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スピーカー 2
なんかいろんな人と喋りますよね、多分アメリカで就活した人の話を聞くと。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
いろんな人とランチしたりディナーしたりとか。
スピーカー 1
うんうんうん。
そんな感じでした?
そう、そういうスタッフがいろいろあるんですけど、で、一番最初のそのランチミーティングは本当に簡単な、本当に単のランチミーティングだったんですけど、3人ぐらい、企業側は3人ぐらいのサイエンティストの人たちが来てくれてて、で、一緒にランチ、カフェテリアでランチして、で、なんか私の質問に答えてくれたりとかして、
で、その後簡単に私の研究をスライドを見せるみたいな、なんか20分、30分ぐらいの時間があって。
スピーカー 2
結構ガッツリですね。
スピーカー 1
でもなんか結構インフォーマルな感じで、そのめっちゃな部屋でなんか気軽に話すみたいな感じの面談だったんですけど、
で、それがあって、で、それが終わった後になんか今度はもっとガッツリしたなんかフルインタビューみたいなものに呼ばれて、
で、それはなんかさっきれんさんが話してたようになんかもう1日ガッツリ30分ごとに違う人と話すみたいなスケジュールに呼ばれてて、
スピーカー 2
インタビュー、インタビュー。
スピーカー 1
そうそう、インタビューですね。
なんかまず朝一になんか1時間ぐらいのセミナーがあって、
まあセミナーでも私が自分の研究発表をなんか50分やって、で、10分の質疑応答みたいな感じのがあって、
で、その後でなんか30分ごとに全然違う人の部屋に行って話すみたいな。
いやー、大変ですよね。なんかめっちゃ疲れそうだなっていう。
いやでもなんか私にとってすごい、結構私気軽にそれに行って、なんか私は別にガチ就職っていう感じの感覚ではなくて、
まあポストク2ヶ月目とかあったんで、で、何だろう、まあいい経験かなと思って、
まあ話に行ってみようかなみたいな感覚で。
なるほど、なるほど。
スピーカー 2
全然ガチ就職ではなかったんで、そのそこまで緊張もせずに。
逆にいいのかもしれないですね、それ。
スピーカー 1
そう、で、その後なんか夜もいい感じのレストランでディナーに連れてってくれて。
そうですね、そんな感じで就職が決まったみたいな。
スピーカー 2
いや、それで決まったっていうのもすごいですよね。
スピーカー 1
いやー、それもラッキーでしたね。
スピーカー 2
そんな、まあでもそれ終わった後に連絡来て、じゃあ行きますみたいな感じ。
スピーカー 1
うーん、なんかそれも結構私も迷って、まだポストク2ヶ月目とかあったから。
スピーカー 2
そうですね、結構これからっていう時ですよね。
スピーカー 1
そうそう、なんか今すぐに就職、今すぐになんか会社に移るっていうのも、なんかポストク先の先生に申し訳ないなみたいな感じのがあって、
だから、そうですね、ちょっとその時は迷ってどうしようかなっていうのはちょっと迷ったんですけど、
でもなんか、まあアメリカの就職って本当に時期みんなバラバラあって、
その始める時期とかもすごい式勝手に決めれるというか、
だから、
スピーカー 2
そうそう、ずっとやってますよね。
スピーカー 1
そうそう、で、そう1年ぐらい待ってもらって、で、そっからあの企業に出仕事始めたっていう感じですね。
スピーカー 2
しかも結構、科学の性質というか全合性みたいな、とりあえずゴールがあって、それに向かって頑張って本物を作るっていう研究と、薬を作るために正解がどれかわかんないのに作っていくって全然違うじゃないですか、やってることが。
スピーカー 1
あーそうですよね、それも結構ありますね。
スピーカー 2
なんかできればいいっていうものじゃないというか、私すっごい、例えばなんかのタンパク質にくっつくやつをただ見つければいいっていうわけじゃなくて、
それが例えばもう口から飲むんだったら分解されにくいかとか、吸収されやすいかとかもいろいろ考えることが、なんかかなりジャンルとして違う化け学のジャンルなのかなって思ってますけど。
スピーカー 1
うん、そうですよね、なんか全然、大学院の時の全合性とか反応開発やってた時に全く考えたことがなかった化学物のphysical chemical propertyみたいな。
スピーカー 2
なんかどうやって対処されるんだろうとか、体の中でこういう反応起きるかなとか考えますよね。
スピーカー 1
そうそうそう、そうですよね、なんか新たな考えるものが増えますよね。
スピーカー 2
作るだけだったら別に考えなくていいそうよね、そういうの。
スピーカー 1
そうですよね、なんか本当にメドキュミストになると、なんていうんだろう、読む論文の種類とかもだいぶ変わってくるし、
それでたまになんか、実際ラボで化合物を作る時間ができて、反応、やりたい反応の論文とかを読んでると、めっちゃ読みやすいって思いますよね。
なんか本部に帰ってきたみたいな、もう読みやすさが違う。
スピーカー 2
確かにゴリゴリ圧勢の論文ばっかり読んでたらつらいみたいな。
スピーカー 1
バイオロジーわかんないみたいな。PKとかも、私は本当に理解できてるんだろうかみたいな。
スピーカー 2
確かに、たまに全合性の論文とか読んだらめっちゃ嬉しいみたいな。
スピーカー 1
そう、すごいなんかほっとしますよね。
スピーカー 2
フォームだ、みたいな。
やってるベースは一緒なのかもしれないですけど、一個一個の反応とかは一緒かもしれないですけど。
スピーカー 1
それも違うのか、大学で使える反応と会社で使える反応一緒とは限らないみたいな、あります?
なんか、なんて言うんだろう、さっき最初の方にいろいろと人間反応で、なんか鈴木カップリングとかねぎしカップリングとかいろいろと言ってたけど、
スピーカー 2
私、大学院のとき全然そういうカップリングやったことなかったんですよね。
確かになんか方向感とか薬っぽいやつで使えますよね。
スピーカー 1
そう、なんかそこまでなんかアロマティックリングをいっぱい、ヘトロサイコーをいっぱいくっつけた化合物とか全然作んなかったなと思って、なんか作ってるものも全然違うなって思って。
スピーカー 2
確かに、人によってその見てるチャートも全然違うというか、すごい有益化学やっててベンゼン管いっぱいついてるみたいなやつをやってるイメージを持たれましたけど、実際ベンゼン管のもの全然作ってねえとかありますかね、研究室によっては。
方向感ありませんとか。
確かにな、それは全然違うかもしれないですね、ものとして。
スピーカー 1
でもなんか企業に来て、すごいカップリングがすごいもてはやされてるのがすごい理解できるというか、本当に便利な反応だなって思いました。
スピーカー 1
いや、いい職場ですね。
そんなことはないんですか?レンさんのところは結構。
スピーカー 2
いや、僕のとこも結構そんな感じではありますよ。
そんな土日にバンバンメールしてるってこともないし、そんな深夜遅くまでずっと。
まあなんかたまに、夜遅めの会議とか入ったりすることはありますけど、そんなにいつもあるわけじゃないし。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
その代わりにもういる時間はもううわーってやることをやるっていう、みんなそうですよ。
っていうのは、大学の時は思えば時間めっちゃあったなっていう感じだし、そんなに詰め込んでたつもりだったけど、
会社入ったらもっと時間効率化できる機会とか、あとは他の人に助けてもらうとか、そっちを考えるようになったなって感じですね。
自分一人プレイじゃないんで。
スピーカー 1
そうですね。それは確かにありますね。なんか分担というかチームプレイなことが多いんですよね。
スピーカー 2
でもそういう、ライフワークバランス大切にするっていうのはもう一緒ですね。日本もアメリカも。
スピーカー 1
でもなんか他に何かありますか?その人の違い。
人の違いか。会社のマネージャーと大学の教授は全然違うなって思いますね。
スピーカー 2
マネージャーのほうが、たぶん研究以外でも考えることたくさんあると思いますし、
スピーカー 1
マネージャーって、研究のマネージャーってすごい難しいんだろうなっていうのをめっちゃ思うことあって、
スピーカー 2
教授はめっちゃ科学のことを考えまくってアイデア出すっていうほうにフォーカスできる気がするんですけど、
マネージャーってそれの時間あんま取れないんだろうなっていうのはちょっと思いますね。そんなことないですか?
スピーカー 1
そうですね。でも確かに何か企業の自分の上司とかマネージャーって言うんですかね。
やっぱり何かキャリアゴールとか何かそういうのを一緒になって考えてくれるっていうのかな。
何かそういうのって日本でもあるんですかね?
スピーカー 2
ありますよ。面談的なやつで。
多分研究だとそういう割とちょっと研究から距離離れたそれこそマネージメントの人なのか、
本当に研究の専門でがっつりやり続けるのかっていうパスが割とあるかなと思って。
スピーカー 1
そういう中にも研究をほぼやらずにマネージャー専門パスとかがあるんですか?
スピーカー 2
っていう人もいますね。
スピーカー 1
それはどういう仕事をしてるんですか?
スピーカー 2
何かそれこそもうちょっと開発よりというか商品にもっと近い方で研究の知識を生かしてやるとか、
あとは戦略考える的なところかもしれないですね。
研究の一つ、もっとビジネスよりっていうのかな。
例えばどこかと提携して他の会社の技術を導入しようかなとか考える人とかって
結構研究わかってないとできないじゃないですか。技術の中身とか。
っていう方に行く人もいますね。
スピーカー 1
確かに。
でも何かうちの会社の何か自分の部署と重ね合わせてみると、
結局私の部署はメドケムの部署で、
上に行くとディレクターとかそういうデパートメントヘッドとかそういうポジションになるんですけど、
ディレクターの先輩たちも結局みんなプロジェクトに所属してて、
それにプラス多分マネージング業みたいなこともやってて、
でもマネージング業っていうのは、
スピーカー 2
でも別にあれですよ、1回やってみて、なんか別にやめてもいいですし。
スピーカー 1
そうですね、なんか月1ぐらいだったらいけるかな。
なんかそうさっきの話ちょっとあったんですけど、仕事とはまた別に楽しめる趣味みたいなものがあるといいなって思ってたんで。
そういうなんかポッドキャストっていうのはなかなかいいものかもしれないって。
スピーカー 2
いいと思いますよ。なんかめっちゃ勧誘してるみたいになってるから。
スピーカー 1
いやいやいや。
スピーカー 2
何がいいって、たぶんその音声だけだし、結構気軽にはできると思うんですよね、他のものに比べると。
うん、別にそんな考えることもあんまりそんなにないし、本気でトピック考えてくるってなると、割とそれにかかる勉強。
僕サイエントークで全然自分の専門じゃないこと話すときとかありますけど、それはそれなりに本読んでちょっと準備してとかはやってますけど、
もともと本読むのは好きだったんで、それを還元してるって感じでやってますけどね、それをずっとやるのはたぶんかなり大変ですね。
僕は結構大変ですよね、今。
スピーカー 1
忙しそうでね。
スピーカー 2
いや、それこそこのサイエンマニアのちょっと更新頻度ちょっとだけ下げますみたいな、一周空きを作ることにしたんですよ、ゲストとゲストの間。
それもちょっと本業のほう、これ忙しくなってくるなっていうのに合わせてちょっと変えたりしたんですけど、
なんか意外といろんな出会いあるし、僕の会社関係なしにして、違う研究者の人からヒントもらえることもあるし、
スピーカー 1
うん、そうですよね。
スピーカー 2
ヒントがあるから、ぜひそれはやりましょう、なんか。
スピーカー 1
お楽しみに。
じゃあまずはなんか月一で、そうですね、こんな感じでお手伝いできるような。
スピーカー 2
もしなんかこの人としゃべりたいみたいな、いるんだったら一回それでやってみてもいいかもしれないですよね、
スピーカー 1
自分で話してみて、それを録音してみるみたいな、とか。
そうですね、今なんかパッとは思いつかないんですけど、考えてみます。
スピーカー 2
いやぜひ、そんななんか仕事じゃないんで。
楽しいことが一番。
スピーカー 1
なんか自分と全然違う分野の人のほうが話しやすいと思いますか?
それともやっぱちょっと似通ってるほうが最初は話しやすかったりとかします?
スピーカー 2
結構その、ジャンルによってはなんかちょっとだけ予習するときはあって、
それこそ何も知らないジャンルだと自分が持ってる背景知識に全部依存しちゃうんで、
あんま引き出せなかったなみたいなときもあるんですけど、よりかはちょっと知ってるかなぐらいのほうが話しやすいかもしれないですね。
だから化学系生物系は広いんで、だいたいいけますよ、たぶん。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
これ量子力学とかきつかったな。