さらにエネルギーが余ると、余ったエネルギーというものは炎症反応、いわゆるアレルギー的なものに使われがちになってしまいます。
というのが運動の神話上巻なんですけども、踏まえると全然運動の話ではなかったな。
そうですね。ということはここから運動の話に入っていくと。
座ることと寝ることの話をしたので、次はようやく走ることについて考えましょうと。
これもこの人が進化なんとか系の人なので、
人間が他の動物と比べて走るということが何が違うのかというのを考えてみましょうという感じの話が結構面白かったことが多く、
似たような話でいうと、進化を超える進化っていうやつを以前紹介したりもしていたり、
あとアフタートークの中で直立二足歩行の人類史っていう本の中でもちょっと触れてたりしているんですけれども、
まず二足歩行をしている動物って実質現在人間しかいないんですよね。
そうですね、確かに。
完全にゼロとは言い切れないかもしれないけれども、結構変わった生き物であるということをまず前提にして、
二足歩行の特徴を考えてみましょうと。
すげえ単純な話なんですけど、2本の足に対して足が4本あればパワーは2倍になるはずで、きっと速く走れるはずですよね。
4本足だと人間よりは速いということね。
実際にあらゆるデータを取ってみても、ウサインボルトを持ってしてもリスとかに勝てないとかっていう、そういうレベルの遅さだったりして。
リスも身長をサイズを合わせたらっていうことだと思うんだけど、めっちゃ速いってことよね。
リスはごめんなさい、速度だけで言うとウサインボルトが時速にして37.5キロ。
それもうちょっとおかしけどね。
ちなみにリスなんですけど27キロで走ります。
あの大きさで。
ハイエナなんかは時速50キロぐらいで走れたりだとか、シマウマ60キロ、ヌー80キロ。
ヌーめっちゃ速いね。
それは人間と動物の構造的な違いというか、まず単純に4本足あるってことはパワー2倍あるはずだし、
さらに足の構造って全然違いますよね。犬のかかとって膝みたいなところにあるんだとかって言われるし、
さらに爪とか歪めとか、走る時ってさらに4本足動物って背筋とかまで使って走るらしいんですよね。
その曲げるっていうか、背中を曲げて伸ばすっていう力まで上手いこと使って走るので、
2足歩行って、我々が走ることって要するにすげー遅いんですよ。まず前提として。
じゃあ人間の走ることって何がすごかったのかっていうと、これも何度か言ってるんですけど、
長い間走れる、早く走れる、遠くまで早く行ける。これが他の動物と圧倒的に違うみたいで、
ちょっと例えば想像してみてほしいんですけど、4本足で歩いてると、たぶん歩きながら喋ることってできないんですよ。
難しそうではあるね。
地面を蹴る衝撃とかを肩とか胸とか腹とかの筋肉が吸収してしまうので、
喋りながら歩くということができないって、これって人間の進化の話なんですけど、
おそらくそこから人間の社会性というものは、やはり2本足で歩かないと生まれてこなかったんじゃないか。
誰かと一緒に歩いて喋るって結構人類にとって重要なコミュニケーションだと思うんですよね。
歩きながら喋るということができるようになったのは、これはどっちが先かっていうか、考えていくと深すぎてなかなか難しいところではあるんですけど、
そういうふうにまず歩けることと、早く走るということが、長い間走れるということが圧倒的にすごい。
持続力かつそれなりの速度があると。だから馬とかは速いけど、そこまで、まあでも馬は結構走るな。
他の動物は瞬間的にすごく速いけど、マラソンみたいなことは難しいみたいなことね。
馬術とかやっている人は知っている用語かもしれないんですけど、普通の日本語だと速歩、なんとか歩みたいな、トロットとギャロップっていう用語ってわかります?馬の走らせ方。
ギャロップは聞いたことあるけど、トロットはわからない。
要するに馬って走りが3種類あって、人間が言う歩くに相当するもの。ゆっくり歩くやつ。
駆け足っていうか速足っていうか、確か速歩っていう日本語だと思うんですけども、ちょっと速く歩くってやつがトロット。
レースとかの馬が走っている状態っていうのは、ギャロップと言われる状態。
人間ってね、頑張って走ってもね、馬で言うトロットみたいな、その肉体的な動きしかできていなくて。
その構造、身体の構造的に、そのギャロップという走り方はもうそもそもまずできない。
たしかギャロップは前足がついているとき、後ろが浮いているのやったかな。
2本足ついて、2本足ついて、両方が前足と後ろ足の間隔がかなり狭まって、背骨まで背骨というか背筋まで全身を使って伸び上がって前に進むっていうのかな。
原理的に無理やわ、人間。2本足って無理やわね。
なので、そういう意味でやっぱめっちゃ遅いんですよ。所詮人間がどんなに頑張っても。
ただ、長く走ることに関してだと、さっきまさにラシュタさんがちょうどいい話をしてくれたんですけど、
ある程度走れる人間だと長距離走ったら馬に勝てるらしいんですよね。
うん、まあそうやろうね、きっと。
山越えレースみたいなやつで、マラソンぐらいの距離というのを馬と競争しても、
ある程度優秀な人間、平均値を取ったら勝てるという言い方をすればいいのか。
普通に馬に勝ててしまう。
ラシュタさん普通っぽくまあそうやろうねって言ってたけど、俺結構マジかよって思ったんですけど。
マラソンみたいなことをしなければならなければ生き残れない動物は多分もっと前に到達されてるやろ。
遠くまで行くときに、馬って要するに遠くまで落下していくための道具だと勝手に思っていたので。
でも結局昔の馬って早乗りするためには短期間で乗り換えてたからさ。
そう、駅伝の由来ですよね、そもそもでいう。
そもそもだから長距離は無理やろうなっていうイメージはあるけど。
そう、なのでそのぐらい人間というものは、もう40キロ走る時点で多分なんですけど、
他のどんな動物よりも早くいいという凄さがある。
なるほど。
で、これもあとはあれですね、もう一個人間のそのための早く走れる能力の一つとして、
心臓を打ってめっちゃすげーよっていう話。
なんかね、1分間に20リットル以上の血液を循環させてるらしく。
なんか聞いたことある。
アスリートだと35リットルの血液を循環させられるっていうのと、あと感染ですね、汗をかくもの。
これもなんか能力でいうとね、1時間で1リットルぐらいの汗がかけるらしいんですよね、人間が本気を出すとっていうのか。
で、あの体毛が薄いというのも重要で。
毛が生えてるってことは周りに空気が流れないんですよね。
なるほど。
ということは体温が下がりにくい。
その空気循環によって体温を下げるということもできなくって、
そのあたりっていうのが人間と他の動物との違いというのかな。
あと筋肉の割合で言っても、
側筋とチキンっていう早く動く系と長く動く系の筋肉の割合っていうのも、
チンパンジーと比べても人間はだいたい半分から50%から70%ぐらいがチキンなんですけど、
チンパンジーだと10から30%ぐらいしかない。
へー。
結構ね、長く走るための機能というものを結構いっぱい持っているみたいで、
走るための専用の筋肉みたいなやつとかもあるらしいんですよね。
大伝筋ってどこかって上手にパッと説明できないんですけど。
大伝筋は腰、お尻周りじゃないの?
それとかもね、着地したときに走っているときの体幹が前に傾かないようにするための筋肉だったりだとか、
足とか腰を、腕を逆に振るときに胴体が回転できることとか、
頭が揺れすぎないように後陣体っていうものがあるらしいんですけど、
そういうものによって頭が揺れすぎないようになっている。
さらに言うと確か人間、頭の揺れとかも補正してるんですよね、後から脳が。
そうそう、あれすごいよね。
あれ、自分が走ってるのをカメラで、頭にカメラつけて走ったのを見ると後から見ると確実に分からない。
なんかね、あれは俺じゃないっていう感じになって、
あれはだから要するにやっぱ意識というものがいかに真実を捉えていないのか?
まあそうやな、そこで言う真実が何かは知らないけど。
物理現象をキャッチできていないのか?
変換したものを現実として認識しているということは間違いない。
人間はデフォテブレ補正能力が入っているっていう、
そのあたりもやっぱ全部早く長く走れるような仕組みというのかな。
なるほど。
で、怪我をしないフォームみたいなのもやっぱあるみたいで、
理論で言うとなんですけど、もともと人が裸足で走ってたってことを考えると、
裸足で無理なく走れる方法っていうのが怪我をしにくい走り方。
なるほど。
で、かかとじゃなくてね、母子球で着地しないといけなくって、
ふくらはぎとかアキレス腱の筋肉が強くないといけない。
で、ストライド足幅は短めで、上、上体はちょっと前に傾くぐらい。
で、膝も曲がってて肩も下げ気味で、
このリラックスした状態で走るっていうのが、
長距離を無理なく怪我せず走れる状態っていうふうに書いてあって、
で、本には図も載ってたんですけど、
まんまね、オリンピックの長距離の人たちの走りそのまんまでした。
ちなみに例えば小学生とか幼稚園で歩ける走れるようになった子供の走り方って、
そのスタイルに近いんだろうかな。それとも遠いんだろうかな。
おそらく近くない。
でもさ、例えば馬とかはさ、誰からも協力されても多分最適な走り方をしてるわけじゃないですか、きっと。
なぜ人間はそうじゃないんだろうね。
まあ、そうやね。
はい。
し、おそらくそういう個人差はある上でなんだけれども、
我々はたぶん踊ることによって持久力を得ていたということが、
すごく理にかなっていると思ったし、
今でもクラブが流行ってるのって要するにそういうことなんだろうなっていう気がするし。
そういう要因が一つにはあると。
うん。
で、やっぱ前も言ってたんですけど、
音楽とかに多くの人が夢中になるというのも、
やっぱ進化的に非常に理にかなっているし、
音楽聴きに行ってライブで踊り狂うとかっていうのも、
やっぱ持久力を鍛えるという意味ではめっちゃいい方法だし、
どんどんやればいいんじゃないかって思うんですよね。
そうか。
なんか進化を超えた進化のとこで、
5つぐらい要素がありましたけど、
たぶん音楽ってなかったですよね。
あれには書いてなかったですね。
でもたぶん音楽を加えても良さそうですよね、なんとなく。
音楽はね、日から生まれてはいますからね。
まあね、そりゃそうだ。
進化論的に見たクラブの意義。
まあでもそうか。
別にクラブじゃなくてもいいけど、
何かしらの体を動かすっていうと運動っぽいよね。
だからクラブというある種の遊びの延長にあるようなものでも、
実際意義があるわけですね、これは。
大いにあると思うし、
やっぱり現代でいうと運動しろっていうことが正義というか善というか、
何かそういう言われ方をしているんだけれども、
それはやっぱり民謡に言うと息苦しいじゃないですか。
だから正々堂々ですね。
だったらもっとクラブに行って遊び狂うとか、
それで言うとたぶんね、
お酒とかも悪くないというか、
進化的に当たり前に飲んでるんですよね、万年単位で。
そうだね。
現代で言うと酒は極論ゼロがいいって言っているじゃないですか。
言ってますね。
それはおそらく生物、現代医学的には正しいかもしれないけれども、
ひょっとしたらそれだってひっくり返る可能性があるわけだし、
そのあたりのことも踏まえて、やっぱりその進化から学べることは面白いし、
それをヒントにいろんなことを考えられるのは面白いなというのは、
このあたりの本を読んでいて思うところで。
この話、前にも聞いたけど、
人間っていうものが歩くとか動くっていうことの動作に加えて、
動物だから動くのは当然だけど、
長期的にという特性を持っているというのが、
たぶんそれによって生物界におけるニッチを獲得したんでしょうけども、
そこを改めて、
現代においてなんですけど、
インターネット的な高速で素早く処理を終わらすのが良いというカルチャーに対する
アンチテーゼになるんじゃないかなという話を聞いて思いましたね。
めっちゃ同じようなことは思いますね。
あとそれで言うと、やっぱり社会がないと成立しない。
一人では、要するに極論を言うと一人で全部やろうとするのは、
チンパンジーがやることなんですよ。
なるほどね。
俺たちがチンパンジーに勝ったのは、みんなで何かやったからなんですよね。
社会的な共同性、あるいは認知的分業というものが、人類の人類たるゆえんですからな。
そのあたりはめっちゃヒントがあると思います。
子が分かれてしまったというのが、
どう考えるかは簡単に結論が出るものではないんですけれども、もちろん。
生き過ぎた個人主義っていうのが、生物的な人間の性質と合ってないっていうことは言えるでしょうね。
そうですね。今で言うとちょっと生き過ぎているという感じはするかもしれない。
多様性の尊重と個人主義はやっぱりちょっと違うと思いますからね。
だから、貴族社会において落としめられてた人の権利を回復するということと、
みんな自由に好きにやっていいようは違いますからね。
でもちょっと、現代社会で言うとそういうものって混ざってるような気がして。
混ざってますね。
自由に生きていいだろうっていうことと、人に迷惑をかけないのならばいいだろうもちょっと違う気がするし。
確かに。だから自由って言うときに何からの自由なのかっていうことから考え始めないといけないはずなのに、
自由というお題目だけが先走って、
人間が持つわがままな性質とわがままじゃない性質の2つがあるのに、
片方だけが持ち上げられているという印象ですね。
ということを踊りとクラブからも考えることができるなという話が。
まず、人間の走ることの特徴。
なるほど。
その辺りと直接ではないんですけれども、
それを踏まえて非常にもう一個人間が変わっているところとして、
繁殖できる期間が終わってからも死なない。
そうだね。結構長いよね。
さらに生物でいうと、人間のオスは繁殖期間、死ぬ直前まで繁殖できていたりするんですけれども、
メスの人類というのは終わってからも長生きができてしまう。
それで有名な話というか有名なものとして、
おばあちゃん仮説というものが、
これは結構この本ではなくもっと昔から言われているような話なんですけれども、
これもまた人類の戦略として、
お母さん一人で育児をするのが大変なので、
周りのみんなが助けてるんですよね。
基本的な層ですね。
これは狩猟採集民とかでも実際に層で、
それによってお母さんはより若いうちにたくさん産んで、
周りが子供を育てることを助けるということをやっていた。
ああ、そうか。お母さん一人の負荷が小さいから、
お母さんは苦労少なく子供をたくさん産むことができる環境というか制度というか文化がそこにあったと。
生物の話で言って、チンパンジーって3年に1回ぐらいしか出産できないらしいんですよ。
タフやからね。
でも人類って1年に1回ぐらい子供産めますよね。
産めますね。
それも人類の他とは違う生物の特徴で、
人類というかサル、チンパンジーなどと比べた場合っていうのかな。
俺たちは結果的におじいちゃんおばあちゃんになって、
食料を集めるのを助けるということができたことによって、
より多く繁殖することができたんじゃないか。
おばあさん仮説とかウィキペディアにも載ってるんですけども、
簡単に言うと、哺乳類の中では稀な現象である人の女性の平均と、
生殖年齢を過ぎた後も非常に長い期間生きることが、
どのような利点を持っていたために進化したのかを説明する理論。
おばあちゃん的な存在が長生きしているのは、
生物世界では結構珍しい。
おそらく全くないに近いんじゃないかなと思います。
進化学的に言ったら、そうなってるには何らかの有意性、
適応度があったからというので、そこからどういうことだろうという仮説が立つわけですね。
というような考え方というのが、おばあちゃん仮説という名前で、
ウィキペディアにも載るぐらい有名な理論だったりするらしいんですけども、
この本ではそこがもう一段階、ちょっと発展した話で、
アクティブな祖父母仮説、というような感じのことを言っていて、
おじいちゃんおばあちゃんたちって、
それはハッザ族の研究の話なんですけど、
ハッザ族の女の人たちって大雑把なお仕事を言うと、
芋の根っこが埋まっているところにみんなで行って、女の人たちで、
みんなで芋を掘って、ちょっと食べて、持って帰ってきてっていうのが大きなサイクルらしいんですけど、
DNAの修復とか維持のメカニズムっていうものが、
多く持つ高齢者というものが生き延びられるようになってきたっていうのが、
おばあちゃん仮説のもうちょっと掘り下げた、
この著者独自のアクティブな祖父母仮説というのかな。
実際に老化ってよく言われてるんですけど、
年齢が原因によって起こる老化ってあんまりないみたいで、
ほとんどはその触手感とか身体活動とか放射線とか、
そういうもののせいで、
生物というものは老化していくんだけれども。
ここでいう老化っていうのは、
現象としての老化なのか、
例えば細胞がホニャララになることを指してるのか。
生物的に能力が衰えていく現象を指してるってことかな。
っていうことかな、だと思います。
おそらく俺たちって活発に活動することによって、
より元気で長生きできるというのは、
きっとかなり有力な話であって。
ハッザ族ってさっきの話で言うと、
大して強くない、大して運動得意ではないみたいな話をしたんですけれども、
おじいちゃんおばあちゃんになってくると全然違うらしくて。
体力、いわゆる運動能力測定みたいな用語で言ったらいいのかな。
っていうものを比べてみると、
65歳のハッザ族のおじいちゃんとかって、
45歳のアメリカ人を余裕で超えるぐらい強いらしいんですよね。
結局45歳のアメリカ人が弱すぎるってことだよね、きっとね。
そう、まさにそうで。
俺たち20歳までは自然と強くなるというのかな、言ったら。
なんだけれども、20歳を過ぎてからの衰えというものが、
恐ろしいほど動かないとやばいというのかな。
65歳の人と45歳って、ちょうど俺たち今42歳ですよね。
そうですね。
ハッザ族の65のおじいちゃんに負けるって言われたら、
結構思うところがないですか?
思うところはあるけど、例えば建設業で働いてる人、
現場で働いてる人は、やっぱりそれぐらいの年齢でもめちゃくちゃ元気だからね。
そうそうそう。
結構身近にそういう人がいたから、高齢で。
だから俺は普通に負けるよな。
負けるよなって、別に悔しいという言葉とは違うんだけれども、
人間というものがいかにメンテしてあげるかしてあげないかで、
長持ち度がいかに違うのか。
ハッザ族なんかは、60代半ばになっても、低下する能力が2、30%ぐらい。
ある時、割と健康に来ろといってしまうのかな。
その辺りはちょっと分からなかったんですけど。
最大酸素摂取量なんかの話をすると、
女の人はほとんど全く下がらないらしくて。
極論、長距離の運動は20歳でも60歳でも変わらないぐらい。
結局ずっと同じ生活を、ある程度負荷がかかる生活を続けてあるからなんでしょうね。
僕らは圧倒的にそうじゃなくなってしまうと。
なので、多分20歳ぐらいまでというのは、
生物の遺伝子的な仕組みというのかな。
順調に成長するんですよね。
そこからの維持というものが、その20年間、40年間をどう生きたかによって、
ものすごく変化してしまうのではないか。
最近はスポーツの話なんですけど、
スポーツ選手なんかでも平均寿命が伸びてきていて、
平均寿命と言わないのか、現役選手というのか、
超一流で長く現役でやれる人たちが増えているのって、
それは予想なんですけど、
めちゃめちゃ食から生活からこだわりまくっているというのかな。
結構ストイックになっているって話は聞くね。
かつてのプロ野球選手ってイメージなんですけど、
文豪とかと一緒で、
試合が終わったら、よし、飲みに行くぞって言って、
翌朝まで酒を飲んで、
次の日にまだ試合があるみたいな、
そういうことをやっている人たちがいなくなって、
アメフトの話ですけど、トム・ブレイディー45歳ですからね。
45歳で、去年はMVPではないけれども、
MVPクラスの活躍をしていたりする、
ということもあったりするので、
メンテさえしてあげれば相当できるし、
いつやっても遅くないというか、
そういうようなことも書かれていて、
もちろん早い方がいいに決まっているんだけれども、
今更始めてもなーっていうことは絶対ない。
なんでそうなるのかっていう話が、
例え話としてすごい面白くて、
俺たちって運動をしないと体をメンテする機能というものが
働かないらしいんですよね、まず。
体をメンテする機能っていうのは具体的にどんなことなの?
細胞の修復というのかな、イメージとしては。
わかるわかる。
過不足なくエネルギーを割り当てができるというのが、
まず食べ物が足りない時代の大前提だったんですよね。
エネルギー、だから運動をしなかったら
細胞を作り直すということをしない、イメージとしては。
無駄やもんね、動画が。
でも細胞って古いまま放っておいたらあんまりよろしくない。
例え話としてすごく面白かったんですけど、
イメージとしては汚れた部屋がありますよね。
汚れた部屋を放っておくとどんどん汚いですよね。
でもちょっと1年復帰して床を掃除してあげると
前より綺麗になる。
この前より綺麗になったっていうのが運動をした後の状態。
運動をしないと放っておいたまま自然に汚れるに任せてしまって
部屋はちょっとずつ汚くなっていく。
でもめんどくさいから俺たち掃除なんてしたくないなって思って
そのままになってしまう。
そこをちょっと無理して掃除してあげると
前より綺麗になったっていうことができる。
これが運動をしてない状態と運動をしたことによって
得られる効果のイメージというのかな。
だから細胞をリフレッシュする行為につながると、運動すると。
そう、アフターバーンと言われるものらしいんですけれども
運動すると、要するに30分運動すると
種類によって違うんだけど2時間から2日ぐらい
掃除をし続けるというイメージかな。
2日も続くんや。
物によってどういうところまでは書いてなくて
ちょっと分からなかったんですけれども
2時間から2日ぐらい続くという書き方がしてありました。
体が掃除するデモ像にスイッチが入るってことだよね。