1. サイエンマニア
  2. 流体の未来の可能性!キュリー..

磁性流体を使った研究について、今後の可能性や応用先、また博士課程と社会のことについてお話していただきました。

【ゲスト】

けこ さん (Twitter: https://twitter.com/harukafilomena )

よむよむ博士ラジオ (Twitter: https://twitter.com/yomuyomuhakase)

【トピック】

・流体のカプセル化

キュリーエンジン

・磁性流体の可能性

・いい冷却システムが必要

・スカウターの熱暴走:スカウターはなぜ「爆発」するの?ロボット工学の専門家に聞いたら、めちゃくちゃ説得力のある答えが帰ってきた

https://dragon-ball-official.com/news/01_1666.html

・おすすめ本:夜と霧 著者ヴィクトール・E・フランクル 訳者 霜山徳爾

・博士課程どうだった話

・博士アイドル化計画について


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流体技術の可能性
スピーカー 1
サイエンマニア
スピーカー 2
意外とカプセルにしちゃった方が、いろんな問題が解決できそうみたいな。 そうなんですよ。まあでも始まったばっかりなんですけどね。
スピーカー 1
でもなんかカプセルの中に入れるものとかもちょっと難しそうだなと思って。 なんか例えば仕切られちゃうわけですよね。カプセルとして空間的には。
スピーカー 2
そうなったら、なんかそこって温度差って生まれないのかなとかあります? 温度差。
中と外でってことですか? 中と外でとか、そういうことってあったりするんですか? でもカプセル自体の大きさが何か数マイクロぐらいなので
まあ熱伝導は結構迅速には行われるのかなと。でも流体の中での
流体の自体の熱伝導率も結構上がるんですよ。その向き系のカプセルにすると。 そうなんですね、上がるんだ。
スピーカー 1
それもいいところというか、熱を持っていきやすくなるのかなと思ってます。 そっか、だからそんなにその
スピーカー 2
中身の中身みたいなのを考える必要もなかったら確かに使いやすそうですよね。 そうですね、使いやすいといいなみたいな。
スピーカー 1
それを今やってるってことですけど。 そうですね。
スピーカー 2
まあそう、そんな感じで、なんていうか全然違う分野から来て、意外と多分野で同じ考え方をすると
スピーカー 1
ブレイクスルーがあったなというか、そういう感じだったのかな。 磁性流体みたいなそういうベーシックな流体だけってやってたら多分出てこないアイデアですよね。
スピーカー 2
カプセル入れちゃおうみたいなって、どうなんだろう? そうですね、私はそういう結構ゴリゴリの流体とかゴリゴリの物理みたいなのに、すごい憧れがあって。
はいはい。 そうそうそう、すごいやっぱ高校生の時はそういうアインシュタインみたいなのに憧れて、やっぱ研究者になりたいなと思ってたんですけど。
そう、だけどやっぱなんかああいう人たちって脳のメモリーが違うなっていう風に思って、なんていうか。
スピーカー 1
それはだからその流体系のゴリゴリにやってる人とかを見て思うんですか?
スピーカー 2
やっぱそうですね、すごい数式とかをものすごい計算量で頭の中で保持したまま考えなきゃいけないような感じがあるというか。
そう、それが私には結構厳しいなというところがあって、ちょっと悲しい挫折感とともにちょっと選んだんですよ、そういう実験系を。
でもやっぱりすごく難しいことって、自然界の中でちょっと複雑なだけでも意外と予測できないことっていっぱいあって、
なんか自分の頭だけで考えるものの限界みたいなのをなんか受け入れたというか。
スピーカー 1
でもそれって結局でも人の何というか、向き不向きみたいな話かなと思いますけどね。
スピーカー 2
実際そういうベーシックなところをひたすら考え続けるのが得意な人って、意外とそこからポンって飛んだものとか、すごい応用チックなところのアイディアを出すのは難しいみたいな場合もあったりすると思うし。
スピーカー 1
多分そこって補完し合うところなのかなって思いますけどね。
スピーカー 2
そうですね。
なんか向き不向きがあるような気がしますけどね。
スピーカー 1
思います。
スピーカー 2
そうですね。私はちょっとそういう気持ちよく考えられるようなものを組み合わせて何とかやっていくようなスタイルにちょっとなってますね、今のところ。
流体に内在する複雑性と不透明性
スピーカー 1
いやでもすごい組み合わせ面白いですね。
ありがとうございます。
でもいろいろ使えそうじゃないですか、このアクセル入れるみたいな技術って。
スピーカー 2
そうね、そうですね。
スピーカー 1
自生流体って話でしたけど、なんかいろんな見えないものを見えるかできそうというか。
スピーカー 2
はい、それがやりたいことですね。なんか面白い対象を常に探しています。
スピーカー 1
なんか何があるか全然わかんないですけど、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
流体ってちょっと浮かんだのが、ダイラタンシー流体でしたっけ?なんか有名なやつあるじゃないですか。
スピーカー 2
ありますね。
スピーカー 1
ゆっくり触ったら液体だけど、早く触ったら個体っぽいみたいな。
スピーカー 2
はい、あります。
スピーカー 1
あれとかすごい面白いなと思って見てたんですけど。
スピーカー 2
うん、ほんとですよね。
スピーカー 1
なんかそういう、ああいうのも計算とかできるのかなとか思ったことありますけどね。
スピーカー 2
そう、あれは非ニュートン流体って言って、その粘度が先端速度っていうのを与えられる速度に対して、
なんかそう特殊な、追悼するようなもので、確かにそういった流体ってすごく不透明なものが多くて。
スピーカー 1
なんかドロドロの粘度みたいな感じですよね、見た目。
スピーカー 2
そうそう。だから本当にもうわかってないことがいっぱいありますね。
だからもうブラックボックスで、とりあえずこうなってるから、
その全体としての物性値とか特性を応用してるけど、
中の局所的なところでどうなってるかとかいうのは、あんまりわかってないことが多いと思います。
スピーカー 1
え、なんかちなみにさっきの、例えば時勢流体見えるかできましたみたいななった時って、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
その動きの予測とか、こんな感じでしたみたいな、なんか結果ってこんな感じだったんですか?
スピーカー 2
そうなんですよ。なんかそのムーミンに出てくるニョロニョロみたいなのいるじゃないですか、ニョロニョロ。
スピーカー 1
ムーミンに出てくるニョロニョロは、なんか見たことあるよ。
スピーカー 2
多分見たら思い出す気がする。
スピーカー 1
なんかいた気がするなぐらい。
スピーカー 2
ああいう感じの、なんていうか、棒状のものができるんですよ。
地場をかけると、時勢流体って、クラスターっていって、作業構造を形成するんですよね。
スピーカー 1
作業構造?
スピーカー 2
あ、作業構造。
スピーカー 1
一回ムーミンのニョロニョロ調べていいですか?
スピーカー 2
そうでして、はい、そうしてください。
スピーカー 1
ムーミンのニョロニョロって。
ああ、これか、白いやつか。
スピーカー 2
ああ、なるほど。
磯銀着的な。
スピーカー 1
ちん穴子みたいな感じのやつ。
スピーカー 2
そうです、そうです。
そのニョロニョロみたいなのが、壁をワーって走ってるような感じの動画が撮れましたね。
それで、流体って缶の中に流すと、壁面の速度がゼロになるんですよ。
熱伝導の問題と自生流体
スピーカー 2
なんかそういう特性があって。
そうすると、壁面の速度がゼロだと、なんていうんだろう、
熱輸送、壁から熱を輸送するときに、流体の流れによる輸送が起きないっていう問題があって、あるんですよね。
なんていうか。
スピーカー 1
くっついてるところだけ動かないから。
そう。
そこ、ほんとは壁に触れてるところも全部移動してほしいけど、あんま動かないみたいな話ですか?
スピーカー 2
そうです。例えば水風呂とかに入ったときに、しばらく入ってると、そんな冷たく感じないですよね。
スピーカー 1
それ入ったことあります?水風呂。
スピーカー 2
ありますよね。よくそんなないですけど、サウナ特集みたいなので、
スピーカー 1
あったかいのが水風呂に入って黙ってたら、なんか歯ごろもみたいなものをまとえるみたいな。
スピーカー 2
そうです、そうです。歯ごろもができちゃうんですよ。
スピーカー 1
体の周りだけあったかいみたいな。
スピーカー 2
歯ごろもができちゃうと、熱交換効率が落ちちゃうわけですよ。
なるほど、わかりやすい。
でも、例えば体の上を手でパッてこすってあげたら、冷たくなるじゃないですか。歯ごろもが壊されて、消えるじゃないですか。
それを、その危機の中でも起こしたいんですよ。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
で、そのにょろにょろが歯ごろもをバーッと消してくれるというか。
そんなこと起きてるんだ。
そうなんです。そうすると、熱を早くものを冷やしたりできるんですよ。
スピーカー 1
その、なんか境目がなくなるからみたいなことですか。
スピーカー 2
そうです、そうです。
スピーカー 1
えー。
自生流体の特性の制御とキュリー温度
スピーカー 1
水風呂のにょろにょろ、だいぶビジュアルやばいですけど。
スピーカー 2
確かに、そうですね。
スピーカー 1
ビジュアルだいぶやばいですけど、そこが壊れるっていうことか。
スピーカー 2
なるほど。
そうです。なので、自生流体のそのにょろにょろの特性を制御すると、よりいいものが作れるんじゃないかみたいなことでやってますね。
スピーカー 1
そのにょろにょろは、なんかもうできるもんなんですか。なんで。
スピーカー 2
あ、なんで、あ、そうだ、よく砂鉄とかに磁石当てると、こうすじすじって出てくるじゃないですか。その磁石、磁力線に沿って。
それと同じですね。だから、磁力線に沿ってにょろにょろが発生するみたいな。
スピーカー 1
あ、そっか、磁力線なんだ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
だから、それはもう、なんだろう、起きちゃうけど、それが偶然うまく働いてるみたいなことですかね。
スピーカー 2
そうですね、そうですね。それをうまいこと制御したいなと思ってます、さらに。
スピーカー 1
あー、なんか、たぶんそのにょろにょろも同じ感じでずっと出ちゃうと、偏っちゃいそうですよね。
スピーカー 2
そうなんです、まさに。磁石が一番強いところに、にょろにょろが集まっていきますね。
スピーカー 1
ですよね、だから、それがあるところって、熱伝導しないんかなと思いましたけど。
スピーカー 2
そう、それが困ったところで、それで、でも、どんどん熱を持ってくると、磁化が減ってくるので、
そこで、なんていうか、にょろにょろが解放される、にょろにょろがディスミスされるようにしたいな、みたいな。
スピーカー 1
あー、なるほど、そんな、だから、そっか、温度によって、磁性があるなしがうまいくらいの温度になってれば、勝手についたり離れたりするみたいな。
スピーカー 2
そう、それがやりたいんですよ、その、なんていうか、熱いところに行って、熱を奪ってディスチャージされるみたいな、そういうシステムを作りたいっていう感じですね。
スピーカー 1
なんか、めっちゃすごいな。
すごい、ありがとうございます。
しょくばいみたいですね、これ。
スピーカー 2
そう、ありがとうございます、先は長いんですが。
スピーカー 1
なんか、温度の制限みたいなのあるんですか、その、あんまり何度以上になったら、その、磁性持つ持たないみたいな境目が、あんまり僕わかってないんですけど。
スピーカー 2
やっぱ、その、磁性粒子にもいろいろ種類があって、今使ってるのが、なんかマンガンエンフェライトっていうやつなんですけど。
あ、マンガン。
それだと、結構、磁化の温度依存性が高くて、あと、キュリーテンっていって、磁化が完全に失われる温度があって、それが確か、ちょっと嘘だったらすいませんなんですけど、70度ぐらいだったかな。
だから、そんぐらいの範囲。
意外とそれぐらいなんだ。
そう、だから、低温、低温、肺熱にちょうどいいのがマンガンエンフェライトかなっていうことでやってますね。
キュリーエンジンを応用した技術
スピーカー 1
そうだ、キュリー温度みたいな、なんか見たな、キュリーエンジンみたいなやつで見た気がする。
スピーカー 2
え、知らない。何ですか、それ。
スピーカー 1
なんか、そういう磁性があるやつを輪っか状にくっつけて、一点だけを温めると、ぐるぐる回り始めるみたいなやつがあって。
スピーカー 2
おお、まさにそれをイメージですよね。
スピーカー 1
キュリーエンジンであってるかな。
スピーカー 2
おお、そんな呼び方があったとは知りません。
スピーカー 1
キュリーエンジン、ありました。
ウィキペディア、めっちゃめっちゃ短いウィキペディアある。
スピーカー 2
キュリーエンジン。
スピーカー 1
強磁性体がキュリー温度まで加熱されることにより、強磁性を失う性質を利用した熱気管である。
スピーカー 2
おお、もうまさに同じですね。
スピーカー 1
キュリーエンジンじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね、本当に。
キュリーエンジン。
でも、こいつとかエンジンって言ってるんだ。
エンジンみたいに使えたらもっといいですね。
冷却とかだと地味だけど、エンジンって言ったほうが派手でかっこいい。
スピーカー 1
なんかかっこいいですね。
スピーカー 2
お金もらえそう。
本当に。
キュリーエンジンと言ってみようかな、これから。
キュリーエンジンを流体の中で起こすみたいな。
いいですね、ありがとうございます。知らなかった。
そうなんだ、初めて聞きました。
スピーカー 1
逆にキュリーテンっていうのも忘れてましたね、これを。
流体の磁器を活用した可能性
スピーカー 2
結構科学系とかだとやりますかね、そういうこと。
スピーカー 1
いや、全然やんないですね。
スピーカー 2
これはたまたまネットサーフィンしたら見つけたぐらいな気がします。
スピーカー 1
なんか科学のフロックとかにもこういうのありそうだなと思って。
磁力って面白いですよね、だから。
スピーカー 2
思いますね、なんか不思議だな。不思議と言っちゃいけないんですけど、魅力がありますわ。
スピーカー 1
確かに不思議って言うとなんか急に非科学的みたいな感じですよ。
そうですね、理由は説明できますからね。
流体と小エネルギーってそういうことか。
どういうことなんだろうと思って、最初。
スピーカー 2
ですよね、思いますよね。
スピーカー 1
なんかエネルギーが変換されるっていう、流体にエネルギーを宿すみたいな話なんだっていう。
スピーカー 2
そうですね。
あとは冷却システムとかに使ったりしますね。
あと小型電子機器の冷却とかにも使いたくて。
小型電子機器、それこそスマホとかですか。
あとスマートグラスとか、そういうのって。
なんか妹がそういうの開発にいたことがあって、そのとき言ってたんですけど。
すごいですね。
すごくウェアラブルデバイスの発熱が問題で、
熱くなって壊れちゃうのが非常に問題で。
壊れちゃう。
そうなんです。
放熱の部分作ったりするのが大きくなっちゃうし、
あと外部電源とか必要になっちゃうと困っちゃうという問題があるんですけど。
スピーカー 1
確かにメガネみたいなやつにそんな廃熱効きついったら嫌ですよね。
スピーカー 2
そう、困っちゃうんですよ。
なのでそれも理性流体使ったら勝手に発熱があったら動いてくれるから電源もいらないし。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
そういうのに使えるよねみたいなことで期待されてますね。
スピーカー 1
確かに電気いらないっていうのはめちゃくちゃ可能性を感じますね。
スピーカー 2
あと重力がなくても磁器で動いてくれるので、宇宙空間とかにも使えるみたいな。
スピーカー 1
そうか。
スピーカー 2
宇宙系でもちょっと需要があるというか。
スピーカー 1
でも実際そういうのって使われてたりするんですか今?
スピーカー 2
今のところは使われてないんじゃないかなと思いますね。
宇宙も放熱がすごく大切で、宇宙だと空気中に廃熱できないし、重力もないから。
なんていうか沸騰とかが起きても中で流れが乱れてくれなくて、めちゃめちゃ熱もって壊れちゃうんですよ。
スピーカー 1
そうかそうか、機械とかすぐ限界向かいそうですね。
スピーカー 2
そうなんです。だから無重力空間で動く冷却システムとかがすごく大切で。
熱問題とスカウター
スピーカー 2
それでやっぱNASAとかにもそういう冷却機器専門の研究者が結構いらっしゃって。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
そう、ツイッターでも有名な大丸さんとかご存知ですかね。
わかんないです。
NASAで働いてらっしゃる研究者で、その方も確かそういう冷却、そう冷やす研究されてると思いますね。
スピーカー 1
なんか耐熱みたいなイメージはありましたけど、熱に耐えるものをとにかく作らないとっていうイメージが宇宙だとありますけど。
スピーカー 2
それもすごくありますねきっと。
スピーカー 1
そうか、廃熱か。
そう。
なんかいろんなところでこんだけ電子機器いっぱい使われてるし、万能なやつだったらいいですよね。
パソコンとかシューシュー鳴るじゃないですか。
スピーカー 2
鳴りますね。
スピーカー 1
あれもなんかもう熱が限界っていうことですよね。
だからうまく熱逃がしてくれるような媒体がなんかあったら。
スピーカー 2
そうなんです。もうめっちゃ熱くなっちゃうせいで、その開発のボトルネックになってるとこがあって。
スピーカー 1
めちゃめちゃ冷却が簡単にできるとすごく産業的にいいんですよね。
スピーカー 2
最近見た熱暴走みたいな話が、スカウターってわかります?
ベジータみたいなやつですね。
ベジータみたいなやつ。
スピーカー 1
あれがよくボーンって爆発して壊れちゃうみたいな。
スピーカー 2
ベジータのスカウターが壊れちゃう。
スピーカー 1
相手の戦闘力が高すぎると熱暴走してボーンって爆発するみたいなやつがあって。
スピーカー 2
面白い。知らなかったそれは。
スピーカー 1
そのスカウターじゃなくて、豚を見たらその豚の体重がわかるスカブターっていうやつを開発してる人がいて。
スピーカー 2
すごいかっこいい。なんか面白いですね。
スピーカー 1
面白いですね。なんかニュースでやってて。
それがなんかドラゴンボールの公式サイトにそのニュースが載ってるんですけど。
その人も結局スカブターはスカブターであるんですけど、ああいう機器は熱暴走しがちみたいなのが確かあって。
なんで相手の戦闘力が高すぎるとスカウターが爆発するのかみたいなのを書いてて。
やっぱ熱問題があるみたいな。
スピーカー 2
面白い。
スピーカー 1
ちょうど書いてたんですよ。
それを今思い出して。
ってことはそこに万能の自制霊体を入れると、どんなに戦闘力が高いやつでも爆発しないスカウター作れそうな。
スピーカー 2
素晴らしいですね。それ作りたいですね。本当に。
スピーカー 1
そういうのありそう。
スピーカー 2
確かにもう完全にすごいですね。スカウターは未来を予測して作られた。
スピーカー 1
そうそう。だからすごいんですよ。ドラゴンボールを書いた人。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
なんか光学的に見ても別に起きてもおかしくないみたいなコメントが書いてた気がします。
スピーカー 2
すごいですわ。
スピーカー 1
なんかイントロとかによさそうじゃないですか、こういう話って。
熱とかをうまく逃がすとかいうのを移すときに、これがあればベジータも安全みたいな。
スピーカー 2
確かにめっちゃいいです。ベジータのスカウターを壊れなくするみたいな。
壊れなくする研究ですみたいな。
そうですね。いいですね。
スピーカー 1
なるほどみたいな。
おすすめの本
スピーカー 1
あ、そうだ最後に本一冊聞いてるんですよ。
スピーカー 2
そうだ、はい。
おすすめの本。
おすすめの本。
スピーカー 1
聞いていいですか?
スピーカー 2
はい、私はあれですね、フランクルの夜と霧ですね。読んだことありますか?
いや、ないです。
スピーカー 1
どんな本ですか?
スピーカー 2
これは、強制収容所でフランクルは精神科医だったんですけれども、ユダヤ人で収容されてたんですよ、ナチスドイツの収容所に。
で、そのときにものすごいひどい目に、とんでもない目に遭うんですけれども、そこで生きる希望というか、生きる希望を持って人間性を失わないで生きる哲学みたいなことが書いてあって、めちゃめちゃ感動的というか、すごいいいんですよ。
それで、私ちょっと博士のときにすごくしんどくて、そのときに読みましたね。それで、フランクルに比べたら比べ物にならないぐらいのやばい環境なわけじゃないですか、その強制収容所というのは。
スピーカー 1
いや、ですよね。
スピーカー 2
それで私は研究室でこんだけ闇散らかしてるけれども、フランクルはこの環境にして人間性を失ってないというのがもうやばいなっていうことで、すごいとんでもない哲学というか。
スピーカー 1
でもなんかこれただ暗いだけじゃないみたいな感じですかね。
スピーカー 2
もう暗くないというか、全然、どう生きる、なんかこんだけ抑圧されて自由を奪われても生きる意味があるんだよっていうことが書いてあって、それでだいぶ励まされました、その博士課程のときに。
スピーカー 1
これすごい面白そうだな、てかこれ結構古い話なんですね。
スピーカー 2
めちゃめちゃ、そうです、もう戦後に書かれたんだと思います。
スピーカー 1
初版1947年って書いてるんで。
スピーカー 2
本当におすすめです、これは。意外と読みやすいというか、エッセイ的な感じで、そんなすごい難しい哲学の本ってわけじゃないですね。なんか体験談みたいな感じ。
スピーカー 1
読んでみよう、これ。
スピーカー 2
おすすめです。
スピーカー 1
面白そう、なんか。
スピーカー 2
やっぱり今がつらい人には特におすすめですね。
スピーカー 1
励まされる感じですね。
スピーカー 2
でもまぁあれなんですよ、博士のときそういう極限体験みたいな人の本ばっかり読んでたんですよ、私、そういう。
博士課程の体験談
スピーカー 1
それなんか逆に大丈夫かなって。
スピーカー 2
そうなんです。
スピーカー 1
それはなんで、なんかどういう動機だったんですか?
スピーカー 2
なんかこんだけつらい環境でも耐えてる人から学ぼうみたいな感じで読んでましたね。
でも今思うと、そう、私結構やばい状況にいたのに、それで耐えすぎたなと思ってて、もっと早めに逃げてればよかったなみたいな、そう思いました。
スピーカー 1
そんなやばかったの?
スピーカー 2
まぁまぁそんなことないですけど、はい。
スピーカー 1
まぁでも確かにそういう、ちょっとどういう系の辛さかはわかんないですけど、なんか同じような境遇を打破した人の話とか、なんか僕もめっちゃ大変だった学生の先輩とかがいて、
そういう人がなんかすごいその状況を打破して卒業していくみたいなのを見てたのに励まされたみたいなのもなんかあったりして、そういうすごい身近なところですけど、なんか本とかからもそういうのを知るのいいかもしれないですよね。
スピーカー 2
そうですね、ありますね。レンさんは結構博士はあれだったんですか?楽しくお過ごしになったんですか?これラジオでもおっしゃってるんですか?
スピーカー 1
そうですね、いやあんまそういう話したことはないですけど。
スピーカー 2
でもね、あんまり言うとね、ちょっとね。
スピーカー 1
まぁ中身は言えないですけど、いやでも基本的にはすごい楽しくできてて。
スピーカー 2
それは何より。
博士課程を楽しむ方法
スピーカー 1
まぁでも周りが結構大変な人は大変そう。
スピーカー 2
ですよね、やっぱ大変な人いっぱいいますよね。
スピーカー 1
うん、いて、なんかいろいろなんか相談されたりとかもあって、励ましつつ、まぁ自分も頑張ろうみたいな感じで頑張ってたところはありますかね。
まぁもちろんなんかやることはめちゃくちゃ山のようにあるし、時間もこれ足りんのかみたいな感じで、実験してはみたいな。
スピーカー 2
そういう辛さというか。
スピーカー 1
まぁありましたし、っていうのはありましたけど、基本的になんか振り返るとすごい楽しかったなっていう感じですね。
スピーカー 2
素晴らしい、はい。
スピーカー 1
結構レアケースかもしんないなっていう。
スピーカー 2
お、やっぱ周りの人は苦しんでる方が多いみたいな。
スピーカー 1
とかそのネット上とか見るとやっぱり大変っていう話の方がほとんどですし。
スピーカー 2
そうですね、ネット上は特にそうですね。
スピーカー 1
まぁそれはそれでなんか事実いろいろ大変なことあると思うんですけど、綺麗事だけ言っててもしょうがないんで、とは思いますけど。
スピーカー 2
まぁあのやっぱネガティブな情報の方が目立ちやすいっていうのもあるかもしれないですね。
スピーカー 1
うん、やっぱ人の目には触れやすいですよね。
スピーカー 2
うん、あと博士楽しかった、最高とかつぶやいても、けんみたいな感じになるかもしれないしみたいな。
スピーカー 1
いやでも僕はずっとそれ言おうかなと思ってますけどね。
あのツイッター上でいや博士楽しかったわみたいなの言ったことないですけど全然。
スピーカー 2
あ、確かに。
でも楽しんでる人が見てもらいたいですよね、今後考えると。
スピーカー 1
いや僕はすごい楽しかったなっていうのは自分の体験としてはそうで、それはすごいおそらくラッキーだったんだろうなっていうのもわかっているんですけど。
そうですね。
楽しかったのは楽しかったから楽しいって言おうと思って言ってますけどね。
スピーカー 2
それはありがたい、人に人が必要だと思います。
スピーカー 1
うん、なんか暗いばっかりの話題だったら人って離れてくるじゃないですか。
うん、そうですね。
なんかそんな気もして、別にいいと思うんですけど言うことに関しては。
だしやっぱ吐き出すことも大事だなとは思うんで、すごいそれはわかるんですけどね。
まあ面白さみたいな、だからもしかしたらこうやってポッドキャストとかで喋って面白いって言ってるのは自分がそれが楽しかったからっていうのがベースにあるのかなとはちょっと思って。
スピーカー 2
素晴らしいですね、確かに。もう科学を楽しんでるエネルギーが伝わってきます。
PHD48と堀先生の出会い
スピーカー 1
みたいなことなのかもしれないです。
スピーカー 2
そうか、すごい。
スピーカー 1
でも逆になんかちょっとあの読む読む博士ラジオ聞いたときに、なんか割とそういう励まされる系じゃないですけど、なんか結構考え方変わった本みたいな感じで紹介されたりとかされてたんで、
なんかあれをやろうと思ったのってどういうきっかけなんですか?
スピーカー 2
あれですね、やっぱ堀先生初って感じはありますね。
PHD48のオンライン懇親会みたいなのがあったんですよ。
みんなちょっとまだ、基本的に全員オンライン上でしか会ったことなくて。
スピーカー 1
一応、PHD48って知らない人のためにやったこと。
スピーカー 2
すみません、初めてそうだ。
スピーカー 1
もう一回の最終に博士アイドル化計画みたいな、なんかそういうネット上で募集してたんですよね。
スピーカー 2
そうなんです、なんか、アイドル。
そうなったら面白いよねみたいな。
アイドルとは言いつつも、いろいろ年齢も性別も、結婚者もいますし、なんかなんでもありみたいな、そういう感じではあるんですけど。
スピーカー 1
その名前がPHD48っていう、なんか聞いたことあるような名前っていう。
スピーカー 2
そうなんです。
堀先生が語る流体の未来
スピーカー 2
それで活動してて、オーディションやろうみたいな感じになって、事前にちょっと不安だろうからみんな集まってしゃべりましょうかみたいな感じになって、
その時たまたま堀先生と同じ部屋だったんですよ。
堀先生となんか健康ネタみたいな話で盛り上がって。
スピーカー 1
健康ネタ、全然違う。
スピーカー 2
健康ネタで盛り上がり、その後PHD48でラジオ企画でもしますかみたいな感じになって堀先生と出て。
あそこからなんですね。
そう、その時にそうだ、私ダイエット薬の話しちゃって、なんかちょっと危ないダイエット薬の話したらちょっとNGになっちゃって、お蔵入りになっちゃったんですよ。
スピーカー 1
そうなんですね。
スピーカー 2
そうそうそう。
みんなにNGダイエット薬を勧めることになりかねないみたいな話になって。
スピーカー 1
確かにそれはちょっと確かに怪しいとこですね。
スピーカー 2
難しいと思っても話題を選ぶの。
それでそしたら堀先生と2人でやりますかっていう感じになって。
スピーカー 1
スピンオフみたいな感じなんですね。
そうですね。
なるほど。
もっとみんなやったらいいのにって思ってたんで、博士とか研究してる人。
スピーカー 2
本当に思いますね。
でもなかなかやっぱ継続力というか、エネルギーが必要なんだろうなと思います。
堀先生のエネルギーに助けられてる感じがしますね。
れんさんすごくないですか?すごい熱量を感じるというか。
スピーカー 1
熱暴走してますね、たぶん。
スピーカー 2
1人でここまでの番組を作るっていうのがまずすごい普通の人にはハードル難関なんだろうと思いますね。
スピーカー 1
なんでですかね。わかんないですけど、自分でも。
スピーカー 2
素晴らしいと思います、本当に。
スピーカー 1
最初ちょっとやってみようかなぐらいでしたけど、何かいざやってみると結構面白さ勝つなみたいな。
スピーカー 2
すごい。最初にやってみるのが大切ですね。
スピーカー 1
そうですね。そこでいまいちだなって思ったらもうやめてるだろうし。
スピーカー 2
最初はサイエントークだったんですか?
スピーカー 1
そうですね。最初そっちで。それも1人でやったら絶対続かないなっていうのは何となくわかってて。
だからちょっと巻き込んじゃおうみたいな感じで2人で。
スピーカー 2
エマさんが。
スピーカー 1
1回やってみると何となく習慣にはなって。
そしたらちょっと他の人とも喋りたいなってなって途中からサイエンマニアやり始めたみたいな感じです。
スピーカー 2
素晴らしい、すごい。
スピーカー 1
そうですね、何かうまくこの熱量が変換されてるといいんですけど。
スピーカー 2
本当に聞いてます。本当に勉強になってます、めちゃめちゃ。
スピーカー 1
本当に流してるんで、この熱量。
スピーカー 2
なんかもう研究をするようになると、すごく混乱にぶち当たることが多くて。
研究してると脳が疲れて、研究って楽しかったんだっけみたいな感じになるんですけど。
ポッドキャストの宣伝と締めのあいさつ
スピーカー 2
なんかれんさんのポッドキャスト聞いてると、すごいキラキラの部分を味合わせてくれるなと思ってて。
そうだった、そういえばこんな感じだった、そういえばみたいな、最初は。
スピーカー 1
確かに僕のやつも結構いろんな人のキラキラの部分を集めていただいてるみたいな感じにするかもしれないですけど。
やっぱ本当に大変なところとかって伝わりきんないと思うんで。
スピーカー 2
でもキラキラなとこが本当知りたいというか、すごい素晴らしいなと思ってます。
スピーカー 1
ありがとうございます、聞いてもらって。
スピーカー 2
本当にありがとうございます。
スピーカー 1
最後なんか改めて宣伝というか言っておきたいみたいなやつをちょっと言っていただいて終われますか。
スピーカー 2
宣伝…なんだろう。
スピーカー 1
ポッドキャストやってますでもいいですけど。
スピーカー 2
確かに、そうですね、確かそれにします。
よむよむ博士ラジオという特集ポッドキャストを始めましたので、ぜひ聞いてください。
今はエイリー・ヒフロモの愛するということをテーマに、愛について語っていますので、ぜひぜひよろしくお願いします。
スピーカー 1
ぜひ聞いてみてください、これ聞いてる人も。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
ということで今回のゲストはけこさんでした。ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
ここまでお聞きいただきありがとうございます。
サイエンマニアはあらゆる分野のゲストを招き、サイエンスの話題を中心にディープでマニアの話を届けるポッドキャストです。
番組に関する情報はツイッターを中心に発信しています。
感想はハッシュタグサイエンマニアで。
またポッドキャストのレビューもよろしくお願いします。
次回もまたお楽しみに。
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