賞にできる?
スピーカー 1
さっきのお酒と外国語のやつはどういうふうにノーベル賞にさせるっていう議論だったっけ?
もう何話したか覚えてない。
スピーカー 2
もう分かんなくなった。
さっきのやつは、世界平和みたいな話になって終わったんじゃない?
スピーカー 1
特に結論なしか。
スピーカー 2
あれっていうかいきなり宇宙の話になって、宇宙語ができたら教養科目になるかになって、
宇宙とのコミュニケーションみたいな証拠を見つけたらノーベル賞取れるわねっていう意味分かんない着地。
スピーカー 1
そっかそっか。
それは使えないね今回は。
コウモリだもんね。
動物はコミュニケーション。
どうと思ったら使えんじゃん。
スピーカー 2
結論なんて一緒の可能性あるよ。
お酒で辿っていくと。
スピーカー 1
確かにな。
スピーカー 2
動物が酔っ払うっていうことからノーベル賞つながるかはちょっと難しいな。
スピーカー 1
動物酔っ払う。
スピーカー 2
てか思ったんだけどさ、
アルコール飲んだらさ、いろんなことしちゃいけないじゃん。
飲酒運転が一番。
人間はね。
スピーカー 1
人間はね。
スピーカー 2
でもさ、そのアルコールで酔っ払った状態をさ、一発で治す方法ってないじゃん。
ない。
それできたら結構すごいんじゃない。
すごい。
まあ聞くか分かんないけど、もし仮にさ、お酒飲んでわーってやった後にさ、それ一発飲めば完全に酔い冷めて普通に車で帰れますみたいな。
スピーカー 1
それノーベル賞だ。
スピーカー 2
結構すごくない?
スピーカー 1
そうしたらさ、もう解放する人たちとかにとってさ、めっちゃいいんじゃない。
なんか居酒屋とかで働いてさ、なんかゲロとかする客とかいるじゃん。
そいつにこれ飲んでくださいねって言ったら、それで一発で解決するわけ。
スピーカー 2
あーって何してたんだみたいな。
そうそうそう。
落ち着いて。
それできたら相当すごいな。
スピーカー 1
そんなできんのかな。
スピーカー 2
いや無理だぞ。
スピーカー 1
なんかお酒飲む前にウコンとか飲んで、お酒に酔いすぎないようにするみたいなのあるけどね。
2日酔いとかをなるべく防止するみたいなのあるけど、もう酔っちゃった状態なのを一気に戻すみたいなのって結構難しそう。
スピーカー 2
いや難しいよ。だからできたらすごいって感じじゃない。
スピーカー 1
それは一つの案だねじゃあ。
スピーカー 2
一つの案。これまだ深掘りするの?
分かんない。
俺もう思いつかないんだけど。
スピーカー 1
ノーベル賞じゃないけどさ。
スピーカー 2
めっちゃ聞くか。
スピーカー 1
普通に単純な疑問として、人間以外でアルコールを好んで摂取する生物っている?いそうな気がするけど。
スピーカー 2
なんかこれすごい昔アルコールができて、お酒の始まりの時に話したけど、そもそも熟した食べ物を探すっていうのはあるんだよな。
オルドワイが上がって、その匂いを元に餌を探すっていう動物は人間以外も全然いる。
だから別にいるんじゃない。
スピーカー 1
ただ人間みたいにわざわざそれをいっぱい楽しくなるからって摂取たくさんするのはあんまりないと思うけど。
でもやっぱ本能的になんかちょっとあるんかなじゃあ。アルコールちょっと欲しちゃうみたいな。
スピーカー 2
あるんじゃないかね。
スピーカー 1
そんな話をした気もするけど。
スピーカー 2
哺乳類、蝶類、昆虫は命停状態になったりするっていう。
スピーカー 1
それ酔っ払う状態ってこと?
スピーカー 2
酔っ払う状態になるっていう。
スピーカー 1
なるけどそれをあえて自分で死に行く?
スピーカー 2
あえて自分で死に行く?あえて自分で死に行ってんのかわかんないよね。
スピーカー 1
与えたらそうなるだろうけど、コウモリもそうだけど。
でも熟したアルコール度合いの高い果物をより求める虫とかは、自ら酔いに行ってるみたいなことだよね。
スピーカー 2
難しいのがさ、熟したエタノールできるのと同時に糖分もできてるわけじゃん。
スピーカー 1
糖分が欲しいのか。
スピーカー 2
そっちなんじゃないかなと思うけどね。で一緒にエタノール入ってきちゃうみたいな。
だからちょっとそこ切り分けれてないから難しいね。
いいんじゃない?さっきのもう。
スピーカー 1
うん、さっきのでいいか。なんだっけさっきの?
スピーカー 2
一発酔い覚まし薬。
スピーカー 1
一発酔い覚まし薬。
スピーカー 2
できたらできたで、なんかまずいこと起きそうではあるけどな。
スピーカー 1
てかさ、でもさ、コウモリの研究とほぼ関係ないけどね。
スピーカー 2
いやいや、アルコールって酔っ払うよってところ。
スピーカー 1
その研究を元に?
何かその酔っ払う原理みたいなのをコウモリで見つけて、
その酔っ払う原因を潰すのを、この研究をきっかけに開発することができたら、
確かにノベル賞に行き上がるかもしれない。
スピーカー 2
だから実際にコウモリにこれを摂取させたら、コウモリの酔いが一発で治ってるぞってわかって、
そっから人間に応用される。
スピーカー 1
オッケーオッケー。いいんじゃない?それで。
スピーカー 2
そうなったらさ、みんなアルコール治し薬を持って、道端で酔っ払ったコウモリに会ったときに、
コウモリに薬飲ませてあげれば、ありがとうってさ、ちゃんと飛んでいけるわけじゃん。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
それでいい?
スピーカー 1
それでいいんじゃない?
スピーカー 2
それでいいっすか?
スピーカー 1
そういうことにしておきましょう。
スピーカー 2
じゃあ最後。
まだあるんか。
あと一個。これラスト。
最後、物理学賞。パスタソース物理学の発見。
特に不快感の原因となる凝集につながる可能性のある相転移の発見研究ですね。
これはね、すごくて。何がすごいかっていうと、発表されたところからまだ半年ぐらいしか経ってない。
スピーカー 1
じゃあ2025年とかに発表されたってこと?
スピーカー 2
4月末に発表されてる。
スピーカー 1
すげー。
スピーカー 2
最短クラスの研究ですね。
スピーカー 1
確かになかなかないよね。
スピーカー 2
で、パスタソース物理学ですよ。
予想できます?パスタソース物理学って何するのか。
スピーカー 1
なんか前回でちょっと教えてくれなかった?
なんかパスタソースとかさ、どういうふうにさ、物理的特徴を調べるってことでしょ?
スピーカー 2
まあまあそうっちゃそうなんだけど。
そのままじゃんそれ。
パスタソース物理学。
例えばどんなの出てきそうとか。
スピーカー 1
パスタソースに何かを混ぜたらどういう性質になりますよとか、
まあ今回凝集だったからなんだろうな、これを加えたらちょっと嫌な凝集が少なくなりますとか、
なんかこういう条件、こういう時間、こういう温度で熱したら、そういう凝集とかがなく、
こうサラサラな、いい感じのサラサラとろとろなパスタソースが出来上がりますよみたいなそういう感じ?
スピーカー 2
そうそうそうそう。まさにそういう感じの研究で。
これもちろんイタリア関わってて。
スピーカー 1
あ、思った思った。もうこれ、こういうのは絶対イタリアだなって思ってた。
クワトロフォールマッチもそうだけど。
スピーカー 2
ピザトカゲもそうだけど。今回もそうで。
テーマはカチョエペペ。知ってる?
スピーカー 1
知らない。
スピーカー 2
伝統的なソース。
スピーカー 1
知らない。
イタリアのパスタのソースらしいんだけど。
どういうソース?
スピーカー 2
チーズとコショウっていう意味で。
だから、普通にチーズソースのパスタなんだけど、作るのが結構難しい。
なんでかっていうと、ソースの中でチーズがダマになっちゃう。
だから、それがあんま美味しくなくなっちゃうっていうのがあるんだけど。
スピーカー 1
じゃあ、それをどうやったらうまく作れるのかなっていうのを科学してみたと。
スピーカー 2
なんかもう料理研究みたいな感じだね。
これ何が起きてるかっていうと、物理学的にはチーズがうまく水に分散していないっていう状態になってて、
スピーカー 1
そのダマができちゃうと、そこからモッツァレラチーズみたいになっちゃうっていう。
スピーカー 2
これをモッツァレラ層と名付けたらしい。層分離の層。
モッツァレラ層と名付けて、どうすればこのモッツァレラ層を避けられるのか。
高温になっちゃうと、熱かけすぎちゃうとタンパク質が変性して、固まりができて、
いくらその後温度を下げても元に戻らなくなるっていう。
そういうタンパク質の変性のお話ですっていうのを説明してて。
実際に実験も、いろんな温度で実験してんだよね。温度を変えて、
スピーカー 1
どこからこういうチーズが固まっちゃうかみたいなのをやってみると、65度ぐらいで凝集してしまうと。
スピーカー 2
ただ、伝統的にカチョエペペを作るときには、ただの水じゃなくて、パスタを煮たゆで汁を使ってこのソースを作ると、
スピーカー 1
チーズがダマになりにくくなるっていうのが分かっていると。
スピーカー 2
この原因も研究してみると、パスタから溶け出た澱粉が水の中にいて、
その澱粉の濃度がチーズのダマになりにくさに関係してるんじゃないか。
スピーカー 1
じゃあ、その澱粉がチーズ同士がくっつくのを防いでるってことかな。間に入って。
スピーカー 2
そうそう、そんな感じらしい。
ただ、ただのパスタのゆで汁だと澱粉濃度が結構薄いから、やっぱ作るのが難しかったらしいんだよね。
じゃあ、澱粉足せばいいじゃんっていうのに至ったらしくて。
じゃがいもとかから澱粉を追加で加えてカチョエペペを作ると、ダマになりにくくなるっていうのが分かった。
スピーカー 1
なるほどね。片栗粉とか入れてもよさそう。
海外にいると片栗粉が売ってないから何か代用できないかなって思ったときに、
だいたいコーンスターチとか出てくるんだけど、コーンスターチはコーンから出てきた澱粉じゃん。
だから、澱粉なんだってことを学んだんだけど。
まあまあ、いろんな澱粉とか入れてみたらそれによってちょっと変わったりするのかな。
そう、てかこれまさにそれ書いてるわ。コーンスターチを加える方法でもオッケー。
スピーカー 2
っていうので、そのハックしてあげればカチョエペペを美味しく作れるよっていう、
カチョエペペ科学的レシピを導いて、それも論文に書いてると。
スピーカー 1
なるほど。え、じゃあさ、なんか澱粉とかちょっと加えたらさ、