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2025-06-05 25:58

ロケットの打ち上げは天気が悪いと迫力が増す?【ロケットマニア 後編】#158

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ロケットの世界情勢や実際に打ち上げを見る時のポイント、天候、その場でしか感じられない魅力などについて聞きました。

こちらは全2回の後編です。


★ゲスト

金木犀さん

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【プロフィール】

研究者レン from サイエントーク

化学と生命科学が専門のおしゃべり好き研究者。サイエンスをエンタメっぽく発信するために様々な形で活動中。ポッドキャスト「サイエントーク」ではOLエマと共に番組を制作中。

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サマリー

このエピソードでは、日本の隕石研究の最前線やハヤブサルンの重要性、ロケットの打ち上げ方式について深く掘り下げられています。また、液体燃料と固体燃料の違い、それぞれの特徴が打ち上げに与える影響が説明されています。ロケットの打ち上げにおいて、悪天候が音や光の体験を変えることが強調されています。特に、雲の存在によって音が反響し、迫力ある体験が得られることが述べられ、夜の打ち上げにおける環境の変化についても言及されています。ロケットの打ち上げが天候によって迫力が増す場合があることが、興味深い視点から語られています。特に、アメリカでのロケット打ち上げの多さや観光地としての魅力についても触れられています。

日本の隕石研究の現状
スピーカー 2
実はね、日本は隕石研究はかなり最先端になってますからね。 うん、そうっすよね。探査機とかすごいっすよね。サンプル持ち帰って。
あ、そうそうそう。それもそうだし、世界で一番地上に落ちた隕石を持ってるのは日本だったりするんですけど。 あ、そうなんすか。一番持ってるんですか。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。アメリカとかかと思ってた。 アメリカと競争してるんですよね。
スピーカー 2
集め競争してる。 そっか、それを飛ばすのもロケットだしな。
そうなんですよね。さっきちょっと探査機の話が出ましたけど、有名なところで言うとハヤブサルンってサンプルを持ってきたのがありますけど。
スピーカー 1
あのハヤブサルンが持ってきた小惑星の欠片、石を研究するのに、実は地上にある隕石の欠片もとっても大事な役割があるので。
スピーカー 2
あ、そうなんですか。比べるみたいなことですか。
スピーカー 1
あ、そうです。比べるんです。小惑星も例えば隕石もそうなんですけど、隕石っていう言い方をするものとか隕鉄、鉄だと隕鉄って名前になったりするわけですけど。
成分もやっぱりちょっとずつ違うわけですよね。
じゃあハヤブサルンが持って帰ってきたやつがどのタイプに近いのかなっていうのを比べるときのサンプルとしては地上にある隕石っていうことで大事な役割があるんですよね。
スピーカー 2
隕鉄、僕もなんか昔ポッドキャストで隕鉄の話をしたことがちょっとだけあって、全然文脈違うんですけど。
結局人間が歴史で鉄を加工するまでに技術発展していく前に隕鉄とかって結構ちゃんと鉄として落ちてくるから、それを昔は使ってたっていう歴史があるらしくて。
だから人が鉄鉱石とかから鉄を取ってくる前にまず隕鉄を集めて鉄のものを作ってたみたいな。
なるほどー。
スピーカー 1
面白いなー。
それは確かに繋がりますね。
スピーカー 2
それを聞いたときも結構昔から隕石と人間関わってんだなっていうのを思って。
そうですね。
で後から調べたら同じものでしたみたいな。
スピーカー 1
今度は神体になったりするんですかね?
スピーカー 2
なってますよね。祀られてる隕石ありますよね。
スピーカー 1
それは空から降ってきた謎の石だったらありがたいものかななんて思うのかななんて思います。
スピーカー 2
気持ちはすごい分かるっていう。
でももう今取りに行く時代だもんな。
スピーカー 1
そうなんですよね。
スピーカー 2
そう考えたらすごいなーって思いますね。
スピーカー 1
やっぱりロテッドっていう手段で宇宙まで伸びたんだなーって思いますね。
スピーカー 2
僕たぶん今までなんとなくロケット飛んでるなーぐらいでニュース見てたんですよ。
見に行こうと思ったことないけど見に行きたいなーってちょっと思いますよね。
あと海外とかでもやってたりするし。
スピーカー 1
そうですね。海外だとコンスタントニアが出てる国っていうのはいくつかあって、
たぶん皆さんイメージするのはアメリカと今ちょっと残念なことになってますけどロシア、中国ですね。
あとインドがコンスタントニアってて、
あと一カ国ではないんですけどもヨーロッパ全体、
イーサっていうヨーロッパ全体の宇宙機関があるんですけども、そこがやってるロケットがあります。
スピーカー 2
ちなみにヨーロッパで見ようって思ったらどこがお勧めとかあります?
スピーカー 1
実はヨーロッパの車場ってヨーロッパでないんですよ。
スピーカー 2
やっぱりもっと赤道近くとかにあるとかですか?
スピーカー 1
いわゆるヨーロッパ本土ではなくて、
フランスの植民地が南アメリカ海域にありまして、
ブラジルの隣でありてます。
スピーカー 2
そっか、そこに行かないといけないのか。
そうですよね、なんか行ってきたっていう。
スピーカー 1
これはちょっといろいろご縁がつながって行かせてもらったんですけど、めっちゃ遠かったっす。
スピーカー 2
そうっすよね、行くだけで1日2日ぐらいかかります。
スピーカー 1
フランスの植民地なんてまずパリ経由で行かなきゃいけないんですけど、
行くだけで2日かかりました。
スピーカー 2
いや、よく行きましたね。なんてとこでしたっけ?
スピーカー 1
フランスにはギアナ。
スピーカー 2
ギアナか。
スピーカー 1
本当にブラジルの地下道なり、奥行こうと。
スピーカー 2
今調べたら普通に日本から経由すれば行こうと思ったら全然行けるのか。
30万人くらい住んでる。
スピーカー 1
ただ行くのにはちょっとハードルがあって、
まず一つ、絶対に必要な予防接種がある国です。
スピーカー 2
ありそうっすよね。
スピーカー 1
大熱病っていうのを打たなきゃいけないんですけど。
スピーカー 2
怖いな、ちょっと。
スピーカー 1
あとはまあやっぱり、行く飛行機が直便がないんで乗り換えが必要になるっていうのはちょっとハードルですかね。
スピーカー 2
そうか、なかなかそこは。
僕ちょっと今年途中からイギリスに住むんですよね。
そうなんですか。
イギリスにあったりします?いいスポットとか。
スピーカー 1
実はイギリスって、世界で3番目にジリキリ土手って打ち上げた国なんですよ。
スピーカー 2
そうなんだ、3番目。
スピーカー 1
イギリスは博物館がたくさんあるんですけど、科学博物館にその機体とか展示してあるんで。
スピーカー 2
見に行ってみよう。大英博物館とかあんまりそういう感じじゃなかったんですけど、他の多分。
スピーカー 1
スタリウスミュージアムとかもそうですし、あとグリニッジの天文台ですね。
あれもロンドンからすごい近いんで。
スピーカー 2
ちょっと行ってみよう、それは。
スピーカー 1
結構その科学的なものもずいぶんあるんで。
スピーカー 2
まだ僕全然、2回行ったんですけどそういうところあんまり行けてなくて、ちょっといる間にいろいろ回ろうと思ったんですけど、グリニッジ天文台は確かに絶対行きたいな。
スピーカー 1
グリニッジ天文台のすぐ近くでのカッティーサーフェンってすごく有名なハンセン。
スピーカー 2
有名な何ですか?
スピーカー 1
ここで走る船、ハンセンですね。
スピーカー 2
ちょっと調べて行ってみます、これ。
スピーカー 1
また行きたいなと思いつつ。
スピーカー 2
まあそうですよね、お金もかかるしっていうのもあるし。
スピーカー 1
そうなんですよね。
スピーカー 2
結構高いもんな海外。
前回行った時はイギリスの博物館を目当てで行ったんですけども、あれからさらに縁が弱くなってしまったので。
スピーカー 1
私はどっちかっていうと、ロケットそのものというよりは見に行くことを楽しんでる人なんですけども。
見に行く上でも、やっぱりロケットそのものとか、ロケットの仕組みというのかな、方式ですね。
この辺りがわかってると、より楽しめるのかなって思います。
仕組み?
方式っていうと、今仕組みっておっしゃいましたけども。
今の日本でやってるロケットって、大きく方式が2つに分かれていて、液体燃料のロケットと固体燃料のロケットって言うんですね。
スピーカー 2
液体と固体。
ロケット技術の進化
スピーカー 1
燃料が液体か固体かの差なんですけども、それによって見るときの見た目が全然違います。
スピーカー 2
飛ぶときの。
スピーカー 1
飛ぶときの様子ですね。
スピーカー 2
バーッと煙出る感じとか、そういうやつですか?
スピーカー 1
そうです。スピードが実は全然違うんです。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
液体の方がゆっくりと打ち上がっていくんですよね。固体の方が速いんです。
スピーカー 2
それも燃料の反応の速度の違いみたいなことですか?
スピーカー 1
そうですね。固体は全力フリーパワーで行くしかないので、最初からものすごく速いです。
液体はパワーはあるんですけどトルクがないというか、そのせいでゆっくりゆっくり加速していくっていう特徴があったりします。
この辺はYouTubeで動画とか見るとよくわかるのかなって思うんですけども、
見てるときもゆっくり上がっていくのか速く上がるのかで見てる方の気持ちは多分ちょっと違うと思うので。
スピーカー 2
そっか。もうそんな目に見えてわかるぐらい違うっていうことなんですね。
スピーカー 1
全然違いますね。
スピーカー 2
これ何で使い分けてるんですか?
スピーカー 1
そうですね。固体ロケットってちょっと大型化するのが難しいんですよ。
なので打ち上げるものの重さとかそういったところで使い分けがありますね。
スピーカー 2
じゃあ結構大きいものになってくると液体?
スピーカー 1
液体になる。比較的小型のものが固体になる傾向があるって感じですね。
スピーカー 2
そうなんだ。確かに固体の爆発性高いようなものをたくさん詰め込むのなんか危なそうだしな。
スピーカー 1
そうなんです。固体の方がロケットの構造としては結構単純なんですよね。
大きい筒に決まった形で火薬を詰めて蓋をしてノズルをつけて火をつければ飛んでいくっていうのがざっくり固体の仕組みなんですけど。
液体の場合は液体のタンクがあってそこから配管を通してエンジンに持ってきていい感じに混ぜ合わせて火をつけるっていう作業が必要になるので。
スピーカー 2
そっかちょっと複雑なんですかね。
スピーカー 1
そうです。バルブが結構たくさん必要になったりとかいい比率をずっと続けるために工夫が必要とか結構エンジンの構成としては複雑になってしまうんですよね。
スピーカー 2
中身としては多分車のエンジンとかとは全然違うんだと思いますけど。
スピーカー 1
基本的な構造は一緒なのか。でも最後の目的が違いますね。
スピーカー 2
目的?
スピーカー 1
車のエンジンって最後はタイヤを回転させて走ることじゃないですか。
スピーカー 2
はい、そうですね。
スピーカー 1
だからエンジンが回転運動を出すっていうのが一番の目的ですけど、ロケットエンジンは回転運動じゃなくて噴射ガスを出すのが目的なんで、燃やして終わりなんで。そこはちょっと違いますね。
スピーカー 2
結構水素とか使われてるイメージありますね。
スピーカー 1
そうですね。水素を使うのは多いですね。よく使われるのは水素と、あと豆油、ケロシンって言うんですけど豆油。
スピーカー 2
豆油か。
スピーカー 1
そうですね。この2つが多いですかね。あと最近新しい燃料としてメタンって呼ばれるんですけど。
スピーカー 2
メタン最近なんですね。
スピーカー 1
割と最近なんですよ。
スピーカー 2
そうなんですか。
スピーカー 1
日本はH2M、H3も水素でやってますけどね。燃焼防止と飛び方の違いっていうのもあるし、あといろんなサイズのロケットとかがあるのは目的に応じて使い分けられるようにっていうのは。
スピーカー 2
持っていくもののサイズによって違うっていうのは当たり前ですけど。
スピーカー 1
極端な話の大きいやつが1本あれば確かに全部打ち上げることはできるんですけど、やっぱりもったいないわけですよね。隙間が。
スピーカー 2
そっかそっか。台は小兼ねるけど、その分。
スピーカー 1
兼ねすぎても困るよっていう。
スピーカー 2
難しいなあそこは。やっぱり目的に合わせて作るっていうところか。
ロケット打ち上げの効率化
スピーカー 1
そうなんですよね。大きいロケットだと2つの人工衛星をいっぺんに打ち上げられるサービスをやってたりすると、ロケットを買う側としては接班できるからちょっと安く調達できるとか。
スピーカー 2
ほんとになんか輸送トラックみたいな感じじゃん。
スピーカー 1
そうそう、盛り合わせをやってるんですよね。お金払って半分買うところもあれば、さっき話したキューブサットなんかもあれば、あれはもう社会貢献みたいな感じで、作るのはそっちでやって打ち上げは無料でやってあげるみたいなことになってたりとか。
スピーカー 2
なるほど。結構みんなでスペース、うまくロケットの中の密度を上げるみたいなことやってるわけですよねきっと。
どうやったらうまいこと効率いいかなっていう。
スピーカー 1
やっぱりなるべくたくさん詰めて打ち上げた方が効率はいいですよね。
スピーカー 2
まあそうですよね。一回のコストで元取るみたいな気持ちでやらないといけない。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
昔はロケットって一機一機がお祭りみたいな感じでどんどんやってたんですけど、
最近はやっぱり年に1機っていうのから年に3機4機っていう風になってくると、お祭り的な雰囲気というよりはコンスタントに上がる運び屋さんみたいなのになってきてるのかなと思ってます。
スピーカー 2
それが最終的に人の移動手段とかになるかもしれないし、将来的には。
1.5のF1カーだったやつが、毎日ではなくてもそこそこトラック的なポジションになってきて、今度は人を乗せて運ぶってなると駅前から出るバスみたいなポジションになっていく。
スピーカー 1
ってなればもっと楽しいなって私は思ってます。
イーロン・マスクと宇宙ビジネス
スピーカー 2
確かにそう考えると面白いな。生きてるうちにどこまで進化するかわからないですけど。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
なるべく見たいですよね。
スピーカー 1
宇宙空間にたくさんの人が行くってのもそうですし、もっと遠くに人が行く。例えば火星とか。それも見てみたいなって思いますよね。
スピーカー 2
確かにな。火星行くだけでも何年かかかるんでしたっけ?時間。
スピーカー 1
そうですね。多分数年単位でかかるんでしょうね。
スピーカー 2
ですよね。だから。
スピーカー 1
めちゃめちゃ大変だと思うんですよ。
スピーカー 2
生きてるうちに見られるのかわからないですけど。
最初に行くのはすごい片道切符感すごいもんね。
スピーカー 1
イーロン・マスクは火星に来たらいいって言ってますからね。
スピーカー 2
ぜひ行ってほしいですけどね。見てみたいしな。
スピーカー 1
そう考えるとやっぱさっき世界のロケットで派遣を取ってるのがイーロン・マスクのスペースXとファルコンだって言いましたけど。
あれ結構象徴的な出来事だなと思っていて。
スピーカー 2
あれはイーロン・マスクっていう人がやってる民間の会社がやってるお仕事なんですよね。
でもそれまでのロケットは国家プロジェクト的で国がやってるみたいなところがかなり大きかったんですよね。
それ作ってビジネスできるわけでもないっていうことですよね。
スピーカー 1
ある程度ビジネスはするけどすごく大きいビジネスではないしコンサートのものではないみたいなところがあったんですけど。
彼は一気に宇宙開発というかロケット打ち上げというかその辺をビジネスに持ってきたな。
それまで国が国の派遣をかけてやってるようなやつを民間の会社がスッと持っていっちゃったなと。
スピーカー 2
それがすごいですよね。そんだけパワーがあったからってのはあると思うんですけど。
もちろん。
それでも結局国家プロジェクトみたいにも帰ってきてるだろうし。
スピーカー 1
そうなんですよね。逆に彼らが作ってるドラゴンという宇宙船もありますけどあれは国が建ってましたね。
スピーカー 2
国が買うになってるか。それはそうか。
スピーカー 1
自分たちで作る必要がなければ買えばいいわけですからね。
スピーカー 2
確かに。そこまでやったのはすごいなって思う。やっぱりもうお金持ちじゃないと無理だよなって。
スピーカー 1
無理ですけど。でもお金を出せば宇宙船が買える時代にはなってる。
スピーカー 2
確かに。前澤さんのやつとかもそうだし。
打ち上げの体験と環境
スピーカー 2
アマゾンのジェフ・ベゾスとかも宇宙に進めるようにしたいみたいなの言ってるし。
人間めちゃくちゃお金持ちすぎたらやっぱり宇宙目指したくなるんかなみたいな。
スピーカー 1
そうかもしれないですね。
スピーカー 2
あれ面白いなって思いますけど。
スピーカー 1
そういうところに確かにロマンを求めるのかなと思ったのはマイクロソフトの共同操縦者の一人なんですけど。
彼は宇宙でもなくて深海ですね。海の方に興味を持って炭素船を作っちゃった人も。
スピーカー 2
面白いな。でもそういう人たちが結構科学を無理やりかもしれないけど一気に押し進めてるみたいな。ありますよね。
スピーカー 1
研究者がいっぱい出てるけども、それを実際に世の中に適用していくのって多分そういう人たちなんだなって思います。
スピーカー 2
ぜひもっとやってほしいですけどね。お金いっぱい使って。
スピーカー 1
できれば私が行けるようにしてほしいって思いません?
スピーカー 2
いやー思いますよ。やっぱ1回ぐらい行きたいですよね宇宙。
スピーカー 1
100万円台とかで行けるんだったら行きたいなーなんて思いはあるんですよね。
スピーカー 2
100万円台だったら全然行くな。
スピーカー 1
1000万円はだいぶ辛いんだけど。
スピーカー 2
100万円台だったら結構行く人いっぱいいると思いますね。
スピーカー 1
例えば日本から一番遠い南アメリカのマチケチュとかのツアーの1週間で70万円とか80万円ぐらいするのも確かあったはずですから。
まあだいたい2倍すれば100万円、150万円とかで。
そのぐらいの間隔で行けるんだったら行くって人はそれなりにいるんだろうなと思うんですよ。
スピーカー 2
いやそうですね。超剛性な海外旅行するぐらいの気持ちで宇宙行けるんだったら。
宇宙で何をするかはわかんないですけど、行ったっていう体験をちょっとできるだけかもしれないですけど。
スピーカー 1
確か南極ツアーが200万円ぐらいなんで、それと同じぐらいで宇宙に行けるんだったら行きたいな。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。南極200万円ぐらいなんだ。
いいですね。なんか夢やっていいと思うんだよな。
スピーカー 1
南極か宇宙かみたいに選択してちょっとロマンアーティスト気がしますよね。
スピーカー 2
します?やっぱり最初の方って誰かが先陣切って行くみたいな。
スピーカー 1
ぜひ行ってほしいですよ、金剛くせいさんに。
スピーカー 2
行けるもんだら行きたいですよ。
スピーカー 1
写真撮ってきてほしいですよ、まず。
何のために宇宙に行くのかみたいな話あったんですけど、
私はもうあれですよ、世界初の宇宙飛行士のガガーリンの有名なセリフですけど、
地球は青かったっていうのを自分事として言ってみたいな。
言葉に出すために行きたいっていうのはあれです。
スピーカー 2
これ以上の景色はないのではっていう気もするしな。
スピーカー 1
行っちゃったら行っちゃったで、次は月に行きたいとか言い始めるのかなって思っちゃうんですけど。
スピーカー 2
月ももしかしたらもうちょっと身近になるかもしれないから。
スピーカー 1
月はまだ実際に人類が行った実績があるじゃないですか。
だからといって私が行けるまでではないんですけど、実績があるんだったら俺も行ってみたいっていう。
スピーカー 2
月行きたいですね、確かに。行ってみるだけでよりかは月行きたいな。
月から地球を見たいな。
スピーカー 1
ですよね。
スピーカー 2
なんか結構夢広がりますね。
スピーカー 1
そういうね、いろんな宇宙に行くっていうとやっぱりロケットがないといけないんで。
まずはそこしっかり頑張ってもらって、いつかは自分も乗りたいな。
スピーカー 2
そう考えたら応援したくなるもんな。
スピーカー 1
先ほどロケットを見に行きたくなってきたみたいなことをおっしゃってましたけど、
ぜひオススメしたいんですよ。
企画の理由があって、YouTubeとか中継を見るとか、録画を見るとか、写真で見るっていうようなことは当然今できるし、
記録できない光と記録できない音が現地では体験できるんですよ。
スピーカー 2
それはあるでしょうね。
スピーカー 1
例えばマイクとかって下は何Hz、上は何Hzって注力できる幅が決まってるわけですよね。
そこに当てはまらない音がやっぱりあるんですよ。体で感じるしかない音。
実際体で振動は感じます。3キロ離れてても感じます。
光も、やっぱりカメラだと白飛びしちゃったり黒粒でしちゃったりして映らない領域があるんですけど、
人間の目はカメラより優秀なので、そういうところに細かいディティルが見えるんですよね。
スピーカー 2
そっか、それは現地に行かないと感じられないっていうことですね。
スピーカー 1
あと、天候とか風向きとかの気象条件で打ち上げの見え方とか感じ方って変わるんですよね。
スピーカー 2
それはもう現人の領域に入ってきてる気がしますけど。
スピーカー 1
電流を言えば単純な話で、雲がかかってる人、空にフタがされてるじゃないですか。
地上ですごい音を立ててロケット打ち上がっていくんだけど、フタがあると音が反射してくるんで、より迫力があるように聞こえるんですよ。
スピーカー 2
あ、雲あったほうが迫力あるんだ。
スピーカー 1
地上で反射した音が雲で反射して聞こえてくるとか、上に抜けて終わりになっちゃう音が。
あるいはお風呂場で歌うと良い音に聞こえるみたいなお話にはなってきますけど。
スピーカー 2
それすごい面白いな。だいぶ風呂より規模がでかすぎるけど、そんな変わるぐらいなんですね。
スピーカー 1
中級だとなかなかこの音は入らないと思うんですけど、夜の打ち上げ、秋とかの夜の打ち上げが面白いんですけど。
ロケットってものすごい光を発して飛んでいくんで、あたりがすごく明るくなるんですよね。
打ち上げで明るくなったときに、それまで周囲の草むらで鳴いていた秋の虫が一斉に鳴き止むんですよ。昼間と勘違いして。
スピーカー 2
びっくりするもんな、きっと。
スピーカー 1
上に上がっていって暗くなると、本当は夜だったの?みたいな感じでまたちょっと鳴き出すっていう。
スピーカー 2
すごいな。環境を変えちゃってるみたいな感じだな。
スピーカー 1
実際にものすごく明るくて、一番明るいときって地面にくっきりと周りで見てる人の影が映るぐらいの明るさになるんですよね。
スピーカー 2
すごいな、それは。
スピーカー 1
日の出レベルの明るさですよ。
スピーカー 2
太陽みたいなもんかも。そっか、確かにそれは絶対感じれないですね。動画見てても。
スピーカー 1
そうなんですよ。夜と曇りが一番環境的に面白くて音もいいんですけど。
打ち上げと天気の関係
スピーカー 1
ただ写真を撮る方はこの状況は最悪に大変なのでやめてほしいっていう。
スピーカー 2
確かに綺麗な空の方が写真倍はしますけど、行くなら逆に曇りの日がおすすめなんだ。
スピーカー 1
ただ目で見て楽しいのは晴れの日なんでどっちも楽しめるんですけど、曇りだから残念ではなくて、実は曇りの方が良い状態のものもあるんだっていうぐらいの話ですね。
スピーカー 2
これいい話ですね。
そっか、もう快晴の中打ち上がる方がいいと思ってましたけど、そっか、意外と。
スピーカー 1
曇りは曇りで面白い。ただ目で見てるとやっぱり10秒か20秒で雲にぶつぼって入っちゃうんで、残念だなと思うんですけど。
スピーカー 2
そっか、確かにな。あんまり追えないってなっちゃうから。
スピーカー 1
そうですね。ただ分厚い雲を通してもロテットの光って見えるんですよ。
スピーカー 2
じゃあなんとなくの場所は分かるってことですか、ずっと。
雲がそこだってすごく明るいんですよ。
いやちょっとなんかますます見てみたくはなりましたね。
スピーカー 1
まあね、どっかで機会があればぜひ。
スピーカー 2
そうですね。いやちょっと生きてるうちに絶対ちょっとロケットの発射を見たいのと、やっぱあと宇宙行けるかどうかはそのロケットを作ってる人たちの頑張り次第ですけど、応援するっていうことですかね。
スピーカー 1
世界で南各国打ち上げはやってるんで、日本に限らずどっかで。一番見やすいのはアメリカかもしれませんけど。
スピーカー 2
これ聞いてる人も見に行く機会あったら思い出していただいて、やっぱ雲にすごかったとかなるかもしれないし。
スピーカー 1
ちなみになんですけど、たぶん今世界で一番ロケットの打ち上げ見やすいのはアメリカです。
スピーカー 2
アメリカですか、やっぱ。
スピーカー 1
スペースXの打ち上げ回数がものすごいので、フロリダのテネディ宇宙センターのあたりに短くても1週間ぐらいいられるんだったら、たぶん1回もいられると思います。
スピーカー 2
週1ぐらいでやってるのか。
スピーカー 1
下手すぎたら運が良ければ2回もいられます。
スピーカー 2
それはなんか普通にもう、あんまりレア感はないですね。そんだけあると。
スピーカー 1
東海いたらほぼハズレはないと思います。
スピーカー 2
フロリダか。でもフロリダは全然観光で行く人もいると思うし。
スピーカー 1
ヤドもいっぱいあるし、秋からディズニーワールドがあるし。
スピーカー 2
そうっすよね。フロリダのディズニーワールドに行きたいってあるから。そっか、それに合わせてロケット見るみたいな。
スピーカー 1
あとNASAのテネディ宇宙センターもすごい観光コースとか整備されてるんで、結構いい金額を払うと宇宙飛行士とご飯を食べられるコースもあるらしいんですよ。
育てているのかみたいな感じですけど。
スピーカー 2
ちょっとなんかすごい参考になりました。
スピーカー 1
日本だとシーズンに1回とか年に2回とかのものが向こうに行けば、それこそ毎週見られるっていうのはやっぱ違うなと思います。
スピーカー 2
ありがとうございます。なんかこんだけロケットをいっぱい見に行ってる人から言われると、本当にいいんだなっていう感じがリアルな行為として伝わってくるんで。
アメリカでのロケット打ち上げの魅力
スピーカー 1
これだけアメリカ押してるんですけど、実はまだ私アメリカで打ち上げ見たことがないんで。
スピーカー 2
いつか見に行くっていう。絶対見に行きますよねきっと。
スピーカー 1
絶対見に行くのは決めてるんですけど、タイミングと貯金を今してるところです。
タイミング見ながら。
スピーカー 2
僕もアメリカも見たくなったし、まず国内のでもちょっと見たくなりましたね。
スピーカー 1
イギリスに留学されるくらいですから、英語もそこそこできるでしょうかな。私よりはしつこいんじゃないかと思いますよね。
スピーカー 2
宇宙飛行士とご飯食べて楽しめるかはわからないですけど。
スピーカー 1
それ多分ツアーコースの中でも相当高い方だから普通にね。
それこそ好きに行ったアポロの宇宙船の機体を見るとか博物館見るとかで。
スピーカー 2
それだけでもやっぱり見たいもんな。行ってちょっと写真とかいっぱい撮りたいですね。
今回ロケットについて、ロケットマニア具合はすごい伝わったんじゃないかなと思ってるんですけど。
たくさんお話聞けました。いつかロケット見に行くぞということで。
ゲスト銀木聖さんでした。ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。皆さんもぜひ一度打ち上げを見に行ってみてください。
今日はありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
ここまでお聞きいただきありがとうございます。
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