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スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
で、その活動をやってる人がポッドキャストを始めるみたいな。
スピーカー 1
嬉しい。ありがとうございます。
スピーカー 2
その多分ツイッター界隈で知ったっていう感じですね僕は。
スピーカー 1
嬉しいです。ありがとうございます。
レンさんのポッドキャスト私もすごい筋トレしてる時に聞いてて。
スピーカー 2
筋トレ?
スピーカー 1
すごい筋トレとレンさんのサイエンマニアでめっちゃ人生が2倍みたいな。
人生が2倍。
人生が2倍効率で活用できてるなと思いながら聞いてます。
スピーカー 2
なるほど筋トレしながら聞かれてるのか。
スピーカー 1
そうめっちゃ充実を感じます。
スピーカー 2
確かにいいかもしんないですね。耳だけでいいから。
スピーカー 1
本当にすごい面白くて。
スピーカー 2
ありがとうございます。
あとこの流体系の研究とかですね、工学系の話題、サイエンマニアで出てくること結構少なくて。
ですよね。
割とやっぱ生物系の人とか。
スピーカー 1
純粋なサイエンスみたいな方が多いですよね。
スピーカー 2
がかなり多いかなと思ってて。
前になんか原子核物理学とか、あと量子コンピューターの話とかしてくれた方もいましたけど。
スピーカー 1
あとAIの回とかも面白かったですね。
スピーカー 2
そうですねAIの回とか。今回は流体っていうことで。
スピーカー 1
工学系は珍しいですね。
スピーカー 2
そうですね。全くカバーできてない領域ですね。
スピーカー 1
それだと話しがいがあるかもしれません。
スピーカー 2
なんか流れてる物体みたいなくらいしか知らないんで。
スピーカー 1
ぜひぜひ。
スピーカー 2
ぜひよろしくお願いします。
スピーカー 1
お願いします。
スピーカー 2
じゃあ最初にこのけこさんがやられてる研究ですね。一体どういう研究をやってるんですか。
スピーカー 1
じゃあちょっと最初にクイズを出そうかなと思って。
レンさんにクイズとか出しても大丈夫ですかね。
スピーカー 2
はい。めっちゃ緊張するなそれ。
スピーカー 1
すみません。なんかそう思ったんですよ。
万が一レンさんが答えられないと良くないのだろうかみたいな。
スピーカー 2
別にいいんですけど、これ何も知らないやつで来てるんだけど大丈夫です。
スピーカー 1
で、じゃあ力学的エネルギー保存則って習ったじゃないですか。
スピーカー 2
はいはい。物理でやりましたね。
スピーカー 1
もし今真空中でボールを持っていて、そのボールがすごく理想的なボールで完全にバウンドしてくれると、何の損失もなくバウンドしてくれると。
それを仮定するとある高さのところからボールを落としたら必ず元の位置に戻ってくるっていうのがエネルギー保存則じゃないですか。
スピーカー 2
理想のやつだったらってやつですね。
スピーカー 1
理想のやつだったら。だけど真空じゃない時ということにして、そしたら現実世界だったら絶対ボールはその元の位置に戻ってこなくて、そのうち床に落ちて動かなくなっちゃうじゃないですか。
はい。
はい。それはじゃあ今まであった力学的エネルギーは何エネルギーになってしまったんでしょうという。
スピーカー 2
何かに変換されてるっていうことだったんですね。
スピーカー 1
消えてはいないというか別のエネルギーになってるはずじゃないですか。
スピーカー 2
これは落ちる時に空気とかが普通の世界だったらあると思うんで、落ちる過程で空気と摩擦が発生してて。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
まあ熱とかですよね。
スピーカー 1
素晴らしい。さすが。
あってます?
あってますあってます。さすがレンさんです。熱になってしまうわけですね。
はい。
だから何ていうか、何か全てのエネルギーは最終的に熱になっちゃうと。
というわけで熱エネルギーってエネルギーの墓場っていう風に言われていて、言われてます。
スピーカー 2
いい言い方ですね。
スピーカー 1
そう。
エネルギーの墓場。
だから全てのエネルギーはもう最終的に全部熱になって宇宙空間に広がっていって、その宇宙の温度差も全部なまっていって、で宇宙は最後終わるよみたいなんですね。
スピーカー 1
それを宇宙の熱的終焉っていう風に言うんですけれども。
なのでなるべくエネルギーって熱にしたくないというか、熱にすると使い勝手が悪いような、何かそういうものなんですよね。
スピーカー 2
扱いも難しいっていう感じなんですかね。
スピーカー 1
そうなんです、そうなんです。
なんですけれども、基本的に今って発電所の電力って世界では3分の2が化石燃料を燃やしていて、何か火力発電っていうことですよね。
だから熱エネルギーでタービンを回して、そっから電気を生んでるみたいな感じになります。
日本だと原発のせいで7割ぐらいが火力発電に今はなっちゃってますと。
スピーカー 2
だから熱エネルギーを頑張って電気に変換してるっていう。
スピーカー 1
そうなんです。
それで熱力的にどんなに理想的な熱機関があっても、60何%か忘れちゃいましたけど、それ以上の熱効率にはならないので。
例えば今のめちゃめちゃいい電気タービンとかだったら6割ぐらいの効率があるんですけれども、4割はただCO2になって熱発生してなんとなく空気を温めて出ていっちゃうみたいな。
スピーカー 2
6割ぐらいなんですね、火力発電とか。
スピーカー 1
それくらいなんだ。
普通のガソリンエンジンとか悪いやつとかだと、普通の車の熱効率とかも30%ぐらいですね。
で、最近何か名前忘れちゃったんですけど、めっちゃいいハイブリッドのやつとかだと50%って言って騒いで。
スピーカー 2
めちゃめちゃ燃費がいいですっていう。
スピーカー 1
そうです。それでも半分は熱とCO2になっておしまいみたいな。
スピーカー 2
そっかそっか、だから望まない熱がいっぱいあるんですね。
スピーカー 1
そうなんですそうなんです。
それでその電気を使って電気自動車充電してってやってるからもうどこまで熱で、そうなんですよ。すごく。
スピーカー 2
確かに身近なとこでもスマホとか充電してたらめちゃめちゃ熱くなったりするじゃないですか。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
コンセント差してるとことか、スマホ自体もめっちゃ、今僕のスマホスペース開いててめちゃめちゃ熱くなってるんですけど。
スピーカー 1
私もかも。
スピーカー 2
スマホも熱をどんどん発散しちゃってるみたいな。
そうなんです。これもこれで問題なんですよね、スマホの熱とかも。壊れちゃうのでいかに冷却するかみたいなのが主張になっています。
スピーカー 1
で、すごく熱は無駄に発生して宇宙に消えていって悲しいっていうことなんですけれども、その一方で発電した電気っていうのは約半分が給湯とエアコンに使われてるんですよ。
スピーカー 2
世の中の?
スピーカー 1
そうですそうです。
そうなんですか。
家庭とかだと、家庭かな?世界では3分の1なのかな?そうです。だからもう3分の1から半分は電気が物を温めたり冷やすために使われているんだけれども、その一方でめちゃめちゃな量の熱が捨てられているという。
スピーカー 2
なるほど、熱が捨てられてるっていう感じなのか。確かにな、結局熱で使ってるのか。
スピーカー 1
そうなんです。で、非常にもったいないよねっていう。
スピーカー 2
確かにそう言われるともったいない。そう考えたら何やってんだろうみたいな感じしてくるけど。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
確かにそうですね。
スピーカー 1
で、なんかオイルショックぐらいからそれがもったいねえという世論が盛り上がったらしく、なんかその熱を有効活用しようみたいな研究がおそらくそのあたりから注目され始めたとちょっと、私もちょっと調べが甘いかもしれませんが言われていて。