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スピーカー 2
で、ちょっとね、そろそろ普通にイグノーベル賞紹介しても面白くないかなと思って、
若干ちょっと発展系のこともしたいなと思ってて、今年は。
で、ちょっとその企画の中身説明する前に、
このエピソードは科学系ポッドキャストの日というイベントに参加しております。
これ毎月やってるんですけど、一つのポッドキャストがホストになって、
共通のテーマを設定してもらって、それについていろんな番組で語ろうという企画ですね。
もうすぐこれ3周年ですね。
スピーカー 1
まだ3周年なんだ。
スピーカー 2
まだっていうか、もう結構やってるけどな。
そうか。
続いてのすごいなって感じなんですけど、
今月ホストは青春アルデヒドさん。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
先日1000回放送を迎えてましたね。
スピーカー 1
おめでたいですね。
長いんだ。
スピーカー 2
だいぶ昔からやってる僕らより全然。
で、テーマなんですけど、これができたらノーベル賞というテーマを設定してもらってます。
スピーカー 1
おもしろいですね。
スピーカー 2
ノーベル賞期間ということで、
例えばノーベル賞取れそうな未解決課題とか、
ノーベル賞級だと思う研究とか、
そういう話したら面白いんじゃないっていうので設定していただきまして、
来月僕らホストですね。
3周年ってことで。
それは最後に話したいと思います。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
てことで、これができたらノーベル賞っていうテーマに
イグノーベル賞の話もしたいなと思って、
で、僕はどうしたらいいかなって考えた結果、
イグノーベル賞を紹介して、
それをノーベル賞に変換するアイディアを出すっていう。
そういうのができないかなと思って。
スピーカー 1
大喜利的な?
スピーカー 2
もう大喜利です。
スピーカー 1
あ、そう。
スピーカー 2
これ自由に想像していいと思ってる。
で、一応ね、今までそういう例ないのかなと思って調べてみたんですけど、
直接つながってるのはないかなっていう感じでしたね。
イグノーベル賞からノーベル賞には。
スピーカー 1
ほうほうほうほう。
スピーカー 2
ただ唯一ダブル受賞してる人はいる。
スピーカー 1
じゃあ同じトピックじゃないけど、
同じ人が違うトピックについてダブル受賞してるみたいな?
スピーカー 2
そう、全然違う。
これね、昔サイエントークで多分ね、紹介したと思うわ。
スピーカー 1
なんか話した気がする。
スピーカー 2
たぶんね、2年前ぐらいのイグノーベル賞会かな。
生きたカエルを磁気浮上させるっていうイグノーベル賞があって、
これたぶん話したと思うんだよね。
スピーカー 1
覚えてないわ。
スピーカー 2
アンドレ・ガイムっていうオランダの物理学者、ロシア出身かな?のオランダの物理学者が取ってるんですけど、
その人は別のやつでグラフェンに関する研究を行ってて、
そっちでノーベル物理学賞を取ってる。
まあ全然関係ないんだけど。
スピーカー 1
グラフェンってあの化学物質の。
スピーカー 2
そうそう、鉛筆の黒鉛とかのやつですね。
スピーカー 1
なんかカエルと全然分野違うくない?なんか。
スピーカー 2
まあ物理学っていう意味では一緒なんだけど、
まあ関係ないです、全然。
スピーカー 1
なんか、そっか。
スピーカー 2
結構ね、いろんなことやってる人だと思う。
スピーカー 1
面白いね、なんか。
面白い。
全然違う。
化学と物理。
スピーカー 2
そうだね。で、この人は2000年にイグノーベル賞取って、2010年にノーベル賞取ってるんだよね。
スピーカー 1
じゃあ念願のって感じなんだ。
いいね、逆の方向よりいいんじゃない?
ノーベル賞取ってからのイグノーベル賞、それはそれで終わられるけど、
イグノーベル賞取ってからノーベル賞取った方がちょっと嬉しいよね、なんか。
スピーカー 2
まあそうだね。
スピーカー 1
努力が報われたみたいな感じで。
スピーカー 2
まあ確かにね、能力の方向性はちょっと違うかもしれないけど、
まあでもさ、イグノーベル賞って一応考えさせられる研究に送られるっていう。
これイグノーベル賞の説明全然してないけど、
ただ単にふざけた研究というわけじゃないと。
これ毎年言ってるんですけど、イグノーベル賞って。
スピーカー 1
バカにしてるわけじゃなくて、面白いよねっていう。
スピーカー 2
そう。まあベースで人々を笑わせるっていうのあって、プラス考えさせるっていう。
だからインパクトだけじゃなくて、ちゃんと研究としてもちょっと考えるとこあるみたいな。
去年はお尻から豚は呼吸できるのかみたいなやつとか、
それも医学系の研究に実際つながったりとかしてて、
そういう発展性もあるような内容とか結構あるんだよね。
スピーカー 1
あれじゃあ、それって結構意味あるものだなって感じがしたんだけど、今聞いて。
じゃあノーベル賞との違いってなんだろうと思ったんだけど、
ノーベル賞はなんだっけ?
スピーカー 2
ノーベル賞はもうそもそも社会的なインパクトとか、
まず面白い要素いらないからノーベル賞別に。
スピーカー 1
でもさ、社会的なインパクトが大きくて考えさせられて、それで面白い笑える要素があるやつはどっちになるんだろう?
スピーカー 2
そんな研究ある?社会的インパクトでかくて笑える研究ってあるかな?
スピーカー 1
あるんじゃない?あるんじゃない?そんな別に両立しないものでもないんじゃない?
スピーカー 2
あるんかな?でもなんかこうイグノーベル賞のラインナップを見る感じ、
これノーベル賞にそのままなるかって言ったらならんよなっていう感じのラインナップじゃないかな?過去のを見てるとね。
まあだけど、今君が言ったように別にノーベル賞取ってもいいわけですよ。
イグノーベル賞の研究がね。すごければ。
だからすごくする方法を僕らが考えればいいですよ。
このイグノーベル賞をこういう風に応用されたら将来ノーベル賞になるんじゃね?みたいな。
そういうの考えたら面白いかなと思って。
スピーカー 1
ちょっとあんまり想像がついてないけど、まあまあ君のリードに任せますわ。
スピーカー 2
君はとりあえず大喜利得意だから。
得意ではないですけど、そんな持ち上げられてもハードルが。
まあまあまあちょっと想像にお任せっていう感じですね。
まあとりあえずイグノーベル賞、今年もね結構いろいろ受賞式で
罵るちっちゃい子がでっかいおじさんになったりとか、なんかそのいろんなね面白いポイントあるんだけど。
まあ相変わらず10兆ジンバブエドルは与えられたりとか。
一重にもならないやつね。
とかまあちょっと全体的に受賞式もふざけてはいるんですけど。
スピーカー 1
ちょっと意味がわからなかったけど、なんか罵るちっちゃい子がおじさんになったのもなんか。
スピーカー 2
えっとね簡単に言うと受賞者がスピーチするんですけど、そのスピーチがある程度時間延びると
ちっちゃい女の子にもううるさいやめろみたいなことを目の前で言われるっていう恒例イベントがあるんだよね。
スピーカー 1
いいねいいね。
スピーカー 2
なんだけど今年はその女の子が欠席で。
スピーカー 1
同じ女の子なの?いつも。
スピーカー 2
一応ミススイーティープーっていう名前つけられてるけど、たぶんね同じ人じゃないかもしれない。
でもなんかねこうちっちゃい女の子なんだよ。
スピーカー 1
もう名前からして面白いね。
スピーカー 2
なんだけど今年はそれがなくて、年上で大柄な大役が出てきますって。
スピーカー 1
えーそれ知らんかった。
スピーカー 2
スキンヘッドのめちゃめちゃ体がでかいおじさんが可愛いエプロンして目の前でもうやめろって言うっていう。
なんかよくわかんないけど。
スピーカー 1
えーそれ話してなかったよねこれまでイグナーベル賞からね。
いやしてたと思うよ。
してたっけ?まじか。
スピーカー 2
受賞式の話ちょっとしたと思うよ。
スピーカー 1
そっか。
スピーカー 2
たぶんね。
とかまあまあまあそういうことはあったんですけど。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
あっ8歳の女の子がいつもね。
もうやめて私は退屈なのと妨害してくるっていう。
恒例なんだけどね。
うん。
まあまあまあのがあるんですけど、まあちょっとね受賞内容にちょっとフォーカスしていきたいなと。
はい。
で僕は個人的にね今年のほうが好きかな去年より。
スピーカー 1
あーほうほう。
スピーカー 2
ちょっとうなったねこれは。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
でじゃあちょっと最初にザッと紹介しますか。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
えーと全部で10部門あるんですけどタイトルだけ言いますね。
はい。
えー文学賞。
35年間も粘り強く自分の爪が伸びる速さを記録分析し続けたことに対して。
スピーカー 1
ほうほうほう。
こんなんで取れちゃうんだ。
エグナーベル賞ね。
スピーカー 2
いやでもこんなんでってさ35年間記録できます?爪の長さ。
スピーカー 1
いやいやなんかできないけどさなんかさすごい研究成果とかがなくていいんだって思って。
なんか誰でもできるじゃん。
しようと思えば。
スピーカー 2
まあねしようと思えば誰でもできる。
でもちゃんと記録したっていう。
スピーカー 1
まあそれで論文化したのはすごいね。
スピーカー 2
心理学賞。
ナルシストあるいはそうではない人にあなたは賢いと伝えるとどのような反応が起こるのかを研究したことに対して。
スピーカー 1
これ普通になんかインパクト普通に社会的な意義がありそうだけど。
スピーカー 2
意義ありそう面白いよね。
で次栄養学賞。
ある種のトカゲはある種のピザを選んで食べるのかを調べたことに対して。
スピーカー 1
意味わかんない。
ある種のトカゲある種のピザっていうのはもうなんか日本語の訳写だったらなんかどういうことってないけど。
スピーカー 2
わからないけどね。
スピーカー 1
まあ英語でもわからんけど。
スピーカー 2
次小児科学賞。
スピーカー 1
はい小児科学。
スピーカー 2
これでも普通に面白いよ。
母親がニンニクを摂取すると授乳中の赤ちゃんにどのような影響を与えるのかを調べたことに対して。
スピーカー 1
面白い面白い。
スピーカー 2
これも面白いよね。
で次生物学賞。
シマウマのようなシマ模様を描けば牛はハエに刺されにくくなるのかを知る実験を行ったことに対して。
スピーカー 1
ほうほう。
スピーカー 2
うちに模様を描いちゃおうっていう研究ですね。
スピーカー 1
そもそもシマウマは蚊に刺されにくいんだじゃあ。
スピーカー 2
パスタソースね。これ最後出てきますね。
じゃあちょっといっぱいあるんでサクサクいきますか。
最初イグノーベル文学賞35年間粘り強く自分の爪が伸びる速さを記録分析したこと。
これめちゃくちゃ細かくは言わないんですけど。
簡単に説明するとそのままだよな。
1953年から1個の論文じゃなくて何回も論文出てるんですけど。
自分の爪に傷をつけて横縞みたいなやつつけて。
伸びるじゃないですか。
っていうのを手足とか全部の指にやってみて。
老化の影響を受けるかなとか。
時期によって伸びる速さ変わったりするかなとかをひたすらやったっていう。
スピーカー 1
その人は何の人なん?本業は。
スピーカー 2
この人何の人?
スピーカー 1
これが本業?もしかして。
スピーカー 2
この人ね、ちなみにもうお亡くなりになってしまって。
そうだよね。だってさ、だいぶ昔だなって思った。
代わりに息子が受賞式に参加してるらしくて。
かわいそう。
本家のノーベル賞は生きてないといけないんだけど、
イグノーベル賞は死んだ後でも受賞されるっていう違いは一応ありますね。
この人確かに何の人なんだろう。一応学者なのかな。
スピーカー 1
何学者なんだろうね。性別学者とかかな。
スピーカー 2
多分学者だと思いますけどね。医学系の。
論文を発表する手段を知ってるっていう意味では学者っぽいよね。
一応最初は全部の手と足の爪でやってたんだけど、左右でも伸びる速さは一緒だし。
それ気づいたんだ。
傾向として足の方が爪伸びるの遅いんだって。
スピーカー 1
それはそういう感じするよね。
スピーカー 2
そういうのが分かったから、全部の爪やるの大変だから、
スピーカー 1
数ヶ月後以降は左手の親指の爪のみで測定し続けたっていう感じらしいんだけど。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
一緒だからっていう。
でも老化の受けやすさとかって、足か手かによって老化がどれだけ影響するのかとか、
違いそうな気もするけど、左手の親指一本にしちゃったんだ。
スピーカー 2
途中からはね。
スピーカー 1
続きやすさが重要という気もする。
スピーカー 2
多分それを取ったんだと思う。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
一本だけ測ったら、ある意味他の爪の成長速度とかも逆算できるって思ったんじゃない?
一応分かったことは、老化すると伸びる速さは遅くなっていく。
スピーカー 1
そういうイメージあるよね。代謝悪くなっていくイメージ。
スピーカー 2
あと最初の数ヶ月で一応ね、中指の爪の伸びる速さが一番速いらしい。
っていうのは分かった。
これ人によって違うとかあるかもしれないけどね。
スピーカー 1
この人の場合はそうだったらしい。
爪が伸びるのが速い時期と遅い時期多分あると思うけどさ、
速い時期とかはさ、どの指も速くなるのかな?
スピーカー 2
一応ね、速くなる時期があるかも調べたんだけど、
季節とか、あと住んでる場所とか、その時何の食についてるかとか変わっても伸びる速さは変化しなかった。
スピーカー 1
何食べるかとかでも変わんないのかな?
スピーカー 2
なんかね、生活習慣が一貫していたっていうのがあるらしいけど、そんなに変わんなかったらしいよ。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
1日あたり平均0.119ミリメートル伸びるっていうのは変わらなくて、
スピーカー 1
0.119メートル?
スピーカー 2
ミリメートル。
スピーカー 1
あ、ミリメートル。
メートルだいぶすげえなって思ったけど。
今マジでメートルって聞こえたよ。
スピーカー 2
それはヤバいね。それはあれじゃん。ジョジョのキラヨシカゲみたいな感じ。
スピーカー 1
私キラヨシカゲに似てるなって思った。
キラヨシカゲもさ、ノートに書いてたよね。
スピーカー 2
そうそうそう。書いたりとか、切った爪集めたりしてたね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
キラヨシカゲ。分かんない人はジョジョ第4部を読んでください。
そういうのもあるけど、俺もキラヨシカゲだなって思って読んでた。
研究自体はそんな感じなんだけど、なんで文学賞なのかというと、
確かに。
時々論文中に文学的なことを書いたりするらしくて、
例えば急に聖書には爪に関する言及は1箇所しかないみたいな、唐突に聖書への言及があるとか、
あとなんか文学っぽい引用みたいなのがちょこちょこあるらしくて、
なんか論文なんだけど、なんかもうそういう文学要素を取り入れてるみたいな。
スピーカー 1
ちょっとなんか文学作品みたいな論文ってこと?
スピーカー 2
そう、まあ文学作品まではいかないけど。
スピーカー 1
なんでもありやな、イグナーベル賞。
スピーカー 2
まあまあね、なんでもありっちゃなんでもないんだけど、
まあそういうのもあって、文学賞になったらしいですよ。
ってことなんだけど、これちょっとね、ノーベル賞にしようがないかもしんないね。
これ今読んでて思ったけど。
スピーカー 1
うん、しようがない。文学賞っていうところも謎だし、
なんかなんでこれが選ばれたのかも知れない。
イグナーベル賞としてなんで選ばれたのかもなんかよくわかんない。
スピーカー 2
え、でもそれは面白いなっていうのはわからん?
なんか興味はあるけどさ、爪どれぐらいの速さで伸びるのかって。
誰もやろうとしてなかったわけじゃん。
スピーカー 1
でも調べはするよね、普通に。
医学的にさ、調べはするんじゃないの?
まあいろんな人を使って。
だから多分1人の人25年とかやんないのかもしんないけど。
スピーカー 2
そうそうそうそう。そんな長い期間さ、やらないんじゃないっていう。
スピーカー 1
でもそれでなんか文学賞なの?意味わからんくらい。
スピーカー 2
正直文学賞はネタで言ってる気がする。
スピーカー 1
あ、そっかそっか。
スピーカー 2
○賞は割とネタで言ってると思うよ。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。
スピーカー 2
だってよくわかんない賞とかも唐突に出てきたりするから。
でもなんか結構考えさせられるっていう部分はわかるなと思うよ。
スピーカー 1
まあ面白いっちゃ面白いよね。
スピーカー 2
例えばこの研究が直接じゃないかもしんないけど、老化速度とかがさ、そういう研究に結びつくかもしんないじゃん。
スピーカー 2
爪の長さとか調べるのって。
で、老化の研究とかってさ、そのうちノーベル賞取りそうじゃね?
スピーカー 1
取りそう。
いつかさ、不死は難しいかもしんないけどさ、できる限り老化しない方法みたいなさ。
スピーカー 2
そうとかね。
あと細胞分裂の限界みたいなのもあったりするじゃん。
爪とかってそういうの調べやすいじゃん。
たぶん。
目に見えて伸びてったりするもんだから。
そういうのが老化の予測できるような技術になりますとかさ。
例えばね。
みたいになったらノーベル賞あるかなみたいな。
ちょっと考えた。
スピーカー 1
なるほど、なるほど。
いやでも私は思いつかんわ、なんか。
分からんけどね。
ノーベル賞に昇華させる方法。
スピーカー 2
まあまあまあ。
スピーカー 1
この技術を応用してとか、ちょっと付け加えたりとかしてノーベル賞できないかっていう感じで。
スピーカー 2
そうそうそうそう。今のは一例です。
スピーカー 1
はい。
今のはれんくんの例えを学ぶターンということで。
スピーカー 2
うん、そうしよう。
スピーカー 1
いけるかな、次から。
スピーカー 2
いや分かんない。
次、イグノーベル心理学賞。
ナルシストあるいはそうではない人にあなたは賢いと伝えるとどのような反応が起こるのか。
うんうんうん。
スピーカー 1
なんかさ、英語でのナルシストってさ、ちょっとなんか日本語でのナルシストのイメージと違うって聞いたことあるんだけど。
スピーカー 2
え、そうなの?これ一応ね、これポーランドとオーストラリア、カナダの国ですね。
スピーカー 1
ここで言うさ、ナルシストの定義は?
スピーカー 2
ナルシストっていうのは、自己愛な状態にある人。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
で、自分の能力を課題に評価し、それによっている人というイメージで、この研究の中でもそういう扱い。自分の能力を課題に評価してるっていう。
スピーカー 1
うーん、あ、じゃあまあ一緒か。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で?
スピーカー 2
で、今僕ちょっとナルシストっていう言葉に敏感なんだよ。
スピーカー 1
あー、なんで?ナルシストって思ってるの?自分で。
スピーカー 2
いや、ナルシストっていうコメント見たでしょ。
スピーカー 1
あー、そっかそっかそっか。
スピーカー 2
使うかわかんないけど。
あー。
もうちょっとアップルポッドキャストにナルシストだと書かれてしまってね。
スピーカー 1
え、どこでナルシストだと感じるのか私全くわからないんだけど。
スピーカー 2
いやー、わかんない。いや、まあでもちょっと、ナルシストって言われるのはしょうがないと思うよ。下手のね、あれだけど。
スピーカー 1
まあまあまあ。
スピーカー 2
キツイって書くのはちょっとやめてほしいな。
スピーカー 1
え、ナル…なんだっけ?ナルシストすぎてもう聞くのキツイみたいな感じだっけ?
スピーカー 2
ナルシストすぎてキツイって書かれたら。
いやちょっとね、悪口すぎるだろっていう。
スピーカー 1
ちょっとキツイレベルのナルシストから。
スピーカー 2
これ笑ってるけどね、ちょっとこういうコメント、わざわざ書かないでよと思います。
スピーカー 1
多分君のことはキツイナルシストだと思ってる人ね、ほとんどいないと思うよ。リスナーさんの中で。
スピーカー 2
いやー、わかんない。でもそれでうんっていうのもなんか俺ちょっとちゃうなって。
いや、わかんない。私じゃないよ。
俺まで初めて言われたかもしんない。
うーん。
え、俺謙虚さ足りないんかなってちょっと思った。
スピーカー 1
いやー、わかんない。だってでもさ、いつもさ、なんかいろいろ迷ってんじゃん。だから別にさ、
スピーカー 2
迷ってる?
スピーカー 1
さ、この方法でいいのだろうかとかいろいろ考えてるしさ、別になんか俺すごいだろみたいな感じじゃないんじゃない?知らんけど。
スピーカー 2
うーん、自信ない時結構あるからな俺も。でも自分がたりに酔ってるって書かれてる。
スピーカー 1
まあでも自分のこと好きではあるよね。
スピーカー 2
自分のことは別に好きですよ。
うーん。
らしいっすね。
強者男性特有の偉そうな匂いがすごくて。
どの回だろう?
聞いててしんどいって書かれて。
多分なんか。
これちょっと読んだ時うわーっと思ってた。
スピーカー 1
一回しかさ、聞いてないと思うんだよね。多分全部聞いたらそうは思わないけど。
だからどの回なのかちょっと気になるね。
スピーカー 2
まあまあまあ。
スピーカー 1
それ聞いて、あ、そうかもそうかもとか思いたいかもなんか。
スピーカー 2
いやー、確かに。なんかね、そういう回あったのかもしんない。もしかして。
スピーカー 1
え、でも私は、あ、でも思いつかないけど。
スピーカー 2
君はでもね、もうバイアスかかってるから。
スピーカー 1
そうそう。だけど私も本当に記憶が曖昧すぎて。
もう去年のイグノベレーション何だったかすらも覚えてない感じだから。
スピーカー 2
まあしょうがない。これはね、しょうがないですよ。
まあまあまあ。
覚えなさい。まあまあまあ。
スピーカー 1
そういう人もいる。
いろんな感じ方がある。別に。
なんかその感じ方を否定してるわけではないけど。
否定しない。
スピーカー 2
でもちょっときついって書くのはやめてほしいな。
しょうがないんだけどね。
うん。
だから優しいコメントをね、いっぱいしてくれた人もいてね。
本当にありがとうございますって感じだけど。他の人はね。
ありがとうございます。
なんでちょっと僕にとってはすごくこれホットな研究なんですけど。
スピーカー 1
なるほどね。君がもう対象者ってことじゃん。だからナルシストだから。
スピーカー 2
いやそう。僕がナルシストだとしたら、これもうドンピシャな研究なわけよ。
スピーカー 1
え、ナルシストにお前は能力があるって言うんだっけ?
スピーカー 2
いや、ちょっと説明しますね。
まずこれ何やったかというと、人を集めてテストを受けてもらうと。
知能テストみたいなのを受けてもらって。
うん。
で、その参加者に1回その結果を返さずに、その結果に関係なくあなたは知能が平均以上ですよっていうか、
あなたは知能が平均以下ですよっていう結果をランダムに伝えると。
うんうんうん。
で、そうするとその言われた人はナルシストになるかっていう研究なんですよ、要は。
スピーカー 1
あ、そっち?
え、なんか、もともとナルシストかナルシストじゃない人、なんか2パターン集めて、
で、それぞれになんかランダムな結果を教えるってどう感じるかってことかと思ったけど、
そうじゃなくてナルシストじゃない人をナルシストに変えるかどうかみたいな。
スピーカー 2
ん?もう1回言って。
スピーカー 1
え、今さ、君言ったのはさ、なんかランダムに結果を見せて、で、その人がナルシストになるかどうかって今言ってなかった?
スピーカー 2
あ、あなたは知能が高いですって言われたら、ナルシストだと自分が思うかっていうのを調べる研究なんだよね。
スピーカー 1
自分が思うか?え、どういうこと?
スピーカー 2
なんでこれ言うかっていうと、ナルシストの人は自分が知能高いと思ってるんよ。それはわかるでしょ?
スピーカー 1
うん、いやでも君が言ってる意味がわかんない、それの前の。えっと、実験内容の意味がちょっともう1回わかってないので。
スピーカー 2
だからテストした後にランダムで言って、あなたは知能が平均以上ですよって言われる人と平均以下ですよって言われる人ができるわけじゃん。
平均以上ですよって言われた人は、自分が要は好きになるかというか、ナルシストみたいな傾向が出るかっていうのをアンケートで調べて、で、平均以下って言われた人はそうならないかっていうのが調べられるわけじゃん。
スピーカー 1
そっかそっか、じゃあ初めからナルシストがそうじゃないかっていう人を集めたわけじゃなくて、なんかとりあえずなんかランダムに人に能力があるないって言って、で、それでその人たちがナルシストになるかナルシストじゃない方向になるのかっていうその変化を見たっていう。
スピーカー 2
そう変化を見た。で、ちょっともうちょい分かりやすくすると、ナルシストな人は要は自己愛が強い人は自分の知能が高いって思う傾向があると。ナルシストだと自分は賢いって思う。じゃあ自分は賢いって言われた人はナルシストになるのかっていうその逆を調べようとしてる。
スピーカー 1
なるほど、それは分かりやすいですね。
スピーカー 2
本当にただそれだけなんだけど。で、結果はそうなるらしい。テストの結果に関係なく、知能があなたは平均以上ですって結果を受けた人は、知能の自己評価が上がって自分は特別であるっていう考える。これナルシストの側面なんだけど。そういう傾向が強まったっていうのがアンケートで分かりましたと。
で、逆に知能が平均以下ですって言われたら自分の自己評価も下がるし、自分が特別だとも思えなくなる。
スピーカー 1
当たり前っちゃ当たり前だよね。
スピーカー 2
っていうのが、要はナルシストの傾向と知能の自己評価っていうのは相互関係があるよっていうのを示したって感じですね。
スピーカー 1
でもさ、なんかさ、自己肯定感と自己効力感って言うじゃん。
スピーカー 2
まあ、あるね。
スピーカー 1
なんかさ、自己肯定感はさ、肯定的にあまり変わらない。
自分が、自分をどれだけ愛せるかみたいなことがあるんだけど。
でも、自己効力感は能力だから、努力とかによって結果が伴うと上げることができる。肯定的にも。
スピーカー 2
え、自己肯定感って肯定的に上がらないの?
スピーカー 1
あ、ごめん。
あ、そうそう。
自己肯定感は上がらなくて、自己効力感は行動によって上がるって聞いたことあるの。
スピーカー 2
確かに上がりやすいのは自己効力感か。
例えばスキルアップしたら、それが目に見えて結果になったら、自己効力感が上がるっていう。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
だからなんか、ここで言うナルシストって、自己効力感のことなのかなとか思ったりして。
なんかテストだけで自分のことを愛せるようになるかって言ったら、そこまで単純なことではない気がするんだけど。
スピーカー 2
まあでも、自己肯定感、自己効力感もひっくるめて、自己愛って言ってる気がする。
スピーカー 1
そこはそんなにどっちがどっちとかそういう定義はしないってことだよね。
スピーカー 2
ないないない。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
どっちとも取れるんじゃないかな。とにかく肯定的な賢いかっていうことだけだから。
スピーカー 1
まあどっちかと言ったら自己効力感だよね、じゃあ多分。
うーん、まあそう。
スピーカー 2
能力に対する。
スピーカー 1
能力に対する。
スピーカー 2
なのかな。
自信みたいな。
でも自分が特別だって思うのって自己肯定感だよね。
スピーカー 1
え、でもなんか賢いとちょっと特別感あるんじゃない?
でもなんか自己肯定感で私の理解だと、いや間違ってるかもしれないけど、なんか自分を愛してもらえる存在かどうかみたいなところだからその。
スピーカー 2
そうなんかな。
スピーカー 1
特別と言ったら、特別じゃなくても別になんか自己肯定感高い人は私は愛してもらえる存在だっていう風に考えてるから。
スピーカー 2
え、私を愛してもらえるっていうのが自己肯定感なの?
スピーカー 1
私を愛してもらえるっていうか。
スピーカー 2
根拠がない自信とかも自己肯定感でしょ。
スピーカー 1
そこそれは分からんけど、なんかとりあえず自己肯定感はなんか私は自分を愛してるみたいな、そういう能力があろうとなかろうと自分を愛してるっていう。
スピーカー 2
まあまあそれナルシシズムですね。要は自己愛。
スピーカー 1
うーん。え、じゃあそこにもかかってくるの?
スピーカー 2
面白いよねこれ。
うん、まあ。
これノベル賞にできますね。
スピーカー 1
面白いかな?なんかいや面白くなそうかなって感じが。
スピーカー 2
しかもそのナルシシズムの傾向は固定された性格として現れるだけじゃなくて、一時的にそういう傾向を示すっていうこともあると。
だからもう完全に人によって決まってるわけじゃない。
スピーカー 1
ああ、なんかナルシストって人によってもうなんか性質として決まってるみたいなイメージあったけど。
いやそんなことないよね。
そういうわけじゃないってことなんだよね。
スピーカー 2
しかも今回のテストもさ、テストやってすぐ聞いてそれで変化の傾向があるってことは、このナルシストの傾向っていうのも結構短期間で変わり得るってことだよね。
スピーカー 1
そうだね。そんなになんかその上下するようなものだったら、それはまあテストの結果の影響を受けますよね。テストの結果っていうか自分がテスト結果どうだったかって聞いたその結果に影響を受けるよね。
スピーカー 2
うん、そうそうそう。
スピーカー 1
なんか当たり前な気もするけど。
スピーカー 2
え、でも当たり前かな。
スピーカー 1
わかんない。
スピーカー 2
いやこれさ、別に逆、俺どっちかというとさ、そんなさ、あなたの知能は平均以上ですって言われるだけでさ、そんな変わるんだっていう風に思ったけどね。
こんな変わりやすいのっていう感じの方がする俺。
スピーカー 1
へえ。
スピーカー 2
そんな単純なんだって感じもしない?
スピーカー 1
まあね、確かに。しかもさ、なんかもともとさ、私は平均以上って思ってたらさ、別に何にも変化なさそうな気もするけどね、確かに。
スピーカー 2
ああ、そういう人は変化ないって。
スピーカー 1
そういう人は、あ、そっかそっか。
じゃあそのなんか、あの、もともと別にそんな高くも低くもない人たちがそういうこと言われたら、すごくナルシストになったり、逆ナルシストみたいになったりするっていうこと。
うんうんうん。
スピーカー 2
うん。
これさすがにノーベル賞にできんか。
スピーカー 1
うーん。
どうだろう。
いやごめん、私はなんか、いやそれはそうやろとか思っちゃったから、なんかノーベル賞にできない気が。
あ、でももっとそういうなんだ、なんか箱の外に行くような。
スピーカー 2
箱の外、ああまあそうね。すごい英語的なあれ。
スピーカー 1
箱の外的な発想で。
スピーカー 2
ああでも。
スピーカー 1
なんだ、どう消化できるかな。
スピーカー 2
ああでも精神系のことって分かってないことまだいっぱいあるよね、正直人間の。
スピーカー 1
まあでもなんかそれこそ私は、そんなになんか自己肯定感高い人間ではないから、なんか自己肯定感高かったら生きやすいだろうなっていつも思ってるんだけど。
なんかあの、そういう画期的なメソッドになんかつながるみたいな、そういうのになったらいいんじゃん。
ノーベル、ノーベル賞にならないかでも。
ああじゃあ例えば、今回の結果から言うとさ、あなたは賢いですよって言われたらさ、賢い気がするわけでしょ、一応。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ナルシスト増えるだけかそれ、みんなにやるみたいな、始まったら。
スピーカー 2
うん、しかもなんか賢いって思ってても別に自分を愛せるかって言ったら、私そうではないから、なんか。
ああ。
スピーカー 1
いやしかもさ、その自信がつくとかだったらいいけどさ、それがいきすぎちゃってさ、嫌な性格になるとかよくあるからさ。
スピーカー 2
ああ確かに。
スピーカー 1
そこの塩梅難しいよね。
スピーカー 2
難しい。
スピーカー 1
でも確かに君が言うように、そういうふうにうまく自信を持つっていう人間を生み出せるんだったら、画期的ではあるよね。
スピーカー 2
確かに。根拠のない自信とか欲しいもん。根拠なかったら全く自信ないし。
自信アップ用法みたいのがあったら、結構、もしかしたら精神的な疾患とか救われるかもしれないよね、そういうの。
スピーカー 1
救われるかもしれない。
スピーカー 2
それは結構インパクトでかいな。
スピーカー 1
自殺率が低くなったりね。
スピーカー 2
それができたら確かにすごいけど、そんな単純にはいかなそうだなと思うけどね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
確かにね。
スピーカー 1
そんな単純に変わっていいの?って気もするけどね。なんかそういうなんかちょっと、自己愛とは違うかもしれないけど、自分を疑うとかさ、そういうこともある意味メリットだったりするわけじゃん。なんか慎重になったりとか。
スピーカー 2
そうだね。ある意味洗脳みたいな感じだもんね。今言ってたやつって。
スピーカー 1
そこがなんか洗脳されちゃって、自分のこと過信しちゃうと逆に自分が傷つくような悪い結果になったりとかする可能性とかもあるから。
人間が進化で得たさ、自分を守るためのメカニズムとか聞いたこともあるし、そういうのが簡単にそんなメソッドで変わっちゃうのかっていう気もするけどね。
スピーカー 2
確かにな。嘘から防衛するみたいなこと?
スピーカー 1
嘘っていうか、慎重になることによって生き延びてきたから、そういう遺伝子がある程度残ってきて、だから結構みんな自信ない人とかネガティブになる人とかいるけどみたいな。
だからそこ取り除いちゃったらさ、また…
スピーカー 2
取り除いた人が生まれたら生まれたで結構問題な気がするな。
スピーカー 1
みんながナルシストになっても困るよね。
スピーカー 2
そうだね。で、全部突っ走っちゃうよね、多分。
リスク考えずに行動するやついっぱい増えたらヤバそう。社会が。
スピーカー 1
ヤバそう。
スピーカー 2
でもその辺、それちょっと極端な話だけど、すごくいい精神疾患系の治療とかに使えるものができたら、結構ノーベル賞とかの方向に行くかもしれないね。
スピーカー 1
100%効きますみたいな、そういう精神病に効きますみたいなのがもし出てきたら、今って多分100%とかほぼないと思うけど。
スピーカー 2
ないね。
スピーカー 1
すごいってなるんじゃん。
スピーカー 2
探り探りだからな、今も。面白いね。
スピーカー 1
とか心の仕組みとかね。
スピーカー 2
心の仕組みね。
スピーカー 1
そういうのが完璧に明らかになったら、今って脳のホルモンである程度楽しい気持ちとか、そういうところのレベルでの相関関係しか多分分かってないけどさ。
スピーカー 2
ホルモンと、一応脳波みたいなの見たらね。
脳波。
結構分かるらしいよね。
スピーカー 1
でもなんか気分レベルでしか分かんないじゃん。なんか私にとっても自信があるとかさ、私が今これを考えているとかさ、そういうレベルで具体的には分からないじゃん。なんか物質を見ても。
スピーカー 2
でも脳波で結構分かるらしいよ。
スピーカー 1
でも脳波で私が今何を考えているか、一言一句当てることでできなくない?なんか今。
スピーカー 2
一言一句は分かんないけど、自分が頭の中でイメージした文字を出力するとかもできるらしいよ。
スピーカー 1
マジで?
うん。
スピーカー 2
それすごいね。
すごい文章みたいなのを生み出したりとか、なんかの文字を思い浮かべたら画面上にその文字が出るとか。
そういうとこまで来てるらしいよ。これ僕脳パカラジオで聞いたやつはそのままただ言ってるだけなんだけど。
スピーカー 1
そうなんだ、それは知らなかった。でもさ、それがさ、今どれくらいの精度なのか分かんないけどさ、それが100%の精度にできたらさ、もう完全にこの人考えていることが分かるみたいなさ、そういう機会ができたら、それこそノーベル賞者じゃん。
スピーカー 2
そうだね。でも結構近いところまで行ってるからな。恋か愛かとか分かるらしいよ脳で。
スピーカー 1
じゃあさ、犬か猫かとか分かるの?犬のこと考えて。
スピーカー 2
それは全然分かると思う。
スピーカー 1
ね。
スピーカー 2
この辺ちょっとあれ、僕のあれですけど、聞いたことからの推測ですけど。
スピーカー 1
じゃあさ、アインシュタインが今何考えてるかとかもさ、分かるかな。アインシュタインがいたとして。
え、どういうこと?
めっちゃさ、難しいさ。今はさ、例えば、イメージを思い浮かべるみたいな感じじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
とか感情、恋か愛かとか。でもなんか難しい理論とかもさ。
スピーカー 2
いやー、それはどうだろうね。それ難しいかもね、まだ確かに。それ心なのかっていう。
スピーカー 1
心ってかそういう考えてること?難しいことでも分かるようになったらすごくない?
スピーカー 2
そうだね。そんな難しいことはまだ無理だと思う、さすがに。
うん。
ある程度単純なことはできるようになってきてるぐらいなんじゃないかな。
スピーカー 1
えー、すご。ノーパカラジオ聞いてみよう。
スピーカー 2
聞いてみて。聞いたことないでしょ、一回も。
スピーカー 1
一回もない。
スピーカー 2
一回もない。
スピーカー 1
いや、一応さ、知り合いがさ、やってるんだけどさ、君の相方。
スピーカー 2
あー、君もね、知り合いだからね。
スピーカー 1
そうそうそう。で、なんか聞きたいなーって思ってて、で、なんか君に聞かなくていいよみたいなの言われて、聞いてないかも。
スピーカー 2
どっちでもいいよ、別に。
スピーカー 1
でもね、ずっと聞きたいと思ってた。なんか面白そうだし。
スピーカー 2
ちょっと最近、配信が滞ってて。
スピーカー 1
あ、そうなの?じゃあそのなんか、ノーハーのところだけ聞こう。
スピーカー 2
うん、いや結構面白いですよ。まあまあでも、そういうね、精神系はまだ謎いっぱいありますから。
スピーカー 1
あ、そうそうそう、面白いよね、でもね。
スピーカー 2
これいくらでもある気がする。過去のノーベル賞でもなんかありそうだけどな、こういうの。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
今後もなんかありそうだなと思ったね、精神系、心理学系って感じで。はい。
うん。
じゃあ1個のやつで喋りすぎかな。まあ次行きますか。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
これ、全部いけるかな?
スピーカー 2
次、ある種のトカゲはある種のピザを選んで食べるのかを調べた研究。
うん。
これそのまんまなんだけどね。
スピーカー 1
より好みするかみたいな感じ?
そうそうそうそう。
スピーカー 2
まあこれトカゲにクワトロホルマッチっていう4種のチーズがのったピザと、クワトロスタジオーニっていう。
スピーカー 1
スタジオーニ。
スピーカー 2
4分の1ずつ様々な具材がのったピザをトカゲにあげますと。
うん。
ちなみにこの研究もちろんイタリアが関わってる。
で、そのトカゲをどっち選ぶのかっていうのをやってみると、
普通に自然の環境で置いてみたのかな?木のところに置いてみたと。
うん。
近くにしたら15分の間に9匹の虹トカゲっていう。
うん。
これ本当になんかね虹色のトカゲっすね。
スピーカー 1
え〜カメレオンみたいな感じかな?
スピーカー 2
なんか面白い色してて。がやってきて、でもものすごい群がったんですけど、
クワトロホルマッチは大人気。
なんだけどクワトロスタジオーニはほぼ無視された。
へ〜。
で、これは何でだろうっていうのは一応考察もしてて。
うん。
何でだと思います?ちなみに。
え、でもチーズが好きってことだよね。
まあそうだね。
スピーカー 1
チーズに含まれるなんか栄養素とかが、
あのやっぱりトカゲに惹かれるものがあるんじゃない?なんか。
あーなるほど。
スピーカー 2
で、なんかさ、動物によって何食べるか違うじゃん。
スピーカー 1
肉食か草食かとかさ、そういうのあると思うけどさ、
トカゲもある程度あるとしたらさ、
なんかチーズの方がさ、マッチしてたってこと?
う〜ん、まあ確かにそういう可能性もある。
うん。
スピーカー 2
だけど、まあこの人たちが考察してるのは、
チーズの匂いが腐った肉の匂いと関連付けられてるんじゃないかっていう。
うんうんうん。
腐った肉にはやっぱり動物って集まるじゃないですか。
まあそのまま食べれたりするんで。
うんうんうん。
だからそれに引き寄せられたんじゃないっていう可能性。
うんうんうんうん。
がまあ一応考えられてますね。
わかんないけどね、これは正解。
うんうんうん。
じゃあもう一つのやつに別に肉とかあったかもしんない?
スピーカー 1
クワトラスタジオにもあったかもしんないけど。
スピーカー 2
でもチーズの方が、そっち、全然チーズの方が引き寄せられたってことだよね。
へ〜。
で、一応トカゲに害はないのかっていうのを、
続きの研究を今やってるらしい。
へ〜。
このトカゲがクワトロホルマッチを食べて、
繁殖期のメスに利益をもたらすかどうかを現在研究しているらしい。
マジどうでもいいんだけど。
そんなこと言うなよ。
スピーカー 1
いやでもいいね、なんかこのイタリアの面白いさ、あの研究。
私はこの研究今のところ一番好きかもしんない。
あ、ほんとに?
どうでもいいけどね。
ちなみに?
ちなみにコメント欄にコメント欄にコメント欄に、
スピーカー 2
ちなみにコメント。
コメントは、イタリア人はクワトロホルマッチが大好きだと。
あ、そうなんだ。
そして彼らトカゲはイタリア人のように振る舞ったっていうコメントを残している。
いいね。
スピーカー 1
これ結構いい研究です。
これ論文に書いてんの?
スピーカー 2
いやこれは受賞コメントに。
スピーカー 1
あ、そうなの。
スピーカー 2
めちゃめちゃおもろいよなこれ。
スピーカー 1
いいね。
スピーカー 2
どうですか?この研究。発展性ありそうですか?
スピーカー 1
発展性?いやいや、好きではある。大好きだけど。
どうしたらいいかな、発展性。
スピーカー 2
あるとしたら、やっぱ動物の食の好みって謎多いよなっていうのはあるんだろうね、まだ。
前に豚に味覚あるのかみたいな話もしたことあるけど。
うん。
そこまだ結構謎というか、動物に聞けないじゃん。
だから最終的にどうしてこういう好みになるのかっていうのはわかんないけど、もし仮に動物の言葉がわかったら、どうしてクワトロホルマッチが好きなのかも聞けるわけよね、トカゲに。
スピーカー 1
そうだよね。だからそれこそさっきの研究でさ、なんかノウハウとかがさ、人間である程度発達したんだったらさ、ノウハウの研究が発展したんだったら、それと同じことを犬とかにやって。
おもろい。
それで犬がこの匂い嗅がせたら何を思い出すかみたいな、それやったらちょっとなんか理解深まりそうだよね。
スピーカー 2
トカゲにやるってことする?
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
確かにね。
スピーカー 1
じゃあ、それノウハウの研究になっちゃうけどさ、普通に犬とか猫とかのさ、心理学が発展したらいいよね、今のみたいな感じで。
スピーカー 2
あーそうね、動物心理学が。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
何がどう解明されたらわかったって言えるかはちょっとわからないけど、でも面白いねそれ。
スピーカー 1
犬が今考えていることをわかる機械とか作ったら結構面白いんじゃない?なんか今まではさ、もう実験してこうなのかなって推測するしかできなかったけど。
うんうんうん。
とか犬のなんか感情の動きとかさ、より深く研究とかできそう。
スピーカー 2
なんかね、犬のノウハウの研究もされてるはず。
スピーカー 1
あ、そうなの?
スピーカー 2
うん、されてるされてる。
前ちょっと犬の調査をしてた時に結構あったよ、そういう。
えー、そっか。
喜びの感情の時の犬のノウハウみたいなのも確かあった気がする。
ほうほうほうほう。
あーでもね、わかったって言えないレベルだから。
どの動物でもわかるみたいになったらすごいんじゃない?
スピーカー 1
それこそさ、なんか翻訳こんにゃくみたいなさ、できたらいいよね。
スピーカー 2
あれって動物にも使えんの?
スピーカー 1
翻訳こんにゃくって何に使うんだっけ?
スピーカー 2
あれは人間同士でさ、違う言語を話す時にわかるっていうやつじゃないの?
あーそっかそっか。
スピーカー 1
それのなんか動物にも使えるバージョンみたいなさ、精度高いやつ出てきたら、ノーベル賞なんないかな。
でもそれでもいくノーベル賞。
スピーカー 2
トカゲと会話できたらノーベル賞取れる可能性ありますよ。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
それはそれで面白い。
スピーカー 1
そしたらさ、今回の研究もさ、翻訳こんにゃくで検証できるように、実際はどうだったのかみたいな。
仮説あっちだのかみたいな。
本当に腐った肉のことを思い出してたかみたいな。
スピーカー 2
トカゲに?
なんであなたはクワトルフォルマッチを選びましたかって聞いて。
聞いてっていうか。
答えてもらうみたいなね。
どうでしょう?
単純においしいからですっていうかもしれないけどね。
スピーカー 1
でも他のノウハウが活性化されるかもしれないし。
スピーカー 2
まあ確かにね。
それはおもろいわ。
分かった。
はい、まあじゃあそんな感じで。
これなんか何でも脳に関連させたら発展させる説あるな。
スピーカー 1
ちょっと違う方向へ行った方がいいかもね。
じゃあ次からは。
スピーカー 2
次も結構面白いなってやつで。
スピーカー 1
次、小児科学賞で、母親がニンニクを摂取すると受入中の赤ちゃんにどのような影響を与えるのか。
スピーカー 2
これも面白いですよね。
なんかちょっとこれやりたくないなっていう研究かもしれないけど。
スピーカー 1
まあでもこれってなんか結構いろんな人に関わるっていうかさ、
多分受入中のお母さんってすごく食を気を付けると思うから。
その中でさ、危険とされてるような食ってあると思うけどさ、
それにニンニクが入ってるかどうかみたいな、
そのスペシフィックな研究をしたみたいなイメージかな。
スピーカー 2
まあそうだね。
ちなみにこれどうなると思います?
ちなみにやることはニンニク食べるんじゃなくて、
ニンニク入りのカプセルを飲むお母さんとニンニクなしのカプセルを飲むお母さんに分けて、
母乳がまずどうなるのかとかを調べてるんだけど。
そしてそれを赤ちゃんは飲むのかっていう。
どうなると思う?
スピーカー 1
まあ母乳からニンニクの匂いするけど、別に決してするけど飲むんじゃない?
スピーカー 2
それはもう一緒ってこと?ニンニクあるほうがなかろうが。
スピーカー 1
でもニンニクちょっと臭いから、飲むけど飲む量が減るとか。
スピーカー 2
あーなるほどね。
まあ俺もねそうかなと思った最初。
でも違くて、まず母乳に変化はあるのかっていうに関しては、
ニンニクカプセル接種後2時間で匂いのピークに達するらしくて。
スピーカー 1
へーそうなんだ。
スピーカー 2
結構すぐね、影響するらしい。母乳の匂いが変わると。
で赤ちゃんはどうなるかっていうと、ニンニクありの方にむしろ吸い付く時間が伸び、おっぱいを吸おうとする回数が増えた。
スピーカー 1
あーニンニク美味しいもんね。
スピーカー 2
そっちなんだっていう。ニンニク臭くて嫌だじゃなくて、むしろ病みつきになるっていう。
スピーカー 1
もうこれさ完全に大人の脳で考えた。
なんか普通にさ母乳ってかそのミルクにニンニク入ってるのは私なんかちょっと気持ち悪いなって思ったしさ。
スピーカー 2
いやそうね、味は美味しくなさそうだなって思っちゃうね。
でも食いつきはいいらしいっすよ。
スピーカー 1
そう、とか母乳を飲むっていうことはもうなんか自分が想像できないからさ、あんま気持ちはわかってなかったけど、
その時に与えられてるさ、栄養の全てがさ母乳だからさ、そこにニンニク要素を加ったとしたらさ、今食べてるご飯にさニンニクふりかけるみたいなさ、そういうイメージなかもしれない。
そしたらちょっとご飯進むなみたいな感じかもさ。
スピーカー 2
あーそれはあるかもね。
まあ一応食いつきは良くなるんだけど、飲んだ量そのものはそんなに変わらない。
スピーカー 1
へー面白い。
スピーカー 2
だけどまあこれはちょっといろいろ理由があるんじゃないかと言われてるね。
単純に赤ちゃんが母乳を飲む量に限界があって、どっちにしろお腹いっぱいになるまで飲んでるから量変わらないとか。
スピーカー 1
いやそうだよね、私も今さ、ご飯にさニンニク美味しくなるやつふりかけたとしてもさ、それで全体の食べる量が増えるかって言ったら確かにそうじゃないかも。
でもなんかあった方が美味しいなみたいな。
スピーカー 2
そうそうそうそう、っていうね感じらしくて。
スピーカー 2
でちなみにまあなんかカカオとかチョコレートを食べた後の母乳は苦味が強くなるとか。
あそうなんだ。
実際あるらしくて、あと面白いのは出産前や授乳期間中にニンジンジュースを飲んでいた母親に育てられた赤ちゃんはニンジン入りのシリアルを好んで食べたっていう研究もあるらしい。
だからやっぱ母親が何食べてるかとか結構重要なんですよね。
スピーカー 1
そっかそっか、食の好みにまで影響してくるってことか。
スピーカー 2
あとアルコール飲料を接種後だとむしろ赤ちゃんがおっぱいを吸う回数は増加したけど飲む量自体は少なかったとか。
まあこれもなんかちょっといろいろあるらしいんだけど。
スピーカー 1
授乳期間中ってアルコール飲んでいいの?
スピーカー 2
いや、ダメだと思います。赤ちゃんアルコール分解能力全然ないですからね。
だからもちろん推奨されてない。
気をつけないといけないよこれ。
スピーカー 1
その研究したんだ。倫理的に大丈夫なんかな。
スピーカー 2
なんか一応あるみたい。
まあまあっていう研究でした。だから母乳とニンニクの関係。
ニンニク以外もね、これイグノベル症じゃない研究でいろいろあるみたいなんですけど。
確かにこれ考えさせられるなっていう感じはする。
スピーカー 1
考えさせられる。気をつけようって思ったわ。
別に母乳じゃない。授乳してないけど。
やっぱり食べ物って重要なんだね。
スピーカー 2
食べ物を直結するみたいね。
スピーカー 1
それにその食の好みとか、どこまで影響するかわかんないもんね。
なんかめっちゃ影響しそうだよね。
だってその時にさ、食べる栄養全てが母乳だと考えたら、
なんかその赤ちゃんの知能とかにも関係あるのかとか。
スピーカー 2
ありそうだよね、実際。
スピーカー 1
食べるものによってね、とか健康…
なんか町内細菌の時にさ、ちょっと汚い方が細菌に対する耐性が増えるみたいな話してなかったっけ?
スピーカー 2
低応石灰だと町内細菌層があんま育たないんじゃないかみたいな話ですかね。
とかはあったかな?
スピーカー 1
とかなんか、やっぱり母乳の方が人工的なミルクよりもなんかいいみたいな。
スピーカー 2
抗体とか。
てか、そうだよね。
人工的なミルクより母乳の方が、母親の町内細菌層が影響してるかもっていう話あったね。
スピーカー 1
母乳ってね、なんかすごく重要だよね。
スピーカー 2
めっちゃ重要ですね、これ。
じゃあ何食べればいいのかって難しいけどね。
スピーカー 1
とりあえず栄養バランスがいいものを食べる。
スピーカー 2
そうですね。
ちなみに僕の母親はひたすら納豆を食べてたらしい。
スピーカー 1
そしたらレン君が生まれたってことですね。
スピーカー 2
ひたすらっていうか、なんかとりあえず納豆いいみたいなのをなんかで見て、
納豆いっぱい食べてたわっていうのは聞きました、母親から。
スピーカー 1
ちょっとそれ聞いて私も納豆いっぱい食べよって今思った。
スピーカー 2
いいかどうか全く知らないですよ。
スピーカー 1
君も君の弟もしっかりしてるじゃないですか。
それもしかしたら納豆が関わってるかもしれないと思うと、
私も納豆食べようと思いましたね、今。
スピーカー 2
全く分からないけどね。
ちなみに僕も弟も納豆は好きですね。
スピーカー 1
私も好き。
スピーカー 2
関係あるかは分からないですけどね。
スピーカー 1
でも関係あるかもしれないね、そのさっきの人参ので言ったらね。
スピーカー 2
あるかもしれない。
分かんない。この辺の因果関係は難しすぎるから分かんないけど。
スピーカー 1
確かに、どうやったらノーベル賞に昇華できるかな。
スピーカー 2
でもさ、味覚がさ、どう形成されるのかって分かってんのかな。
成長するにしたがってというか。
スピーカー 1
確かに人によってなんかこれ食べれないとか食べれるとかある、そういう話?
それがどういう風に決まってんのか?
スピーカー 2
好み?
スピーカー 1
好み?
スピーカー 2
そこって、いや俺調べたことないから、もしかしたらあるかもしれないけど、
なんか味覚の謎みたいのはある気がするけどね。
スピーカー 1
確かに、とかさ、なんか成長するにつれてさ、なんか若干味覚変わってきたりすんじゃん。
昔は飲めな、嫌いだったビールがだんだん好きになるとかさ、あるじゃん。
スピーカー 2
なんかそっちに行くと、もう一個イグノーベル賞取れちゃいそうだな、なんか。
ノーベル賞にはちょっと届かなそうだけど。
スピーカー 1
え、でもなんか、味覚コントロール、なんかさっきからコントロールする方法系ばっかだけど、
なんかそこのメカニズムわかったら確かに面白いかもしれない。
スピーカー 2
うん、とかですかね。
スピーカー 1
こういう遺伝子を持ってる人は、これが、こういう味覚が嫌いだみたいな。
スピーカー 2
いやそれはもうね、わかりそう。ありそう、それはもう。
スピーカー 1
それノーベル賞級じゃないかな。
スピーカー 2
うん、ノーベル賞級じゃなさそうだし、多分調べたらそれ出てくると思う。遺伝子と味覚の関連。
スピーカー 1
え、じゃあ何をしたらノーベル賞級になるんだ?
スピーカー 2
いやー、難しいよね。
スピーカー 1
なんかそれをさ、具体的なさ、すごくみんなが使うようなさ、システムにしましたみたいな、仕組みにしました。
例えばAIとかさ、そういうのがあったらさ、いいのかもしれないけどね。
そういうのあったら、みんなが使うような技術の元になったみたいなのだったらノーベル賞取るのか。
スピーカー 2
そうじゃない?なんか今想像してないような技術とかの元になるとか。
スピーカー 1
想像してない、今想像してないけど、いつかみんなが使う不可欠になるような技術につなげればいいってこと?今紹介させるためには。
スピーカー 2
そうだね、例えばなんか見ただけでなんか味感じれるみたいな、そういう機会ができたとしたら。
スピーカー 1
いいね、いいね。なんかさ、今ってさ、スマホってさ、視覚と聴覚だけだけどさ、それなんか味覚もできたらいいよね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
スマホだけじゃなくて、なんかすべて、映画館でさ、なんか急に甘い味感じられるとかさ。めっちゃいいね、それ。
それめっちゃいいじゃん。
スピーカー 2
なんか意図しないことにも働いちゃいそうだけどね。意図しないときはそれを発動しなければいいってこと?分かんない、どういう形なのか全く分かんないけどね。
スピーカー 1
いやでもさ、なんか。
スピーカー 2
それも結局脳をいじってるよな、多分。
スピーカー 1
なんかめっちゃさ、なんかおいしいさ、有名なステーキ食べたいみたいなときにさ、でも外国に行かなきゃそのレストランに行けないみたいなときに、
その技術だけでボタンポチってしただけで、その味を楽しめるみたいなのあったらさ、よくなる。
スピーカー 2
もう麻薬だろうな、それ。
スピーカー 1
確かにちょっと麻薬味感じる。
スピーカー 2
麻薬的な気するけどね。
そうだね。なんか全然今回のイグノーベーション関係ないけどな、もはや。
確かに。
味覚しか切り取ってないけど、そういう技術。
スピーカー 1
でもさ、味覚だけあってさ、その実際に栄養トランスに住むみたいになったらさ、ダイエットしてる人とかにさ、すごく良さそうじゃない?
スピーカー 2
食べなくても満腹感得られるみたいなね。
スピーカー 1
いや満腹感は得られないけど、でも味覚は楽しめるみたいな。
そしたら食べたい欲求はちょっと抑えられるかもみたいな。
スピーカー 2
確かにな、それで人類の肥満問題解決しましたみたいになったら、あれあるかもしれないな。
スピーカー 1
そうそうそうそう。画期的な治療法みたいな。
スピーカー 2
それは確かにありかも。肥満解決したら結構可能性あるんじゃない?
確かに。
ノーベル賞。
スピーカー 1
でさ、もうさ、その技術が一般的になってからは、もう誰も今この地球上に肥満の人いませんみたいな状況になったらさ、
みんな健康みたいな。
スピーカー 2
それはすげーってなるわ。
今ね、肥満薬の市場とかバカでかいからね。
あーね。
流行りだからなとか考えたらね。
確かに、何かの問題を解決するっていうのにつなげたら、結構ノーベル賞狙えるかもしれない。
スピーカー 1
確かに確かに。
スピーカー 2
でかい問題を。
スピーカー 1
え、逆に今までのノーベル賞で何かのでかい問題解決した系のやつってあったっけ?
スピーカー 2
でかい問題どころか、まあ病気治す系とかは分かりやすいけど、
スピーカー 1
あー確かに。
スピーカー 2
とかさ、だって基礎的な科学なんてさ、
だいたいすごい波及効果がでかいじゃん。
アインシュタインとかだってそうじゃん。
ノーベル物理学賞取ったけど。
スピーカー 1
だからなんか、今ないゼロからプラスを作り上げるみたいなのと、
あとは今困ってるところ、マイナスをゼロにするみたいな、
その2つの方向があるってことかな。
スピーカー 2
そうだね。
あとはあれじゃない、去年はニューラルネットワークとか取ってるんで、
AI、それもだいぶ世界変わってますよね。
スピーカー 1
それもゼロからプラスにしてる感じだよね、たぶん。
そんなに実用化とかはされてないけど、
それでもこれめっちゃすごい発見だみたいなのもたぶんあるよね。
スピーカー 2
うんうん、基礎科学的な?
うんうんうん。
それはもちろんもちろん。
スピーカー 1
難しいね、じゃあ何をしたらノーベル賞に。
いや難しいよ。
スピーカー 2
次なんですけど、イグノーベル生物学賞。
シマウマのようなシマ模様を描けば、
牛は肺に刺さりにくくなるのかを研究した。
で、これ日本人受賞者です。
何年かずっと連続で日本人を受賞してますけど、
すごい。
これ続きの研究で実は。
2016年にイグノーベル物理学賞を受賞した別の研究があって、
それは黒色や茶色の馬と比べると、
白い馬には吸血媒がたかりにくいっていうのがあったらしい。
で、あとシマウマのシマ模様って、
あれ草木に隠れるカモフラージュ説とか、
いろいろあるんだけど、何でシマシマなのかっていう。
何でか分かんないけど、吸血媒が寄ってきにくくなる。
ていうのが分かってるらしいんだよね。
で、実際実験を行うと黒一色と比べると、
白一色かシマ模様か水玉模様の表面に、
ハエが着陸する数が減る。
で、特にシマ模様でなぜか効果的。
ていうのは分かってる。
これちょっとね、原因はまだ謎らしいんだよね。
スピーカー 1
確かに謎だね。
スピーカー 2
で、じゃあ牛をシマウマみたいに色を塗ればいいんじゃないっていう発想。
で、やってみると実際にその効果があったと。
ちょっと面白いんだけど、これ写真とか見てほしいの。
ぜひね、この牛をね、黒い牛に白いスプレーでシマシマを描くパターンと、
黒い牛に黒いスプレーで対象群として描くパターンとかを用意して、
やるとやっぱ白黒のシマ模様だと効果あるらしいですね。
スピーカー 1
白い牛っている?
スピーカー 2
白い牛いるんじゃない?別に。
ホルスタインみたいなやつって白ベースの、あるいは黒縁みたいなやついるよね。
スピーカー 1
白ベースの黒縁の上から黒いスプレーでシマ模様をつけたら、それも効果あるのかな。
スピーカー 2
分かんない。それ今回やってないから分かんないけどね。
まあまあありそうだよね。
見てるのは、牛がハエが止まったら払おうとすると。
尻尾とか頭を動かして、その払おうとする行動の回数が25%減ったっていう結果みたいですね。
すごいよね。なんでなんだろうね。シマ模様が。
スピーカー 1
そもそもシマ馬が天敵みたいなことはないか、別に。
スピーカー 2
ハエの天敵ってことないでしょ。意味分かんないでしょ。
スピーカー 1
確かに。謎だね。
スピーカー 2
一応分かってることとしては、シマ馬じゃなくてシマ牛って言われてるんだけど。
シマ牛にハエが近づいてきて、表面に接近しようとする最終段階。
着陸しようとするときに、着陸に失敗するっていうのが起きるらしい。
スピーカー 1
視覚的に惑わされるみたいな。
スピーカー 2
そういう効果かもしんないねっていう。
だからハエにとっては、例えば距離をうまく測れなくなるとか。
そういうのがシマシマ模様に効果あるのかなとか。
スピーカー 1
おもしろい。
スピーカー 2
おもしろいね。しかもこれ地味にインパクトでかいんじゃないかなと思ってて、そもそも。
だって結構簡単にできちゃうじゃん。
牛にシマシマにするっていう。牛の気持ちは一回置いといて。
スピーカー 1
これ人間に利益はあるの?
スピーカー 2
人間に利益は、この牛は要は最終的に食べられちゃう牛ですけど。
ハエが多すぎて、やっぱり牛にとってストレス溜まるんだって。
追い払おうとしたりして、そういうストレスが病気の原因になっちゃったりするから。
結構それで牛乳出る量減っちゃうとか。
アメリカとかでも、そういう牛に対するストレスっていうので結構な影響出てるらしいよ。
畜産業を営む人にとっては。
スピーカー 1
ハエがそんなにストレスなんだ。
スピーカー 2
しかも殺虫剤とか使ったりもするんだけど、その耐性ができちゃったりとかで、なかなか効果的とは言えない。
スピーカー 1
じゃあ結構前からある根深い問題。
そうそうそう。
スピーカー 2
だったんだ。
だからこれもしかしたらこれさ、すごい影響でかかったらみんなこれやってさ、例えば生産量アップみたいな。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
食料問題解決みたいな。
そのまんま行くかもしれないこれ。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
いやそのまんま行かないだろうって突っ込んでほしかったけど。
スピーカー 1
いやでもなんか少しでもさ、なんかその食料問題が効率的に、効率アップしてさ、少しでも解消する方向に行ったらいいんじゃん。
スピーカー 2
そうだね。しかもこれ牛以外にも使えるんじゃないの?もしかして。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
白黒のシマシマ、え、なんかそういう衣服とかあったら生えきにくいとかあんのかな?
スピーカー 1
確かに確かに。
スピーカー 2
どうなんだろう?ありそうじゃね?
スピーカー 1
ありそう。
スピーカー 2
ダサいか。
スピーカー 1
ん?いやいいんじゃない?だって、だからもうすでにあるよね。だってさ、白黒の服なんてボーダーの服いっぱいあるけど、そういう人たちが蚊がきにくいかどうかみたいなさ、研究あったら確かに面白いかも。
スピーカー 2
面白いね。それありそうだな。
蚊じゃなくてハエね。吸血媒ね。
スピーカー 1
いや、だけどなんか私たちの服買えたらさ、ハエよりも蚊が嫌じゃない?
スピーカー 2
まあね、ハエと蚊は違うから、これ蚊に効果はあるかは知らないけど。
スピーカー 1
ああ、そっかそっか。
吸血媒ってそもそもいるんだって感じだよね。
スピーカー 2
確かに。
知ってた?吸血媒。
スピーカー 1
知らない。
スピーカー 2
結構問題らしいぞ。
スピーカー 1
なんか病原菌とか持った吸血媒とかだったら厄介そうだね。
スピーカー 2
ああ、そうそうそうそう。
スピーカー 1
死んじゃったりとか。
スピーカー 2
普通に血液吸われるっていう。
スピーカー 1
ノーベル賞にどうやってすればいいんだろう。
スピーカー 2
まあ、でもこれはさっき言ったのでもいいんじゃない?
ストレートにこの研究がきっかけで畜産業の効率が爆発的に上がったら。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
上がんねえか、爆発的に。
食料問題解決みたいな。
スピーカー 1
とかさ、少ない牛の量でいっぱい牛乳出たらさ、環境とかにもいいんじゃない?なんかCO2とか。
スピーカー 2
まあ確かにね、牛の血風問題とかありますからね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
地球温暖化。
スピーカー 1
そう、地球温暖化にも役立つ。
スピーカー 2
スプレーがいっぱい売れそうだな。
スピーカー 1
だから地球温暖化さ、解決したらさ、めちゃくちゃノーベル賞じゃない?
スピーカー 2
昔のベストオブベストコラボ思い出すな。
スピーカー 1
そう、思い出すけど、これ本当にそういうユーザーできたらさ、すごいよね。
スピーカー 2
できたらすごいね。
スピーカー 1
CO2濃度とかをめちゃくちゃ下げれますみたいなのがないんかな。
スピーカー 2
そういう例に立ち向かっている研究はいっぱいあると思いますけど。
スピーカー 1
ありますよね、たぶんね。
スピーカー 2
CO2を使う研究なんて山ほどあるからね、今。
使うとか吸着させるとか。
スピーカー 1
でもさ、グローバルで実際にさ、解決するレベルのものないじゃん。
スピーカー 2
ないね。
スピーカー 1
これ僕、サイエンスポットで紹介したことあるんだけど、世界で一番白い塗料を作って、
スピーカー 2
その白い塗料、温度がちょっと下がるから、地球の表面めっちゃ白くすれば地球温暖化解決する説みたいな、言ってる人もいるよ。
スピーカー 1
そっかそっか。
スピーカー 2
さすがにやばいけどね、その塗る面積広すぎて、そんな材料ねえよっていう結論ではあるんだけど。
スピーカー 1
確かにな。
しかもなんかCO2とかの問題は結局解決しないわけじゃん。
スピーカー 2
うん、しない。とりあえず温度だけ解決しようとして。
そうね、根本的な問題解決になってんのかっていうのはわからん。
まあいいんじゃない。
スピーカー 1
え、じゃあ結論はこれについて。
スピーカー 2
しまうしで温暖化と食料問題解決でしょ。
スピーカー 1
おお、素晴らしい。これ絶対さ、ならない気がする。
スピーカー 2
思いつかない。ノンベル賞につながらないよな、これ。
スピーカー 1
しまうし。
スピーカー 2
そこからなんかハエの視力的なのに影響してましたみたいな、そこがわかってもすげえ小さい発見だもんな。
めっちゃ気になるけど。なんでハエは白黒だと近寄らないのかっていう。
スピーカー 1
うん、そこがわかったとして、そのメカニズムがもう今までそのどの生物にも見られないような、
なんか新しいなんか生態反応みたいな、そういうメカニズムだった場合で、
それが実はなんかもう人間とかにもありましたみたいになったらすごいじゃん。
スピーカー 2
何それって感じ?全然よくわかんないけど。
スピーカー 1
知らんけど。
知らないけど、あるってことにしておく?そういうのが。
もうこじつけだけどね。
スピーカー 2
こじつけだけどね。終わらないからね、これ。
スピーカー 1
まあまあってことにしておきますか。
スピーカー 2
そういうことにしますか。
そういうことにしましょう。
スピーカー 1
よくわかんない生態メカニズムの発見につながるっていう。
そうそう、未知生態メカニズム。でも未知なこといっぱいありますから。
スピーカー 2
逆にさ、なんかさ。
でもさ、逆にさ、ほんとに虫の視覚をバグらせるみたいなシステムにつながってたじゃん、これが。
スピーカー 1
それってあらゆる虫問題解決できるでしょ?
虫問題解決できるけどさ、それをさ、ノーベル賞クラスにしなきゃいけないってなったらさ、
虫問題解決するぐらいじゃさ、あれなんじゃない?
いや、でもさ、虫問題、殺虫剤とかめっちゃあるじゃん。
スピーカー 2
化学物質使わないとさ、解決できない虫問題めっちゃあるじゃん。
スピーカー 1
それを化学物質全く使わなくてオッケーになったらすごくない?
いや、すごくない?ノーベル賞級じゃなくない?だから普通に商品化とかはさ、めっちゃいいと思う。
スピーカー 2
素晴らしいけどさ、ノーベル賞級なの?それ。
スピーカー 1
なんか意外とさ、なんかしましまにするだけでいいってなったらさ、農家のコストとか全部めっちゃ浮いてるじゃん。
そうそう、だからめっちゃいいよ。なんか素晴らしい画期的なアイディアだし、なんかもうみんな使うようになると思うけどさ、
スピーカー 2
ノーベル賞になるかな?そんな。
スピーカー 1
厳しい。厳しくね?
スピーカー 2
だってもうさ、すごい発見でなきゃいけないでしょ、ノーベル賞って。
いや、すごいじゃん。世界初の殺虫剤を使わなくてもいい虫除けシステム。
許してくれ。
スピーカー 1
それだったらさ、さっきの新しい未知生態メカニズムの方がいいわ。
スピーカー 2
うん、まあそれもよくわかんないけどね。
スピーカー 1
でもさ、生物系でさ、ノーベル賞取るのってさ、どんなんだ?最近って。
スピーカー 2
いろいろあるよ。痛みを感知するセンサーの需要体見つけました?とか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
最近あったな。
スピーカー 1
なんかそんなに変わらないような気もしたけど、何がすごいの?それはなんか、
どの生物にも当てはまるそういうセンサーが発見されましたみたいなのがすごいの?
スピーカー 2
いや、まあそれ人だと思うけど。
確かにね、そう言われるとどこからがノーベル賞クラスなんだっていう。
マイクロRNAだな、前回は。
スピーカー 1
マイクロRNAがDNA…あ、DNAじゃない。ノーベル賞取るのはわかる。
とか、体内土系のメカニズムわかりましたよとか。
スピーカー 2
新しいウイルス見つけたとかもある。
虫型肝炎ウイルスの発見とか。
スピーカー 1
そのさっきのさ、もともとのさ、なんか視覚をバグらせるみたいな。
てか、そもそもそのなんでそのシマシマラと虫が寄ってこないかのそのメカニズム研究してさ、
それがなんかすごい結構画期的だったらノーベル賞取るんじゃない?
スピーカー 2
いや、そうだね。画期的だったらの部分はわからんけど。
スピーカー 1
知らない。何を持って画期的とするかわからんけど。
スピーカー 2
もういいよ、もうこれ。
スピーカー 1
難しい。
スピーカー 2
まあまあ、でもその辺で出るかもしれない。
スピーカー 1
かもしれない。
スピーカー 2
っていう感じですかね。
はい。