1. サイエントーク
  2. 59. ビッグバンからアリストテ..

ヒトは忘却する生物なので、これまでサイエントークでおしゃべりしてきた科学史の流れを俯瞰する”上書き”おしゃべりをしました。

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これまでの科学史と人生史

・世界のはじまり編 EP1 ~ 14

・ヒトのはじまり編 EP 15 ~ 26

・文化のはじまり編 EP27 ~ 38

・科学のはじまり編 EP38 ~ 58


【参考】

記憶の話: 専門家に聞いてみた。なぜ私たちは記憶を「忘れる」の?

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【番組について】

おしゃべりな研究者レンと普通のOLエマが科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。

人類の科学の歩みと2人の人生を重ね合わせるシリーズ「科学史と人生史」を更新中。

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【プロフィール】

レン:おしゃべりな研究者。企業研究職として働く博士。専門は有機化学と生命科学。趣味は科学者の逸話やクセ強めな研究収集。

エマ:自称普通のOL。 よく間違えられるが実は理系。番組のイラスト製作を担当。学生時代カナダに留学していた。

【サイエンマニア】

レンがゲストと世界を探求する番組

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【BGM】

オープニング:オリジナル曲

トークBGM:⁠⁠⁠DOVA-SYNDROME

目次

科学史のイントロダクション
今回は、
科学誌ざっと振り返る。
れんです。
えまです。
サイエントークは、研究者とOLが、科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。
人って忘れますよね。
忘れますね。
なんで忘れちゃうんでしょうね。
すべて覚えてたら、頭がパンクしちゃうからですかね。
そうね。
でも、なんか忘れやすいことと、忘れにくいことってあるなと思って。
自分がすごく強い感情を持ったときとか、
自分中心なことは、けっこう覚えてるよね。
記憶の干渉
だけど、誰かのこととか、自分にとってそんなに重要じゃないことだったら、どんどん忘れるよね。
そうね。
それは、けっこう注意力がそこに向いてないから忘れちゃうとか、だと思うんですけど、
けっこうもう一個忘れる原因の大きい理由って、
似たものが干渉しちゃうからっていうのがあるんですよ。
たとえば、ドラマとか見るじゃないですか。
1話目は見たときは覚えてる。
で、見終わってすぐ2話目見たら、やっぱ1話目の内容に上書きされて、
1話目の内容、けっこう忘れやすいみたいな。
そういうね、上書きみたいな干渉が起きちゃうらしいんですよ。
だから、似たような情報とかは特に忘れやすい。
で、そういう意味で、俺、ポッドキャストって、
このね、オーバーラップするというか、上書きみたいなのが起きやすいのかなと思ってて。
だって、しゃべってんのずっと俺らだし。
そうだね。それにさ、古代ギリシャとかさ、
なんか人多すぎて、で、毎回描く絵もさ、髭のおっちゃんばっかじゃん。
繰り返し起こりすぎてさ、誰が誰だったか忘れたわ。
みたいなことがあると思って、
だったら、それをもう1回上書きしたら、よったら繰り返しですよね。
繰り返すと定着するっていうのは、もう研究でもわかってると。
繰り返ししたらオーバーラップで忘れやすいけど、でも意識して繰り返したら覚えるっていうこと。
そう、さっきのドラマも1話目見て、2話目見るみたいなやつも、
さすがに1話目を5回見た後に2話目見ても、1話目覚えてるじゃないですか。
みたいなことだと思うんですよね。
なんだけど、こんなポッドキャスト同じやつ繰り返すのもあれなんで、
ここらで科学誌ざっと50回ぐらいやってきたんですけど、
いったんこんなんあったよねみたいな流れを俯瞰してみるっていうのをやってもいいかなと思って。
いいねいいね。
しかもさ、私らはさ、1回1回1週間ずつ進むじゃん。
だけど、たぶんさ、はじめのほうって宇宙の始まりとかだからさ、
1回と1回の間がすごい何億年とかじゃん。
だけど、最近の哲学者たちはさ、たぶん結構近いじゃん。
だから、そういうところでもさ、どのタイミングで何が起こったのかみたいなのを全体で言ってほしいかもしれない。
どうしても格論に入っちゃうと時間の進みも遅くなるんで、細かい話多いからね。
っていうのもあるのと、これが配信されるのが長期休みっていうのもあるんですけど、
ゴールデンウィークですね。
最近サイエントーク聞き始めた人も多いかなっていうところで、
ここらで1回振り返りをしてみようっていうことです。
忘れちゃうんでね。
私も結構忘れてます。
僕もね、忘れてることもあるんで。
復習がてらね。
こんなんしゃべったなみたいな話をちょっとしたいかなと思います。
じゃあ最初に、この科学誌シリーズ始まる前にイントロダクションみたいなしてるんですよね。
なんで科学誌を話すのかっていう。
そんなのやったんですか?
っていう話をしてて、この世界何でできてるんでしょうとか。
それはやったな。
で、原始とかでできてますよねみたいな。
でもそれって見たことないものじゃん。
じゃあなんでそれ信じてるんだろうねみたいな話をしたんですよ。
それって人間が歴史として科学の流れみたいなのをずっと積み重ねてきて、
これはもう間違いないでしょみたいなのを重ねてるから、
別に見てなくても信用できるよねみたいな。
そんな感じの話だったんですよ最初。
で、そういうふうにさ、なんか教わるもんね。
今だったらさ、教科書とかで教わるじゃん。
教科書とかね。
そういうのもあって、別に見たことなくても信じちゃうよね。
そうそうそう。
教科書なんてさ、昔は論文だったわけよね。
それがいろんな人が確認して、今の段階で間違いないでしょみたいなのを集めて教科書にしてるみたいなことだから、
それを作ってきたのが科学の歴史だと思うんですよね。
みたいな話をしてました。
あとは赤ちゃんとチンパンジーの違いみたいな。
それはけっこう覚えてるかも。
そうそう。ブロック積みをさせてみて、
チンパンジーはうまくいかなかったらあきらめちゃうけど、赤ちゃんはなんでだろうって考えるような仕草を見せると。
そのなぜっていうのが、そもそも人間科学を追い求める原動力なんじゃないかみたいな話を最初にしてるんですよね。
そこがじゃあ、科学史始まる前のイントロ?
イントロ。
けっこういろんな話したね。
じゃあ、1回の中でなんで科学史あるのかとか、何で地球ができてるのかとか、チンパンジーと赤ちゃんの違いを全部話した。
みたいなね。
まあ、もっと細かいこととかは、たとえばなんか言語の話したときとかにも出てきてるんだけど、
イントロとしてね、そもそも科学科学言ってるけど、そう思っちゃう僕らなんなんっていう話をしてたんです。
科学と思っちゃうってこと?
そう、科学と思っちゃう。
ん? 科学と思っちゃう? 違うな。
そう思っちゃうってどういうこと?
科学を追求しようって思うのは何でなんだろうな。
じゃないと、最初にビッグバンの話しますって言っても、じゃあなんでビッグバンをこんなみんな知りたがってんだろうみたいなのも、
なんでこの世界できてんだろうみたいなとこが始まってるわけじゃない?
っていうのを最初に前提として共有しておいたほうがいいかなみたいな感じでしたね。
で、そっからビッグバンの話を最初にしました。
宇宙の始まりと地球誕生
これ何億年前か覚えてます?
えー、63億年ぐらいだっけ?
63はどこにも出てきてない。
253億年ぐらい?
全然ちがう。
これたぶん同じようなやりとりしてる気がするんだ。
だいたい138億年前です。
そうそう、138億年だ。
同じリアクションたぶんね、残ってると思う。
しょうがない、忘れちゃうもんなんで人間は。
で、それぐらい前にできて、最初はシンギュラリティ的なね、
なんか何もないところからポッて何かが生まれる瞬間みたいのがあって、
そこから膨張し続けてますよみたいな話だったんですよ。
そうですね。
で、そっから地球ができるのが46億年前ですね。
っていう話を最初にしてて、
なんか意外と地球できるの早い段階だなみたいな話したような気がする。
生命誕生と進化の話
宇宙の中で言うと?
そうそう。
もっと最近っぽいってこと?
なんかもっと宇宙ができて、結構経ってから地球できたのかなって思ったら、
もう宇宙のさ、3分の1ぐらいでいるわけじゃん、地球が。
なんか意外と結構占めてるなみたいな。
なるほどね。
しかも、僕らが今いるのが天の川銀河だっていう話もしたんですけど、
それの形成が始まったのは、もう130億年前くらいだったんじゃない?みたいなこととかね。
そう考えると、だいぶ昔からね、ゆっくりゆっくり、僕らの周りの関係もできてきたっていうことですよね。
で、その地球生まれたあと、何を話したかって言うと、やっぱり生物がいつできたのか、
できたというか、生まれたのかみたいなのが気になるよねって話をしてて、
生命の定義の話とかしたんですよね。
しましたね。
なんかここらへんすごい楽しかったの覚えてる。
宇宙の始まりとかもそうだけど、結構さ、最後の方に毎回、もしもこうだったらみたいなSFっぽい話を毎回してたような気がする。
うん、してたね、確かに。
生命の始まりとか宇宙の始まりって、なんか神秘的だもんね。
しかも、完全な答えがまだないからこそ、しゃべるの楽しいみたいなとこあるよね。
宇宙人いたらどうなのかみたいな話したっけ?
宇宙人いたらした気がするね。
だし、最初の生命の話は、そもそも水って水星みたいなやつで来たんじゃないかとかいう話もしてたり、
あと、最初はやっぱり海の底で熱水が出てるところにいた細菌がもともとの生物だったんじゃないの?みたいな話とか、
あとは雷を実験室で再現して、こうやって生命できたんじゃないかってやって実験してる人とか、そういう話もしましたね。
で、これ答えほんとないんですけど、
地球が誕生したのが46億年前だっけ?
生命誕生は。
生命誕生はだいたい38億年とか、それぐらいに共通祖先のシンプルな細胞みたいなものが生まれたんじゃない?っていうのは言われてる。
で、その次の話で細胞の進化の話をしてて、
この単細胞生物っていうのは2種類大きく分けると言った。
それがアーキア、古細菌、古い細菌ってやつと、バクテリア、新生細菌ってやつ。
この2種類が最初生みましたよっていう話をしてて、
この時話してたのは、アーキアが孫正義ですよねっていう話をしてたんですよ。
言ったら、バクテリアを取り込んで、
で、そのバクテリアが今僕らが持ってるミトコンドリアなんじゃないのっていう細胞強制説ってやつですね。
その話をしました。
じゃあ、アーキアが今の私たちの祖先みたいなことかな?
アーキアがバクテリアを取り込んだものが今の私たちの祖先で、バクテリアはバクテリアとしてそのままいるみたいな?
細胞から人間への進化
そうそうそう、まあもう僕らにはなってるんだけどね、ずっとこの歴史の中で。
バクテリア由来のさ、他の生物みたいないないのかな?
いるよ、普通の今いる細菌とかもバクテリアだったりするし。
でもさ、細菌じゃん、私らみたいに哺乳類になったりとか虫になったり魚になったりみたいな、
そういう他細胞のちょっと高度な生物になってるバクテリアいないのかな?
まあそれはね、基本いないんじゃないかな?
アーキアがそのバクテリア取り込んで進化学生物になるっていうステップがあるんだけど、
基本的にはその進化学生物が共通祖先になって、いろんな動物が生まれてる。
なんかさ、不思議だね、バクテリアはさ、もうそのままそんなに進化せずずっとバクテリアなのにさ、
アーキアがバクテリアを取り込んだ瞬間にすごく発達したって、
それが結構重要だったっていうことなのかな?
っていうことだと思うよ、瞬間というか偶然だと思うけど。
しかもそれがさらに葉緑体みたいなまた違うバクテリア取り込んだら、それは植物に進化してってるわけだから。
じゃあ、アーキアがまずバクテリアを取り込んで、
で、その後にそのまま進化したやつが動物で、かつ葉緑体も取り込んだやつが植物になった。
そうそうそうそう。
バクテリアが葉緑体取り込んだりとかしないのかな?
バクテリアが葉緑体取り込む、いや、
なんかバクテリア取り込む力弱いね。
基本的に取り込んでるのはアーキアだね。
なんかそういう腕伸ばして取り込むみたいな動きはするらしいんだよね、アーキア。
バクテリアはちょっとそれとは期限が違う。
それ単体で生きてるって感じですね。
なるほど。
アーキアもそんなバンバン取り込むようなものではないんだけど、
基本的にはその微生物みたいな感じで、ずっと今もいるし、生きてるやつだけど、
大昔そういうことがあったんじゃないかっていうとこですね。
で、僕らの進化の元になる核を持った細胞っていうのができるわけですよ。
で、そこからじゃあどうやって人間まで行くのかっていう話がこの次のフェーズから始まってて、
そのできた細胞がどんどん集まっていって、
どんどん大きい生物になっていくんだけど、
この集まるのも不思議だよねみたいな。
そうだね、そういう話したね。
そう。
生物の進化史
多分教科書でも出てくると思うけど、
細胞が集まってる多細胞生物と単細胞生物の間みたいなやつとか、
そういうのもいたっていう話をしてて、
で、そういう細胞同士が集まってどんどん役割分担ができてきて、
最初の多細胞生物、多い細胞がいっぱい集まった生き物っていうのが生まれたんじゃないのっていう話をしてて、
で、こっからはもうすごい速さで動物とか出てくるんですよね。
で、これはまあ有性生殖みたいな仕組みができて、
で、すごい遺伝子の多様性みたいなのが一気にガーッと増えたからじゃないかって言われてる。
いろんな混ざり合いが起きるというか。
多細胞生物になって、性ができて、
そしたら急に多様性が広がっていく。
そう、その前は基本的には自分のコピーをただ作るだけみたいな状態だけど、
やっぱオスメスって呼ばれると親から半分ずつ遺伝子もらうんで、
子供ってやっぱちょっと違うんですよね。
全く新しい遺伝子を持っている。
でもその化石とかは残ってないよね。
だから正確にいつぐらいからみたいなのは言えないよねってことになってて、
で、一番昔の多細胞生物の証拠っていうのが5億4千万年前の化石なんですよね。
すごい飛んでるんだよね、年代的には。
急に5億年前くらいから。
38億年に生物ができて、
で、そこがずっとシンプルだったけど、
5億年前くらいの多細胞生物の稼ぎが始めてっていうところが加速してるっていうことですか?
うん、なんか25億年くらいは微生物しかいなかった状態だったんじゃないかって言われてて、
で、そっから10億年くらいで、
この微生物の状態から一気に多細胞生物になったんじゃないっていうふうには言われてる。
なるほどね。
で、時間がもう半分以下で急に単細胞から多細胞になったのか。
そうそうそう。
で、それもかなりもう動物、海にいる動物たちなんだけど、
多様性の爆発と大量絶滅
ティッキンソニアっていうなんか葉っぱみたいな見た目のやつがいるよとか、
そういうけっこうでかいやつがいきなり化石として見つかってるんで、
まあこれ24時間時計でよく表されるんだけど、
地球が生まれたのが0時だとして、今が24時だったとしたら、
生物が生まれるのは16時くらい。
で、そっから動物がバーっていっぱい生まれてるのが見つかったのがもう21時くらい。
それぐらいな感じなんですよね。
なるほどね。
割合で言うとね。
で、まあ動物もいろんな動物が、
それこそ今よりいっぱいの種類の動物とかいたんじゃないっていうぐらい多様性が爆発してる。
カンブリア爆発って言いますけど、
っていうのが起きたって話。
だけど、今そんな昔いた生物がいないのは、いっぱい大量絶滅が起きたっていう話。
何回かあったんだよね。
今まですごいでかい大量絶滅が5回ぐらい起きてる。
有名なのは恐竜が絶滅する話ですけど、
それは何回目なの?
それはもう最後です。
それの前にも4回ぐらい火山がめっちゃ噴火したりとか、
あとは海の温度が一気にバーって上がったりとか、
そのために生物って70%全部死んだとか、
90%死んだとか、そういうのが何回か起きて生き残ってきたやつだけが今生きている生物の祖先みたいな。
ちなみに恐竜の絶滅はいつぐらいなんだっけ?
恐竜の絶滅は6500万年前ぐらいですね。
だけどそれより前1億8000万年ぐらいは、地上って恐竜が支配してたよねみたいな。
恐竜と鳥の進化
1億8000万年も恐竜が支配したの?
長くない?
長いよ。
ちょっとずつ多分大きくなってったとかはあると思うけど、
じゃあ、はじめから恐竜の形じゃないの?
もちろんもちろん。
最初は魚みたいなやつから来てる。
海から来てるから。
最初生物としては魚みたいなものが生まれて、
そっから海の中の競争も激しいんで、
両生類とか爬虫類みたいな、ちょっと陸に上がってきたやつが生まれたって言われて、
その爬虫類みたいなやつが結構恐竜が近いところですね。
そっからのね、もう本当に長いんだよね。
恐竜がずっと支配してた時代が。
あとは最近の研究で鳥って恐竜から進化してて、
もしかしたらある意味恐竜ってまだ絶滅してないって見方もできるよねみたいな話もある。
鳥全般?
鳥全般。
不思議だね、なんか今さ、すごいちっちゃい鳥とかもいるじゃん。
手に乗るぐらいのさ、ブンチョみたいな。
こんなちっちゃいのがさ、あんなでっかい恐竜から生まれてるんだって思ったさ。
ちょっと不思議だね。
まあ、小型の恐竜ですよね。
どれぐらい?小型って。
でかい?
まあまあ、そんなブンチョサイズではない。
さすがに。
どれぐらいだろう?なんか1メートルぐらい?
1メートルはあると思う。
で、羽毛とか持っててみたいなね。
そいつも飛んでたの?恐竜自体。
いや、飛んでない。
でも恐竜でも飛ぶやついるよね。
ナプテランのドムみたいなやつね。そういうのも一応いる。
そいつらは鳥の祖先じゃないんだ、でも。
うーん、まあないとは言えないと思うけど。
そっか、じゃあ鳥がさ、初めて空を飛んだ生物ではないっていうことなんだね。
ああ、そうそう、それはそう。
まあ、あと虫とかはいるしね。
ああ、まあ確かにね。
そう、飛んでるでっかいトンボみたいなやつとか、そういうのは全然いるから。
でもさ、虫以外の動物でさ、飛んでたのは、じゃあ鳥と、そのなんか恐竜の飛んでたやつぐらい。
じゃないかな。他そんな飛んでないんじゃないかな。
今いないような変なやつが空飛んでたとか、あんまないと思うけどな。
うーん、なんかさ、犬にさ、羽生えてるみたいなさ、やつ飛んでたら面白いよね。
うん、見たら面白いけど。
恐竜と哺乳類の進化
でもさ、恐竜の飛ぶやつ、なんていうんだっけ?
プテラノドン?
プテラノドンもさ、不思議じゃない?今から考えたら。
いや、不思議だよ。
だってさ、ワニみたいなやつに羽生えてるってことでしょ。
よく飛べるよな、みたいな。
うん、重そう。
いや、重そうだけど、まあでも飛んでたって言われたようにね。
なるほどね。
その時代にいた恐竜の祖先
で、まあその時代にいた、すっごい地味なちっちゃいネズミが、哺乳類の祖先っていう話ですね。
その時代ってのは恐竜の時代?
恐竜の時代に恐竜に怯えて木の上で暮らしてたのが、哺乳類の祖先だっていうのは言われてて。
それもなんか不思議な話だけど。
そうだね。
逆にさ、すごい長い目で考えたら、今ってさ、人間が支配してるわけじゃん。
で、今人間に怯えて暮らしてる、よくわかんないけど、ゴキブリとかさ、またネズミとかがさ、
数億年後ぐらいに支配してるかもしれないよね、この世の中を。
だからいきなり俺らが絶滅して、そういうのだけが生き残ってったら、あり得るよね。
そうだね、何が起こるかわかんないね。
わかんないよ。
人間の前は恐竜が支配してるのか?
そうだね。
恐竜の前は?
恐竜の前はもう、そもそもほとんど海だと思うけど、だから陸は主に植物とか、あと昆虫みたいなのとか。
海での支配者は、クジラとかかな、クジラまだいないかな。
うーん。
そんな支配するほどのものはいないか?
うーん、わかんないね。そんな支配してたら、だいぶ偏ってそうだけど。
今もある意味偏ってんのかな?人間が支配してるから。
でも数で言ったら昆虫が一番多いんじゃん?虫が一番多いんじゃん?人間より。
確かに。
本当に人間が支配しているのか?みたいな話になりそう。
支配とはって。
そう、支配とはってないから、この話あんま意味ないんだけど。
だって、支配ないからね、そういう。
全部駆逐しましたって言ったらさ、生きてけないしね、全部駆逐したら。
確かに。
だからまあ、生き物ってバランスですよね。
そうですね。
みんなで生態系みたいなのを作って成り立てるもんだから、強い弱いはあるかもしれない。
まあ、みたいなことはあるんですけど、恐竜が絶滅したタイミングで、僕らの祖先は生き残れたっていうのがでっかいことで。
たぶんちっちゃかったから良かったんじゃないっていうのが言われてる。
隕石がぶつかってきて、1メートル以上のやつはもうのきなみ結構死んでったみたいなことらしいから。
なんでちっちゃい方が有利だったの?
そもそもでっかいものって食べるものなくなったら死んじゃうけど、
そういう中ぐらいの動物が死んだら、それより大きい動物は死んでいくわけじゃない?
そうですね。
でもちっちゃい動物は、まあ植物とか果物とか残ってれば生き残れるわけで。
そっかそっか。
っていうことだと思いますよ。
そうだろうね。
で、今もそうだと思うよ。もしそういうのが起きたら。
たぶん俺らが死んでも微生物とか、あとはちっちゃい動物とかは生き残れると思う。
人間はやっぱ大きい方か。
もうだいぶ大きい方じゃない?
だよね。
人間より大きい動物なんて少ないよね。
少ない。
同じこと起きたら人間もちょっと、科学技術があったらなんとかできるかもしれないけど、
そのまんまだったらやられちゃうんじゃないか。
そうだね。
で、まあだけど、そっからそのネズミみたいなちっちゃいのが生き残って、
でも500万年ぐらい経つと、やっぱ生物って進化するもんで、
犬とか、あとはちょっと馬っぽいやつとか、そういうのが生まれてくるね。
どんどん体がでかくなっていってる。
で、ずっと同じ場所にいたら同じような生き物しか生まれないけど、
その哺乳類の祖先がいろんな地域に生まれてくると、そっから大陸が分裂するっていう話もしたね。
大陸の話したね。
そう、大陸が分裂して環境が変わると、さらにその島ごとに環境が違うから、また生き物もそれに合わせて変わっていくみたいな。
なるほどね。
基本的にはその適応していくみたいな、適応というか、そういうものが生き残りやすいみたいなことですよね。
はいはいはい。
っていう大陸の歴史みたいな話もしました。
生物が進化するだけじゃなくて、大陸も関わってくるって面白いよね。
そう、環境もね、結構大事だからね。
で、あとは、なんで哺乳がいいのかみたいなこととかもしてて、
栄養を与えられるからいいよねとか、いろんな環境に適応しやすいのが、哺乳類なんじゃないの?みたいな話とかもして、
ここまでがだいたい人間が生まれる前ぐらいの段階までの話を、サイエントークンの中で10話ぐらいに詰め込んでましたね。
はいはいはい。
結構詰めたな、今思うと。
DNAとPCRの話
で、そっから、猿みたいな霊長類の中で人間がこうやって進化してきたのも不思議だよねって話をするために、急にDNAの話をしたんですよね。
ほうほうほう。
猿と人間はDNAが違うからこんだけ見た目も違うし、脳のデカさも違うし、
っていうのを理解するためには、やっぱDNAを知ることが大事だろうと思ったんで、
じゃあ化石のDNAどうやって調べるんだろう?とか、
それを調べる方法の一つがPCRですよね、みたいな。
ほうほうほう。
みたいな流れでPCRの話をここで入れてた。
ほうほうほう。
それはね、コロナとかにもつながってくるね。
そうそうそう。
実はやっぱ歴史の研究者とか、考古学者みたいなのもDNAを見てますよっていう。
ほうほうほう。
結構面白いかなと思って。
DNAとそれからPCRで増やしたDNAを、その中身何書いてるのかっていうのは次世代シーケンサーっていうもので配列情報が分かって、
人間の進化
それを見たら初めてこの化石はチンパンジーに近いものですねとか、
人間に近いものですねみたいのが判定できるっていうのがあったから、
今こうやって進化の話ができてるんですよっていう話でした。
それがしっかりしてないと、人と猿の遺伝子なんてもうすごい近いんで、
あんま区別できないぐらい近いんで、99%ぐらい。
ちゃんとそれを読むことは大事だよねっていうことですね。
っていうのを理解した上で、じゃあDNA違うのは分かったんだけど、
その変化ってなんで起きたの?というか、
こっから人間と他の動物って何が違ったんだろう?みたいな話をしたんですよ。
覚えてます?大事なイベント。
それはなんでかって考えるっていうことが人間らしくするみたいな?
違う違う、なんか体の構造的になんで変わったんだっていう。
二足歩行が重要だったっていう話ですか?
そうそう、二足歩行してるのって実は人間だけじゃね?みたいな話。
ペンギンもしてんじゃね?っていう話でたけど、ペンギンは実は膝曲げてるんで、
完全直立二足歩行ではないよね?みたいな話とかもしてる。
だから二足歩行ってなんか特殊なんじゃないの?っていうね。
で、その二足歩行からやっぱり脳の大きさ大きくなってとかいう話もあったし、
あとはそういう手が使えるようになるんで、物運んだり、あとは火を使ったりとかいう話もしました。
ここからじゃあ一気にもう人間の歴史っぽくなってきますね。
かなりね、この人間の歴史は詳しくやってたね。
なんで言語をしゃべるようになったかとか?
というよりかは、ホモなんちゃらみたいないろんな種類がいて、
ネアンデルタール人っていうのが昔はいて、実は僕らのDNAにもちょっと入ってますとか、そういう話とかもしてました。
人間が生まれるっていうよりも、人類が生まれて、その中でどうやってホモサピエンスが残ってきたのかみたいな。
やっぱこの辺って人間が気になるところでもあるじゃん。
自分たちって何だろうっていう根源でもあるから。
この研究が最近めっちゃされてて面白いみたいな話もしてて、
それを見ると、実はアフリカで生まれたって言われたやつがこういう足取りで、
今の日本だったら日本まで人類って歩いてたどり着いてますよねみたいな、
足取りまでちょっとわかってきてるっていうね。
それはなんかDNAの配列を見て、どこで分岐したのかみたいなところを考えてわかるようになったんだっけ?
そうそうそう、何年前かっていうのが情報として出てくるんで、
それを見たらアフリカからそのアジア通って、北側から日本に人が入ってきたのか南側から来たのかとか、
あと日本の真ん中ぐらいから途中で違う人入ってきたよねとか。
次ではね、DNAを見るだけで、いつどこで分岐したのかってわかるんだね、場所と年代。
場所はさ、化石が掘り出された場所でわかるから。
ああ、そっかそっか。
そうそうそう。
で、年代はその遺伝子見てもわかるし、あとはその元素の分析とかですよね。
うーん、なるほどね、総合的に見てわかるってことですね。
そうそうそう、年代分析とかを合わせたら結構正確にわかるっていう感じですね。
じゃあなんでDNA見たら、いつ分岐したとかそういう情報がわかるんだっけ?
これは、例えば今自分と全然違う人、他人、僕らでもいいのか、
人類の起源
僕らのDNA調べるとするじゃん、したら同じ場所と違う場所があるわけじゃん。
で、それが1対1だったらここは違うって言うだけだけど、
例えば日本人とアメリカ人とか、
なったらここは一緒の人多いけど、ここは違う人が多いとか、そういう差を比較できるわけじゃん。
で、それを世界中の人たちで比べてみると、なんかみんなアフリカの要素は持ってるなみたいな。
ってことは、もともとアフリカにいた人たちが一部が移動して、
移動する中で変異が入ったりして、分岐していって、各地に行ったんじゃないっていうのって、
遺伝子情報を比較したらわかるわけじゃん、元を辿れるわけ。
で、それをざっくり人の寿命とか換算したら、
その変異の数とその年数みたいので、何年前みたいな推定はできそうじゃない?
なるほどね、変異の数でわかるってことなんですね。
そういう式が、計算式があって、だいたい何パーセントで変異が入りますとか、
そういうのを計算すると年代がわかるっていう感じですね。
この辺わかんなかったら、もっかい20話ぐらいのやつを聞いてもらえたらわかると思います。
ちょっと初めてこれで聞く人がいたら、簡略化しすぎててわかりにくいかもしれないけど、
ぜひ過去回を聞いてほしいですね。
それでもわかんなかったら聞いてください。
お帰りとかで聞いてください。
そう、質問できるんで、ポッドキャストは。
なんで日本にたどり着くところまでで、
いったんたぶん人類の進化、生物的な進化の歴史の話はそこまででいったんしました。
これがだいたい科学史の22話ぐらいまで。
これは人の歴史って感じですね。
で、そっからまたちょっと違うフェーズというか、
今度は人の歴史の中の最初の話をしました。
芸術になんで目覚めたんだろうとか、ちょっと精神っぽいとこ。
じゃあもうホモサピエンスの中での歴史ってことね。
そうそう、みたいな話をして、
ここではそんなに詳しくは言わないけど、
芸術
言語どうやって生まれたんだろうねみたいな仮説の話とか、
あとさっきの二足歩行、二足歩行したことによって喉の構造がちょっと変わって、
空間的に広くなったからいろんな音を出せるようになって、
だからこういう会話で今コミュニケーションとか、
他の動物よりはいろんな音を出せたりするわけじゃないですか。
っていうのができるようになったんじゃないのっていう。
なるほど。
そういう言語的な始まりとか、そういう話をしましたね。
この辺はもうだから科学に直結するようなところですよね。
結局僕ら文字とか言葉を使って研究とかもやるんで、
それがないとこのポッドキャストも成り立ってないんで、
そうですね。
その期限でもあると思うんですね、この辺が。
ポッドキャストの期限ですね、ここ。
完全にそうですよ。みんなの期限ですよ。
そうですね。
っていうのが27話ぐらいから何話かかけて、
これもけっこうしっかり文法どうやって生まれたとか、
あと数字どう生まれたとか、そういう話をしましたね。
発話してコミュニケーションとってたのかとか、
あと文字とか、文字はけっこうわかってるんじゃないかな。
でもわりと最近だよね。古代文明ですよね。
5000年前とか、それちょっと前とか。
で、それまではけっこう長いこと人って言葉だけしゃべって、
会話によるコミュニケーションが主な手段だったよね、みたいな。
みたいな話でしたね。
やっぱ文字の発明ってすごい難しい。
それによって、その文字の発明した方法を説明するのも難しいっていう感じだったけど。
けっこう説明に苦戦した記憶ある?
はじめは文字って言っても、文字の種類が多すぎて一部の人しか理解できないみたいな感じだったっけ。
それをどんどんシンプルにしていった。
そう、記号みたいなものだったっていうので。
記号ってでも人と人で共通認識として持たないといけないから、
まずそれをすり合わせるのが難しいよね、みたいな。そういうのもあったり。
そっか、じゃあ普通に発話してコミュニケーション取るのって、たぶん自然に生まれたと思うけど、
文字ってさ、やっぱり誰かが発明して、それを広めて教育してみたいなさ、意図的な作業が必要なわけじゃん。
うんうん、そうね。
大変だよね。
大変だよ。
それにあたっては、国的な都市だけど、昔でいうと、みたいな組織がけっこうしっかりしてないとできないから、
ちゃんと王様がいてとか、決定する人がいないと、たぶん文字もそんな普及しないし、
みたいな、そこがもうね、人間が社会的な動物であるっていうのから文字につながってるところっすよね。
なるほどね。
文字持ってる言語400くらいしかないよね、みたいな話しましたけど。
文字持ってない言語も含めたらどれくらいなんだっけ?
ただもう6千とか7千とか、まあまあそれぐらいいっぱいあるでしょうと言われてる。
そんだけあんのもおもしろいけどね。
まあね。
多すぎだろうと思って。
これで今の科学につながる土台ができたみたいなのを、
ポッドキャストで38話とか9話かけて、まあ人生史とかも挟まってるけど、それぐらいかけて土台の話をしてきました。
で、まあ人間めちゃくちゃもう頭良くなってきてるから、やっぱいろんなことに疑問を持ち始める。
いつ太陽が昇って沈むんだとか、川の氾濫いつ起きるんだとか、そういういろいろなことを知りたくなってくるんで、
こう読みを作ったりとか、計算する方法を作ってみたりとか、いろんなものを発明していくわけですね。
っていう古代文明の話とかをしました。
古代ギリシャ哲学者の登場
古代文明の話っていうのはさ、じゃあその哲学者の話のとき、結構最近だねもう。
もう結構最近。
この転換点になったのが、それまでって、例えば王様がいたら、それって神のお告げがなんか聞こえるって言って、
それを伝える人とか、割とみんなあらゆるものにはもう神が宿っているみたいな世界観で生きてたけど、
本当にそうなのっていう人たちが出てくる。
それが古代ギリシャの人たちとかなんですよ。
だからここが結構、本当はさ神がいるとかそういう信仰が最初に人間の社会を作ったと思うんですよね。
宗教的なものとか、あとまあ死んだ家族を埋葬しますっていう文化とか。
そういうのがあるから人間らしくはなってるんだけど、
そこからかな、やっぱり宗教があるからこそ社会的なのかな。
っていうのはまあ遺跡からは言われてるよね。
やっぱそういう宗教説っぽいところに人が集まってきてたんじゃないっていう。
で、人が集まったらやっぱ町とか都市とか、いろんな人が関わるっていうのが生まれてくるんで、
それまではだって家族で放浪みたいな。
そうだね、なんかそういう話もしたね。
宗教があるからこそいろんな家族が集まって、なんか町ができるみたいな。
町っていうか村?
ちょっと話戻っちゃったけど、
まあそういう町が生まれて、だから文字とかコミュニケーションとかが取れるようになる。
でなると、まあいろんなものに疑問を持つ暇な人も出てきて。
暇な人が出てきたからか。
そう、でなると、まあここからはもう結構記録に残ってるような歴史。
最初だったらタレスっていう人がいて、数学者として知られてるような人だけど、
物事の根源は数だって言った人だっけ?
違う。
違うか。
それはピタゴラスで、
それはピタゴラス?
タレスは水とか流れるものだっていうふうに言ってる。
数学として、数学者なのに水って言ったんだ。
そうね、まあ数学者であり哲学者であるみたいな。
この時の哲学っていろんなもの含んでたよねみたいな話もしましたけど、
フィロソフィーって地を愛するってことなんで、
そういう考えるっていうこと自体が哲学だよね。
で、その哲学の中には今で言う数学っぽいものの考え方してた人いるよねとか、
エジプトのピラミッドを比例計算で出して、
高さ出すやつだっけ?
影の長さと比例計算してっていう人たちが出てきたよっていうのが古代ギリシャで起きたことですね。
で、そっからもうざっくり流れとしては、
万物の根源を考える
最初にタレスっていう人が昔言ったっていう話があって、
タレスは一番最初に万物の根源、
世の中のものって何でできてるんだろうって考えた人。
こうやってある意味、今だったら原始だよねみたいな言うけど、
それの本当の元端ったらこのタレスに行き着くと思うんだよね。
そもそもこの世界何でできてるんだろうとかを考え始めた人と言われている。
これカッコアリストテレス曰くみたいな感じだけどね。
アリストテレスがそう書いてるんで、そういうことになってるけど。
で、実際にタレスはそういう万物の根源水ですよねって言ってたり、
あとはエジプトに行って、エジプトの人がいろんな計算方法とかをやってる。
で、ピラミッドみたいなのを建ててる。
すげえってなってるのを勉強しに行ったりとか。
で、そこでいろんな知識を得てピタゴラスにいろいろ教えたっていうところでしたね。
で、今度そのピタゴラスは、この人はもう世の中のものは数でしょって言った人。
数字。
弟子だけど、先生とは違う考えなんだ。
数字を信仰してるレベルだけどね、ピタゴラス。
ちょっと違うことを言ってて。
で、このピタゴラスも世界中に回って、当時の数学の知識全部身につけて、
自分で学校みたいなの作ったと。
まあ教団なんですけどね。
っていうので、すごい数学の研究をいろいろして、ピタゴラスの定理、そこで見つかりましたとか、
音階の研究やりましたとか、かなり数学の基礎的なところをやってたのがピタゴラスでした。
で、それとちょっと違う路線、ソクラテスっていう人が出てきて、
この人はどっちかというと、さっきのピタゴラスがゴリゴリ理系のすごい教祖的な存在だったら、
ソクラテスは結構文系的な、弁論とかをめっちゃ極めてた人。
ソクラテスとピタゴラスの関係はなんだっけ?
なんか特につながってないんだっけ?
これはね、ちょっと違う流派の話ですね。
だけど、プラトンとかでピタゴラスの考えとかも合流してくるんで、
ソクラテスはちょっと違う。もともとだって普通のおじさんだからね。
普通のおじさんか。
普通のおじさんが神のお告げを受けて、ソクラテスより賢い人いませんっていうのが始まりだから。
これはもうオリジナルですね、完全に。
なるほど、なるほど。
で、このソクラテスは結構論理的な思考法とか、そういうのをいろいろ言ってた人で、
物事なぜなぜって追求してったら、
当時の辞書専門家みたいな人は、意外と何も知らんなみたいなのを暴いていったっていう話でしたけど、
だけど政治に殺されちゃうみたいなね。
アリストテレスの観察マニア
で、その思想を引き継いでるのがプラトンっていう人。
弟子?じゃあプラトンはソクラテスの。
そう、弟子。
で、プラトンはもうソクラテス大好きなんで、
ソクラテスに関する情報も結構このプラトンが書き残してるようなものが多い。
このプラトン、レスラーだったっていう話もしましたけど、むきむきのね。
広いだっけ?肩幅広いみたいな。
そう、広いっていう意味のプラトン。
ニックネームね、なんですけど、
このプラトンは、ソクラテスはそんなに別に数学の要素とか言ってないけど、
プラトンはこの数学の要素がすごい入ってる人、数学者でもあったっていう人で、
正多面体は世の中に5つしかありませんよとか、
あとはそういう完璧な三角形って何だろうって考えてみるとか、
イデアっていう話もしましたけど、それがプラトンでした。
なんか文系の要素と理系の要素混じってそうだね。
そう、ここでね、結構合流してる感はある。
他にもね、間いろんな人いるんだけど、ギュッとまとめるとそういう感じ。
そこでビタゴラスとかの考えもプラトンはちゃんと取り入れてる。
そう、学んでる。
そこでアカデメイヤっていう学校を作ったっていう。
だから当時からしたら、それまでの人たちの知識とか情報とかをまとめて、
次の世代に伝えようみたいな、そういう動きが出てきたっていうところでしたね。
で、いろんな生徒がいる中、めちゃくちゃ天才が入ってきたぞっていうのがアリストテレス。
このアリストテレスはさっきのプラトンと違って、数学は全然好きじゃない。
けど、めっちゃ観察マニアっていう人でした。
物事をすごい細かく見て、
プラトンはイデアみたいな、三角形のイデアってあるよねみたいな。
言ってたけど、アリストテレスは三角形は三角形でしょっていう人だったっていう。
わりと現実的な物の見方だけど、それのほうが世の中には受け入れられた。
数学は嫌いっていうのはどういうことだっけ?
定量的な話は全然しなかったっていう。
それは当時からすると、数学的な計算とか別にそんな意味ないじゃんみたいな。
それによって何かを解き分かしてるわけじゃないわけじゃん。
だから、そんな使えるもんだと思ってないんだよね、アリストテレスからすると。
いや、そういうもので計算するより、
見たものをそのまま言葉にして記述して残すっていうほうが大事でしょっていう。
ソクラテスと同じような感じで、結構文系的な。
まあ、でもわかんない。
定性的に物事を記述するアリストテレス
これは観察してさ、残すのって結構理系だと思うけどね。
確かに。数字使わないだけで観察してるっていうところで。
観察っていう意味では確かに理系だね。
そうそう、動物見てこういう特徴があって。
こんな行動してみたいな。
そう、イルカって魚じゃなくて哺乳類ですとか言ってるのもさ、完全にもう研究じゃん。
そうだね。
だから、全然理系ではあると思うんだけど、ただ定性的で。
例えば、ピタゴラスは音の高さは弦の長さが変わったら変わるぞっていうので、
割とそれって数学っぽい感じじゃん。物理かな?っぽい感じだけど、
アリストテレスはその長さで変わるっていうよりかは、この音の高さが変わるように仕向けてる何かがあるんじゃないかみたいな。
それは何なんだろうっていうのを考える。
だから、数式とかじゃないんだよね。
古代ギリシャからアリストテレスまでの科学史
もっと原理のところに近い部分を、数式じゃなくて、言葉で表そうとしたみたいな。
結構、言葉で表すっていうところが大きかったんじゃないかな。
なんか、長いほうが低いみたいな、そういう感じかな。
うん、そうそう。それぐらいだったらしいよ、ほんとに残ってることって。
卵がかえってニワトリになったりしていくのは、それにそういうパワーがあるから、そうなるんでしょうみたいな。
なんか、理由をつけたがるみたいな感じ。
だから、それ自体がどういう式で成り立つとか、そういうのはそんなに興味ないって感じだよね。
それによって、原始とか元素の話で、今は原始っていうものが、いろんなすごいちっちゃい粒でできてるよねみたいな原始観で受け入れてるけど、
当時は、アリストテレスが言ってた、元素的な。
世の中って水と火と空気と土、地面みたいなもんからできてますよねっていう、性質っぽい説明をずっとしてたっていう話もありました。
で、ここが結構大きいターニングポイントだよねみたいな話だったね。
あと、番外編でお酒の話とかしましたけどね、非常に好評でした。
そうですね。
お酒の期限とか。
あとは、今までこうやってしゃべってきた哲学者たちがしゃべってたのって、みんなで酒飲んで集まって議論してっていうので結構発展してきたよねみたいな。
はいはいはい。
それがシュンポシオンだっていう話をしましたね。
で、私たちもシュンポシオンを最近しましたね。
何も生み出してないけどね。
何か生まれました。
何も生まれてないけど、シュンポシオンをとりあえずしました。
楽しかったなーって思って。
そういうシュンポシオンもあり。
まあでも、リスナーの人と交流できたっていう意味では良かったかもしれないね。
うんうん。
良いシュンポシオンでしたね。
はい。
自然科学分野の進化
って感じですかね。
はい。
だいぶザーッといきましたけど。
そうですね。
うん。
でも、いいんじゃない?
どう?
なんか流れが分かった?
分かった?
うんうんうん。
やっぱり私は人類が生まれるとか、そこら辺よりも前ぐらいが好きかな。
宇宙の始まりだったり、生命の誕生だったり、人類が生まれるか生まれないかぐらいの、
よく分からないところって、すごくこうだったのかな、ああだったのかなとか、考えるのが楽しかったな。
でもね、これ、この次科学誌また進みますけど、またそういう話も出てくると思うよ。
ここから先は、その昔のことを研究、私が研究しましたみたいな人が出てくるわけじゃん。
うんうんうん。
その時にまた出てくるんじゃないかな。
そうだね。
今はまだ本当に古代ギリシャだから、そういうロジカルシンキングの考え方を生み出した人とか、
数学の基礎を作り出した人ぐらいのレベルだけど、どんどんどんどん発展していって、
本当に物理とか科学とか、だんだん分かっていく様子がこれから分かっていくっていうことですね。
そうだね。
で、こっからの進み方はね、非常に難しいんですけど、科学誌。
なんせ多いんでね。
だけど、ある程度分野を絞ってやったりはしようかなと思ってる。
どんな分野にすんの?
基本的に自然科学系の分野、例えば、科学、物理、生物、これはシリーズでボンボンボンとやろうかなと思ってる。
例えば化け学の始まりっていうシリーズだったら、その錬金術的なところから、
どうやって今の科学の基礎できたのかみたいな、と思って、科学の誕生のところだと思うんですよ。
なるほどね。
ポッドキャスト番組のカテゴリーについて
それを何話かでやったりとか。
じゃあ、もう化け学編は化け学編でずっと通してでやるの?
それとも、化け学編になったり、生物編になったりみたいな。
うん、そう。ずっとやっちゃうと、もうそれで番組1個できちゃうんで。
たしかに。
化け学っていうくくりがなかったところからできたっていうとこ。
そこだったら、このポイントだっていうと、流れの中に組み込めるんで。
ていうかさ、もともとこのポッドキャスト番組ってさ、カテゴリーが化け学じゃなかったっけ?
今は化け学なの?
まあ、今はね、自然科学になりました。
ああ、さすがにね。
それポッドキャストで言ってなかったな、そういえば。
そう、自然科学にしました。
ああ、そうなんだ。
だって自然科学だもん、これ。
もう明らかにね、釣りとかの話も流行ってるもんね、生物も。
そう、化け学カテゴリーは今空いてます。
そもそもあるの?化け学カテゴリーって、私ら以外に。
あるよ。まあ、一応あるけど、あんま更新めっちゃされてる日本語のポッドキャストはないかな。
海外のしかないかな、ほとんど。
なるほどね。
まあ、空いてますよって言ったって、でも、俺喋りたいっていう人をちょっと今発掘しかけてるところではあるけど。
そうなの?化け学オンリーで?
とか、まあ、ちょっとわかんない。実践始まるかわかんないけどね。
とか、まあ、人の話は増えるかなとか。
まあ、でも、この次の回はもう久々にちょっと物の歴史の話も出てきますね。
っていうポッドキャストです。
これ今1年ぐらいを一気に振り返りました。
そうですね。個人的には、人の話も面白いっちゃ面白い。
なんか、どういう人だったとか。
けど、どっちかと言うと、どういうふうになんでこういうことが起きたのかみたいなところの方が興味あるな。
さっき言ったよな、化け学がどういうふうに誕生したのかとか。
うんうんうん。個人のエピソードよりはっていうことね。
うんうんうん。
まあ、だけど、そこで人が登場するのは絶対あることだと思うから、楽しみにしておきます。
まあ、こんな人いるよみたいな紹介はするけど、
宇宙の研究の歴史
まあ、いや、基本的にはその流れとか、実際にこういうことわかりましたとか、その中身の方が大事だと思うんで、
その話は中心にしたいけどね。
何が問題って、ちょっと勉強時間の確保です。
自分の。
これはやってほしいみたいな、これね、公に全部募集しちゃうと大変なことになるから、ちょっとあれだけどね。
基本、僕が思ってるストーリーで進みますけど。
うん。やっぱ私、宇宙関係の話は結構好きだから、
なんか、どういうふうに宇宙の研究が進んでいったのかみたいな、研究の歴史みたいなのが気になるな。
だって、はじめはさ、何にもわかんないじゃん。
俺がさ、何が、この情報がわかったから、じゃあこういう発想が生まれて、こういう技術が生まれて、みたいな。
で、そこでわかったことを使って、まあ、なんか別のことが発見されてみたいな、そういう流れとかちょっと気になるな。
ああ、なるほどね。
まあ、でも最初はね、天文学っぽい感じだと思うけど、やっぱ星の動き計算するとか、そういう人はいっぱい出てくるし、
っていう話?宇宙の話っていうのは。もっと、実際いけるのかどうかとか、現代っぽい感じ?
現代っぽいっていうよりは、過去の歴史として、
宇宙とかの研究がどういうふうに発展していったのかなっていうのが気になる。
なるほど。それは出てきますね、確率に。
まあ、でも、宇宙に限らずだけど、普通に生物もさ、やっぱりはじめ何もわかんないじゃん。
うん、気になるな。
まだこれ喋ってるときとか、細胞も見つかってないからさ、
なんかどう思ってたんだろうね。
そうだよね。
ふわっとしてる。
私この間さ、自分のさ、手を見てて、ああ、なんか血管が見えるなとか思って、
すごいこれ、私の体、血管自分で作ったんかとか思って。
大丈夫か?
でさ、心臓もさ、自分の意思と関係なくさ、勝手に動いててさ、すごいなって思って。
でも、そこのさ、仕組みを解き明かすのもさ、すごく難しいじゃん。
医学の歴史
医学の歴史とかも面白いかもしれない。
ああ、そう、絶対それ面白い。
医学の歴史知りたい。
今とはもうかけ離れてると思うけどね。
それもいいっすね。
医学いいね。
古代ギリシャに医学ちょっと省いちゃったんですよね。
一応、医学の始まり的なところはもう古代ギリシャであるんで。
それ、今言った人たちの誰がちょっと関わってたりするの?
全然また違う人とか。
別の人?
が出てくる。
まあ、でも全然情報量としては少ないから、ちょっと時代先進めて、そこで医学的なこととか、
まあ、でもめっちゃ広いけどね、医学。
そうだね。
まあ、でも、たぶん根源のところはさ、一つじゃないかな。
人間の病気を治そうとして、
たぶん、はじめはさ、もうそれこそ宗教っぽいようなことだったりするのかもしれないけど、
で、お薬が出てきてとか、そういうところは一つじゃないのかな。
そうだね。でも、それは薬学だな。
そうだね。いろんな地域で発生してそうだもんな、そういうことは。
うん、たぶんこれだっていう起源、まあ西洋的な西洋医学の起源とか、そういうのはあると思うけど。
西洋医学と東洋医学についてもちょっと知りたいな。
確かに、それもおもしろそうではあるよね。
比較してみるみたいな、生まれ方とか。
なるほど、おもしろいね。
またちょっと資料を集めしないといけないなと思ってたよ、このタイミングで。
たぶん足りないね、まだ、集めないと。
一応、あんまりポッドキャスト上で言ってないんで、言っておくと、
各エピソードの概要欄には、一応、参考にした本とかウェブページとかは貼ってあって、
まあ、ただ本の内容ってなると、その場でそれをクリックしてみるみたいなことはどうしてもできないんですけど、
なるべくその本に沿ってしゃべってるっていうぐらいな感じ。
概要と土台
で、もちろん話してることは、今後アップデートされることもあると思うし。
たしかに、10年後にさ、聞き返したらさ、
あ、これはこの時の技術ではそういう見解だったんだな、みたいなことありそうだね。
うーん、そう。
でも、大事なのって、その一本筋通しとくのが大事だと思ってて。
ってなった時に、前、なんかニュース、それこそ去年だったらさ、
人のDNAからネアンデルタールジンとかの研究進んでますっていうのが、ノーベル賞取りましたけど、
ああいうのも、あ、それはこれぐらいの時代に起きてて、
とか、なんていうんだろう、全体としての一部っていうのがわかるわけじゃない。
っていう一本筋が通ってると、今後何かを知った時に、
あ、これは科学史でいうとこの辺の話かとか、
あとは、前まではこうやって言われてたけど、
今この発見によって、それは書き換わったんだな、みたいな、
概要がわかるんじゃないかなって感じですね。
だから、結構土台作りなんですね、これ。
たぶんこれってさ、いろんな分野やってるから、別に化学だけじゃないとか言ってたけど、
だからさ、なんかそういう大きな流れをいろんな分野で知れるから、物知りになれるね。
うん、だから、まあ、サイエントークっていう名前にしちゃってるから、
サイエンスが結構なんでもあるから、
ちゃんとそれに即した感じの番組にしたいな、みたいなこだわりはある。
なるほどね。
まあ、多少偏っちゃうかもしれないけど、どうしても。
僕の化学とか生物にすごい思い入れがあって、それをしゃべっちゃうとか、全然あるけど、
なるべくカバーできてるんじゃないかな、今のところとは思ってるけど。
はい。
ということで、ちょっと長くなりましたけど、
いったん総復習ってことで、
もし気になったエピソードがあったら、ポッドキャストはなんと何回でも聞けます。
過去のやつね。
僕は聞き返さないですけど、あんまり。
その他の話
なぜなら恥ずかしいから。
私も聞き返さないな。
それはなんで?恥ずかしいから。
うん。
もしこの話聞いて、そういえばあれなんだっけとか、
もうちょい詳しく知りたいなって思ったら、過去のポッドキャストのエピソードも聞いてもらえると、
もうちょっと詳しくわかんじゃないかなっていう感じです。
やっぱり一回聞くだけよりも、流れ知りたかったらね、何回も聞いたほうが楽そうだよね。
そうだね。
忘れてたもん、今回の内容。
で、もしなんか気になったら、またお便りとかで、そういえばここってどういうことなんですかとか、
質問してくれてもいいし、とは思ってます。
まだね、そんなもう見切れないよ、これみたいな量のお便りが来てるわけではないんで、
今がチャンスです。
ぜひお願いします。
ってことで、以上ですかね。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
58:26

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