スピーカー 1
スピーカー 2
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SciEn TALK
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サイエントークレン
スピーカー 1
あとは賞金10兆ジンバブエドルがもらえるみたいな。
これも貨幣としての価値がないものなんで、これもなんかPDFで送られてくるらしい。
好きなサイン印刷してねみたいな感じくるらしいですよ。
スピーカー 2
いろいろとふざけてるな。
スピーカー 1
いろいろふざけてるね。
まあまあみたいな感じのがイグノーベル賞ですね。
で、僕ざーっと見たんすよイグノーベル賞過去のやつを。
で、さっきも言ったようにスポーツっぽいなみたいなやつが3つあって、
競技で言うと、水泳、ハンマー投げ、あとはまあ走る、陸上トラックみたいな。
走る、この3種類っぽいのがあったって感じですね。
まあちょっとこじつけなところもあるんだけど。
1個目、水泳。
これ結構面白いよ。
プールで水泳するじゃないですか。
そのプールが水のときと、粘性がすごい高い、ねばねばしたシロップの中で泳いだとき、
どっちが早く泳げるでしょう?っていう問いがある。
これを実際に実験したっていうのが2005年のイグノーベル科学賞。
化学の賞で受賞されてる。
化学なの?
化学、これ。
スピーカー 2
どこが化学なんだ?
スピーカー 1
まあ一応シロップを実際作ってプールに25mプールみたいに入れてやってるんです。
それが化学物質だからじゃないか。
スピーカー 2
ちょっとそのカゼゴ理由はちょっとよくわからないけど。
でもさ、普通に考えたら粘性高いほうが遅くなりそうだよね。
スピーカー 1
高いほうが遅くなりそう。
まあなんかそんな感じするよね。
俺もそうかなと思った最初。
スピーカー 2
だよね。
スピーカー 1
これね、すっごい昔から言われてる疑問で、17世紀にニュートンも同じこと考えてるんですよね。
スピーカー 2
え、ニュートンが考えたの?頭のいいニュートンが。
スピーカー 1
ニュートンが書いてる記述としては、ハチミツみたいな液体の中で魚は水より遅く泳ぐんじゃないかっていう。
これはね、そういうディスカッションをしてたみたいな。
ちょっとニュートンっぽくない?なんか物理っぽい感じじゃん。
粘性高くて動きにくくなるみたいな力の関係というか。
みたいな記述とかはしてたりするんだけど、答えは出てなかったらしい。
それがね、2005年に実際やられたと。
で、これはミネソタ大学の人たちかな?がやったんすけど、
25mプールにGUAっていう粘性剤なんですよね。
これシャンプーとかアイスクリームとか、ドレッシングとか、ちょっとねばっとしてるものに入ってるお砂糖が主成分の溶液を作って、
それをひたすらプールに敷き詰めたと。
結果、これ変わんないらしいんすよ。
水とシロップで泳ぐスピード。
ほぼ変わりなかったっていう。
結構直感に反する感じやね、これ。
スピーカー 2
そうだよね、なんか粘性高い方がすごく抵抗が強そうだけどね。
スピーカー 1
だけど変わらなくて、しかもこの人たちちゃんと泳ぎ方でも検証してて、
クロール、バタフライ、背泳ぎとかやっても、全部あんま変わんない。
スピーカー 2
何人かでちゃんと試したんだよね。
スピーカー 1
一応ね、水泳上手な人、下手な人みたいな、競泳の戦士とかにも試してもらったらしいんだけど、
でもね、タイム変わんないらしいよ。
ただし、あまりにもシロップを濃くしすぎると、ちょっとスピードが落ちたっていう結果もあるんだけど、
スピーカー 2
シロップの濃度にはよりそうだね。
スピーカー 1
濃度にはよるんだけど、ある程度粘っとしてても同じ。
考察だけど、理由が、基本的に人間の泳ぎって、
水流としてはすごい乱流と言われる、かなり複雑な流れを発生させて泳いでる。
例えばさ、クロールだったら、手を水の中に入れて、後ろにグッて押す。
で、また手を上に出して、もう一回手を水の中に入れるって。
で、めっちゃ水かき混ぜられるじゃん。
それが複雑だから、結構粘性の影響は低いんじゃないかっていうのが一つと、
あと今言ったクロール、水の中でガッてかく動きがあるじゃん。
その時ってさ、粘性高いほうが力かかるよね。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
で、前に進む力グッてかかる。
だけど、もう一回手を水に入れる時は、逆に抵抗かかるから、ちょっと遅くなる。
っていうので、相殺されてんじゃないかっていう。
なるほどね。
そういう説明が一応されてるらしい。
結構面白いね。
スピーカー 2
面白いね。
スピーカー 1
っていうのが一個目です。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
これ水泳。
スピーカー 2
でもさ、みんな一度はさ、ゼリーのプールで泳ぎたいとかさ、そういうの思うじゃん。
思う思う。
それが実際にやったやつたちがいるってことね。
ゼリーじゃないけどさ。
スピーカー 1
これなんかさ、大人の悪ふざけじゃないけどさ、そんな感じで結構よくない?
いいけどさ。
子供が考えそうな実験だなみたいな。
スピーカー 2
でも、後処理大変だよね。
だって25メートルプールにそんな粘性高い甘いもの入れてさ、そのまま排水するのかな?
スピーカー 1
最後の処理どうしてるかわかんないけど、一応作ってるプールの型からビニールシートみたいなやつで25メートル測って。
なるほどね。
スピーカー 2
普段の25メートルプールでやったわけじゃないんだ。
スピーカー 1
そういうわけじゃない。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
一応ね、俺動画も見たんだけど。
スピーカー 2
そうなの?
スピーカー 1
動画見たら仮設プールみたいなやつ作って、それでやってたね。
スピーカー 2
なるほどね。
使い捨てかもしれないね。
スピーカー 1
使い捨てかなって気がする。
だいぶもったいないけどね。
スピーカー 2
あとは普通に中入る人たちは気持ち悪くなりそうじゃないですか。
スピーカー 1
楽しそうじゃない?結構。
スピーカー 2
楽しそうだけどさ、ベタベタになりそう。
スピーカー 1
ベタベタだと思う多分。
じゃあ2個目。
これ競技はハンマー投げですけど。
円盤投げとハンマー投げってあるじゃん。ぐるぐる回って投げる。
円盤投げの選手は目が回りやすいけど、ハンマー投げの選手は目が回らないのはなぜかというのを研究したっていう。
これ2011年の物理学賞です。
スピーカー 2
えー、え?ちょっと待って。
ハンマー投げも円盤投げも同じフォームで投げる?
スピーカー 1
同じフォームっていうか。
スピーカー 2
投げ方というか、ぐるぐる回ってポイってするやつだよね。
スピーカー 1
そうそうそう、ぐるぐるポイだ。
スピーカー 2
ハンマー投げ見たことあるけど、じゃあ投げるものが違うってこと?
スピーカー 1
でも持ってる感じは結構違うよ。
ハンマーは鎖みたいなのついててさ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
円盤投げ見たことない?
スピーカー 2
ない。
スピーカー 1
あ、ほんと?
なんかフリスビーみたいなやつを持って、ぐるぐる回って、パーって投げるみたいな。
スピーカー 2
あー、じゃあやっぱり持ってる対象がちょっと違うっていうのとちょっと持ち方が違うのかな。
スピーカー 1
持ち方も全然違うね。
これ何でだと思います?
スピーカー 2
円盤投げの人は目回る?
スピーカー 1
回る。
スピーカー 1
ほうほうほう。
もし月に池があった場合、
うん。
人間が池の表面を走って渡ることができるかっていうのを検証したっていう。
スピーカー 2
いやいやちょっとよくわかんないななんか。
いろいろよくわかんない。
なんでさ、月に池があった場合っていう。
そういう前提を置くのかっていうのもよくわかんないし、
その上を走ることができるのかっていう、その発想に至った思考回路がよくわかんないよね。
スピーカー 1
でもさ、一回は水面を走ってみたいなって思ったことない?
スピーカー 2
まあ、いや、なんか走ってみたいとは思ったことないけど、
でもなんかよくさ、水面を走るみたいなシーンとかって、
ドラマかなんかたまに出てくるよね、なんか映画とかさ。
スピーカー 1
まあ、俺はナルトの忍者とか、ワンピースのブルックとか、そういう雑水面走ってるけど。
そうそうそうそう。だからまあ考えたことはあるよね。
これはまあ月にっていうか、重力が小さい時に水の上を走れる、
それはどれぐらいのラインかみたいな、その検証する実験で。
スピーカー 2
重力小さかったら水の上で走れるんだ。浮力だけでってこと?
スピーカー 1
というかそうじゃない?浮力というか水の抵抗が上にかかってさ、
どっかのラインまで重力が低くなればさ、それは走れるって感じになるじゃん。
スピーカー 2
まあ確かにさ、走れるかどうかわかんないけど、
なんかお風呂の中でさ、軽いものとか浮くからそういうことかな。
スピーカー 1
ああそうそうそう。そういうことね。
スピーカー 2
ある程度重くなったら落ちちゃうけど。
スピーカー 1
人間の体重でもいけるっていうのはどこか。
これ2013年の物理学賞。
これ実際にやったのは、よくさ、科学館とかに月の重力体験できますみたいな、
ベルトみたいなのつけてさ、上から引っ張り上げてジャンプ力を上げるやつあるじゃん。
あれをつけて、その疑似的に水面を歩けるかっていう実験を実際にやったのよ。
で、地球の重力の何パーセントぐらいで、何パーセントぐらいだったら水の上を歩けるかっていうので、
22パーセントぐらいまでだったら歩ける人がいたらしいの。
だいたい5分の1ぐらいの重力になったら、水の上歩けちゃう。
スピーカー 2
ちなみに月の重力ってどれぐらいだっけ?地球の。
スピーカー 1
月はね、17パーセントで、だいたい6分の1ぐらいなんで。
スピーカー 2
じゃあ、いける人はいけるってことね。
スピーカー 1
そうそう、いける人はいけるっていう感じなんだね。
多分体重とかによるとかあると思うけど、一応そういう結果は出てて。
こじつけっぽいけど、なんでこんなことやったのかっていうので、将来宇宙探査に人間がいたときに、重力が低い環境で動き回るためにはどうすればいいのかっていうのをあらかじめ考えておく必要があるっていうことらしいです。
スピーカー 2
こじつけだな。やりたいからやったんでしょって思ったけど。
スピーカー 1
いや、俺もそう思っちゃうけどね。絶対これ子供のときからちょっとやりたいなって思ってたとかさ。そういう感じじゃねえの?とか思ったけど。
スピーカー 2
そのこじつけを含めて面白いからイグノーベル賞だから。
スピーカー 1
でも確かになと思うよね。
スピーカー 2
まあね。
スピーカー 1
これやったもん勝ちみたいなとこあると思う。
確かに。
ちょっとスポーツイグノーベル賞3つ紹介しました。こんな感じで。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
いいですよね。なんかこの感じ好きだわ、すごい。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかあり得ない過程が出てくるみたいな感じ。
スピーカー 2
最後のほうがだいぶぶっ飛んでたけどね。
スピーカー 1
最初のほうでもさ、粘々な液体の中で水を。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
粘々な液体の中で人間を泳いだらどうなるかなみたいなさ、発想がいいよね。
スピーカー 2
でも逆に今までそれされてなかったんだっていうのがちょっとびっくりだけどね。
スピーカー 1
ね。こんな最近までされてなかったっていうね、2000年代入ってからからね。
スピーカー 2
そんなのさ、だってみんな考えるじゃん、だって。
うん。
粘々の中でだったらどうなるだろうみたいなそういう考えじゃないかもしれないけど、なんかさ。
スピーカー 1
っていうか。
スピーカー 2
ゼリーの中で泳ぐみたいな結構考えるよね。
スピーカー 1
やったところでみたいなとこあるしね。
スピーカー 2
まあね。確かに。
それを論文化しようってする人がなかなかいないってことね。
スピーカー 1
こういうのをちゃんとやるのはめちゃくちゃ偉いなと思うよ。すごい素晴らしい。
スピーカー 2
すでにさ、YouTubeのさ、YouTuberとかで企画とかでやってそうだよね。
スピーカー 1
いやー、分かる。俺もね、思った、スライム風呂作ってさ、はじめしゃちょーがさ、遊ぶみたいなやつをさ、
あのスライムで泳いだらどうなるかなみたいなさ、できそうだなと思って、YouTuberが。
スピーカー 2
論文化するってところもね。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
そこがハードルなんだね。
スピーカー 1
ちゃんとデータ取るかっていうのが大事なの。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
ただ、ウェイって終わらないっていうね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
それの逆で、見慣れたり、慣れてるもののはずなのに、知らないものっていう感覚になっちゃう。
ジャメブっていう。
スピーカー 2
ジャネブって言うんだ。
スピーカー 1
ジャメブ。
ジャメブ。
ジャメブっていう、フランス語由来なんだけど、
キシカンに対してミシカンっていう言葉があるらしいですね。
これ結構面白いんだけど。
スピーカー 2
ゲシュタルト崩壊の音声版みたいな。
スピーカー 1
ゲシュタルト崩壊はちょっと意味合いが違うかな。
スピーカー 2
ゲシュタルト崩壊は文字がよくわからなくなる感じだよね。
スピーカー 1
ずっと見てたら文字がよくわからなくなるってやつですけど。
スピーカー 2
今回は何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もって言ったら、
スピーカー 1
わかんなくなる。
いいよ、これ。
そうだね。文字を一つのものとして認識できなくなるっていうのがゲシュタルト崩壊だから、
何回も繰り返すみたいなのはちょっと違う。
スピーカー 2
結局何なの?その結果は。実験結果は。
スピーカー 1
実験結果は、2分間に単語をひたすら何回も、マックス120回繰り返しかける紙を用意して、
単語を書くといっぱい。
例えば、ドアだったらドアをひたすら2分間書き続ける。
きついな。
途中で、この単語に奇妙な感覚を覚えたり、変なことがあったら書くのをやめてくださいっていう実験をしたらしい。
スピーカー 2
変なこと、奇妙な感覚。
スピーカー 1
書いてる意味がよくわかんなくなってきたとか、
ドアって知ってるはずなのに知らない気がしてきたとか、
あと、一応データをちゃんと取るために、手が痛くなったからやめるとか、ちゃんとアンケートで、
なんでやめましたか?みたいなのを答えてもらうようにして、
これはジャメブの実験ですとは言わないでこれをやったらしいのね。
93人中、66人が少なくとも1回、このジャメブを感じた。
書いてる文字の意味がよくわかんなくなってきたみたいなのが起きましたよっていうのをデータを取ってて、
これをやめたタイミングっていうのが、だいたい30個単語を書いたときか、
1分間経過したときに、このジャメブを経験する人が多いっていうのがわかった。
スピーカー 2
だから何っていうのはちょっとあれだけど。
でもさ、意味がわからなくなってくるってさ、どこまで意味を言ってるんだろうね。
だってさ、考えればわかるじゃん。
わかんなくなっちゃうのかな本当に。
全然何なのかわかんないってさ、そんな30個書いたところでさ、
意味わかんなくなることないくらいなんか。
スピーカー 1
一応さ、アンケートで答える理由としては、
その単語が間違ってるんじゃないかっていう感覚に襲われるとか、
手書きの文字が奇妙な形に見えてくるとか、
スピーカー 2
それあるかもな。
スピーカー 1
そもそも初めてこの単語を見たような気がしてくるとか、
そういうのが実際起きるらしいんだよな。
実際やってみたらいいんじゃない?自分で。
スピーカー 2
1分だけだったらね、すぐできる。
スピーカー 1
感じる人感じない人いると思うけど、多くの人がこれを感じると。
感じそうではあるけどね。
意外とこのジャメブの研究っていうのが、そもそもあんまやられてなかったらしいんだよね。
スピーカー 1
デジャブはめっちゃやられてるけど。っていうので受賞してるって感じですね。
面白いね。俺もこれ何度も何度も何度もってさっき言ってるとき、
ちょっと何度もってよくわかんなくなってきたもんな。
そういう研究です。
まだだいぶ主観的な感じの感覚だから、
もしかしたら認知機能の大事なところに影響してますとか、
ちょっともっと診断に使えますとかなる可能性とかありそうじゃない?ないかな?
あるのかな?
わかんない。そういう関連性とかさ。
スピーカー 2
おかしな感覚になってくる速さで、あなたの何々の進行度がわかりますみたいな。
スピーカー 1
個人差めっちゃありそうだけど。
スピーカー 2
確かにな。
スピーカー 1
でもなんかありそうじゃない?そういうの。
例えば、すごい認知機能落ちてきた人はさ、10回ぐらい書いたらすぐわけわかんなくなっちゃうとか。
スピーカー 2
ありそうだな。ほんとに認知症の人だったらすぐわけわかんなくなりそう。
スピーカー 1
これは僕の意見ですけどね。
スピーカー 2
そういう研究も今後もうちょっと細かいやつはやられていくんじゃないかっていう話でしたね。
ジャネブだっけ?
スピーカー 1
ジャメブ。
ジャメブの研究がまだされてないんだったらあんまり、これから伸びていったらもっといろんな活用法あるかもしれないね。
イグノベーションが考えさせるっていうのがまさにこういうことなんじゃないかなっていう気がしますね。
機械工学省、死んだクモを機械的グリッパーとしてよみがえらせたことに対して。
これ死体ロボット工学ってやつがあるらしいんだけど。
面白い。
ネクロボティクスっていうらしい。
これは本当に死んだクモに電極みたいなのさして足を開閉させて、UFOキャッチャーのクレーンみたいな感じでグリッパーとして使うっていう、そういう研究。
スピーカー 2
怖いっちゃ怖いけど、なんか有効活用できそう。
スピーカー 1
電気じゃない、間違った。空気かな。
空気?
そもそもなんか油圧ポンプシステムみたいになってるらしくて、クモの血とかが流れて、そこに空気をくり込んで開閉するらしい。
スピーカー 2
そっか。
スピーカー 1
これは一応、100%成分解製の素材でできたグリッパーなんで、エコじゃね?みたいな。
ただし、問題点としては、劣化が異常に早いっていうのがあるから。
スピーカー 2
しかもさ、ちっちゃいものしか持てないよね。
スピーカー 1
そうだね、クモのサイズに。
でも、ちゃんと物持てるらしいですよ。
で、次。
ちょっとペース上げていく。
これちょっと汚いんで、食事中の人はいたらすいません。
肺便分析の研究で、識別カメラによる肛門認証センサー、人間が排泄する物質を監視して迅速に分析する様々な技術を使用した装置、スタンフォードトイレを発明したっていう。
スピーカー 2
汚っ。
何それ?
え?
スピーカー 1
いや、これは本当にトイレに…
スピーカー 2
トイレにカメラつけて。
スピーカー 1
カメラついて、ちゃんとうんちの成分とかも分析するみたいなシステムをつけたスマートトイレを作ったらしいです。
スピーカー 2
じゃあ、自分がうんちしたら、その成分が分かるってこと?
スピーカー 1
そうそう。バイオマーカーって、入ってる成分の指標みたいなやつを調べるとか、そういうのもできるし、あとは個人の特定みたいなのもできるみたいな、バイオマーカーとか。
あとはちょっと汚いけど、お尻の写真で個人認証もできるらしいけど、すげえなと思うから。
スピーカー 2
え、でもさ、そうやってカメラでそういう成分とかを測れるってこと?触れずにさ、成分が分かる?バイオマーカーとかあったら触れなきゃいけないのかな?
スピーカー 1
バイオマーカーは採取するみたいなのが必要。
スピーカー 2
じゃあ、カメラは何のため?識別のため?
スピーカー 1
カメラは識別のためですね。
カメラ選んくね?
将来的には、カメラがあるとプライバシーの問題もあるので、バイオマーカーだけで個人識別までいけたらいいよね?みたいな、そんな感じがした。
スピーカー 2
そうだよね。だって、それただ単にあれじゃん、なんか盗撮みたいなもん、ちょっと。
スピーカー 1
結構これ、攻めた研究だなと思うけど。そういうのもあるっていう提案したって感じですよね。
はい、で、次。統合を得意とする人々の精神活動を研究したことに対して。
スピーカー 1
教育学習。
教師と生徒の退屈をきちんと統計的に研究したことに対して。
へー。
結論だけ言うと、普通に授業してもらって、
それぞれどれぐらい退屈かと感じているレベルを答えてもらって、
まず教師が自己申告した退屈度合いっていうのは、
生徒が感じた教師がどれぐらい退屈を感じるか、
どれぐらい熱心かとも言えるけど、
それは全然関係ない。
だからいくら教師が熱心にやってる感じでも、
生徒にはあまり伝わっていないということですね。
だけど逆に、教師がめちゃくちゃ授業に退屈していますっていうパターンは、
生徒もまた退屈を感じるっていう関係性が見えたっていう。
スピーカー 2
いやー、だろうね。
スピーカー 1
だろうなーって感じになるけど、
っていうのをちゃんと統計的に出しましたっていう。
スピーカー 2
そうだね。熱心さと面白さっていうのは違うってことね。
スピーカー 1
え?
スピーカー 2
だからどれぐらい熱で持ってやってても、
それが退屈になっちゃうパターンもあるってことでしょ?
スピーカー 1
あ、生徒にとってはね。
そうそう。
スピーカー 2
だから面白くしゃべる技術はまた別ってことだね。
いくら熱心でも。
スピーカー 1
正直先生はもう熱心にやるしかないってことですよね。
最低限多分、これから言えるのって。
スピーカー 2
いや、別に熱心じゃなくてもいいんじゃない?
熱心じゃなくてもとりあえず面白く話せばいいんじゃない?
スピーカー 1
いやいやいや、熱心というか、面白いかどうかの指標は今なくて。
スピーカー 2
退屈か。
スピーカー 1
熱心にやってるか退屈にやってるかっていうだから、
話が面白いかは関係ないんじゃ。
で、先生が退屈になっちゃうと、生徒も退屈しちゃうっていう相関があるから。
スピーカー 2
ただ、熱心か退屈かのその2つの指標しかないんだ。
スピーカー 1
そうそう、それだけ。
だから話が面白いかどうかはまた別軸な気がするな。
なるほどね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あと心理学賞。
道で見知らぬ人が上を向いているのを見たとき、
どれだけの通行人が立ち止まって上を向くかを調べた実験。
スピーカー 2
あー、ありそう。
スピーカー 1
これ結構好きだな、これ。
スピーカー 2
うん、これはみんなしちゃうな。
スピーカー 1
で、一応これね、めちゃくちゃ古い研究で、
1969年の論文らしい。
スピーカー 2
逆になんで今頃イグノベル賞なんだろうね。
スピーカー 1
でもなんかね、この通行人シリーズみたいのが結構最近イグノベル賞ではあって。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
前もさ、なんか言った気がするけど、
スマホを見ながら歩いてどれだけ人ぶつかっちゃいますかとか、
そういうのの関連なのかなっていう感じだけど。
うん。
で、一応実験結果としては、
1人が上を見てるっていうシチュエーションと、
15人が上を見てるっていうシチュエーションを比較すると、
まあ当たり前なんだけど。
1人のときは立ち止まって上を見た人は4%。
15人が見上げたときは40%まで増えました。
スピーカー 2
いや、まあそうだろうね。
スピーカー 1
まあ、そりゃそうだろうっていう。
俺も絶対上見ちゃうわ、そんな15人も上見てたらっていう。
スピーカー 2
まあその場にさ、何人くらいの人が通行しているかにもよるんじゃないのか。
もうめっちゃくちゃさ、人多すぎみたいなすし詰め状態の15人とさ、
あんまり人いない中での15人でほぼみんなが見てるかだったらちょっと違う。
スピーカー 1
ああ、ちょっとどれくらいなのかわかんないけど割合とかは。
一応その道でやったらしいよ、そういう実験。
なるほどね。
おもろいよね、これ。
スピーカー 2
おもしろいね。
スピーカー 1
で最後、物理学省なんですけど、
ヨーロッパ片口いわしの生鋼道によって海水がどれくらいかき混ぜられるのかを測定したことに関して。
最後だけちょっとまた一種モネタっぽい感じなんだけど、
でもこれも結構ちゃんとしてて、海水がどんだけ混ざるのかっていうのって、
すっごいいろんなファクターがあるじゃない。
スピーカー 2
そりゃあね。
スピーカー 1
普通に風で流されてる分とか、物って全部下に沈んでいくはずだけど、
上に持ち上げてくる力があるから何かしらでかき混ぜられてるよねっていうやつの中に、
あんまり生き物の動きって入れられないっていうのがホッタにあって、
だけどそういう気象現象とかだと説明できないレベルで混ざっている場所っていうのがあって、
それがイワシがすごい繁殖期で、その動きでめちゃくちゃかき混ぜられてるんじゃないかっていうのを、
音響探知機みたいなのを使って調べたらしい。
スピーカー 2
へー、すごいちゃんと調べてる。
スピーカー 1
すごいよねこれ。
スピーカー 2
でも、そんな性行動以外でもかき混ぜられそうじゃない?
スピーカー 1
性行動とプラスあと卵を産むみたいな行為とかが群れでワーって一気に起きるらしいね。
スピーカー 2
そんなに激しい感じ。
スピーカー 1
そうね。それでめちゃくちゃかき混ぜられるらしい。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
面白いねこれも。
スピーカー 2
まあね。
スピーカー 1
っていう感じでした。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
一応ね、ざっくり全部紹介したかな。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
毎年イグノベル賞やっぱ面白いですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
今回一応テーマスポーツだったんですけど、最終的にスポーツじゃない話もいっぱいしたけど。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
まあまあまあ。
スピーカー 2
前半はスポーツ。
スピーカー 1
前半はスポーツ。
うん。
今回イグノベル賞の話でした。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、一応次回、これ毎月一応10日付近で科学系ポッドキャストがいろいろ参加して、同じテーマトークをしてるんですけど。
うん。
次回はサイエントークがホストです。
おー。
で、これやって1年経つんですよちょうど。
へー。
11月で。
うん。
なんで帰ってきました。
おー。
まあ別に一周したわけではないんだけど。
スピーカー 2
レッスンなんか始めたの?
スピーカー 1
まあそう、一応今の流れは。
へー。
最初サイエントーク初でやってて。
うん。
去年あの発明のエピソードやったの覚えてます?
スピーカー 2
あー、やりましたね。はいはいはい。
スピーカー 1
ちょうどもう1年経つんですよ。
スピーカー 2
あー早いね。